小川糸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『ファミリーツリー』
1. 本書を手に取った理由
小川糸さんの作品には、いつも心を「ほっと」させてくれる温かさがあります。
最近、体調を崩しがちで、心を癒やしたいと思っていた私にとって、本書『ファミリーツリー』はまさにぴったりの一冊でした。
読み終えてみると、想像以上に心が温まる読後感に包まれました。
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2. 物語の概要と登場人物
この物語は、長野県穂高で育った一人の男性、主人公の幼少期から大学生になるまでの成長を描いています。
彼には、東京に住む同い年の従姉妹がいました。夏の間だけ穂高に遊びに来ていた彼女は、単なる幼なじみという関係から、少しずつ、異性として -
Posted by ブクログ
とってもいい本だなって思えるものに久しぶりに出会えた!!
去年妊娠していたことをすごく思い出した。
妊娠中ってメンタル病んじゃう時もあるけど、
「この子だけは絶対守る」
「お腹に来てくれてありがとう」
「他には何もいらない、無事に生まれてくれれば」
とか、そんな映画のセリフみたいなことずっと思ってたなぁ。
まりあがそんなふうにポジティブなことを思っているのを見ると、妊娠はすごいと思ったけど、何より島の人々と出会えたこと、大きいだろうなと思った。
しかも、多分まりあが妊娠していてもいなくてもとても素敵な出会いになっただろうし、島で過ごした時間はかけがえのないものだったろうな。
先生みたい -
Posted by ブクログ
ネタバレ小川糸さんの日記エッセイ4弾目、2010年の1年間をランダムに綴った1冊。「糸通信」のブログをまとめたものなのだけど。
この年の小川さんはモンゴル、カナダ、イタリアと飛び回っていた。ほんとに自然が好きで、ありのままの不便さも含めた地球の姿を大切にして愛している人なんだなぁと思った。
それにしても、なんてかわいらしい方なんだろって思う。現実のシビアさより、現実の見えない部分を楽しくてかわいらしい想像でつないでいく方。
夏に1ヶ月、カナダのバンクーバーで過ごすのだけど、海が近いから魚介類も豊富だし、カナダは多民族国家だから、色んな国の美味しいものが自由に広がっている。美味しいものを発掘して、市 -
Posted by ブクログ
◼️モンゴル、カナダ、沖縄の旅路
2010年の日記です。旅の一年で、海外、国内へ足を運んだ話が書いてあり内容の濃い日記でした!
モンゴルの遊牧民との暮らしに飛び込む糸さんの行動力はやっぱりすごい。
日本にいたら味わえない地球本来の姿は、とてつもないエネルギーを秘めているんだろうなと思いました。
カナダで過ごす美食の夏もよかった〜。クレソンと少し火入れしたリンゴのサラダを添えた鴨コンフィのサンドウィッチ…。糸さんが「食べる芸術作品」と評していた。私は果物を使った料理が好きなので読んでてもう美味しくてついよだれが。
その後訪れたソルトスプリング島も、すてきだった。純度の高い水、と表現された森の空 -