小川糸のレビュー一覧

  • ライオンのおやつ

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    韓国ひとり旅のお供に読んだ本。
    行きの飛行機で泣きそうになってしまった。

    主人公はガンステージ4で余命少しの女性。終末期を島で過ごすという物語。

    自分自身、死ぬことを考えるととても怖くなる。
    その部分をずっと扱っている作品。

    とても響いた。物語の中で幸せというのは、不平不満を漏らしながらも何気ない毎日を過ごしていることとあるがほんとにその通りだなと。

    今がとっても幸せなのだと。
    仕事に行けて、好きな本を読めて、いろんなところに旅行に行けてこう言った日々がどれだけ大切で幸せなのかを気付かされた作品。

    絶対読み返そう。その時々で感じ方が変わると思う。
    後、毎日を一生懸命生きよう。

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    2025年11月27日
  • 食堂かたつむり

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    この本を読まないまま死ななくてよかった。途中から泣いてばっかりだった。読んだことがないのに懐かしくなるような小説。母娘の確執は深く語られないけれど、食器を引き合いに出して語られる「おかんと私の価値観は正反対」という言葉が効いている。
    作者の小川さんについては全然わからないけど、食べることも作ることも好きなんだなあと伝わってきた。いくら料理が上手くても、飲食店のトイレが汚いとすべてが台無しになる、という一言の説得力よ。紹介されるひとつひとつのメニューも、ほとんど野菜だけで味を整えるジュテームスープも、そしてエルメスを解体するシーンも、食材に、食事という行為にリスペクトがないと思いつかないし書けな

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    2025年11月25日
  • 小鳥とリムジン

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    初めは、かなり重く読み進めるのが苦しかったのですが、少し楽しくなって来たと思ったら、最後急展開に涙が…
    その後、コジマさんとの出会いで小鳥は幸せになり最終、穏やかな気持ちで読み終える事が出来て、1冊の中に色々な感情が感じられる本でした。
    私には凄くよかったです。

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    2025年11月23日
  • わたしの名店

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    これはいいものを読ませていただきました!
    読んでいて幸せになれる本。

    やっぱりおいしい食べ物にまつわるエッセイが大好き。
    28人の著名人が実在する名店の思い入れのあるメニューを紹介してくれていて、すべての作品からその食べ物への愛が感じられて最高でした。

    初めて読む作家さんも何名かいらっしゃって、この方の文章好きだな、他の作品も読みたいなと思える作家さんに出会えるのがアンソロジーの好きなところです。

    同じくポプラ文庫さんから出版されている
    『3時のおやつ』も読みたくなりました!

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    2025年11月23日
  • 小鳥とリムジン

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    親から愛をもらえず、酷い思いをして育った主人公。その体験で魂は損なわれず、捨て鉢にならず生きているうち、この星に生まれってよかったと思うまでになる。親の心ない行いは子供のせいではなく、傷ついても魂は損なわれない。その力で自分で自分を必死に守ってこれた。
    きっと私にも、その力があったから今日がある。そんな魂を与えてもらったことに感謝。恵まれなかったことは多く悲しく悔しくて辛かったけれど、培われたものも確かにある。そういうプラスに感謝し、日々の少しずつの幸せを積み重ねて、これからの人生自分で舵をとって生きていきたい。

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    2025年11月18日
  • ライオンのおやつ

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    若くして死を迎えることになった主人公が、ホスピスで死と向き合う物語。生きたい、と願う気持ちを受け入れる事も、死を受け入れる事の一部だと気付く。

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    2025年11月23日
  • つるかめ助産院

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    南の島の美しさと温かさが伝わってくる一冊。実際に島には訳ありの人結構多いらしいと聞いたことある。
    自然に触れることで癒されたり、濃厚な人間関係に救われたりすることもあるんだろうな。

    小川糸さんのお話は、吸い込まれるような感覚になって自分もそこにいるような感覚になるから不思議。あっという間に読んでしまった。

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    2025年11月16日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    前半と後半の落差がすごい小説だった。
    しかし前半の地獄があるから、後半の光や匂いの鮮やかな様子がより引き立つ。

    主人公のとわは目が見えず、子ども時代、家から一歩も出されず育てられた。
    母はあいと言い、「とわのあい」で母娘が結びついていると娘に話した。
    しかし、母が外で働くようになってから少しずつ母の心は壊れていき、二人の満ち足りていた暮らしも崩壊する。
    ある時、仕事に出た母は家に帰らなかった。
    「外に出てはいけない」と厳命されていたとわは外に出ることも助けを求めることもできず、母はいつか帰ってくると信じたまま食べ物もなく飢餓に陥る。

    救い出されてからもとわにはたくさんのことが起こるが、数少

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    2025年11月16日
  • 食堂かたつむり

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    優しい感動が静かに湧いてくる。
    風景や料理の描写が丁寧。特に料理は本当に食べてみたくなる。
    料理ひとつ、食材ひとつにも、感謝の気持ちをもって丁寧に味わうようにしたい。
    改めて「いただきます」「ごちそうさま」という言葉の大事さを実感。
    毎日を丁寧に生きようって気になった。

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    2025年11月15日
  • ライオンのおやつ

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    とてもリアルに描かれている作品で感動で涙が止まりませんでした。
    1日1日を生き切る。
    人生は終わるのだからと投げやりになるのではなく、最後まで人生を味わい尽くすこと。
    この文章がとても響きました。
    生と死がテーマですが悲しくなるのではなく、作品に出てくる人物の暖かみを感じる本でした。

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    2025年11月11日
  • ライオンのおやつ

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    癌と向き合う人たちの姿に心打たれました。その中に出てくる美味しい料理に心がほっこりしました。雫さんとお父さんのエピソードに涙が止まりませんでした。

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    2025年11月08日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    前半はすごく辛いけど、とわが一歩外へ踏み出したところから心がどんどん浄化されていく。
    文章から、草花や紅茶や空気の匂いが漂ってくるような錯覚を覚える。
    自分が普段いかに視覚からの情報に頼ってるか。
    明日から、匂いや温度や手触りにも意識を向けて、丁寧に生きてみたいなって前向きな気持ちになった。

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    2025年11月05日
  • ライオンのおやつ

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    過去のことを振り返ったり
    未来を憂いてたりする日々を過ごしていたので
    目の前のいまを生きたいと思った

    人生と向き合えなくなったときに
    また手にしたい本だなと記憶に留めておく

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    2025年10月30日
  • ライオンのおやつ

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    久方ぶりの小説。
    最後に読んだのは思い出せないくらい前。

    私の心は死んでなどいなかったのだと教えてくださいました。
    素敵な言葉が多く、また噛み締めたいと思えるものでした。
    人生の後半に楽しみができました。
    ごちそうさまでした。

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    2025年10月28日
  • 食堂かたつむり

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    再読。

    命を頂くこと。
    それはみんながわかっていることだけれどサラッと流される風潮があるがこの物語ではしっかりと描かれていることに好感が持てた。
    人によってはどうしてこんな場面を描くのだろうと疑問に思うかもしれないけれどやっぱりどうしたって必要だと私も思う。

    何もかも失って人生のどん底に突き落とされた主人公が料理や出会う人々を通して、また人生を歩み始める元気を取り戻していく姿は、今何かにつまずいてしまっている人にも、新たに何かを始める人にも勇気を持たせてくれるだろう。

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    2025年10月21日
  • 食堂かたつむり

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    小川糸さん好きになったきっかけの本。
    昔単行本で読んですごく好きだった記憶があったんだけど文庫化されてたから購入して久々に!
    倫子が作る料理がどれも本当に美味しそうであったかくて。優しい気持ちになれる大好きなお話です。
    食堂かたつむり、私も行ってみたいなぁ。
    エルメスの最期はとても丁寧に描かれていて、命をいただくということを考えさせられる。
    おかんからの手紙のところはボロボロ泣きながら読んだ。
    文庫限定の番外編チョコムーンもとっても良かった!倫子の料理を食べる側の人の話も読んでみたいと思ってたので嬉しかった。

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    2025年10月20日
  • ライオンのおやつ

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    最後まで読むか悩んだ 
    途中からどんどん感情移入してしまい、自分はまだそういう状況ではないけれど、遅かれ早かれそうなるときに、多分この本を思い出す、それがいいか悪いか分からない、だから今のうちに読むのをやめようか…そう思ってしまった。
    あまりに悲しい結末ではないことをレビューで確認し、読書再開。そこからは一気読み。旅立つ者・見送る者、それぞれの視点での切ないストーリーに胸を打たれたけれど、前向きな気持ちになれたステキな終わり方だった。

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    2025年12月05日
  • 今夜はジビエ

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    作家のエッセイは昔からある一つのジャンルであり、その時代を紐解くうえで、そして何がその作家の作品に影響を与えているのかを知る貴重な資料だとも思っている。
    小川糸さんは絶望からの再生の物語を多く描いているイメージで、なぜか本書を読むことで理解できる部分がある。これまでも多くのエッセイを書いている中でも自然と共に生きる様子が描かれていて作品と通ずる部分があるのだ。
    何より丁寧な生活をしている様は本当に癒されるので、疑似体験としても読んでほしい一冊。

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    2025年10月15日
  • 喋々喃々

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    物語の中に、四季や日本文化を感じられる。
    文章がきれいで、サクサク読むのはもったいなくて、じっくり読みたくなる本だった。
    恋愛も周囲の人たちとの関係も大人っぽくて、おそらく私より若い主人公なのに、生きる世界の違いを感じた。

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    2025年10月12日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    そんなつもりはないのに、めちゃくちゃ泣いてしまいました。
    医療者なのでマドンナの寄り添い方が素敵で良かったです。
    主人公が最後お父さんに会えて良かった。
    私もこんなホスピスで最期を迎えたいです。

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    2025年10月09日