小川糸のレビュー一覧

  • 泣きたい午後のご褒美

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    ――どんなときでも「喫茶店」でのひと休みと「物語」が私たちを癒してくれる。
    お茶の時間に交錯する人間ドラマを紡ぐ短編集。(ポプラ社HPより)

    力量の確かな作家陣が並んでいるだけに安定感のあるアンソロジー。
    個人的に好きだったのは織守きょうやさんの「彼と彼女の秘密と彼」。

    青山美智子さんの短編が作品のイントロのような短短編だったことが唯一残念だったポイント。

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    2026年04月11日
  • 食堂かたつむり

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    小川糸さん初めて読んだ。表紙からゆっくりと進んでいく話かと思ったら全然ジェットコースターだった。インド人彼氏に家財道具から箪笥貯金まで全て持ち逃げられるところからスタート。そこから食堂を開店するまでや食堂オープンからの料理への知識の豊富さがすごすぎる。食べ物に例えられる情景とか心情とかも様々であっという間に読み終わった小説だった。

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    2026年04月04日
  • 今夜はジビエ

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    自然に向けられる視点が柔らかくて優しくて、嬉しくなる。
    お日様の光や森の美しさ、冬の炎や星のきらめき。
    想像して胸がいっぱいになる。
    自然との暮らしは厳しくて孤独な面もあるし、自分の非力さを認めないと進めないのだな、と思う。
    それでも感謝して、美しさや恩恵を味わって、私もそうやって土と共に過ごしたい、と心から思います。
    「森の生活」ずっと積んでいるので、今年は読むぞ、と決心しました。

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    2026年04月02日
  • たそがれビール

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    海外が大好きだから旅行中の生活が素敵で羨ましかった
    日常の小さな幸せを大切にする人だなあと、、
    優しい人なんだろうなあ

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    2026年03月28日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    全部の話が面白くて、温かくて、みんなに勧めたい本になりました。本当に選べなくて、下記6つのストーリーの中の5つが好きでした。
    ミント邸みたいなひっそりとしたところにぜひ行きたい!!まあぶるみたいな喫茶にも行きたい!とカフェ欲が高まります笑

    仕事に疲弊する私のもとに届いた、
    高校時代の親友からの15年ぶりのメッセージ。
    思い出のルノアールで、ウィンナーコーヒーを飲みながら作るのは、
    大谷翔平の人生設計ばりのプランニングシート?
    ――朱野帰子「痛い人生設計を作る、ルノアールで」

    昭和初期に建てられた洋館で週末の夜だけ
    イブニング・ティーが楽しめる「ミント邸」。
    名物は極上のホットケーキとマダム

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    2026年03月27日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    自分にとっての「いとしきもの」

    基礎のしっかりした山小屋を建てた
    小川糸さん

    これからの人生、自分のいとしきものを見極め、自分のなかの基礎を
    つくっていきたい

    ラストの文章は
    いつも私に問いと穏やかさと
    明るい未来を与えてくれる

    暮らしの知恵
    がつまったこの本
    再読して身につけたい

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    2026年03月21日
  • 森のバカンス

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    わたしも森で暮らしたいし、温泉に入りたいし、山に登りたいし、時事に対して自分の考えをしっかり、持っている人でいたいと思った

    ぎゅうぎゅうにされていたいた人がどーーんと解放された感じ

    まだエッセイしか読んだことがないので、違う作品も読んでみたいな

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    2026年04月05日
  • 小鳥とリムジン

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    本屋大賞にもなった 「ライオンのおやつ」を
    思い出しました。
    死を迎える人の思い出の「おやつ」
    を綴る「ライオンのおやつ」と亡くなって
    しまった人や色んな人との思い出を重ねる
    理夢人の作るお弁当。
    町田その子さんの「空ごはん」にも似てて
    こんな風に丁寧に食を感じる生活が出来たら
    良いなぁとホンワカ気分になりました。

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    2026年03月13日
  • たそがれビール

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    ネタバレ



    すごくいい本でした!

    保育園児と資生堂パーラーに行く話も可愛くて。
    しかも「年下の友だち」と呼ぶところもいい。
    「友達の子ども」とか「親戚の子ども」とかじゃなくて、対等な1人の人間として子供を見てないと出てこない表現だと思った!

    そして旦那さんを「ペンギン」と呼ぶのもかわいい。

    あとは欧州で暮らしてる話も結構出てくるんだけど、パリ暮らしとかロンドンの話は世の中によくあるけど、ベルリンで生活してみる話ってあんまり聞いたことなくて、個人的にドイツは好きな国だから興味津々で読んだ!

    旅行じゃなくて、「暮らすように旅する」。
    これまさに私の理想の人生だなぁ〜。

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    2026年03月09日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    大好きな作家・小川糸さんのエッセイ集。
    山小屋を建てるまでのことと、住み始めてからのことが、カラー写真満載で綴られています。
    本から森の香りがしてきそうです。

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    2026年03月04日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    「心豊かな人生を送るためには、やりたいことや欲しいものを先送りせず、なるべくそのものと長く人生を共にするのが幸福な生き方に繋がるのではないか」

    すんごいすんごいすんごいよかった。

    ここ最近エッセイにハマり、色々読んでいて、その全部が「読んでよかった~!!」「わたしすっかりあなたのことが好きになりました!」っておもってたんだけど、これもまた最高によかった。

    森暮らし、とてもあこがれた。
    海なし県に住んでいるから、海暮らしにも憧れがあるけど、森暮らしとてもいい!!!

    わたしの勤める会社は山を越えた集落の中にあるんだけど、毎年GWころの新緑に溢れたキラキラした時期が大好きで、気持ちよく晴れた

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    2026年03月02日
  • たそがれビール

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    小説家小川洋子さんのエッセイ。
    小説の方は、私は合わないなぁと思うことが多い作家さんなのだけれど、意外にもエッセイは面白かった。キラキラした知識が散りばめられていて、読んでいて楽しい。小説は好きなのにエッセイで嫌いになってしまう作家さんもいるのに、不思議なものだ。

    小川洋子さんは、私の親友に似て繊細で神経質で夢みがちな方なのかなぁという気がする。やわらかいようでいて拘りがある。多分頑固。

    フランスに3週間滞在したくだりは楽しそうで羨ましい。ベルリンは3ヶ月。ドイツの新幹線は33度を越えると動かなくなるらしい。自由業はこういうところがいいなぁ。

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    2026年02月28日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    好きなものと長い時間を過ごすことに価値がある、という考え方がいいなと思う。自分にとって価値あるものとは何か、思索するきっかけになる本。山小屋の匂いがしてくる感じがした。

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    2026年02月26日
  • 小鳥とリムジン

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    すごい、いろんな意味ですごい本でした。
    小川糸さんのこれまでの作品とは、これまたいろんな意味で違った作品に感じましたが、きらきらした食のシーンはさすが…!
    最後まで読みながら、結果的にいろんなことを考えさせられていました。はじめはタイトルの意味になかなか行き着かず、うーんと思いながらも読みましたが、最後にはたくさんのキーワードを受け取っていました。
    おすすめできるようなできないような…。難しい…!

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    2026年02月26日
  • サーカスの夜に(新潮文庫)

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    小川糸さんの作品は、雨上がりに虹を見つけたような小さなほっこりがたくさん散りばめられていてとても好き。寝る前に1日のご褒美として読みたくなる作品だった。

    実年齢よりも身体の小さい「僕」が同じく身体の小さい弟と重なった。見た目に囚われるのは良いものではないが、小さな身体で自分の夢見る世界へ飛び込んでいく「僕」に勇気をもらった。

    サーカスの華やかながらもどこか影の感じられる雰囲気に魅せられた。サーカスの団員はみんな、どんな出来事があったとしてもステージに立てば、お客さんを楽しませるプロフェッショナルだった。
    私はまだ学生で医療人を目指しているが、職業は違えどこんなプロフェッショナルになれるよう

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    2026年02月25日
  • にじいろガーデン

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    偶然落ちた恋、レズビアン、歳の差、駆け落ち、色んな事がてんこ盛りで読み始めは戸惑ったし、最後まで現実味が感じられないままだった。
    そして重いラスト。
    あまり読んだことのないタイプのお話だった。

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    2026年02月23日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    特に、
    痛い人生設計を作る、ルノアールで
    彼と彼女の秘密と彼
    のお話しが好きだった

    イルフロッタントやウインナーコーヒーなど
    聞いたことのない、けれども、
    美味しそうで食欲をそそる喫茶店が舞台の
    アンソロジー

    タイトルのとおり、
    読後に、ちょっと頑張ってみるかー!と
    少しの元気をくれる物語たちでした

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    2026年02月11日
  • サーカスの夜に(新潮文庫)

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    ネタバレ

    サーカス。
    聞いただけで心躍る、それでいて少し不思議で陰を感じる単語だ。
    13歳から14歳という多感な時期に、少年はたった一人でサーカスにとびこんだ。本作ではサーカスという場をとってはいるが、少年の抱える葛藤や感動は普遍的なものだと思う。

    名前の付け方が絶妙で、トロ、ナットー(脳内で「ナ」にアクセントを置いていた)、クスクスなど、言われるまで食べ物の名前だとは気づかなかった。ソリャンカ、トリッパなども異国情緒が感じられていい名だ。

    ただ、一点。どこか遠い外国の、いつか分からない時代(たぶん昔)のお話だと思って読んでいたのに、急にランドセルが出てきて「え、日本!?」、次にスマホが出てきて「え

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    2026年02月02日
  • つるかめ助産院

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    糸さんの小説はどの小説もそうですが、美しい情景が容易に想像できるように執筆されるから凄いです。また人と人の思いやりに満ちた繋がりに、読み終わりたくなかった一冊です。ストレスフルな現代社会だからこそ、現実逃避に読みたくなる処方箋のような本です。
    途中涙してしまうところもありますが、同じくらい声を出して笑ってしまうギャグも散りばめられていてこのバランスの良さも好きです
    あー、島ぐらし。楽ではないけど憧れるな、と思いました

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    2026年02月01日
  • つるかめ助産院

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    じんわりと心があたたかくなった。まりあが、島で暮らしていくうちにどんどん明るくなっていく様子が丁寧に描かれていて、自分が微笑みながら読んでるのが分かった。島の景色も目に浮かぶようで、いいな、行ってみたいなと思った。へその緒の話、すごく良くて、人は必ず誰かと繋がっているんだと実感。
    さて、この物語、2012年にドラマ化されており、まりあが仲里依紗・鶴田亀子が余貴美子なんて、面白いに決まってるじゃん!!14年も前かぁ、はぁ、14年前に出会いたかった~

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    2026年01月30日