小川糸のレビュー一覧

  • ライオンのおやつ

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    いい話。泣いた。死ぬ前に食べたいお菓子なんてみんな浮かぶのかな。私は思い浮かばない。考えとかないとね。

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    2025年10月12日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    青山さんと小川糸さんを目当てに読んだ。
    二人はもちろんよかったけど、他の人たちも面白かった。
    特に斎藤千倫さんのお話が面白かった。
    軽快でとても読みやすい。昔のコバルト文庫を思い出して懐かしい雰囲気の話だった。

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    2025年10月11日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    単純に、2拠点生活が羨ましかったです。

    酷暑や熊の出没など山暮らしの環境も変化していると思うので、是非最近の山暮らしの様子もまた書いてほしいです。

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    2025年10月11日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    森に山小屋を築いた著者の、日常を愛おしむ様子が丁寧に優しく伝わってくる。

     
    美しい言葉と写真の紹介に、そこに一緒にいさせてもらえているような時間の流れがゆっくりな、安らかな心地にさせてもらえる。
    ものすごく脱力できる一冊♪

    相棒の「ゆりね」ちゃんも、穏やか温和に包まれて、なんてかわいらしいこと♪
     
    “木々と未来”より抜粋
    「とにかく、森が本当に美しい。美しいという言葉は、今、私の目の前に広がっているこの森のためにあるのではないかと思ってしまう。極端に言ってしまえば、全ての命が共存共栄している世界だ。自分だけ生き残ろうなんていう傲慢な木はどこにもなくて、自らの枝を斜めにしたり捩ったり細く

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    2025年10月05日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    前半と後半の色の違いが凄かったが前半の童話の世界が現実を支えているという図式は所謂「絵本は子供の心に腰掛けを作る」という言葉そのままで世界は心の中にあるのだと思わされた。

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    2025年10月05日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    カフェ、喫茶店、お茶屋。
    ちょっとした食事と飲み物を提供する場で交錯する市井の人々の物語を6人の作家さんが綴った短編集。

    特に印象深かったのは、朱野帰子さんと織守きょうやさん、小川糸さんの物語。
    朱野帰子さんからは、マウントを取る編集者に心を踏みつけられても、絵空事のような夢を事実にした学生時代の友達に勇気をもらって、立ち向かっていく姿にスカッとさせられた。

    織守きょうやさんからは、心の内を誰かに明かすのも、誰にも明かさないのも自由。
    相手から打ち明けられたからと言って、自分自身が話したくなければ話さなくてもいいという事を考えさせられた。

    小川糸さんからは、人生の最後に食べたい物から垣間

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    2025年10月03日
  • わたしの名店

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    総勢28名による「名店」にまつわるエッセイ集。1編が短くて、するすると読めた。
    宇垣美里さんの文章を初めて読みましたが、リズム感が良くて好きかも。
    美村さんの文で「人の感情を再現する役者の仕事柄か、…お客様の表情を拝見すると、そこが美味しいかどうか大体推し量ることができる。…お客様から安心感と笑顔が溢れている店は、ほぼ間違いない。」というのは面白いなと思った。
    28名がそれぞれの視点から語るのを読むうちに、周りの人にも、名店とそのエピソードを聞いてみたくなる1冊でした!

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    2025年09月28日
  • さようなら、私 [新装版]

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    一作目に登場する彼の言葉が、綺麗で、惚れてしまった。
    はっとさせられ、魅力的に感じたのは、私が一作目の主人公と、今、同じような気持ちだからだろうか。

    彼は、私が大切にしたいのに、大切にできないものを、大切にしている。
    だけど、私が大切にしたいものを大切にできないのは、私自身がそうしてないからだと気付かされた。

    私の心にも、モンゴルの夕焼けの美しく、恐ろしい記憶が刻まれたように感じる。

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    2025年09月27日
  • なんちゃってホットサンド

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    ネタバレ

    早起きして、午前中は仕事、お昼ごはんを食べたら昼寝して、家で梅干しをつけたり、味噌や石鹸を作ったり。
    夕方から銭湯に行って露天風呂でのんびりして、帰ってからビールを飲んで、ゴーヤのひじき炒め、鰤の西京焼き、原木なめこの冷たいお蕎麦の夕食。
    たまに着物を自分で着て、電車を乗り継いでお茶の教室に行く。
    丁寧な暮らしを楽しんでいて、読んでいてリラックスできました。

    在り方が素敵だなと感じました。

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    2025年09月27日
  • わたしの名店

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    美味しそうだし 雰囲気が素敵なお店ばかりでぜーんぶ行ってみたくなった。
    こんなに素敵なお店を見つけた方たちの生活も素敵!

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    2025年09月23日
  • ライオンのおやつ

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    ハードカバーで買ったので消化したくてって理由だけで選んだのだけど、
    ファミレスやファーストフードのお店で読むには泣きすぎる…けどお彼岸のこのタイミングで読んだのはとてもよかった。後半ずっと泣いていた。
    家族のお話と
    ご飯やおやつ、思い出のお話。
    ほっこりだけど泣いてスッキリ系でした。

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    2025年09月23日
  • 小鳥とリムジン

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    小川糸さんの作品は、ぎゅっと気持ちが掴まれる作品だといつも思わされます。悪い意味と、いい意味で。この作品で問題提起されている話は、すごくリアルで多々起きている日本の問題なんだと思います。家庭内の問題は分かりづらいので。。。最後は内緒ですが、読んでよかったと思いました。

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    2025年09月21日
  • つるかめ助産院

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    私もマリアみたいに自分の悲しみにしか目を向けていなかった。自分だけがつらくて仕方ないって打ちのめされることが今もまだある。
    もっと周りに目を向けて自分中心の考え方を変えていきたい。自分の悲しみも認めてあげながら。簡単なことじゃないけど、それが今の自分に必要なことだと思うから努力しないといけない。

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    2025年09月20日
  • 海へ、山へ、森へ、町へ

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    小川糸さんの食へのあふれる愛を感じた。
    沖縄やモンゴル、カナダ、ドイツなどの旅先で出合う味も格別だそう。
    特に天然水で作るかき氷がおいしそうだった。

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    2025年09月18日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    優しい表紙と題名に惹かれて購入してみました。永遠の愛……形は変わっても、相手を思い続ける気持ちは変わらないことだと思いました。ワンピースの色は何色だったのかな

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    2025年09月15日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    いとしいものに囲まれて、二拠点生活を楽しまれているのだなぁと伝わってくるエッセイでした。森暮らしというと、楽しいことばかりではなく不便なことも多いのだろうけど、その不便さすらも愛しんでいられるような、そんな印象を受けました。読んでいて清々しい気持ちになります。

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    2025年09月14日
  • さようなら、私 [新装版]

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    ネタバレ

    おっぱいの森!?なんやそのタイトル!!
    と思ったけど、最後は大号泣していた。。
    夫、優しすぎる。。

    苦しい過去って、
    受け入れて自分から前向こうとしないと
    乗り越えられないんだな、、
    あと周りの環境もすごく大事、、

    実際はこんなに上手く綺麗に前向けないと思うけど、
    この本を読んで心が温まったから良しとする

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    2025年09月13日
  • 食堂かたつむり

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    シンプルいい話。
    人を救うことは、すなわち自分を救うことなのかもしれない。
    誰かの笑顔をみて嬉しいっていいな〜人のためになる仕事っていいな〜って羨ましくもなる。
    夢中になることがあれば、悩んでたことも忘れるよね。暇は良くない。。

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    2025年09月10日
  • 今夜はジビエ

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    山小屋、薪ストーブ、ハーブ、ワイン、温泉、島旅…。
    私の大好きなワードがたくさん散りばめられていて、思わず手に取りました。

    文章はとても読みやすく、光景がスッと頭に浮かんできて、まるで自分も旅をしているような素敵な擬似体験ができました。

    読み終えるとすぐに、小川糸さんの他の本も読みたくなり、本屋に足を運んでしまいました。

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    2025年09月04日
  • 食堂かたつむり

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    小川糸さんのことはこの小説を読む前から知っていた。雑誌『天然生活』で小川さんのすてきなライフスタイルが何度も取り上げられていたからだ。森の中の一軒家で、夜になれば蜜蝋キャンドルに火を灯し、寒くなれば薪ストーブで暖を取る生活。もちろん食事は地元の旬の食材をふんだんに使った手料理だ。それは絵に描いたような「ていねいな暮らし」で、憧れると同時になんてバイタリティのある人なんだろうと感心した。そんなユニークな人が描いた小説が面白くないはずがない。期待をこめて読んでみたが、果たして期待以上だった。

    大筋としては「恋人に去られたショックで失声症になった若い女性が、田舎に戻って食堂を開くことになる。温かい

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    2025年09月07日