小川糸のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
たまに読みたくなる小川糸さん。
いくつか作品を読んでみて、“喪失”がテーマの一つとしてあると思うのだけど、今回もそこからの“再生”のお話。ただ今回は同性愛もテーマになっていて方向性が少し意外に感じた。
違和感を感じる設定は節々にあるものの(他の方が突拍子もないと表現しているけどまさにそれ)、どうしようもなく悲しい状況も、どうにか受け入れて前を向いて生きようとする姿に励まされた。
とはいえ草介のくだりはちょっと苦しいかな。やさしい性格ゆえに我慢を重ねた結果、限界を超えて精神がやられていく描写+誰にも言えない感情への葛藤と…救いがなかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレNHKBSでドラマ化されてた作品。ドラマは全話見た。ライオンの家という、マドンナを中心に運営されている、とある島にあるホスピスの話。主人公は若くして余命宣告された女性雫。
ドラマと大きく違う所は、まずライオンの家のある場所が、原作では瀬戸内海にあるレモン島ということ。ドラマでは八丈島だったかな?あれはあれで、説得力あったけど。
どうしてもドラマでの場面や人物を思い起こしながらになってしまった。その上で、ドラマではこうだったっけとか、微妙に設定が違ってた感じがする。アワトリスさんはドラマでは比較的若かったけど、原作ではしっかりおじさんだった。そして、ドラマのアワトリスさんはかなりお元気だったよう -