小川糸のレビュー一覧

  • 食堂かたつむり

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    今年2冊目の読書は、小川糸さんの『食堂かたつむり』。同棲相手にすべてを奪われ、ショックから声を失った倫子。一文無しで帰郷した彼女を待っていたのは、長年確執のあった「おかん」だった。
    「自分には料理しかない」と気づいた倫子は、実家の敷地で小さな食堂を始めることに――。

    本作はいわゆる「料理小説」の枠に留まらない。倫子が心を込めて作る料理をベースに、母娘の確執と和解、そして主人公の心の再生が丁寧に描かれていく。

    母との関係にはハラハラさせられるが、村の人々の温かさが物語を優しく包み込んでおり、終始心地よく読み進められる。そして終盤、予想もしなかった衝撃の展開が訪れ、思わず涙があふれてしまった。

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    2026年05月28日
  • リボン

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    可愛らしい物語から始まったのに、読み進めると自然な形で、生きること、病、老いること、死ぬこと、魂、大切なこと、人の繋がり、様々なことがうるさくなく感じられるのは流石ですっ

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    2026年05月26日
  • 小鳥とリムジン

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    想像していたお話とは違って、思いもよらない転回に次はどうなるのか、とスピード感があり読み進められました。緩急のあるお話。

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    2026年05月25日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    本当に柔らかい気持ちになれるから、心が疲れたときに小川糸さんの作品を読んでるけど、これも心が豊かに強くなれる作品だった。

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    2026年05月23日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    オムニバスで書かれているストーリー。全て独立した話だけど、テーマとして喫茶店が存在する。
    こんな喫茶店、あったらいいなぁと思うほっこり優しいはなしの詰め合わせ本。

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    2026年05月22日
  • つるかめ助産院

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    妊娠中に出会えてよかったと思えた一冊。妊娠9ヶ月になり、早く産みたいということばかり考えていたが「こんなふうに自分の子供と四六時中一緒にいられるなんて、なんて贅沢なのだろう。」という一文にハッとさせられた。これはたったの10ヶ月しかできないことだし、夫にもできない私だけの特権なんだなと思ったらこの貴重で尊い時間を大事にしようと思った。
    この話に出てくる妊婦さんの出産シーンはどれもリアルだか、不思議と不安を掻き立てられる訳ではなく、むしろドキュメンタリーを見た後のような気持ちで感動し私も頑張ろうと勇気づけられた。
    ラストシーンが急展開すぎたので星4つですが全体的に心温まる内容で素敵な作品。

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    2026年05月22日
  • 森のバカンス

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    小川糸さんのエッセイ。いつもとても楽しみにしている。ペンギンさん(元夫)と暮らしていたころのエッセイが好きだったけど、この森暮らしもとてもうらやましく憧れて、大好き。シカをシーと呼び(鹿と呼ぶのもいまいましいので)奮闘しながら花を育てたり、温泉行ったり、ゆりね(愛犬)と過ごしたり。
    そしてこのシリーズのエッセイ、かなり続いていて人生と共にある感じ。
    ペンギンさんとの暮らし、ドイツや鎌倉。よくよく考えたら面白いくらい環境も変化していて、糸さんもそれを受け入れている。

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    2026年05月21日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    主人公が極限まで追い込まれた時の自ら起こした行動と生命力の強さに感動しました。どんな状況でも希望を捨てない力強さや光を感じるような物語でした。老人とロバのエピソードは、その手があったか!と目から鱗でした。

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    2026年05月20日
  • 森のバカンス

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    小川糸さんのエッセイ初。小説に出てくる小川糸さんにしか表現できない情景描写はこういう環境から産まれてるのかと思うと納得。登山のシーンは素晴らしかった。他のエッセイ読みます。

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    2026年05月20日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    人生の中に、生活と共に食事がある
    食べること、どこで何を食べるのか
    その時に誰とその時間を過ごしたのか
    食事の数だけ思い出がある
    日常がもっとぎゅっと大切になった

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    2026年05月20日
  • にじいろガーデン

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    小説とはいえ、すごい家族だなって思いました。
    泉さんみたいに、それまで違ったのにたまたまレズビアンになることもあるんだな。と、わからないでもない感じ…

    ニーニー、回復してくれたらいいな。

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    2026年05月19日
  • 犬とペンギンと私

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    ネタバレ

    ヨーロッパ旅行が理想的すぎる〜暮らすように異国を旅したい。現地の美味しいものを食べたい。その国に住んでる人のおうちを見たい。その国にお友達が欲しい。景色に感動したい。日本に帰りたくなるくらい海外で過ごしたい。
    犬にセカンドホームを与えるのもすごい良いな〜と思ったけど、うちの繊細さんには絶対今更無理だろうな〜。レンタ犬って、本人(犬)への負担はどうなんだろう。守るべき命があるというのは、生活を変えるしすごく有難いことだと思う。
    あ〜〜〜〜海外に3ヶ月くらい行ってしまいたい。

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    2026年05月19日
  • つるかめ助産院

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    ネタバレ

    南の島の助産院で赤ちゃんを産むお話。

    皆辛い過去を経験しながらも今を生きている。
    前向きな話ばかりではなく、人が亡くなるという悲しみも描かれていて、主人公のまりあが成長していく様がとても良かったです。

    私は出産を経験したことがありませんが、なんと尊いことかと感じました。
    世のお母さんは皆凄いですね。

    唯一残念だったのが、行方不明の小野寺君がラストに突然現れたこと。
    ハッピーエンドで良いのですが、まりあは島でゆったり子育てするのかと思っていたので驚きました。

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    2026年05月19日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    空前の小川糸ブーム到来。電車で読んでいたのに、こーちゃんのおみそ汁は抑えきれず涙がこぼれた。わざとらしくないちょうど良い素敵な表現がかなりツボ。今まで読んでこなかったことが悔やまれる。

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    2026年05月19日
  • ペンギンと青空スキップ

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     やや思想強めだったり感受性豊か過ぎるきらいはあるけれど、生活をとても大切にしているのが伝わってきて本当に素敵。自分や周り、そして毎日を大切にするって簡単なようで難しい。でも、この本を読むと大切にしようって思える。

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    2026年05月18日
  • 食堂かたつむり

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    イライラしたり悲しい気持ちで作ったりしたお料理は、必ず味や盛りつけに現れますからね。食事を作る時は、必ずいいことを想像して、明るく穏やかな気持ちで台所に立つのですよ。

    本当に大切なことは、自分の胸の中に、ぎゅっと、鍵をかけてきっちりとしまっておこう。誰にも盗まれないように、空気に触れて、色褪せてしまわないように。風雨にさらされ、形が壊れてしまわないように。

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    2026年05月16日
  • ペンギンの台所

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     自身の著書のこと、周りのこと、食堂かたつむりでファンが増え、仕事が増えて忙しくなったこと。そして、その代わりに料理をしてくれるペンギンのこと。小川糸さんの生活の変化が書かれている一冊。小川糸さんの素敵な目線で世界が見れるのは喜ばしい。

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    2026年05月16日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    土の匂いがするような田舎暮らしではなく、都会の人のおしゃれな田舎暮らしって感じのエッセイ。これが日常生活ならすべてがおしゃれすぎる!

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    2026年05月13日
  • にじいろガーデン

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    たまに読みたくなる小川糸さん。
    いくつか作品を読んでみて、“喪失”がテーマの一つとしてあると思うのだけど、今回もそこからの“再生”のお話。ただ今回は同性愛もテーマになっていて方向性が少し意外に感じた。

    違和感を感じる設定は節々にあるものの(他の方が突拍子もないと表現しているけどまさにそれ)、どうしようもなく悲しい状況も、どうにか受け入れて前を向いて生きようとする姿に励まされた。

    とはいえ草介のくだりはちょっと苦しいかな。やさしい性格ゆえに我慢を重ねた結果、限界を超えて精神がやられていく描写+誰にも言えない感情への葛藤と…救いがなかった。

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    2026年05月07日
  • 森のバカンス

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    ネタバレ

    長野県の豊かな自然と暮らす作者の日々。自然と愛犬と美味しいご飯。あまりにも豊かすぎる。幸せボケしてしまうのではないかと思うくらい。自分だったらもう少し人間関係を求めてしまいそう。

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    2026年05月06日