小川糸のレビュー一覧

  • ライオンのおやつ

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    死を意識した経験は幸いにも無いのだけれど、生きながら死を覚悟するということは、こう何度も心が折れる過程を経て、死の間際まで受け入れ難いものなんだろうな。
    だってまだ生きてるんだもんね。

    雫ちゃんがライオンの家に来てから1~2ヶ月の出来事という日々の濃さに驚いてしまうのと、ホスピスってそういうところなのかと、無知であることの情けなさと、ほんの少し、私はこれまで知ることのない恵まれた環境であったという安堵を感じてしまった。

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    2026年03月21日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    自分にとっての「いとしきもの」

    基礎のしっかりした山小屋を建てた
    小川糸さん

    これからの人生、自分のいとしきものを見極め、自分のなかの基礎を
    つくっていきたい

    ラストの文章は
    いつも私に問いと穏やかさと
    明るい未来を与えてくれる

    暮らしの知恵
    がつまったこの本
    再読して身につけたい

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    2026年03月21日
  • ライオンのおやつ

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    この作品を読んで、レモン島と呼ばれている瀬戸内の島に行ってみた。
    病気になり、仕事も恋愛も奪われ、ひとりぼっちと感じる中で、一瞬でも心が救われるような感覚になるほどの景色ってどんなものなのだろう、と思った。
    瀬戸内の海は穏やかで、島全体の空気を全身いっぱいに吸い込みたくなって、ああこういうことか、と思った。綺麗な海を見ている間は何もかも忘れられるような景色だった。
    行ってみないと感じられないあの空気感を雫と少しだけでも共有できたような気がして、ちょっと嬉しかった。

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    2026年03月21日
  • ライオンのおやつ

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    一気読みしてしまった!1ページめを開いたら、そのまま最終ページだった。テレビドラマで一度見たはずだけれど、原作には違う良さがあった。多分、涙腺が弛むので、人目のあるところで、読むことはお勧めしない。

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    2026年03月20日
  • 森のバカンス

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    小川糸さんのエッセイはいつ読んでも
    癒やされる。本当に文章、コトバ選びが美しくて
    今回も森での生活を書かれてるが
    羨ましいの一言。
    愛犬のゆりねちゃんへの愛情もひしひしと
    伝わりこれからもいとさんの作品は全力で
    追いかけます!

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    2026年03月15日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    心が穏やかになれる本。
    瀬戸内の風景も穏やかにさせてくれる。
    健康なだけで充分に幸せだと思える。

    ・思いっきり不幸を吸いこんで、吐く息を感謝に変えれば、あなたの人生はやがて光り輝くことでしょう。
    ・自分の思い通りになることなんて、ほとんどない。腹を立てて怒ったところで相手を傷つけるだけだし自分も疲れるし、いいことないよね。
    ・私は街灯のない所まで歩いて行って、そこからもう一度空を見上げた。よーく目を凝らすと、ひとつ、ふたつ、みっつ、と星の輝きが見えてくる。決して、満天の星ではないけれど、それは、ベアさんとメアリーが私に見せてくれた特別な星空だった。私がきちんと見ようとしなかっただけで、星はち

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    2026年03月15日
  • 森のバカンス

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    ⬛︎土に触れたくなるエッセイ

    毎年楽しみにしている糸さんの日記エッセイ。
    2023年、山小屋での2年目の暮らしを中心に綴られた一冊です。

    読み進めるほどに、自分も自然の中に身を置きたくなるし、土に触りたくなる。
    庭仕事に夢中になっていく様子を読んでは、うらやましくて何度も「いいなぁ」と頬がゆるみ、ため息が出ました。

    自分の家の前にも、1坪あるかどうかの小さな庭があります。
    いつかそこを緑でいっぱいにしたい…そんな妄想ばかりが膨らみました。笑
    まずは小さな植物を育てるところから、今年こそ始めたい。

    草むしりを「地球の毛づくろい」「大人のおままごと」と表現する糸さんの語彙力、というか感性は

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    2026年03月14日
  • 小鳥とリムジン

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    本屋大賞にもなった 「ライオンのおやつ」を
    思い出しました。
    死を迎える人の思い出の「おやつ」
    を綴る「ライオンのおやつ」と亡くなって
    しまった人や色んな人との思い出を重ねる
    理夢人の作るお弁当。
    町田その子さんの「空ごはん」にも似てて
    こんな風に丁寧に食を感じる生活が出来たら
    良いなぁとホンワカ気分になりました。

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    2026年03月13日
  • 食堂かたつむり

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    ネタバレ

    母とのすれ違い、恋人との突然の別れなど不運があっても前向きに料理を通じて人を幸せにする主人公に魅了された。
    誰かのことを思って料理を作ることの素敵さと仕事に対する熱意を感じて、自分も家事や仕事を頑張ろうと思えた。
    最後に実の母の思いを知れたのはよかったと思うが、生きている間に言葉にしなければわからないこともあるというのを痛感した。
    全体を通して美味しそうな料理が多く、最も気になったのはイチゴのカレーである。ぜひ食べてみたいと思った。

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    2026年03月13日
  • ライオンのおやつ

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    自分の死生観を真剣に見つめなおす、いい機会をくれた作品だと思った。

    正直なところ読み終えた今の気持ちを言葉にするのは難しい。
    だが、今からでも後悔のない、死の間際でも納得できる人生を歩みたいと思った。

    私は作中の以下の言葉が深く、深く心に刻まれた。

    「今を生きている。自分の体で感じること。
    目で見て感動したり、触ったり、匂いを感じたり、舌で味わったり。
    そういうことは、体がなければできない。」

    至極当たり前のことだけど、今の健康な体をがあるから当たり前なんだよな。
    いい読書体験だった。

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    2026年03月11日
  • たそがれビール

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    ネタバレ



    すごくいい本でした!

    保育園児と資生堂パーラーに行く話も可愛くて。
    しかも「年下の友だち」と呼ぶところもいい。
    「友達の子ども」とか「親戚の子ども」とかじゃなくて、対等な1人の人間として子供を見てないと出てこない表現だと思った!

    そして旦那さんを「ペンギン」と呼ぶのもかわいい。

    あとは欧州で暮らしてる話も結構出てくるんだけど、パリ暮らしとかロンドンの話は世の中によくあるけど、ベルリンで生活してみる話ってあんまり聞いたことなくて、個人的にドイツは好きな国だから興味津々で読んだ!

    旅行じゃなくて、「暮らすように旅する」。
    これまさに私の理想の人生だなぁ〜。

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    2026年03月09日
  • ライオンのおやつ

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    読み始めはもしかして暗くて重たい話……?って身構えてしまいました。
    主人公はどんな不幸な星の元に生まれたんだろうって読んでる私の方が逃げたくなりました…。
    でもライオンの家での豊かな生活や瀬戸内海の美しい自然の描写に引き込まれ読む手を止められずに一気に読んでしまいました。
    読みながら私だったら最後にどんなお菓子が食べたいかな〜と考えていましたが、私にはまだまだ決めるのは難しそうですね…笑
    読む前と読んだ後では死に対する考え方はかなり変わりますし、私も亡くなったご先祖さまや飼っていたペット達の事をなんでもない日にでも思い出してあげようと思えました

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    2026年03月08日
  • 食堂かたつむり

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    久しぶりに涙がほろほろ、いつの間にか涙が止まらなくなっていった本です。親の計り知れない愛を感じ、また、生きること、食べることといった基本的なことを丁寧にしていこうと思った素敵な本です。

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    2026年03月08日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    大好きな作家・小川糸さんのエッセイ集。
    山小屋を建てるまでのことと、住み始めてからのことが、カラー写真満載で綴られています。
    本から森の香りがしてきそうです。

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    2026年03月04日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    「心豊かな人生を送るためには、やりたいことや欲しいものを先送りせず、なるべくそのものと長く人生を共にするのが幸福な生き方に繋がるのではないか」

    すんごいすんごいすんごいよかった。

    ここ最近エッセイにハマり、色々読んでいて、その全部が「読んでよかった~!!」「わたしすっかりあなたのことが好きになりました!」っておもってたんだけど、これもまた最高によかった。

    森暮らし、とてもあこがれた。
    海なし県に住んでいるから、海暮らしにも憧れがあるけど、森暮らしとてもいい!!!

    わたしの勤める会社は山を越えた集落の中にあるんだけど、毎年GWころの新緑に溢れたキラキラした時期が大好きで、気持ちよく晴れた

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    2026年03月02日
  • ライオンのおやつ

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    人々の心情が事細かに美しい描かれていて、没頭して1日半で完読。

    小川糸さんの他の作品も手に取って見ようと思うきっかけになった。

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    2026年03月01日
  • たそがれビール

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    小説家小川洋子さんのエッセイ。
    小説の方は、私は合わないなぁと思うことが多い作家さんなのだけれど、意外にもエッセイは面白かった。キラキラした知識が散りばめられていて、読んでいて楽しい。小説は好きなのにエッセイで嫌いになってしまう作家さんもいるのに、不思議なものだ。

    小川洋子さんは、私の親友に似て繊細で神経質で夢みがちな方なのかなぁという気がする。やわらかいようでいて拘りがある。多分頑固。

    フランスに3週間滞在したくだりは楽しそうで羨ましい。ベルリンは3ヶ月。ドイツの新幹線は33度を越えると動かなくなるらしい。自由業はこういうところがいいなぁ。

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    2026年02月28日
  • ライオンのおやつ

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    瀬戸内の海が見えるホスピスを舞台にした人生という物語でいうとエピローグのようなお話かと思ったけれど、全然違った。
    エピローグどころか本編どまんなかだった。
    人生という物語にはエピローグなんてなくて、終わりまでずっと本編なんだと思った。

    “いい人生を送りましょうね”
    “なるようにしかならない。
    “そのことをただただ体全部で受け入れて命が尽きるその瞬間まで精一杯生きることが、人生を全うするということ”
    ”自分の人生を最後まで諦めずに変えようと努力すること、そのことに大きな意味がある”
    “元気な頃の体は取り戻せない。けど、元気な頃の心は取り戻せた”

    残り少なくても、いや、残り少ないからこそ“いい

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    2026年02月28日
  • ライオンのおやつ

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    実は、死に対して日頃から恐怖を感じていたのですが、本作を読んで死に対する思いが少し変わりました。良い方向にです。今を精一杯生きることへの大切さを改めて感じました。雫ちゃん、ありがとう。

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    2026年02月27日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    好きなものと長い時間を過ごすことに価値がある、という考え方がいいなと思う。自分にとって価値あるものとは何か、思索するきっかけになる本。山小屋の匂いがしてくる感じがした。

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    2026年02月26日