小川糸のレビュー一覧

  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

    Posted by ブクログ

    ⬛︎ 好きを極めた生活、素敵です 

    小川糸さんの日記エッセイを読むのが好きなのですが、小説の発行スピードがとても速いのに、彼女のエッセイには「仕事(作家業)の大変さ」が一ミリも出てこないことが不思議でした。

    小川さんは自己対話がとても上手な方。生活のあらゆる場面において「心地よいか」「好きか」素直になり、それらを極め、心の芯から自分を大切にしている。
    これ、すごく難しいことだと思うのです。
    どこかで見栄を張ったり、対外的な目線を気にしたり、世間の考えに流されたりしがちなのですが、小川さんにはそれが一切ない。

    ー淡々と、自分の心地いいペースを守りながら、歩くようなスピードで書いて、笑顔でゴールし、翌日からまた淡々と次の作品を書く、それが私の理想的な書き方です。

    だからこそ、のびやかな文章が書けるのかな…なんて思ったりしました。

    小川さんの心地よい暮らしの考え方や価値観が、写真も交えつつ綺麗にまとめられています。自分の生活にもこの気持ちを取り入れていきたいなと思える、心が整う素敵な本でした。

    0
    2025年02月13日
  • 海へ、山へ、森へ、町へ

    Posted by ブクログ

    ⬛︎「料理の神様の愛弟子」へ会う旅

    小川糸さんの小説、エッセイが好きで作品を読み漁っているのですが、先生の食に対する表現が特に大好きで。この本はそんな小川糸さんの表現力が凝縮された珠玉の本です。

    訪れる先で出会う人は皆、地球、自然の声に耳を傾け真摯に食と向き合う「料理の愛弟子」たち。特に印象に残ったのは月心寺の庵主様の作る精進料理の一節です。

    ーふと、料理というのは作った人の分身なんだな、と気がついた。愛する人に料理を食べてもらいたい、自分の手をかけ心をかけて作られたものが、愛する人の体の一部となり、命を支えてほしい。その強く切ない想いが、料理を作る原動力となる。

    料理は科学だ、とよく言われます。でも、目には見えない作り手の想いや魂が、さらに料理を料理たるものとして昇華させるのだ、としみじみ感じました。

    あとがきのベルソー再訪のお話もとても素敵で、料理のエッセイで涙ぐむとは思いませんでした。今回訪れた人々が「料理の神様の愛弟子」であれば、小川糸さんは「文学の神様の愛弟子」だと、私は思います。

    SNSでよく「たそがれビール」が小川糸さん著の食エッセイとして紹介されていますが、(あちらもとっても素晴らしいですが、前提が日記なので)ぜひ、ぜひこちらの本をオススメしたい。もっとたくさんの人に読んでほしい!そう思わざるを得ない良書でした。

    0
    2025年02月13日
  • 洋食 小川

    Posted by ブクログ

    小川糸さんの生活を覗けるエッセイ。
    ほっこりしたり、他国と日本の違いに気付かされたり、興味深い内容でサクサク読めました。

    0
    2025年02月09日
  • ファミリーツリー

    Posted by ブクログ

    長野県穂高が舞台なので、また行きたいなあという気持ちになりました。流星君とリリーの関係も素敵だけれど、菊さんが特に凄い人だなあと思いました。

    0
    2025年02月08日
  • にじいろガーデン

    Posted by ブクログ

    主人公の泉が、飛び降り自殺をしようとしている一人の女子高生を救うところから物語が始まる。

    セクシャルマイノリティである二人の人生から、思考を巡らされることが多々。

    同性婚が認められる世の中になれば良いなと強く思いました。

    0
    2025年02月03日
  • にじいろガーデン

    Posted by ブクログ

    棚差しで目が合った本。
    なんだかんだ、著者は読んだことがない。

    なんかうわさ(?)によると、「面白い本とそうでない本の落差がすごい」らしいけど(笑。どういうこっちゃねん)果たしてこのタイトルはどうかな~、と、思ったら

    個人的にはあたりでした(失礼)。

    面白かった!
    こういう話とは思わんかった。途中から
    「あっ、こっちにいくん!?」
    ってなって、そこからは先の展開が知りたくて怒涛のようにページをくった。

    各章で視点が変わるのもよかったし、視点が変わるから生活や人間の解像度があがるのに、全員の「心のやわらかい部分」(いわゆる根っこのところ)は明確に書かれていない、と、いうか、自分の視点のときにそのあたりを(当人に)描写させないのが、おもしろいなあと思った。

    (わかりにくい)

    (わりと大事なことは客観的に書かれていたというか)

    あけすけさがないというか、つかみどころがないというか。
    生々しさがないというか?

    どこか、ふわっとした感じで最後まで読めるのが、なんだかいいなと思った。
    もしかすると著者はそういう雰囲気の作風なんやろうか。
    もちろん他タイトルも読んでみたいけど、80年代の少女漫画やライトノベルを愛読していた身としては、こういう雰囲気、好きやな~!

    泉さんのことを「泉ちゃん」と、いうのもいいなと思った。
    でも、離婚のときに手に入ったお金で車を買うのはまだあれとしても、中古とはいえフォルクスワーゲンなあたりに

    「そうはならんやろ~」

    と、ちょっと笑ってしまった(バツイチ)。

    いやいや、いいんです。
    せやからそのくらいがいいんです。


    実際、田舎(?)に移住したあとの生計は謎すぎるけど、ええねん。そんなんはええねん。そこらへんはフワっと楽しませていただくねん(笑)。

    でも…時代背景はどのくらいなんやろ…(笑。気にしとるやないかい)。


    らがわまりも氏の「ニューヨーク・ニューヨーク」を思い出した。
    こんな色鮮やかな半生が送れたらどんなに素敵やろう。
    いいことばかりではないけど、でもやっぱり最後は虹色になるから、色鮮やかなとしか言えない。

    草介や宝も波瀾万丈すぎる子供時代を送っているけど、それはまったくマイナスなことではない。
    そう思わせてくれる著者が、いいなと思う。

    0
    2025年02月02日
  • なんちゃってホットサンド

    Posted by ブクログ

    コロナ禍真っ最中な感じの時期だったんだろうなと思う
    自然派というか、丁寧な暮らしをしてる人なのだろうと感じた

    0
    2025年01月31日
  • ペンギンと暮らす

    Posted by ブクログ

    明るく楽しい気持ちになれるエッセイ。
    自由でくだけた文章が心地よく、
    読んでいる時の方が疲れが抜けていく感じが好き。

    小川糸さんのエッセイ、
    色々読んでみたくなった。

    0
    2025年01月30日
  • リボン

    Posted by ブクログ

    登場人物達それぞれの関係性が本当に素敵で、ちょっと切なくて、でも暖かくて、一言で言うなら最高だった。
    ものすごく大切な人との別れはもちろん辛いけれど、それだけじゃないと希望をもてるようなお話。
    また読み返したい!

    0
    2025年01月21日
  • サーカスの夜に(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    舞台がどこの国なのかわからない、絵本のような世界観の物語でした。魅力的で個性的な登場人物たちの中で、色々な感情と出会いながら成長していく13歳の男の子。
    キャンピングトレーラー、サーカステント、夕焼けの海、コックの作る食事…シンプルでくどくない文章なのに情景がありありと浮かびました。
    優しい愛にあふれた世界観、読書に戻るたびに幸せな気持ちに浸りました。

    0
    2025年01月12日
  • にじいろガーデン

    Posted by ブクログ

    2025.01.06
    ゆみちゃんみっちゃん姉さんと仙台 帰り

    レズビアンカップルと2人の子ども
    マチュピチュ村にてゲストハウスを開く

    高橋泉35歳バツイチ

    千代子 高校生
    レズビアン
    おチョコちゃん
    家事上手
    ハワイで結婚式
    癌

    草介
    泉さんの子ども
    優しさ選手権入賞
    野球好き
    コールセンターでの仕事
    被災地ボランティア
    思いを寄せる人はおチョコちゃん
    バイク事故
    脳死

    宝
    おチョコちゃんの娘
    赤色が好き
    にーにー
    奇跡を起こす子ども
    ソフトボール

    かなり変わった家族の話し
    変わったと言うと語弊があるかもしれないけれど
    でもとにかくあたたかい。
    草ちゃんが凄い。
    優しすぎて潰れないか心配になるくらい
    草ちゃんと宝を足して2で割ったらちょうどよかったのかもね。

    0
    2025年01月06日
  • ライオンのおやつ

    購入済み

    ガチ泣ける

    最高すぎる買おう!

    #深い #切ない #感動する

    0
    2024年12月21日
  • ファミリーツリー

    Posted by ブクログ

    中盤〜終盤にかけて涙が止まらない流れ。都会や型にハマってやらなければいけない風潮に疲れてしまった私が求めてたのはまさにこんな温かさなのかも、と思ったり。

    0
    2024年12月20日
  • リボン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    優しい優しいお話だった。
    「すみれとひばりは永遠の仲間です」の言葉に、読み終えて涙してしまう。
    歳を取っていくすみれちゃんと成長していくひばりさんの関係に、自分自身と自分の祖母を重ねて、胸がいっぱいになった。
    子どもをもたないことを、やや受け入れられる話だった。

    0
    2024年12月15日
  • 私の夢は

    Posted by ブクログ

    インディーズ時代の世界の終わりが評価されていると聞いて。

    糸日記より、2010年分を文庫化したエッセイ。
    1年の中でモンゴル、カナダ、イタリアを訪れていて、のんびり空いた読むのにぴったりだった。

    旅日記として目のつけどころがすごく良くて、わたしも自分の旅を日記にしてだれかに読んでもらいたいなあ、と思ったり。

    0
    2024年12月15日
  • とわの庭(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    後半の展開に驚き

    前半は幸福感溢れる生活が描かれていてテンポも緩めだったのに、後半は次々に変化する状況、明かされていく真実に飲み込まれるかのように一気に読み。

    人は善しか選ばない。
    その人がどうしてそれを最善だと思ったのかと考えを巡らせると心が痛む。
    そんな中でも自分を見失わず、新しい礎を築いていった主人公の生き方は爽快感が残った。

    #切ない #癒やされる #ドキドキハラハラ

    1
    2024年11月28日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    様々な方がお気に入りのお店を、そのお店のエピソードと共に紹介してくれる1冊

    朝井リョウさんはギャグ漫画のような語彙力高すぎの表現力でガリガリ君が1本刺さってるサワーを出す早稲田大学生の定番丸八を

    孤独のグルメの作者である久住さんは佐賀の絶品餃子を南吉を

    人それぞれの名店をこれでもかとくらい惜しみなく紹介してくれる、読むための食べログ

    0
    2024年11月28日
  • 喋々喃々

    Posted by ブクログ

    やっぱり小川糸さんの本は優しくて暖かい。
    どの物語も主人公に深い闇の部分があるけど、それでも文章のやわらかさや心情の表現が私たち読み手をほっこりとした気持ちにさせてくれる。
    今回は不倫のお話だったけど、不安になったりその不安を超えるほど好きという感情が溢れて制御できてない感じが、なんだかすごく人間臭くてリアルでよかった。

    0
    2024年11月06日
  • グリーンピースの秘密

    Posted by ブクログ

    ベルリンでの暮らしの中の、味噌を手作りして人に分けたり、ぷりぷりのグリーンピースご飯を作ったり、小川糸さんは日常の幸せを見つけるのが上手な人だと思った。近隣国に友達と旅行したりサイン会の話が出てきたりなど特別感のある日もあれば、逆に具合が悪くて鬱々と時間が経つ日もあり、いろんな時間を過ごしながら進んでいく日常が、なんとも癒される。

    0
    2024年10月31日
  • ペンギンと青空スキップ

    Posted by ブクログ

    「針と糸」を読んでからすっかり虜になった糸さん。
    以前に初期のエッセイを第2弾まで読んでいたので3作目の本書から糸さんのエッセイを全部読んでいこうと手にした。
    「針と糸」を読んでから他の作品を読むとまた自分の心の中に浸透してくるものが大きい。
    糸さんの人間味が大好きだ。

    地に足をつけ人として人らしく生きていける人に自分もなりたい。

    0
    2024年10月18日