小川糸のレビュー一覧

  • 海へ、山へ、森へ、町へ

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    103-当たり前のことを、当たり前と思ってはいけない。
    そして誰かに料理を作るとは、その人の尊い命につかえることだ。
    生きるとは、悲しいことがあっても嬉しいことがあっても、日日、同じようにご飯を食べて呼吸することなのだから。

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    2013年12月15日
  • 海へ、山へ、森へ、町へ

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    ようこそ、ちきゅう食堂へ、が改題されいくつかの新たなお話が収録され文庫になって発売されました。
    食と旅。小川さんが実際に訪れて口にした数々の美味しそうなもの、あたたかな人々がでてきます。
    食べたいのは長瀞のかき氷(でも長時間並んでまでは食べたくはないな)。訪れたいと思いつつもまだ行けていない石垣島の辺銀食堂。あとはモンゴル、ね。小川さんのエッセイでモンゴルにものすごく憧れをもつようになりました。
    旅して美味しいものが食べたくなる愛おしいエッセイです。

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    2013年09月02日
  • つるかめ助産院

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    日常の中で、いつの間にか行き違っていた主人公とダンナさま。
    お互いの中から優しさが欠けていく中で、ダンナさまは失踪。理由も分からない主人公は、ダンナさまを探しまわるけれど、見つからない。
    そんなとき、新婚旅行で訪れたハートの形をした島に、ダンナさまが行きたい!と言っていたことを思いだし、島へ・・・
    すぐに帰るつもりで訪れたその島で、主人公は道に迷い、「つるかめ助産院」という産院に巡りつく。そこで出会った「つるかめ先生」に告げられる自身の変化。迷い、悩みながら、主人公はその島で、いろいろな人と出会いながら、忘れかけていた優しさを思い出し、たくましく成長していく。

    すごく温かく、切なく、ほのぼの

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    2013年08月02日
  • つるかめ助産院

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    小川糸さんは「食堂かたつむり」で受け付けられなくなった作家さんである。
    「つるかめ助産院」はドラマにもなっていた記憶があるし、気にはなっていたんだけれど、読む気にはなれなくて。
    そんなとき、古本屋でこちらを発見したのだった。

    命をはぐくむということは、とても難しくて、素晴らしいこと。
    この一冊で完結するので、少々駆け足なところは否めないかな。
    原作はもう少し丁寧に書かれているんだろうな、とは思う。

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    2013年07月11日
  • ペンギンの台所

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    小川糸さんのエッセイ初めて読んだけれど、小説のイメージどおりの人だ(^^)凄く充実した毎日を送ってる感じが羨ましい!

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    2013年02月21日
  • つるかめ助産院

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    若いころの小林聡美さんが似合いそうな…
    ずいぶん前に灰谷健次郎さんの作品をたくさん読みました。それはそれは、心の温まる作品たちであった記憶があります。「つるかめ助産院」それとよく似た空気を持っています。
    ある女性が南の島で体験した暮らしをつづったものですが、映画になりそうな、若いころの小林聡美さんが似合いそうな(あっ!助産院の先生なら今でもぴったりかな…)そんな作品でした。
    ラストでの小野寺君の登場はあまりにもドラマチックすぎるのではないかな?とも思いました。

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    2015年03月18日
  • 私の夢は

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    小川さんの本はどれも読んでてほっとする。
    地に足がついている人、という表現を小川さんが使うのが印象的

    あたしも地に足を着けて生きる人になりたい。

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    2013年01月10日
  • ペンギンと青空スキップ

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    小川糸さんの優しく穏やかな雰囲気が伝わる本。
    ほっこりした(*^^*)
    食堂かたつむり、また読もうかな。
    喋々喃々も読みたいな。
    ファミリーツリーは読んだことないはず。
    そんな気分になれて嬉しい本♪

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    2012年10月22日
  • つるかめ助産院

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    人と人とのあったかいつながりに癒されました。
    でてくるキャラクターがほんとは心に傷を負いながらもやさしくて明るくて魅力的でした。

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    2012年10月14日
  • 私の夢は

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    この方のエッセイとか読むと
    ちゃんと生活してるって感じがする

    季節の移り変わりを肌で感じて
    料理を作っておいしく食べる

    こういう生活がしたい

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    2012年09月13日
  • つるかめ助産院

    Posted by 読むコレ

    優しさに、温もりに触れて、
    凝り固まったココロが
    少し柔らかくなったら。
    勇気を出して、甘えてみよう。
    支え合って生きてゆこうよ。

    一度、ココロを空っぽにして、
    人や自然と、
    自然に生きてみたくなる一冊。

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    2012年09月07日
  • つるかめ助産院

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    原作小説とだいぶ違います。
    でも、このマンガ版も私は大好きです。

    自分が妊娠していた頃、辛くて悲しい事が起こりました。私はお腹の中の子供の存在だけが心のよりどころになりました。あの頃の気持ちをたくさん思い出させて、吐き出させて、癒してくれた作品でした。
    ありがとう。

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    2012年08月28日
  • ペンギンと青空スキップ

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    ネタバレ

    糸さんは、ひさしぶりに「ああ、この人の生き方っていいなぁ。見本にしたいなぁ」と思えた素敵な女性。
    いいことがたくさん書いてあったので、メモの方に。

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    2012年10月28日
  • 私の夢は

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    日記で、短いので、次々読んじゃって、止まらなくて・・・読み終っちゃいましたw モンゴルとか、沖縄の島々とか、バンクーバーとか、本とか、音楽とか、美味しいものとか・・・素敵なペンギンさんのこととか。いっぱい、たくさん、満載なのに、さらっと、詰め込まずに気負いなく書かれているところが、いいなぁ♪

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    2012年05月04日
  • ペンギンと青空スキップ

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    さらっと読めるエッセイ第3弾。
    小川糸さんもきっと食べることが大好きな人に違いない。

    読んだらシュークリームが食べたくなりました。

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    2010年10月19日
  • ペンギンと青空スキップ

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    とても素直な日記風エッセイで好感が持てた
    ステキという言葉をこれほど気持ちよく書く作者にすっかりほれ込んでしまった

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    2010年09月01日
  • サーカスの夜に(新潮文庫)

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    自分の居場所を探す少年のサーカスを通しての成長の物語。
    小川さんワールド。

    両親の離婚でひとりぼっちになった少年は祖母とおじさんに見守られて暮らしています。
    クスリの副作用で少年の身長は10歳から伸びない。
    13歳の時に、サーカスの世界に飛び込みます。

    そこで出会った人たちとの生活の中で、少年が自分の居場所を見つけていくという展開。

    この物語の設定は日本じゃないのね。
    祖母をグランマと呼んでいるので、海外なのかなと思っていましたが、そうした記述があちこちに!

    子供を連れて見に行ったサーカスを思い出します。
    今は、さらに、大道芸でもいろいろ見れますね。

    そんな世界にたった一人で入って、

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    2025年12月07日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    6人の作家の短編集。
    大人気青山美智子さんはおもろいけどええ話すぎる印象やって、今回は思いっきりポエミー。
    そういうとこやぞ!と言いたくなった。いや、ええねんけどね。
    期待薄…と思いつつ次、『痛い人生設計を作る、ルノアールで』これは面白かった、人生まだまだこれから新しいこともできるんやな!と励まされた。
    著者は朱野帰子さんという方で同い年。同い年やからわかることてあるよね。

    そこから更に3連チャン喫茶店。喫茶店オムニバスやったっけ?とタイトルを見たけど、テーマは午後のご褒美のはず。
    作家てサテンしか行くとこないんかいと思った。どれも面白かったけどね。

    最後、これまた人気作家の小川糸さん。好

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    2025年12月05日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    短編集で薄いので一晩ですぐ読めた。
    文章自体読みやすいし場面も掴めやすいけど、他の人の感想のような感動したり、心に沁みるような感覚はなかった。

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    2025年12月05日
  • 小鳥とリムジン

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    小鳥に早く幸せな出来事が起こってほしいと願いながら読んだ
    幼少期の話は想像できないくらい辛く、絶対にあってはならないことで
    読んでいて感情移入してしまい、怖かった

    個人的にご飯の描写がすごく好きだから、もっとそういうところを読みたかったなぁ
    将来誰かにお弁当を作るってなったら、蓋を開けた時に嬉しくなるお弁当が作りたいと思った
    きっと大変だろうけど、日常が彩れたらいいな

    所々飛ばして読みたくなる部分が多かった

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    2025年12月04日