小川糸のレビュー一覧
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喋々喃々とは、男女が楽しげに小声で語り合うさまのこと。東京谷中でアンティーク着物店を営む栞。ある日店に父親に似た声をした男性客が訪れる。少しずつ膨らむ恋心や家族との葛藤が季節の移ろいや美味しいものの描写を交え丁寧に描かれる。
春牡丹もいいけど、冬牡丹も格別ね。(まどかさん)冬牡丹 胸に姫たる恋のあり(まどかさん)絶対にお菓子を持って栞に会いに来るまどかさん。まどかさんの粋な計らいに、癒され、格別に素敵なまどかさんを想像してしまった。主人公は栞だけど。栞とまどかさんのお喋りに私も参加したいくらい、温かく身近に感じるのに、洗練されたものを感じるのは、2人の言葉遣いや雰囲気が格別だからだと思う。 -
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『ツバキ文具店シリーズ』が好きで、ちょこちょこと読ませて頂いている小川糸さん。
今回は南の島の助産院を舞台にした、こちらの作品をチョイスしました。
突然夫が失踪してしまい、傷心を抱えて南の島を訪れたまりあ。
そこで偶然出会った〈つるかめ助産院〉の院長・亀子先生から予想外の妊娠を告げられますが・・。
自身の辛い生い立ちから、自己肯定感が低く、孤独や不幸に閉じこもっていたまりあが、島の自然や個性豊かな人たちと関わることで、自分の過去と向き合い、徐々に自立していく展開です。
何といっても、島のあたたかな空気感と住民の方々の丁寧な暮らしぶりがとても素敵ですし、自然の恵みをたっぷり含んだ食材を使っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半は本当に長く苦しい話が続きます。これは読者にとっても同じで、まるで主人公の日々を追体験させられているようでもあり、なかなか読み進めるのも辛く感じる人が多いだろうと思います。
ただ、もし前半がもっとサラリと少ないページで終わっていたとしたら、読み終わったあと爽やかな気持ちは味わえなかったかもしれない。
・以下、ぐっときた文章の抜粋
確かにわたしは目が見えないけれど、世界が美しいと感じることはできる。この世界には、まだまだ美しいものがたくさん息を潜めている。だからわたしは、そのひとつひとつをこの小さな手のひらにとって、慈しみたいのだ。そのために生まれたのだから。この体が生きている限り、夜空に -
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ネタバレ【サロンエプロン / 青山美智子】
青山さん好きだから読み始めたんだけど、とても短い。
カフェでバイトはしてみたい。
【痛い人生設計を作る、ルノアールで / 朱野帰子】
女性編集者は歩いてる時にウンチ踏め。
考えすぎちゃって、ヨンは病気でもう先が長くないんだろう、って
勝手に勘違いしてしんみりしてたら別にそんなことなかった。
大谷翔平を結構ディスっているよね。
この世の中『大谷翔平になれなかった痛いだけの人間』って結構いっぱいいるかも。
ルノアール行ってみたい。
【究極のホットケーキと紅茶占い / 斎藤千輪】
これはシリーズものなのだろうか?
何もかも見透かしてくれそうなのは琴葉かと思いき