小川糸のレビュー一覧

  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    悲しい結末ではあったけれど、心がじんわり温かくなる場面がたくさん散りばめており読み終えた後は清々しささえ感じる作品。
    涙が止まらない箇所もいくつかあり、どれも色んな感情が入り乱れるものの間違いなく良質な涙であった。
    おやつに込められる人それぞれの想いやエピソードもまた涙を誘いどれも素敵なものばかり。
    心が洗われる作品だった⭐︎

    0
    2026年02月25日
  • 食堂かたつむり

    Posted by ブクログ

    ほんわかした話なのかと思ったら、生き物の生がとても生々しく、目を逸らせないぐらい事実として書かれていて、「食べる・生きる・死ぬ」にシンプルにまっすぐ向き合うしかなかった。
    でもそのシンプルさが心地いい。
    人間は他の生き物を消費するしかなくて、どこまでも自然に生かされてると思う。人間は与えてくれる生き物たちになにをあげられてるんだろう。

    チョコムーン良かったなあ

    0
    2026年02月24日
  • にじいろガーデン

    Posted by ブクログ

    偶然落ちた恋、レズビアン、歳の差、駆け落ち、色んな事がてんこ盛りで読み始めは戸惑ったし、最後まで現実味が感じられないままだった。
    そして重いラスト。
    あまり読んだことのないタイプのお話だった。

    0
    2026年02月23日
  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    本を読んでこんなに大号泣したのは初めてだった。病気になったことや死について、受け入れていたはずだったのに、たくさん葛藤し、考え答えを見つけていく姿は、本当に1人の人生をみているような気持ちになれた。私が考えていたしに対する漠然とした恐怖心が少しなくなった気がした。今、生きているという事実に感謝し、目一杯楽しもうと思った。

    0
    2026年02月23日
  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    すごくすごくよかった。生と死の話が暗い気持ちになるのではなく、心がすごく満たされるお話だった。死と向き合うことがあれば読み返したいと思える作品だと思った。

    0
    2026年02月23日
  • 食堂かたつむり

    Posted by ブクログ

    初、小川糸さん

    いいなぁ、こんなふうに料理を作ったことがない、私にとって料理は“義務”に近いです
    毎日こんな気持ちで料理できたらシアワセだろうなぁ
    食材や工程の描写がとてもよい、あたたかくて心地よくて気持ちが晴れてゆく
    そして出て来る人が結局みんないい人なのも癒される

    もし食堂かたつむりに行くことができるなら、ビールに合う一皿、ワインに合う一皿、そして日本酒でも一皿、最後にエスプレッソで小さなスイーツをいただけたら最高です!

    また別な作品で美味しそうな料理に出会いたいと思う、初・小川糸でした

    0
    2026年02月16日
  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    だいぶ前に読み終わり、今でも一番好きな本はと聞かれたら挙げる本。

    私はずっと、死ぬのが怖かった。
    何かをやり遂げられないということより、死ぬ瞬間が、死を待つ時間が怖い。
    父と母を看取って、子供を持ち、その思いがどんどん増していった。
    当たり前に仏教徒の家で育ったが、信心深いわけではない。
    仏壇に手を合わせ、仏像を見て感心し、神社に初詣して、クリスマスにごちそうをたべる。
    もっと私の心に宗教が根付いていれば、恐怖心は薄れるのかもしれないとは思っていた。

    この本の中には多少「スピってる」場面が出てくる。特定の宗教が表現されているわけではない。
    その塩梅がちょうど良くて、すとんと胸に落ちる感じが

    0
    2026年02月14日
  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    とても泣きました。自分が主人公の立場になったらどうするか。その瞬間に私は生きてきたことに感謝できるように今から生きたい。
    人は死の直前まで、変わるチャンスがあるのだから。

    0
    2026年02月14日
  • 小鳥とリムジン

    Posted by ブクログ

    小鳥ちゃんとリムジン2人ともハードな境遇で聞いてると少し悲しくなったりしてしまうけれど、そこに温かい料理が出てきて2人を包み込む
    心に染みる文章がたくさん出てきてメモをとった

    0
    2026年02月13日
  • 泣きたい午後のご褒美

    Posted by ブクログ

    特に、
    痛い人生設計を作る、ルノアールで
    彼と彼女の秘密と彼
    のお話しが好きだった

    イルフロッタントやウインナーコーヒーなど
    聞いたことのない、けれども、
    美味しそうで食欲をそそる喫茶店が舞台の
    アンソロジー

    タイトルのとおり、
    読後に、ちょっと頑張ってみるかー!と
    少しの元気をくれる物語たちでした

    0
    2026年02月11日
  • 小鳥とリムジン

    Posted by ブクログ

    これでもかと、子供の頃から不幸の連続。
    でも外からは理解されない。
    いつ死を選んでもおかしくなかった子が、
    幸せが何か少しずつ気がついていく。
    高校生、大学生くらいの子達にぜひ読んでもらいたいなぁと思った本。
    自分も含めた人の心と身体を大事に思い、優しい関係を作っていくことを考えさせられる。

    0
    2026年02月07日
  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    この本に出会えてよかったと切実に思う。何気なく手に取った本。自分はこれからどう生きていこうか、同じくらいの年齢の主人公に惹かれながら、最後はずっと涙を流して読んできた。悲しい涙じゃない。とても素敵な涙を流しながら、心があったかくなるような、素晴らしい本だった

    0
    2026年02月06日
  • サーカスの夜に(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    サーカス。
    聞いただけで心躍る、それでいて少し不思議で陰を感じる単語だ。
    13歳から14歳という多感な時期に、少年はたった一人でサーカスにとびこんだ。本作ではサーカスという場をとってはいるが、少年の抱える葛藤や感動は普遍的なものだと思う。

    名前の付け方が絶妙で、トロ、ナットー(脳内で「ナ」にアクセントを置いていた)、クスクスなど、言われるまで食べ物の名前だとは気づかなかった。ソリャンカ、トリッパなども異国情緒が感じられていい名だ。

    ただ、一点。どこか遠い外国の、いつか分からない時代(たぶん昔)のお話だと思って読んでいたのに、急にランドセルが出てきて「え、日本!?」、次にスマホが出てきて「え

    0
    2026年02月02日
  • つるかめ助産院

    Posted by ブクログ

    糸さんの小説はどの小説もそうですが、美しい情景が容易に想像できるように執筆されるから凄いです。また人と人の思いやりに満ちた繋がりに、読み終わりたくなかった一冊です。ストレスフルな現代社会だからこそ、現実逃避に読みたくなる処方箋のような本です。
    途中涙してしまうところもありますが、同じくらい声を出して笑ってしまうギャグも散りばめられていてこのバランスの良さも好きです
    あー、島ぐらし。楽ではないけど憧れるな、と思いました

    0
    2026年02月01日
  • つるかめ助産院

    Posted by ブクログ

    じんわりと心があたたかくなった。まりあが、島で暮らしていくうちにどんどん明るくなっていく様子が丁寧に描かれていて、自分が微笑みながら読んでるのが分かった。島の景色も目に浮かぶようで、いいな、行ってみたいなと思った。へその緒の話、すごく良くて、人は必ず誰かと繋がっているんだと実感。
    さて、この物語、2012年にドラマ化されており、まりあが仲里依紗・鶴田亀子が余貴美子なんて、面白いに決まってるじゃん!!14年も前かぁ、はぁ、14年前に出会いたかった~

    0
    2026年01月30日
  • 食堂かたつむり

    Posted by ブクログ

    小川糸さん、ライオンのおやつに続いて2作目。心があたたまる、けれど、、やっぱり悲しい。本作は後半まで美味しそうな料理と素敵なお話で、このまま幸せな気持ちで終わると思っていたのに…。おかんの病気からのエルメス、そして手紙。涙がこぼれ落ちそうになった。悲しい気持ちが強いまま終わってしまったので、巻末に短編小説がのっているんだけど、それは読まず、悲しみから顔を上げた倫子に私も便乗
    。さ、ご飯作ろう!

    0
    2026年01月28日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    小川糸さんを読むのは2作品めですが、
    美味しいものを描写するのが料理と
    情景がおなべで掻き回されていくようで、
    せつなさもおもしろさもたのしさもかなしさも
    全部温めておいしくいただけました。

    0
    2026年01月24日
  • とわの庭(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小さな古本屋さんで表紙が気に入り購入した。

    表紙からかわいらしい話かと思ったけれど、序章は残酷で苦しい話だった。でも常に先が気になる展開で、ここ最近読んだ本の中では一番短期間で読み進められた。

    とわが飢えを凌いでいる描写がとてもリアルで苦しくなった。同時に自分は今とても恵まれた環境にいることを実感した。とわが報われることを願って、気付けば夢中でページを捲っていた。

    とわが『十和子』として生き始めてからは、この人は本当に強い人だと感じた。
    こんなに苦しい過去があっても死にたいと思ったことがないなんて。

    この作品から勇気をもらい、生きる力や生きる楽しみを思い出させてくれた。
    今この時に出会

    0
    2026年01月24日
  • 食堂かたつむり

    Posted by ブクログ

    ライオンのおやつ以来のやさしくて繊細な文章はほんとに感情移入する、豚にも食材にもなれるような感覚
    エルメスが姿を変えてみんなを元気づける、エルメスの命が継承され慈しまれる。
    ふとしたきっかけで今はいろんな感情になってしまう人間だけど、原始から継承されている植物や動物が持つ根本的な力ってのはもっと重んじられてもいいな、慈しまれるべきなのかな、ご飯食べている時くらい全てを忘れて感謝しながら、背景を想像しながらいただくようにしたいな

    0
    2026年01月23日
  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

    Posted by ブクログ

    出合うまでのストーリーを楽しむ
    愛用品を見つけて、慈しみながら使っていくことが年齢を重ねる楽しみ
    新しいものを受け入れるゆとりを持っておくことが、生活や収納においては大事
    既成概念を取り払い、自分にとっての心地いい状態に日常を持っていくことができるようにする
    ベルリン…自由に生きる、お金をかけずに楽しむ
    モンゴル…遊牧民、物が少なくてもその中で生きる

    0
    2026年01月17日