小川糸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小川糸さんの作品は柔らかい表現が多くて、あたたかい気持ちになれる。忙しい毎日からの現実逃避を目的とするなら、外れはない。
「死への恐怖」と「死後どうなるか」の描写、それぞれのキャラクターの捉え方が面白かった。
死んだら星になる。本などのフィクションの中でそう表現されることは度々見かける。だけど、実際にそう考える人はどれくらい居るんだろう。
死後の世界はないと捉えている人も多いのではないか。周りの友人と話していてそう思うことがある。
私は、死んだ後にはポップで楽しい天国が待っていると思っている。だって、そっちの方がワクワクするじゃないか。 -
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Posted by ブクログ
生と死を考えさせられる本だと思う。
緩急がある物語ではなく、淡々と話が進む感じで、泣いたのはほんの少し。個人的には泣ける本では無かった。
『こちら側からすれば出口でも、向こうからすれば入口。はじまりも終わりもない。生も死も大きくは同じ意味。』輪廻転生的な意味で考えるとなるほどと思った。新しい発見。
『誰もが自分が蒔いた種を育て、刈り取って収穫する。』良いことも悪いことも全部自分の行いによって、引き起こされる。
現代を生きる人は、自分を自分で満たせない、承認欲求を満たすためにSNSのいいねを欲しがる人が多いと思う。でも、自分の人生を全うするためには、やっぱり、自分軸で生きるのが大事だと思う。他人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ恋人との別れをきっかけに声を失った倫子が、ふるさとに戻り小さな食堂を開くという始まりはとても魅力的だった。出てくる料理もどれも美味しそうで、食材や調理法ひとつひとつにこだわりが感じられ、「誰かのために心を込めて料理を作ること」の温かさが強く印象に残った。
物語の途中からは想像とは違う展開になっていき、そこはやや置いていかれる感覚もあった。
エルメスを自らの手で調理し、人に振る舞う場面は読んでいて辛さもあったが、「命をいただく」ということの重みやありがたさを改めて考えさせられた。
最後の母からの手紙の場面では思わず涙。母も娘も、素直になれないまますれ違ってしまった。それでも最後に残された手 -
Posted by ブクログ
ご褒美シリーズ、というのだろうか。
今年第3弾「やるせない昼下がりのご褒美」が出た頃にたまたま本屋さんに行って手に取ると、やはり前の2弾、1弾も遡って読みたくなる。第2弾は本棚の端っこで発見したので買ってしまった。(第1弾は本屋さんを2箇所回ったが見つからず)
よく知る作家さんもあれば、存じ上げない方もあり。アンソロジーの良いところは、読んだことがなかった作家さんや馴染みのない作家さんに出会えるところ。
そして、ポプラ社出版なので、殺人とか怖い話やどろどろした話はないという安心感で、ちょっとお疲れな時に読むにはちょうどいい。
一番最初の青山美智子さんのお話が思いの外身近ったので、えっ!これ