小川糸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
主人公の小鳥さんは、過酷な人生を歩んできたことで、「自分が生きることには意味がない」とさえ感じながら生きています。そんな彼女が出会った人たちとの交流を通して、少しずつ心を取り戻していく物語でした。
印象的だったのは、誰かに救われるのではなく、その出会いをきっかけに自分自身で考え、自ら前へ進む道を選んでいくこと。だからこそ、その変化には大きな説得力があるように感じました。
過去に起きた出来事は決して消えないし、なかったことにもできない。それでも過去を抱えながら生きていくことには確かな価値があり、その姿はとても尊いものなのだと感じさせてくれる作品でした。
ちなみにタイトルの意味は物語の比較的 -
Posted by ブクログ
「いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具」 (文春文庫)で始まった長野の森での山小屋生活の続きのエッセイ。
温泉で毎日くつろぎ、愛犬ゆりねと愛おしい時間を過ごす。春は庭仕事に明け暮れ、夏は庭でビールを楽しむ。秋は森を歩きながら冬の準備。時々、シー(鹿)との対決。
時間はゆっくりゆっくり流れ、美味しい野菜で美味しい料理を作り、友人達や地域の人々とこの地と時間を楽しむ。都会にはない時間がそこには流れている。
多分多くの読者にとって夢のような生活に違いない。でも、都会でもきっとの「精神」は真似ることができるかもしれません。
岡山の里山に移住した僕には、「あるある」感満載の小川さんの