小川糸のレビュー一覧

  • ライオンのおやつ

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     死を目前にした女性の物語。いい人ばさりの優しい物語。でも悲しみ溢れる、哀愁の物語。命の大切さや、生きる意味について投げ掛けてくる幻想的でとても美しい物語。そして、時々おいしそうな物語。

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    2026年01月19日
  • ライオンのおやつ

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    人は最期の瞬間どんな気持ちでこの世から旅立つのだろう。瀬戸内のホスピス、ライオンの家に入居した主人公のやわらかな日々の話だった。毎週日曜のおやつの時間の話も自然と涙がおちました。食べて、生きて、旅立つ。すごくあたたかな物語でした。

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    2026年01月19日
  • ライオンのおやつ

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    この作品に並ぶ言葉の数々から感じたのは、この物語が「死」を語りながら、徹底して「生」を見つめているということでした。雫は何度も死を受け入れたつもりになりますが、その奥には、まだ生きたい、長生きしたいという正直な感情があり続けます。その揺れや未練、みっともなささえも、生きている証なのだと感じました。

    また、「全部全部、当たり前なんかじゃない」という言葉が象徴するように、親の愛や日常、食べ物や健康は、決して当然に与えられているものではありません。この作品はそれを押しつけがましく語るのではなく、気づきとして静かに差し出してきます。その優しさが、わたしには深く残りました。

    生きることは、誰かの光に

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    2026年01月18日
  • ライオンのおやつ

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    何て素晴らしい作品と出会ったんだろう。涙せずにはいられませんでした。ゆるやかで美しくて儚い時の流れがこの本の中にありました。

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    2026年01月18日
  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

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    出合うまでのストーリーを楽しむ
    愛用品を見つけて、慈しみながら使っていくことが年齢を重ねる楽しみ
    新しいものを受け入れるゆとりを持っておくことが、生活や収納においては大事
    既成概念を取り払い、自分にとっての心地いい状態に日常を持っていくことができるようにする
    ベルリン…自由に生きる、お金をかけずに楽しむ
    モンゴル…遊牧民、物が少なくてもその中で生きる

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    2026年01月17日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    死に対する見方がこの本通して変わった気がする
    恐怖とかネガティブなことしか考えられらなかったけど、いいものなんだなとも思えた。
    自分も宣告受けたら、このライオンの家のような場所にいきたい
    雫が余命宣告され、乱れ、プレゼントを壊してしまうシーンは人間味があり、また作品を濃くしてるなあと感じた。
    生きてることが、ありがたいんだなあとも感じた。
    おやつの時間の前の朗読が好き。もも太郎の元気だったのに、病名分かり余命一年と告げられる。そこから弱音吐かないけど悪くなってって、だけど精一杯闘って。一度だけ泣いたのがお腹空いてアップルパイと答えた、この話が特に印象的。

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    2026年01月13日
  • ライオンのおやつ

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    今を一生懸命生きなきゃいけないなと、当たり前だけど、忘れがちだから思い出させてくれる。明日を生きる勇気をくれる本だと思う。

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    2026年01月12日
  • ライオンのおやつ

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    亡くなるということが、脚色された言葉でもなく素直な言葉で紡がれていく。普段は飛ばして読んでしまうことが多い私ですが、この本は一つ一つの文を大切に読んでいました。自分の家族のことを思い出し、残された人にも望みを持たせてくれるような本でした。

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    2026年01月12日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    美しい文章が、残酷な場面ですらフィルターがかかったように想像出来てしまう、そんな小説でした。
    主人公のとわの未来が、柔らかく温かいものになりそうで、読後優しい気持ちになりました。

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    2026年01月11日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    読みやすいし、ほっこりする。好きな感じ。
    こーちゃんのおみそ汁が1番好きだなーって思って、料理したくなった。
    ポルクの晩餐はなんか風変わりでついつい調べてしまった。

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    2026年01月11日
  • ペンギンの台所

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    食堂かたつむり出版後の著者の一年の、日記録。ペンギンが台所に立つようになり、次第に腕を上げ、著者は自分ではない誰かの作った料理に新鮮な喜びを感じる。たくさんの美味しそうな食事、人との出会い、仕事や旅の一コマ、読めば時間がゆっくり流れ出す、穏やかな一冊。

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    2026年01月11日
  • つるかめ助産院

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    自分が今妊娠中なので手に取ってみた。
    主人公まりあが周りの人との関わりで、徐々に本来持っているエネルギーを取り戻していく姿に感動した。
    これから出産を迎えるにあたって、大切にしたい言葉をこの本からもらえた。
    妊婦さんには特にオススメしたい1冊。

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    2026年01月08日
  • とわの庭(新潮文庫)

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     未知の存在へは近付き難い。
     けれど、視覚障害を持つ方への理解が、この本を読む前の自分より確実に深まった。白杖を使う人が困っていたら、「お手伝いできることはありませんか?」と声をかけれそう。そんな勇気も湧いてきた。

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    2026年01月08日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    食べものの話が好きなのでお気に入り。「親父のぶたばら飯」と「さよなら松茸」がとてもいい。気軽に読めるから何回も読んでる。

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    2026年01月07日
  • 食堂かたつむり

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    小川糸さんの「生」の物語。
    恋人に裏切られて声が出なくなった主人公が、ふるさとに戻って食堂かたつむりを運営することで、わだかまりのあった母との関係や自分の声を取り戻していく物語

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    2026年01月04日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    愛しきものに囲まれた生活ってなんて素敵なのだろうと思った。
    私も気に入ったものを少しずつ集め、長年大切に使い、思い出の品と一緒に歳を重ねる人生を送りたいなと思った。

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    2026年01月04日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    この本のすべてが好きだ。
    島や海の風景描写も、おやつのほっこり感も、登場人物も、みんな好き。
    そんな感じで好きなところがありすぎるけど、いくつかピックアップ。

    生きること、死ぬことについてたくさんのことを感じられるところがいい。
    何もなく生きるという、ただそれだけのことがどれくらい貴重なのか。
    この本では死の恐怖はあまり語られないし、死は怖くないものとして扱われる。ホスピスの話なのでどうしたって死は付きものだし、未知で怖いものという側面が出てくるはずなのに、むしろある種の希望を持って表現されているのは本当にすごい。

    そして、登場人物がみんないい。
    マドンナのかっこよさも好き。
    六花の癒しも

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    2025年12月31日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    7つのお話が入っている。
    私は、ハートコロリットのお話が1番気に入った。
    ラデュレのマカロンは不思議な感じがした。

    その気にさせて、ラストが意外だったり…
    食べ物と人の温かさを優しく描く作者さまだなぁと感じました。
    おいしいお料理をご馳走様でした。

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    2025年12月30日
  • ライオンのおやつ

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    死を敗北や恐怖ではなく、人生のエピローグとして描いたような作品。
    どう死ぬかはどう生きるかと同じなのだと教えられたような気がする。

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    2025年12月30日
  • ライオンのおやつ

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    ◼️死を描きながらも、生きる力をくれる物語

    数年前、はじめて『ライオンのおやつ』を読んだのが、小川糸さんの小説との出会いでした。
    その一冊で糸さんワールドにすっかり惚れ込んで、今回は再読です。

    主人公・雫が、自らの死の運命を受け入れていくまでの心の変化が、丁寧に、丁寧に描かれていて。
    一人称視点で物語が進むからこそ、後半は時間や場面の輪郭が曖昧になっていくような浮遊感があり、その表現が本当に凄まじい。
    けれどそれは苦しさや痛みではなく、どこまでもあたたかく、前向きな感覚として胸に残ります。

    瀬戸内の穏やかな気候、きらびやかな海の光、蜜柑やレモンの甘酸っぱい香り。
    情景がふわっと脳内に浮か

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    2025年12月29日