小川糸のレビュー一覧

  • 小鳥とリムジン

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    読んでいて、少し苦しいお話だった。性的搾取は何故起こってしまうんだろう。小鳥は大事にしてくれる人と出会えて良かったけど、救われないまま、苦しいままの人も現実にはいるだろうな。

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    2025年11月29日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    読み進めるにつれて周りの人が段々といなくなったり、主人公が弱っていく姿はものすごく切なくて悲しかったけど、優しい気持ちになれる物語だった。
    一人一人に色々な思い出があって素敵だなぁ

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    2025年11月29日
  • 小鳥とリムジン

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    前半は小鳥が体験したことが、悲惨な出来事ばかりで、読み進めるのが辛かった。

    その後、コジマさんに出会い人生が変わっていく。コジマさんとの別れがあり、理夢人と出会うことに…。

    愛が溢れる物語。
    愛することで日常が報われる。
    愛することは、生きることの意味がわかった。

    小百合さんの何気ない一言が心に沁みた。

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    2025年11月29日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    森でのゆったりとした時間が流れているのが読んでてわかる、憧れの暮らしがそこにはありました。お気に入りの一生物の生活道具を大事に使っているところも、参考にしたいです。

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    2025年11月28日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    7つの食と共に語られる短編。
    食事という日常の中に色々なドラマがあって、短い物語の中にぐっとくるものがあった。
    あっという間に読み切れるけど心の中は本の厚さよりも何倍もの温かい気持ちが残った。
    これからも何度か読み返したい一冊。

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    2025年11月23日
  • 小鳥とリムジン

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    めちゃくちゃいい話。当たり前の日常がどれだけ幸せなのか、ちゃーんと生きていこうと思わせてくれる素敵な小説でした。

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    2025年11月22日
  • 小鳥とリムジン

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    性加害というものがものすごくよくわかりました。と同時にたくさんの愛情をもって育ててくれた親に感謝しました。

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    2025年11月21日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    ドイツでの生活経験がある著者。とても環境や持続性に根ざした生活をしていて好感が持てる。さすがに標高1600メートルとなると真冬は住めないし、夏でも夜は冷えることがあるとのこと。こうした生活をするとなるともう少し標高を下げたようがよさそうに感じた。著者の環境に対する気遣いに感心しつつ、ケリーケトルのくだりを読んで使いもしないくせに物欲が湧いてしまった自分が情けない。

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    2025年11月21日
  • 小鳥とリムジン

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    悲惨な出来事や経験も、この作者はまあるく包んで読者に差し出す。どぎつくない読みやすい形にして、明日への希望も載せて。
    登場人物が所々でいいセリフを言う。頭での情報処理ばかりしないで身体を通じて自然の一部になるという生き方が、いいなと思って私には沁みた。

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    2025年11月21日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    小川糸さんの作品を初めて読みました。
    読んで一番に思ったのは、素敵な人だなぁということ。身近で、身の丈にあった、小さな幸せを大切にされているのがいいなぁと。
    私も自然がだいすきだから、小川さんの山小屋暮らしにすごく共感できたし、羨ましいなぁと思った。
    作中で、土に触るとオキシトシンが出て幸せを感じられるという話があった。私も小さい頃は泥団子作ったり、砂場遊びが大好きだった記憶がある。大人になってからというか、最近は土いじりしてないな。読んでいたら無性に土に触れたくなった。
    小川糸さんの愛用してる食器や家具、山小屋もどれも素敵で、私もこんな生活が理想。。
    最後のあとがきの言葉が特に素敵でした。

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    2025年11月20日
  • 食堂かたつむり

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    恋人に裏切られたショックで声を失った主人公。行き場もなく故郷へと帰り、昔からそりのあわないスナックアムールで働く母と飼い豚のエルメスと暮らすことに。主人公は母に頼み込み、大好きな祖母の影響やこれまでの仕事の経験をいかして夢だった食堂かたつむりを始めます。主人公はお客さんを面接(筆談)し、それぞれのことを想い、祈りをこめて料理を作ります。主人公が作る料理に対する細かな描写、その料理が起こす奇跡、母との関係性の変化など、声がなくても伝わるものがあると認識させてもらえる一冊でした。

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    2025年11月18日
  • 昨日のパスタ

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    小川糸さんのエッセイ、なんでもない日常の切り取りがとても穏やかで、丁寧で、いつかこんな暮らしがしたいと思わせられる

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    2025年11月15日
  • ライオンのおやつ

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    こんなホスピスがあったら私も最後はここで過ごしたい。素敵な島の素敵な人間模様。素敵な時間の過ごし方。
    自分の死を意識するようになったらもう一度読みたい。

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    2025年11月14日
  • たそがれビール

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    海外の魅力がたっぷり

    困った〜、わたしは海外にあまり興味がない!と決めつけていたけど、こんな素敵な景色を綴られてしまってはたまらん。やはり、足を運びたい。

    目が合うとにっこりしてくれたり、対等であったり、時間の流れであったり、大切にしたいと思っていることが叶う場所で過ごしたい。

    以前、「あつあつを召し上がれ」での”こーちゃんのおみそ汁”が”はなちゃんのみそ汁”と重なるな〜と思っていたらその通りであると綴られていてじわっときた。

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    2025年11月13日
  • 喋々喃々

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    ネタバレ

    世界観を掴むのにかなり時間がかかりましたが、掴んでしまえば割とのほほんとしていて、久々に穏やかな気持ちで本を読めました。栞ちゃんしたらぜーんぜんのほほんとしていない物語、というのは承知ですが……。
    大雑把にいうと不倫話なわけですし、読んでいる間も「でも春一郎さんこれ不倫してるってことだもんな……」というのは抜けませんでしたが、それでも世の燃え上がるようなどろっどろの不倫を描くわけでなく、純度高めな恋愛話として描かれているのが印象的でした。

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    2025年11月13日
  • つるかめ助産院

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    今、絶賛妊婦してるので、読んでみました。育む人って良い言葉だなー。

    みんな色んなことを抱えながら生きているのよね。見せないだけで、辛いことの1つや2つを抱えながら生きてる。まりあちゃんが、自分だけが辛いんじゃないし、今まで辛かったことの意味や、人からの愛情を再発見するのが良かった。

    あとやっぱり島っていいなー。憧れる。人もそうだし、何よりも海がすぐ近くにある環境っていいなと思う。
    いつか短期間で良いから、また旅行したいなー。奄美大島に旅行に行ったのが、楽しすぎてまた行きたくなってる。あわよくば、少し住んでみたいなー。笑

    それにしても、小野寺くんは大丈夫なのかって心配になるけれど、そこは2

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    2025年11月10日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    盲目の少女とわの力強く生きようとする姿に勇気を貰った。
    幼い頃から盲目で唯一の希望の母も途中から居なくなり一人過酷な状況の中あらゆる五感を駆使して日常を送るとわ。
    運良く大人に助けられた後相棒に出会い幸せに暮らせるようになってくれて本当に良かった。

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    2025年11月10日
  • ライオンのおやつ

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    癌と向き合う人たちの姿に心打たれました。その中に出てくる美味しい料理に心がほっこりしました。雫さんとお父さんのエピソードに涙が止まりませんでした。

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    2025年11月08日
  • ライオンのおやつ

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    死は怖いものではなく、新しい人生のスタートとも言える。死ぬなら楽しものであって欲しい、そんな願いも生きている時今の体がある時にしっかりと楽しいこと思い残すことの無い最高の最後を迎えることが幸せでいい人生だったと思えるんだと思った。

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    2025年11月05日
  • 洋食 小川

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    2016年の日記エッセイ。
    この年は、糸さん、お疲れな1年だったのね、のひと言。

    毎年海外で過ごした日々のことを詳しく書いてくれるのに、この年はあまり。
    えっ、もう帰ってきた報告?というのもあり。そして、アメリカのトランプさんが当選した年でもあったのね。そういう政治面でも糸さんの心がざわめいているのがよく分かる。
    そういう時期もある。

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    2025年11月05日