小川糸のレビュー一覧

  • ライオンのおやつ

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    何か特別なことがあった時だけでなく、日常の些細な幸せを噛み締めながら毎日を大切に過ごしたいと思った。序盤から最後まで泣きすぎて前が見えなくなるほどだった。しかし、お涙頂戴では決してない。純粋で柔らかな小説。

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    2026年09月26日
  • ライオンのおやつ

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    やっぱり病気になった人が徐々に衰弱していく様子を追っていくのは辛い。
    自分のことを「しーちゃん」と呼んだり、ウィッグを被らなかったり以前だったらプライドが邪魔してさらけ出せない弱いところが現れてくるところがリアルで切なかった。
    ライオンの家の他のゲストとの関わりの中で些細なことから生きる原動力を得たり、人生に満足していくところがよかった。

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    2026年09月23日
  • ライオンのおやつ

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    死がこういう感じなら、少し怖くないかも。
    あたりまえだけど一つ一つのかけがえのない人生があって、自分もそのひとつを生きていることを思い出した。
    人生はろうそくといっしょで、火がついたら消えるまで燃えるしかないと、マドンナさんが言ってた言葉が胸に残った。
    自分にとって忘れられないおやつは何かなぁ。美味しいお菓子もケーキも山ほど食べてきたはずだけど、受験の日のあとに母が焼いていてくれた素朴なりんごケーキを思い出した。

    そばで寝ていた娘をうんと愛おしく感じた。
    命があること、毎日ご飯を食べて、歩き、おしゃべりして笑えることは本当に、ありがたいことだ。

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    2026年09月23日
  • たそがれビール

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    日本と海外を行き来する忙しそうな生活の中でも、四季を丁寧に感じて綴られているエッセイ。特にドイツでの暮らしに魅力を感じた。

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    2026年09月23日
  • 小鳥とリムジン

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    人間を追い詰めるのも、人間を救い出すのも人間。
    物語が進むにつれて視界が開けていくような、希望的な物語だった。
    小鳥はリムジンと出会えてよかった。
    リムジンにとってはどうだったんだろう。

    個人的には、最後まで他人を一方的に消費する欲望に陥らず「小鳥欲」「リムジン欲」と表現しているのが腑に落ちて良かった。

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    2026年09月21日
  • ライオンのおやつ

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    感動した。美容院でも気にせず泣いた。ホスピスを初めて知ったし、人が亡くなるまでをずっと追っていく話って読んだことなくて、衝撃もあった。ライオンの家の雰囲気、住人、スタッフ、考え方がすてきで、私も、行きたいと思った。どうにもならない、不平等なことが起きた時、雫さんみたいに、前向きに、受け入れることができるだろうか。親族や友達に甘えず、1人で整理し、旅立てるだろうか。

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    2026年09月20日
  • さようなら、私 [新装版]

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    ネタバレ

    手元に置いておきたい本。
    死と食と再生、再出発の物語

    【恐竜の足跡を追いかけて】
    本当に大事なものはなにか、異国に行ったからこそ感じられる。美味しい食事が食べられること、たくさんの便利なものに囲まれていること、それでも欲しいものは絶えないこと、満たされない気持ちはずっと続くことに、休職して気づき出した時にこの本を飲みました。主人公と状況も近く、この先のことも重ねて読み進められました。いかに自分が狭い世界で生きていたのか、読むとガラッと世界の捉え方が変わります。もっと広い世界を見て、自分に限界を作らず、まだ頑張れるかもという気持ちになれるような、背中を押してくれる作品です。

    【サークル オブ ライフ】
    最後の怒涛の展開に圧巻。少しずつ蒔いていたものが一気に解決に導かれた。自分の生い立ち、それによるトラウマ、拭いきれない過去の思い出が自分を苦しめ続けたこと、諦めるにいたったことまでも、カナダという土地、彼からの言葉、春子おばさんの愛、スーツケースの中身、鮭、ぜんぶ合わさって、彼女が一気に解放される。こんな何もかもがいいタイミングでなんて思うかもしれないけど、なんかわかる、何もかもが意味があったんだと思えて、それがぜんぶ不思議と繋がって、視界がパッと開けて風が吹く感じ!これを言語化して物語にできる糸さんほんとにすごすぎる。これも名作でした。

    【おっぱいの森】
    はじめはドキドキして固唾を飲んで読んでいたけど、次第に不思議と、主人公とセッション相手の穏やかになる気持ちがわかるような気もした。自分には思いもつかないことがあり、わからない痛みや前を向く方法があるのだなと感じた。誰かと較べるでもない、その人の痛みがある。再生の仕方は人それぞれ。

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    2026年09月20日
  • たそがれビール

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     小川糸さんらしい柔らかで華やかでやや思想強めで、そして少しおいしそうなエッセイ。キラキラとした世界でありながらも親しみやすさもあって、個人的にはすごく好き。

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    2026年09月17日
  • ライオンのおやつ

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    自分の最期を瀬戸内のホスピスで受け入れる
    若い独身女性目線で描かれた作品。

    体の自由さと反比例して
    精神的な豊かさが増していく姿から
    雫と自分と置き換えて「死」を考えると
    今を丁寧に生きよう、
    お金や名声、周りからの評価よりも
    近くにいる人を少しでも笑顔にしよう、
    と思いが出てきた。

    「マドンナ」を始めチャーミングな登場人物の
    おかげで暗くなく温かい気持ちにさせてくれる。

    小説だからこそ描ける世界観だろうな。

    私が死ぬ間際、食べたいおやつは何だろう

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    2026年09月16日
  • とわの庭(新潮文庫)

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     盲目の女の子とわは大好きな母と二人暮らし。でもある日、母がいなくなり…。とわの成長物語り。
     母と娘の呪縛を絡めながら、とわは自立していく。孤独や、飢えに苦しむ場面は、物語りに引き込まれる。早く抜け出して〜って祈る様に、ページをめくった。一方で、苦しみだけではなくて、庭の移ろいや、鳥の声、本を読む時間、人とのつながりなど、人生の輝きもある。
     結局、親の愛情も、親から受けた傷も、人生を歩む中で少しずつ自分のものにしていくしかないのだと思う。
     母の呪縛から完全に自由になることは難しいかもしれない。それでも、自分の幸せは、自分の力でつかみ取るしかないのだと感じた。

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    2026年09月12日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    タヒチくんと会い、幸せを感じていた矢先のマスターとの別れで落差がすごくて涙が出た。
    個人的には、大人な表現があまり好きではないのでマイナス1してしまったけど、とても読みやすくて面白かった!

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    2026年09月08日
  • ライオンのおやつ

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    とても心温まる作品で、我慢出来ずに涙が出た。
    死という物があまり怖くなくなるように感じ、同時に今のこの毎日を大切に過ごそうと思った。

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    2026年09月03日
  • ライオンのおやつ

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    ホスピスにいる人それぞれの人生があって、長くは生きられないけど最後まで自分らしく生きようとする姿に感動した。

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    2026年09月01日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    涙が止まらなかった。人間誰しも孤独だが、彼女の事を大切に思っている人が必ずいた。1年前におじいちゃんを亡くした私にこの本はとても刺さった。何となくこの1年間思い出しては悲しくなったことが何回もあった。人間死ぬことが悲しいこと、良くないことと取られがちであり、私や雫さんも経験からそう思っていた。マドンナの「いい旅を!」の部分で、天国でも故人が好きなように楽しく過ごせていて欲しいと心から思うことが出来た。
    「生きることは誰かの光になること。自分自身の命をすり減らすことで、他の誰かの光になる。そうやってお互いを照らしあっているのですね」孤独で悲しい人生を送っていると思っていた雫だが、父や娘、六花、タヒチ君に見守られていることが単純に嬉しかった。そして、雫は光となって大好きな景色だったブドウ畑を明るく照らしていて欲しいそう願いました。

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    2026年08月30日
  • ライオンのおやつ

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    この本は、毎日忙しく生きているとつい忘れてしまう、日常の幸せに改めて気づかせてくれる本。

    サラッと読めるから、忘れそうになった時は読み返したい。自分は生きているだけでとても幸せなんだと。

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    2026年08月30日
  • 食堂かたつむり

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    食材に対して命をくれたという考え方が凄く良かった
    鶏や牛なども生きたいけど人間の食料の為に命を落としているから、その命を無駄にしない為にも大切に残さず食べようと思えた。

    倫子の本当の名前の由来を聞いて、いいお母さんだなと思ったし倫子の思い込みで、おかんのことを忌み嫌っていて、おかんが亡くなってから仲良くすればよかったと後悔していたので親はいつ亡くなるか分からないからコミュニケーションをしっかり取って思い込みで判断するのは辞めようと思えた。

    最後のハルミくんとサクラちゃんのエピソードもとても素敵でホッコリした。
    ハルミくんの気遣いと言葉遣いにキュンとしたし、見習おうと思えた。

    おかんの希望でエルメスを食べてしまうシーンが悲しかった。でも生き物の食材に感謝して食べようと思えた。鳩を食べるシーンがあって鳩って食べれるんだってなった笑

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    2026年09月04日
  • ライオンのおやつ

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    こんなにも、本から手を離せなくなったのは、初めてだった。本を読み終えた時、閉じた瞬間に、ほんとに大切な人を失った気持ちになり、涙が止まらなくなった。一生大切にしたい本

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    2026年08月29日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    八ヶ岳の登山と麓の町の雰囲気が好きで何度も出かける場所です。
    そんなすてきな場所に山小屋を作って住むなんてなんで素敵な生き方でしょう。○○のあたりかな?△△のあたりかな?なんて思いながら読み進めています。

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    2026年08月24日
  • ライオンのおやつ

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    初めて本で泣いた作品になりました。
    大切な人に貸してぜひ読んで欲しい。
    と言う気持ちになります。
    時々クスッと笑えるようなこともあれば、シリアスな面をありとても楽しくあっという間に読めました。

    後半は1人で読んだ方がいいです…笑

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    2026年08月21日
  • ライオンのおやつ

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    生きる意味とは?生きてる幸せとはなんなのか…を考えさせられる1冊
    何気ない日常がこんなにもバラ色で素敵な幸せが転がっているのだと再認識できる

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    2026年08月20日