小川糸のレビュー一覧

  • 食堂かたつむり

    Posted by ブクログ

    初、小川糸さん

    いいなぁ、こんなふうに料理を作ったことがない、私にとって料理は“義務”に近いです
    毎日こんな気持ちで料理できたらシアワセだろうなぁ
    食材や工程の描写がとてもよい、あたたかくて心地よくて気持ちが晴れてゆく
    そして出て来る人が結局みんないい人なのも癒される

    もし食堂かたつむりに行くことができるなら、ビールに合う一皿、ワインに合う一皿、そして日本酒でも一皿、最後にエスプレッソで小さなスイーツをいただけたら最高です!

    また別な作品で美味しそうな料理に出会いたいと思う、初・小川糸でした

    0
    2026年06月13日
  • 喋々喃々

    Posted by ブクログ

    喋々喃々とは、男女が楽しげに小声で語り合うさまのこと。東京谷中でアンティーク着物店を営む栞。ある日店に父親に似た声をした男性客が訪れる。少しずつ膨らむ恋心や家族との葛藤が季節の移ろいや美味しいものの描写を交え丁寧に描かれる。

     春牡丹もいいけど、冬牡丹も格別ね。(まどかさん)冬牡丹 胸に姫たる恋のあり(まどかさん)絶対にお菓子を持って栞に会いに来るまどかさん。まどかさんの粋な計らいに、癒され、格別に素敵なまどかさんを想像してしまった。主人公は栞だけど。栞とまどかさんのお喋りに私も参加したいくらい、温かく身近に感じるのに、洗練されたものを感じるのは、2人の言葉遣いや雰囲気が格別だからだと思う。

    0
    2026年02月15日
  • 小鳥とリムジン

    Posted by ブクログ

    「食堂かたつむり」「ライオンのいえ」と比べると、じゃっかん説教くさくて、最後の方はちょっと興ざめしてしまいました。途中まではすごく良かった。

    0
    2026年02月14日
  • なんちゃってホットサンド

    Posted by ブクログ

    人生、何が起こるか本当にわからない。
    小川糸さんのエッセイにたびたび流れるフレーズ。
    人生って面白いなぁ。本当に何が起こるかわからない。
    この世の摩訶不思議は、人と人との出会いだと思う。
    縁のある人とはどうやったって出会ってしまう。
    小川糸さんの人との出会いは、糸さんの行動力から導かれていて素晴らしい。
    一度きりの人生ですもの、楽しまなきゃ損!
    そんな文章から、小川糸さんのように、日常を丁寧に生き、強い信念をもち、暮らしたいといつも読んでいる。

    0
    2026年02月12日
  • にじいろガーデン

    Posted by ブクログ

    私の身の回りにはない設定で、第一章は恐る恐る読んでいたけれど、物語の中心人物が魅力的で応援したくなる人ばかり。
    第一章から四章まで、語り手がかわり、同じシーンを別の語り手がどのように感じていたかが明らかになるところもおもしろかった。
    改めて、自身が、自身の当たり前の枠にはまっていることにハッとさせられたし、作者の発想の柔らかさに感動しました。

    0
    2026年02月11日
  • 小鳥とリムジン

    Posted by ブクログ

    題名からは、かけ離れた?勝手に私が想像していたもの..とは、かなり違う内容でしたが、それでも、泣けてしまうのは、なぜかな。
    形のないものを言葉で現すというのは、こんなにも回りくどくて、じれったいんだね。
    でもだから、心に響く...

    0
    2026年02月10日
  • 泣きたい午後のご褒美

    Posted by ブクログ

    朱野帰子さんの「痛い人生設計を作る」が一番好きだった。
    主人公と一緒に悲しんだり腹を立てながら読んだ。ヨン大好きだ。

    そして、小川糸さんの作品を読んで、真っ先に「イルフロッタント」を検索したのは私だけじゃあるまい。

    0
    2026年02月07日
  • つるかめ助産院

    Posted by ブクログ

    『ツバキ文具店シリーズ』が好きで、ちょこちょこと読ませて頂いている小川糸さん。
    今回は南の島の助産院を舞台にした、こちらの作品をチョイスしました。

    突然夫が失踪してしまい、傷心を抱えて南の島を訪れたまりあ。
    そこで偶然出会った〈つるかめ助産院〉の院長・亀子先生から予想外の妊娠を告げられますが・・。

    自身の辛い生い立ちから、自己肯定感が低く、孤独や不幸に閉じこもっていたまりあが、島の自然や個性豊かな人たちと関わることで、自分の過去と向き合い、徐々に自立していく展開です。

    何といっても、島のあたたかな空気感と住民の方々の丁寧な暮らしぶりがとても素敵ですし、自然の恵みをたっぷり含んだ食材を使っ

    0
    2026年02月06日
  • 小鳥とリムジン

    Posted by ブクログ

    ハッピーエンドではありましたが、主人公の過去の悲しみに、物語であるとはいえ、こちらまで苦しくなるほど気持ちが沈みました。
    現実にも傷ついている人がいるんだなぁと思うと、自分勝手な人間がいることに怒りしかありません。
    自分が心から愛せる人に会える事。そして愛される事。自分の心地よい居場所がある事。
    奇跡なんだろうなあと思います。

    0
    2026年02月02日
  • とわの庭(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    盲目の少女が大人になり自立するまでの物語。健常者から想像する盲目の人が母親に見放された後の状況にはかなり緊迫させられました。盲目の人の感覚をうまく?とらえられていて作者はかなり取材をされたのだろうと想像しました。盲目の人の気持ちをほんの少しだけ体験出来た気持ちです。
    次第に好転していくとわの人生にほっこりする後半も楽しく読めました。盲目で見捨てられた人生を過ごすと意固地になりがちかと想像しますが、肝心なのはその人の気持ちなのでしょうね。盲目の人たちがこの本を読んで勇気づけられるのではとも思いました。

    0
    2026年02月01日
  • にじいろガーデン

    Posted by ブクログ

    「花は自分に与えられた色を自分で変えることはできない。」
    強さ、明るさ、優しさ、天真爛漫さ、
    タカシマ家の各メンバーの花の色が
    お互いの色を補完して、
    レインボーになっていくのかな、と想像した。
    血縁は関係なく、自分が決めた家族は最高の味方。
    ぶつかりあって、励まし合って、愛し合って、
    安心しながら自分の色を濃く濃くしていきたい。

    0
    2026年01月19日
  • 喋々喃々

    Posted by ブクログ

    ストーリー的には少し無理ありだけど、東京の谷中とか湯島天神とか知らない土地なのに親しみがわいてくる。それに四季のうつろう空気感がいい感じで伝わってくる。
    愛憎打ち消すバランスがとてもいい。

    0
    2026年01月18日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

    Posted by ブクログ

    八ヶ岳でこだわりのお家を建てて、愛しいものたちで囲まれた生活。
    読んでいて憧れる。
    糸さんの素敵な言葉で描かれる生活が心地よく、一緒に八ヶ岳で過ごしている気分になった。

    0
    2026年01月18日
  • とわの庭(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前半は本当に長く苦しい話が続きます。これは読者にとっても同じで、まるで主人公の日々を追体験させられているようでもあり、なかなか読み進めるのも辛く感じる人が多いだろうと思います。
    ただ、もし前半がもっとサラリと少ないページで終わっていたとしたら、読み終わったあと爽やかな気持ちは味わえなかったかもしれない。

    ・以下、ぐっときた文章の抜粋
    確かにわたしは目が見えないけれど、世界が美しいと感じることはできる。この世界には、まだまだ美しいものがたくさん息を潜めている。だからわたしは、そのひとつひとつをこの小さな手のひらにとって、慈しみたいのだ。そのために生まれたのだから。この体が生きている限り、夜空に

    0
    2026年01月12日
  • 泣きたい午後のご褒美

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【サロンエプロン / 青山美智子】
    青山さん好きだから読み始めたんだけど、とても短い。
    カフェでバイトはしてみたい。

    【痛い人生設計を作る、ルノアールで / 朱野帰子】
    女性編集者は歩いてる時にウンチ踏め。
    考えすぎちゃって、ヨンは病気でもう先が長くないんだろう、って
    勝手に勘違いしてしんみりしてたら別にそんなことなかった。
    大谷翔平を結構ディスっているよね。
    この世の中『大谷翔平になれなかった痛いだけの人間』って結構いっぱいいるかも。
    ルノアール行ってみたい。

    【究極のホットケーキと紅茶占い / 斎藤千輪】
    これはシリーズものなのだろうか?
    何もかも見透かしてくれそうなのは琴葉かと思いき

    0
    2026年01月08日
  • にじいろガーデン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    友人の女性カップルのことを思いながらこのカップルの話を読んだ。
    2人が愛し合い、家族になって、地域に根付いていく。それぞれの子どもたちと、みんなそれぞれがお互いのことを思い合って暮らしている。

    草介には、もっと自分の好きな道を見つけて幸せになってほしかった。

    ハワイ旅行の段階で、千代子の運命を予想できたけれど まさか草介までがあんなことになるとは、悲しかった。

    でも、希望を捨てない泉と宝。
    それにしても宝とはいい名前だな。

    0
    2026年01月04日
  • 昨日のパスタ

    Posted by ブクログ

    2020年、ちょうどCOVID-19が日本で流行を始めた頃の日記。もちろん閉塞感を訴える記述もあるのだけれど、それ以上にベルリンから日本に住まいを移動したことによる、ドイツと日本の比較が多い。そして相変わらず食べ物が美味しそう。

    0
    2025年12月23日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

    Posted by ブクログ

    ステキ!あこがれる〜(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+でも、動けるうちは良いけれど…とか、いろいろ考えちゃう(゜.゜)あと、お金が…(-_-)

    0
    2025年12月23日
  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

    Posted by ブクログ

    断捨離のヒントにしたく、読みました。

    「丁寧に暮らす」とは

    ・徹底的に自然素材にこだわりたい
    ・自分のゆとり第一に
    ・好きなものに囲まれて暮らしたい

    等、混在するイメージの中から
    自分にとっての「丁寧に暮らす」を
    見出すことが大切なのだと理解しました。

    0
    2025年12月22日
  • なんちゃってホットサンド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コロナという未知の存在が押し寄せている頃だからかもしれないが、作者がとても不安そうに感じた。

    先を憂い案じている描写が多く、エッセイだからそれはいいし、もともと丁寧な暮らしをとても大切にされている方ではあるが、自分自身の好きを作者自身が再確認しているようにも感じた。そうじゃないと、不安な世の中に心がやられて、トゲトゲしてしまうのかな。

    けれど、自分の気持ちをここまで言語化してひょうげんできるのはすごいな。作家だから当然と言われたらそこまでだが。

    今回のエッセイは、憧れもあるが、それ以上に作者の心の揺れ動きの大きさも感じた。

    0
    2025年12月17日