小川糸のレビュー一覧

  • 食堂かたつむり

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    不遇の境遇ながら、主人公の女性の心の中は非常に澄んでいて清々しい。それでいて彼女の感性がとても素晴らしいので暗い話になっていない。人間の再生の話なのだが、当然の様に彼女を応援したくなるし、彼女の周りの人達も彼女の再生を手助けしてくれる人ばかりで、とにかく読んでいて気持ちが良い。料理の描写も丁寧だし、豚の解体シーンやその他のシーンも彼女の解釈が非常に意味深いので読んでいるこちらが高尚なものに触れている気にさせてくれる。最後の最後まで清々しく読めて読後感も良い。

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    2025年08月29日
  • 今日の空の色

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    完全に小川糸さんにハマった。

    エッセイなんか読む日が来るとは。
    でも、ほんわかしてて本当に読んでて心が落ち着く!
    今回は特に鎌倉での生活。
    鳥の声とか緑とか星空とか、羨ましい〜って思えるような音を聞いたり見たりしながら生きて行くの素晴らしいなって思った。

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    2025年08月27日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    本を読んで作中に出てくる食べ物が食べたくなったのでできる限り食べてみた!コメダでウィンナーコーヒーを初めて飲んでお気に入りになった!
    あと、喫茶店でナポリタンも食べてみました。マッシュルーム入ってたしタバスコかけたら美味しかった新たな発見で嬉しい!しかも厨房ちらっと見たら作り置きしてあって同じだ!って思いました。
    作中みたいな素敵なティールーム開きたくなりました。

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    2025年08月26日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    小川糸さんのエッセイが好きで、ずっと読んできました。糸さんのエッセイの影響で始めたことも多々あります。好きなものに囲まれて生活する暮らし憧れます。山小屋一人暮らし(ワンコと一緒でも)はちょっと怖いかも、、、

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    2025年08月22日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    初期の短編集。美味しそうな料理が出てくる話ばかり7編。7編それぞれに、いろいろな人生が関わってくる。「こーちゃんのおみそ汁」だけは、どこかで読んだ気がするけど、それ以外は未読だと思う。一番美味しそうだったのが「親父のぶたばら飯」。状況がよくわからないけど、それはそれで良いかなと思うのが「ポルクの晩餐」。この作者の本を読むときは、気を抜いていると不意をつかれると、改めて思う。

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    2025年08月20日
  • 食堂かたつむり

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    小川糸さんのらいおんのおやつの後に手に取りましたが、この方のギャグセンスというか、言葉の選び方や表現方法がますます好きになりました。
    エルメスや、おかんとも衝撃的な結末を迎えますが、特に悲しさを与えることがなく、ハッピーエンドで終わったので、ほっこりしました。

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    2025年08月17日
  • 食堂かたつむり

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    ネタバレ

    途中までごはん系小説って感じでマイペースに読んでいたんだが、
    これは愛の物語だった
    泣いたよー泣いた〜

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    2025年08月11日
  • 食堂かたつむり

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    何年かぶりに再読。
    やっぱり温かくて面白い。
    出てくる料理がどれも珍しくて美味しそう。
    ザクロのカレーが食べてみたい…!

    ラスト、おかんからの手紙で涙が止まらなかった。
    何度読んでも泣けるし、優しい気持ちになれるし、食への感謝が深まる。
    読むべき一冊。

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    2025年08月10日
  • つるかめ助産院

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    あらゆるものに心を閉ざし、自分の生い立ちからあらゆる人を憎んでいた主人公が、助産院で暮らすうちにどんどん人の愛に気づいていく過程があったかかかった!

    自分の「手当て」の才能に気づいてから、周りの人の些細な変化だったりこういうものを抱えているんじゃないか、ていうのに気づくのも、本当は主人公はすっごく繊細で優しい人なんだろうなって感じた。

    そして先生の作る料理が美味しそうで美味しそうで、この島に行きたくなった。!

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    2025年08月08日
  • 食堂かたつむり

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    ネタバレ

    なんか重要なことがぽろっと書かれる感じが妙にリアルだった。最後のオカンからの手紙は不器用ながら頑張ったんだなぁと思った。

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    2025年08月06日
  • 食堂かたつむり

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    最後は思わず涙が浮かんだ。

    物語としては急展開、そして穏やかな食堂での日々なんだけど、食材、料理、エルメスに関しての表現が細かくて、魅了された。

    料理って素敵だって思わせてくれた。
    同時に、生と死の儚さも感じて、何気ない日を大切に生きようと思った。

    小川糸さんのファンになりそうです〜
    著書全て良い本です!

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    2025年08月06日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    はじめて小川糸さんの作品を読んだが、とても心が温かくほっこりした。

    一章がとても短いが、読んでいて飽きない食事の素晴らしさを感じさせてくれる。
    なにより読んでてめっちゃお腹がすいてくる、、

    劇的な衝撃的展開とかがないから面白味ないなーとか思うかもしれないが、それがこの本の良さだと思う

    とくに好きなのは「こーちゃんのおみそ汁」読んでてうるっと来た。
    五章目の「ポルクの晩餐」は他の章と違ったテイストだったが、新鮮で全く飽きを感じなかった。

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    2025年08月04日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    小川糸さんの山小屋での暮らしや、その暮らしで使っている道具について描かれている。
    綺麗な写真付きで、見ていて楽しいし想像しやすい。
    自分も山小屋に暮らしているような感じになり、今の猛暑が少し涼しく感じられた。
    食器やキッキン用品、家具などの暮らしの道具ひとつひとつにこだわりがあって、多くを持つのではなくて少ないものを愛して使っているのが糸さんらしくていいと思った。
    こんな暮らしに憧れる…
    薪ストーブはないけど、松ぼっくり拾いたくなった。

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    2025年08月01日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    目が見えない人の話。私が知らない世界。
    生き様、生きる力、前向きさ。
    盲導犬も登場します。
    在宅勤務以降、家にいることが多いので、盲導犬を見る機会が減った気がする。

    少し、詩的な表現が多い作家さんかも。

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    2025年08月01日
  • にじいろガーデン

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    家族の数だけ家族の形があることを再認識させられた。
    どうしてこんなに試練ばかり起きるんだとやるせなく思ったけど、紛れもなく世界に一つだけの家族だった。
    とにかく美しい。

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    2025年07月25日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    このエッセイを読むのを発売前から楽しみにしていた。毎晩寝る前に少しずつ読んで、糸さんの山小屋と、山小屋での暮らし方が素敵だな、羨ましいな〜と感じた。
    やりたいことほしいものは先送りにしない、人生は意外とあっというま、心豊かな人生を送る、その言葉が胸に響きました。

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    2025年07月25日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    私の読書好きを加速させてくれた大好きな
    糸さんの今の暮らしを感じさせてくれるエッセイ。

    ここ数年で作家としても女性としても
    紆余曲折生きてこられた糸さんの文章は
    暮らしぶりひとつとっても憧れる。

    山小屋での暮らしも、物選びも
    大切な家族の、ゆりねちゃんとの暮らしも
    読んでいてふわっと温かくなる。
    自分と似ているなどとはおこがましいけれど
    大切なものを育む気持ちも忘れずに
    大事なものを大切に守りたいと思える
    とても素敵なエッセイです

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    2025年07月25日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    小川さんの丁寧な暮らしは憧れです。
    誰でもできる暮らしではないけれど、普段の生活に少しだけ取り入れると豊かな気持ちになれそう。
    早速、ソネングラスとインスタントラーメンを購入しました♪

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    2025年07月25日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    喫茶店や食べ物にまつわる短編集。
    どの話も良かったし最後の小川糸さんの話は悲しいけどおもしろかった。

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    2025年07月20日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    憧れるシンプルライフがある。しかし、愛しきものも沢山ある。この本を読んで欲しくなったものもある。わたしはどこへ向かおうとしているのか。まだまだ定まっていないなあー。とりあえず断捨離かな。

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    2025年07月20日