小川糸のレビュー一覧

  • 食堂かたつむり

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    ネタバレ

    恋人に全財産を持ち逃げされ、住む場所もお金も、そして声も失った…。
    少々衝撃的な物語の幕開けだったが、故郷で料理を通して倫子が自分を取り戻していく様子に、彼女なりの『生きる』ことへの執念を感じた。母親との確執についてもう少し背景描写があれば、母親との別れに向けて倫子の気持ちが大きく動く様子がもっと鮮やかに感じ取れたのかも?という気もしたが、最後は母親からのメッセージで生きる気力と声を取り戻せて良かった。
    料理の過程では、豚や鳩を捌いて食べる描写が生々しく、『血』や『内臓』の存在をありありと感じて読み進めるのが少し辛い部分もあった。でも倫子がそれだけ『生きる』ことを諦めていないということ、そして、何事も綺麗事だけでは済まされないのだという泥臭さを感じて、この物語全体に力強さと太い軸が加わっていたと思う。

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    2026年09月27日
  • ライオンのおやつ

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    死をテーマにした話は結構苦手だけど、日曜日のおやつや雫の周りの人たちが温かくて、なんだかほっとするような物語でした。弱っている雫に会いに来る、先に亡くなった人達との会話がとても面白かったです。

    マドンナと話していた、死ぬ時ってどんな感じなのか?死んだらどうなるか?の話、私も何度か考えたことはあるけど、初めての見解で、私も気になるなーと思いました。
    何より、おやつやライオンの家で出てくる食事(特にお粥)が美味しそうだった、、。

    最後の方は特に涙なしには読めなかったけど、やっぱり死ぬ話、病気の話は苦手なので星3にします。

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    2026年09月26日
  • 今夜はジビエ

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    エッセイはあんまり読まないが、お勧めされて読んでみた。海から山へ。鹿の脚からジビエを思い浮かべられるようにならないと山暮らしは難しいらしい。

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    2026年09月19日
  • なんちゃってホットサンド

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    小川糸さんの日記のようなエッセイ。
    時は2020年コロナ禍。東京オリンピックの動向とか、ベルリンから帰国して日本でステイホームをする中で小川さんが感じ取ってきた日々の記憶。
    オーガニックの石鹸や食べ物は今やネットで豊富に安く簡単に手に入るけれど、
    自分でいちから作って楽しむこと、発見すること、味わうこと、感謝することを大切にしている。
    梅干しを作るなんて私は考えもしなかった。

    『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『椿ノ恋文』3部作ファンとしては、鎌倉のパラダイスアレイのニコニコパンが出てきて沸いた。あれ、杏が入っていて美味しいんだよなぁ。

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    2026年09月18日
  • ライオンのおやつ

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    正確には★3.5
    号泣、はしなかった
    けど、自分の最期の時についてたくさん考える機会を与えてくれたことに感謝したい

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    2026年09月16日
  • ライオンのおやつ

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    自分自身の死は経験したことがないため
    身近な人の死と照らし合わせて読んだ。
    実体験から身近な人の死は大きな喪失感をもたらすものだと感じているし実際そういう部分も大きい。
    このライオンのおやつでは逝く側からみた死が描かれている。人が死に向かう時間にある人のつながりや、美味しい時間、誰かを思う気持ちがちゃんと存在していて、そのあたたかさや描写ご心地よい一冊。

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    2026年09月14日
  • 森のバカンス

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    小川糸さんのエッセイ。
    『いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具』を読んでから、山小屋での自然中心の暮らしがいいな、と思って読んでいる。
    糸さんの感受性の豊かさに触れて、自分の時間も豊かになったように感じる。

    北インドに行き、ヒマラヤ合宿の様子が良かったので、以前の海外暮らしのエッセイも読んでみたくなった。

    ただ、糸さんの考えに肯定出来ない所もあり、少しモヤモヤも。でも色んな考え方を見れて良いかな、とも思う。

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    2026年09月13日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    疲れきった心に染み渡る。何年ぶりかに小川糸を読む。優しい物語だけど、優しすぎないというか現実のよそよそしさや冷たさもいい塩梅に練り込まれてる物語を書く方だなぁ。
    「お父さん」の呼ぶ「しーちゃん」に込められた愛情が伝わってきて胸がじんわりとする。
    自分が余命を告げられる病を患ったらどんな最期を選び迎えるだろうか。「ごちそうさま」なんて言えたら本当にいい人生だろうな。

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    2026年09月13日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    母親から丁寧に伝えられたおみそ汁、離れて行く恋人と食べる松茸料理、何も食べられなくなったお祖母ちゃんに食べてもらえた思い出の一品……。ある時、ふいに訪れる、奇跡のような食卓。大好きな人と一緒に食べる歓び、幸福な食事の情景を巧みにくみこんで、ありきたりでない深い感動を誘う、七つのあたたかな短篇小説。(紹介文より)
    ーーーーーーー
    紹介文のとおり。
    短編で読みやすく、心が軽く、暖かくなる物語たち。
    日常のすき間でちょっと読むのにちょうど良い。
    ただ、小川糸さんは、長編のが好き。

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    2026年09月06日
  • 今夜はジビエ

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    日記調で綴られた短編集のような作品。
    景色の描写がとても具体的に描かれており、その時々の風景や様子がよく分かってこちらも心がホッとするような気持ちになった。

    平和な毎日に感謝をしつつも、現実問題が重なっていることから目を背けないことも大事にしていかなければならないと感じた一冊だった。

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    2026年08月31日
  • ライオンのおやつ

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    死を受け入れることとまだ死にたくないと思うことが同じ座標にあるというのは、悲しくて正しいなぁと思った。自分の思い出のおやつとそのエピソードをアウトプットすると、不思議とその人の人生の大筋や人となりが伝わってくる。自分にとっての最後のおやつは、はてなんだろう?
    自分の最期も、あらゆるしがらみを恐れないライオンになっておやつをたくさん思い出して、灯りが消える瞬間まで自分の身体を生ききった!と思えるものでありますよう。

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    2026年08月28日
  • なんちゃってホットサンド

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    著者さんのエッセイはこれで2冊目だった。
    毎日が充実していて羨ましい。
    自分ももっと身軽に時間を大切に過ごせたら
    っと改めて思う。

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    2026年08月27日
  • ライオンのおやつ

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    できすぎてる、とも思うが安心してやわらかい気持ちで最後まで読めるのが良さだと思った。
    寝る前に読み、この本の影響か家族と笑っている日常の夢をみた。
    つらい、しんどいと最近よく思っている。
    生きるってすごいことで嬉しいことなんだな。
    レモン島は大三島がモデルだとか。暑さが和らいだら訪れたい。

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    2026年08月24日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    前半部分は読むのが辛くて、何度も途中で読むのをやめてしまいたくなった。ただ後半になるにつれて一転してサクサクと読めた作品でした。

    十和子ちゃんが、数少ない支えてくれる友人や盲導犬のジョイと出会い、新たな道を切り拓いていく姿には心に沁みました。
    その後の十和子ちゃんもどうか幸せに暮らせてますように…。

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    2026年08月23日
  • ライオンのおやつ

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    「ところどころにいきなり差し込まれる下ネタにちょっと冷めてしまうが、話の内容は面白かった。とても泣けた

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    2026年08月23日
  • つるかめ助産院

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    妊娠中になんとなく惹かれて読んだ。
    島の自然と、そこに住んでいる人達の暖かさにほっこりした。
    最初は自分がこの世で1番不幸だと思ってる内気な主人公が、周りの人と関わっていく中で、人の痛みを知ったり、自分にできることを増やして自信を付けていったりする姿に勇気をもらった。

    *お気に入り*
    自分にも、誰か他の人に対してできることがあるという自信を得られるようになったことは、生きるための「杖」を手に入れたようなものだった。

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    2026年08月23日
  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

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    この人の小説は実は読んだことないけれど、このエッセイに流れるゆったりとした穏やかな雰囲気がきっと描かれているんだろうなと思わせる内容でした。よくある丁寧な暮らしが描かれているけれど、全部に手を込んで生活するというよりは自分の呼吸に合わせたペースで暮らしているが伝わったし、これなら自分にも取り入れられそうな考え方だと思った。、

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    2026年08月16日
  • つるかめ助産院

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    ネタバレ

    穏やかに流れる島の暮らしを
    そっと覗けるような作品。


    最後の再会のところはなんだか
    あっさりすぎて?!?!?!だったけど、
    よかった!

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    2026年08月14日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    小川糸さん、初めましてでした。

    短編が7話。
    ちょっと私の読解力がなく、ん〜?っていうお話が2話ほどありましたが⋯

    その他のお話は、部屋の様子やその場の空気感、情景が目に浮かぶ様でした。
    それぞれの登場人物の気持ちや想いが、食べ物、お料理を通して伝わってくる様な、気持ちが温かくなるお話でした。

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    2026年08月13日
  • たそがれビール

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    気軽に読める
    行ったことのない異国の生活を少し覗けるような本
    ちょっとした感覚や、その時感じる気持ちを大切にしたいと改めて思える
    海外で行ってみたい場所が増えた

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    2026年08月12日