小川糸のレビュー一覧

  • つるかめ助産院

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    妊娠中に出会って良かったと思える小説だったし、島の助産院のアットホームさに癒された。
    島で出会う数々の優しい人達に囲まれ、母親になることをどんどん肯定的に捉えられるようになったり、逆に人を元気付けることができるようになったりと、主人公のまりあがとても輝いていた。
    妊娠の様子もすごく具体的で、生命の神秘を感じた。

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    2026年08月05日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あたたかい気持ちで読んでいたら途中から様子がおかしくなりショッキングな展開に
    でもジョイと出会ってからどんどん世界が広がって、またあたたかい空気感の物語が紡がれていってよかった

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    2026年08月04日
  • 小鳥とリムジン

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    極寒の世界からゆっくりと抜け出せていく主人公と一緒に気持ちが優しく溶けていく感覚が心地よい。小川糸さんの料理の表現は、相変わらず美味しさに溢れている。

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    2026年08月04日
  • なんちゃってホットサンド

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    コロナ禍の生活を書いたエッセイ集。 あの時代、私は毎日どうぶつの森をして過ごしていたけど世間ではどうのような暮らしが行われていたのかを垣間見られて非常に楽しかった。この時代のエッセイをもっと読みたいと思った。

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    2026年08月04日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    目次

    *青山美智子
     「サロンエプロン」
    *朱野帰子
     「痛い人生設計を作る、ルノアールで」
    *斎藤千輪
     「究極のホットケーキと紅茶占い」
    *竹岡葉月
     「不純喫茶まぁぶる」
    *織守きょうや
     「彼と彼女の秘密と彼」
    *小川糸
     「イルフロッタント」




    ちょっと気分が沈んでいたり、迷ったり、悩んだり…
    喫茶店で過ごすひとときは、そんな私たちの心を癒してくれる。

    6人の作家さんによるアンソロジー✡。:*.゚



    最初は青山美智子さん『サロンエプロン』
    うんと短いお話だけど、この一冊のプロローグって感じがしてトップバッターにぴったりだと思う。

    私が好きだったのは、朱野帰子さん
    『痛い人生設計を作る、ルノアールで』
    もうタイトルがいいでしょ?
    〝痛い人生設計〟だよ?
    期待通り面白かった。

    竹岡葉月さん『不純喫茶まぁぶる』
    も好き
    なんせ〝不純〟だからね(*´艸`*)
    予想もしなかった展開で、そうきたか!と思った。
    そして無性に太麺のナポリタンが食べたくなっちゃった。



    アンソロジーって気軽に読めて楽しいですね。
    前向きになれる一冊でした( *^^人)♬*

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    2026年07月30日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    それぞれの物語の中に出てくる食事場面と、
    それぞれの 状況が容易に想像出来てまるでそこに居るように読めた。
    主人が生きてる内に出会いたかった本だった。
    娘と離れて暮らす前に出会いたかった本だった。
    もっと 食事 というものを、
    大事な時間として過ごしたかった、と
    つくづく思うお話ばかりで哀しさも感じてしまった。
    でも良い小説でした。

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    2026年07月25日
  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

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    小川さんと感覚が似ているようで、読んでいてすごく心地よかった。わたしも将来、小川さんのような考え方を抱く人でありたいなと感じた。

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    2026年07月25日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    読み始めと読み終わりでまるっきり作品の印象が変わった。
    庭とともに時間の経過を感じる文面から、自分自身も読みながらどれくらい時間が経っているのか予想しながら読み進めた。
    母と娘の関係性については、繰り返し読んでみると見え方が変わるかもしれないと思ったので、積読してみようと思う。

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    2026年07月25日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    ネタバレ

    前半とにかく辛かった。お母さんとの温かい時間があったから余計にとわの1人でなんとか生きていたあの時間が本当に辛かった。やっと人の目に見つかって、救いの手が差し伸べられて、少しずつとわが変われていくところでようやく安心した。

    とわが感じていた香りとか、情景が伝わって、とわが感じでいたように自分も感じることができた。目が見えない人も香りとか音とかでどんな風に感じているのか、どんな風に生きているのか分かった気がした。目が見えてる人以上にいろんな情報があって、色とりどりな世界が広がってるんだなぁと。
    あとジョイかわいい。

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    2026年07月21日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    書店でこのメルヘンチックな表紙を見て、カバー裏のあらすじと最初の2ページを読み、私は次のような物語を想像した。

    盲目の少女「とわ」が、優しく愛溢れる賢い母親に育てられ、強く優しく育っていく。けれど、途中でお母さんが亡くなって一人になり、施設に預けられる。厳しい環境の中でもお母さんに教わったことを活かし、強く賢く生き抜き、最後は幸せになっていく――そんな感動ストーリーだと。

    大筋では合っていた。だが、読み進めるにつれて細部が全然違う方向に進み、思いがけない展開になっていく。

    物語は、とわが感じ、理解した子どもの視点で語られていくが、最初からどこか違和感を覚えるところはあった。

    まず、とわはお母さんと一緒に一日中家の中で生活している。本を読んでもらったり、世の中にあるいろいろな物について教えてもらったり、手作りの料理を食べたり、それはそれは楽しく幸せな生活だ。でも、お母さんが仕事もせずに、どうして一軒家で暮らしていけているのだろう?それは「オットさん」という人が、生活に必要なものを1週間に1回運んでくれているからだった。

    では、そのオットさんとは一体誰なのか?という疑問が出てくる。ここで推測が働く。きっとお母さんは誰かの愛人で、認知されない子どもを産んだシングルマザーなのだろう。その愛人はお金持ちで、二人に家と生活費を与えてくれているのだろう、と。しかし、そのオットさんは二人とまったく接触がない。物を家の前に運ぶだけで、会うこともないのだ。ということは、愛人ではない?では誰なのか?

    物語が進むにつれ、オットさんからの現物支給が途絶えたらしく、お母さんは夜の間だけ、たまに働きに出るようになる。夜の仕事?
    それでも、翌朝とわが起きると、お母さんはいつものように家にいて、優しい声をかけてくれるし、ホットケーキも焼いてくれる。だが、お母さんの夜の仕事の回数が増えていくにつれ、とわの世話はおろそかになっていく。このあたりから、だんだんとお母さんの精神状態が不安定になり、壊れていくのがわかってくる。
    あんなに愛情たっぷりに育ててくれたのに、ネグレクトの状態になっていくのだ。何が起こったのかもわからないとわは、ただ狼狽するしかない。ここから、孤独で凄惨な、生活とも言えない人生が始まる。

    最終的に、大人になったとわは福祉の支援を受け、一人で生きていけるようになる。その過程で、お母さんの驚愕するような正体と、オットさんが誰だったのかが明らかになり、大人の視点から当時何が起こっていたのかを理解していく。

    あんなお母さんだったけれど、とわの持つ強さや優しさ、そして賢さは、幼少期にたっぷりの愛情と知識を与えられたことが確かな土台となっているのだろう。そう強く感じさせられる作品だった。
    とわの「あんなお母さん」は私のとは全然違うけど、私の母も別の意味で「あんなお母さん」だったから、心が揺さぶられた。

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    2026年07月21日
  • わたしの名店

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    作者名のラインナップの、朝井リョウ目当てで手に取った。安定の、早稲田学生ライフの片鱗が伝わるクオリティ。
    でもどの文章も、地方民の自分が読んで「あー、観光目的じゃなくこの本に出てくる料理目的でそのお店行ってみたい!」と思える店+料理紹介で、軽い気持ちで手に取って想像以上の満足度が味わえる一冊だった。

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    2026年07月19日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    食事にまつわる短編7編

    再読。新潮社さんの文庫フェアを頼むとほぼ確定で入ってくる本。それでもって(新刊を覗く)いつも1番最初に捌けてゆく素晴らしい売行良好書。のんびりした雰囲気を醸しながらガツンとせめてくる小川さん好きです。クセになるんだよね

    始業前に読んだら仕事中腹ぺこでした。松茸を食べに金沢に行きたくなりました

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    2026年07月18日
  • 森のバカンス

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    小川糸さんのリアルな森での生活。
    自分もそのお家に一緒に住んでいるかのような疑似体験をしながら読み進めていきました。
    サッと読めたけど土の匂いも感じられるような書き方でびっくり。
    山にも登るし、庭仕事、犬との生活、人との出会いなど
    心温まる一年を私も空想で体験させてもらい、ありがとうございます。
    こんな暮らしができたならなー。でも、かいつまんで自分だけの至福の時間を少しでも意識して作ろうと思いました。

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    2026年07月17日
  • 森のバカンス

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    はじめて読んだ小川糸さんのエッセイ。
    物語同様、食べること、生きること、生かされていることを感じられ素敵な時間を過ごせた。長野県に行きたくなった

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    2026年07月08日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    良かったけど、最後から二つ目の「彼と私の恋と彼」みたいな名前の話がちょいゾッとした。どういうあれ、、、?

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    2026年07月07日
  • サーカスの夜に(新潮文庫)

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    両親が離婚し、育ててくれたグランマの元を離れてサーカス団へ飛び込んだ少年の物語。場末のサーカスのうら淋しい雰囲気と、そこで働く温かい仲間たちとのやり取りが素敵でした。最後もよかったです。

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    2026年07月06日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    小川糸さんの作品も好きですが、お料理や持っている物のセンスが抜群で目の保養。移住山暮らし。
    私も憧れました。でも行動できません。
    行動力と信念にも感動した作品。癒し度100%
    (土いじりをしていると本当に時間が経つのが早い)

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    2026年07月06日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    ネタバレ

    途中まで、母と娘の愛情の物語だと思っていた。油断していた。壮絶で表現がリアルで暗い暗いページが続きました。最後は希望に溢れる気持ちの良い終わり方で一安心。小川糸さん恐るべしと思った作品。

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    2026年07月06日
  • つるかめ助産院

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    ライオンのおやつを彷彿とさせるストーリーだった。私はライオンのおやつの方が好きかも。南の島の情景が目の前に広がる。未読の小川糸著書の小説があと僅かになってしまい残りを読み始められない葛藤。

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    2026年07月05日
  • 小鳥とリムジン

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    主人公の小鳥さんは、過酷な人生を歩んできたことで、「自分が生きることには意味がない」とさえ感じながら生きています。そんな彼女が出会った人たちとの交流を通して、少しずつ心を取り戻していく物語でした。

    印象的だったのは、誰かに救われるのではなく、その出会いをきっかけに自分自身で考え、自ら前へ進む道を選んでいくこと。だからこそ、その変化には大きな説得力があるように感じました。

    過去に起きた出来事は決して消えないし、なかったことにもできない。それでも過去を抱えながら生きていくことには確かな価値があり、その姿はとても尊いものなのだと感じさせてくれる作品でした。

    ちなみにタイトルの意味は物語の比較的序盤で明かされますが「そういうことだったのか」と感じられたのも印象的でした。

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    2026年07月05日