小川糸のレビュー一覧

  • ライオンのおやつ

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    若くしてガンに侵され余命を告げられた主人公の女性・海野 雫(33歳)が、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、死に向き合いながらも、今生きている瞬間の大切さを感じつつ、優しい人たちに見守られながら穏やかにろうそくの火を燃やし尽くす、という感動的な物語でした。

    この「ろうそくの火を燃やし尽くす」という表現は、小説の中に綴られた一節で、「人生というのは、つくづく、一本のろうそくに似ていると思います。ろうそく自身は自分で火をつけられないし、自ら火を消すこともできません。一度火が灯ったら、自然の流れに逆らわず、燃え尽きて消えるのを待つしかないんです。」という、ある登場人物の言葉を使わせ

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    2026年08月17日
  • ライオンのおやつ

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    読みたい本リストから選んで手に取った1冊。

    生きてることの素晴らしさを教えてもらいました。

    当たり前のことが当たり前じゃないと気付いた時にそれらの大切さに気付くのが人間らしいなと思いました。

    私もその1人であります。

    『人の幸せは、周りの人をどれだけ笑顔にできたか』

    凄く良い言葉だなと思ったのと同時に、自分のことも笑顔にさせてあげることも大切だと感じました。

    ライオンのおやつを読めた、素敵な本との出会いに感謝です。

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    2026年08月15日
  • ライオンのおやつ

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    余命宣告をされた海野雫が瀬戸内のレモン島にあるライオンハウスに入居し、スタッフに『人生のさいごに食べたいおやつは何ですか』と聞かれる。生きる事を諦めていた雫はそのおやつを通じて、自分はまだ生きたいと言う本当の気持ちに気付く。私は小学三年生の娘がある朝、『学校に行きたくない』とダダをこねたシーンを思い出した。前日に友達の家で友達のお母さんが作ってくれたおやつをたべてからの様子がおかしい。娘は母親の私が自分の為におやつを作ってくれるのかと言う疑問の気持ちで、一杯になったのだろう。登校拒否は私のへの試しの行動だと感じた。私は娘の気持ちを受け止めるのは今しかないと決断した。仕事を休む。私はおやつを作ら

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    2026年08月14日
  • 食堂かたつむり

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    糸さんの本はご飯の話が多い。そして美味しそう。しかも温かくて優しい気持ちになる。
    お母さんが破天荒すぎる。母の相手が嫌なキャラすぎたがご飯で静かに涙して気持ちを置いていくシーンは良かった。熊さんとくっつくかなと思ったがそうではなかった。フクロウ、そうきたかぁ。手紙がユーモアもあるしほろりとくる。
    おっぱい山の頂上付近はレースのブラジャーをつけたようにうっすらと白くなっていた。とか表現が可愛かったりするところがまた良い。

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    2026年08月14日
  • ライオンのおやつ

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    感動した。涙が出たが、読後感はスッキリしている。心に明るい日差しが差し込んでくるような感じ。刺さったフレーズをいくつか紹介したい。
    「幸せというのは、自分が幸せであると気づくこともなく、ちょっとした不平不満を漏らしながらも、平凡な毎日を送れることなのかもしれない。」
    「そんな簡単に、自分の生き方を変えることはできないもの。でも、自分の人生を最後まであきらめずに変えようと努力すること、そのことに大きな意味があるのだと思った。」
    「人生には、何回でもおかわりしていいことと、そうではないことがあるんだということが、わかったのだ。」
    「ろうそくって、消える瞬間が一番美しく感じるんだけど、人もそうなのよ

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    2026年08月12日
  • 喋々喃々

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    東京に残された古き良き文化を感じる。栞は日本の奥ゆかしい女性像という感じで、読んでいても憧れる。着物で生活してみたくなった。
    雪道と別れたのは花が原因?
    春一郎の栞と呼び捨てにするのは虫唾が走るけれど、イッセイさんとのデートは昭和の白黒映画のワンシーンの様で綺麗だった。

    「お兄さんは?無事にお会いできたんですか?」
    「どこに逃げたんだろうねぇ」

    「お元気で」言うそばから、涙があふれた。
    「お前さん、幸せになるんだよ」
    イッセイさんがそう言って、右手を差し出す。私は、その冷えた指先を両手でしっかりと受け取った。
    一緒に泣きそうだった。
    食事のシーンが多くて美味しそう。
    情景の描写が上手で温か

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    2026年08月13日
  • ライオンのおやつ

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    ボロボロ涙流しながら読んだ。
    出てくる人みんな暖かくて、多幸感溢れる空間が好き。
    「誰もが、自分の蒔いた種を育て、刈り取って、それを収穫します」というマドンナのセリフが心に残った。
    いまの私は20代で種まき中かな〜どんな風に育てて収穫できるかわくわくすると同時に、今この瞬間を大切に生きないと、と思えた

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    2026年08月11日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    衝撃的な内容でしたが、ラストは穏やかな気持ちで読めてよかったです。どんな悲劇も、終わりよければすべてよしなのかなあと思いました。

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    2026年08月10日
  • ライオンのおやつ

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    身内の不幸がきっかけで手に取った本です。
    死を受け入れて生きるとはどういうことなのか、また、日々を味わって生きることの大切さなどを学ぶことができてよかったです。自分はきっとこの本を読まなければ、気付くことができなかったのではと思います。この本を読んでいく過程が一種の供養にもなったので、良い読書体験でした。

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    2026年08月10日
  • ライオンのおやつ

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    死に対しての固定観念が覆った。すごい話。
    人生をロウソクに例える表現も美しくて、そうなのかもしれないと思った。

    「私ね、死って、最大級のオーガズムみたいなものなんじゃないかと、期待しているんですよ」

    私は自分で、自らの死を受け入れたつもりになっていた。でも、そうじゃなかった。そう思うことの方が自分にとっては都合がいいから、受け入れようとしていたのだ。確かに外堀は埋まっていたけれど、肝心のここ、私自身が、私の心が、死を受け入れてはいなかった。私はホスピスに入りたいから、その方が楽で都合がいいから、死を受け入れたふりをしていたのかもしれない。
    でも、本当の本当のところでは、まだ死にたくない。私

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    2026年08月09日
  • 食堂かたつむり

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    ネタバレ

    ひとりの女性が、料理を通して周りの人を幸せにし、夢に向かってひたむきに努力する姿に読んでいるこちらが励まされた。倫子さんは魅力的だ。

    エルメスの解体シーンにすごくドキドキしてしまったけれど、これが命を頂くということだよね。普段、何も気にせずに食事をしていたけど、命を貰うことって本来はこれほど重いことなのだよね。

    きっと、昔だったらこの小説はハマらなかった。
    自分が料理をする立場になったからこそ、この小説の良さがわかるようになった気がする。

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    2026年08月08日
  • ライオンのおやつ

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    昔読んで文庫持ってて2回目。そのときは、ふーんいい話だなくらいだったと思うんだけど、先月祖父が亡くなって、思い出して再読して、今週ずっと寝る前に泣いてしまって寝付けなくて寝不足だった笑

    最期、週単位で弱っていく描写がとってもリアルだった。
    お別れは寂しいけど、死ぬって怖くないんだなって思える話。

    私は産業動物、実験動物の死も痛々しくて無理なので、最期に寄り添うお仕事をしてる方々が本当にすごい。。。

    自己啓発本によく書いてある、終わりと向き合えが、なんとなく分かったような気がする最近。。

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    2026年08月08日
  • ライオンのおやつ

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    とても良かった。
    タイトルにも納得だし、本当にライオンの家があるなら私もそこで終えたいと思えた。死ぬことがどんな感覚なのか、どんな気持ちでそこに向かうのかなど、出てくる人が素敵な人ばかりで、色んな人が考える"死"に対する向き合い方がどれも良かったです。爆泣き

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    2026年08月07日
  • ライオンのおやつ

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    自分が健康なうちならと読み始めた本ですが、途中から体調不良になり、色々検査をして、命にすぐさま影響があるようではないんですけど、体が弱っていく中で読み終えました。
    ユーモラスで美しい文章。逝く人々のその心の描写は心を打つものがありました。 偶然ですが 知り合いの名前と同じ 登場人物が何人も出てきてちょっと コミカルでした。

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    2026年08月06日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    久しぶりの一気読み。
    最近私の周りで死が身近になってきている。
    父、母、知人。そして自分も老いてゆく。
    その死を目の前にした時の気持ちとは、と考える機会が多くなっていたところにこの本と出会う。
    「明日が来ることを当たり前に信じられるのは本当に幸せなこと」本当にそう思う。
    「自分が幸せだと気づくこともなく平凡な毎日を送る事が幸せなんだと思う」これは私も時々思うことだ。
    死を覚悟して迎えられる人、そうでない人、様々。
    もし許されるのなら、「楽しかったよ」、とか
    「ありがとう」とか言って死にたい。

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    2026年08月05日
  • ライオンのおやつ

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    私も、途中までしか読んでいないのですが…

    重い病気を抱えて、やって来たライオンの家。何にもとらわれるとこ無く自由に過ごせる場所。読んでいる側もすっきりとした気分に、時には、泣けてくる時も。
    ぜひ、おすすめしたい!

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    2026年08月05日
  • ライオンのおやつ

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    タイトルからは全く想像がつかない内容だった。結末はわかっていても暗くない、淡々とした心の動きがわかるストーリーで、読後感も悪くない。
    「死」という道の世界に対しての希望が持てる本だった。

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    2026年08月02日
  • ライオンのおやつ

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    ホスピスの話だから主人公の最期を理解していたのに、中盤からほとんど泣いていた。
    こんなに泣きながら読んだ作品は初めてな気がする。この感想を書いている今は泣きすぎたから頭が痛い。

    いろんな人の最期について書かれているのに悲しさや切なさがなく、終始温かく優しく慈愛に満ちた作品だった。
    もっと1日1日大切に丁寧に生きたいと思ったし、前向きに生きる力をもらえた。
    これは手元に置いておきたいから、次書店に行った時に買おう。

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    2026年08月02日
  • ライオンのおやつ

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    のんびり流れる時間の中で、自分の人生を見つめ直していく。残された時間の中でどう過ごすのか。
    どう死ぬかはどう生きるかにつながるのだろうと感じた。

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    2026年08月01日
  • ライオンのおやつ

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    すごい自分にとって大切な本になった。
    自分の父の他界の様子だったり、なんだか色んなことを思い出し、こんなにも鮮明に覚えているものなんだと自分自身でも驚いた。

    ライオンの家は、現世と天国を繋ぐ場所のように感じた。
    どうしても愚かな私は、こんな穏やかに生きていて元気に見えるから奇跡が起きて良くなって…なんてことを願ってしまったが、ここに入居する方々は日々「死」に近づくことを悪いことと思っていなくて。
    死に向かう時の方が1番悲しいなんて気づきもしなかったなと思った。

    とにかく私はマドンナに惹かれ、優しい訳でなく、全てをマドンナは受け止めてくれて、マドンナという存在があるからみんな落ち着いて死に迎

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    2026年07月30日