小川糸のレビュー一覧

  • わたしの名店

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    実在しているお店なので、行きたくなりました。そして好きな作家さんにお会いしたらどうしよう、と(おそらくありえない)妄想までしてしまいました。

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    2026年09月28日
  • ライオンのおやつ

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    この本の存在は知っていたが、ライオンにもおやつにも興味が無かったのでスルーしていた。ある日、妻が珍しく「この本星5だわ。私も終末はこんな場所で過ごしたい」と言ってお勧めしてくれたので読んでみる。

    担当医に余命を知らされ、終末期を瀬戸内の小島で過ごすこととした主人公。ライオンの家と呼ばれるその場所で週に一度思い入れのある「おやつを」作ってくれる。

    死について興味がある。私も終末期は海の近くの家に住み、津波とともにこの世を去るのを一案にしている。

    QOLは知っていたがQOD知らなかったな。温かな物語を読み、死について考える機会にもなった。

    タイムリーな事に、帰省した時におはぎが出てきて、以前は「死ぬ前にばあちゃんの作ったおはぎを食べてから死にたい」と思っていた事を思い出した。食べたおはぎは美味しかったが、そこまでではなく、私の舌の好みが変化したか、祖母の娘が作ったおはぎは祖母のおはぎは作れないのか、と思いながら食べた。

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    2026年09月28日
  • 食堂かたつむり

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    ネタバレ

    恋人に全財産を持ち逃げされ、住む場所もお金も、そして声も失った…。
    少々衝撃的な物語の幕開けだったが、故郷で料理を通して倫子が自分を取り戻していく様子に、彼女なりの『生きる』ことへの執念を感じた。母親との確執についてもう少し背景描写があれば、母親との別れに向けて倫子の気持ちが大きく動く様子がもっと鮮やかに感じ取れたのかも?という気もしたが、最後は母親からのメッセージで生きる気力と声を取り戻せて良かった。
    料理の過程では、豚や鳩を捌いて食べる描写が生々しく、『血』や『内臓』の存在をありありと感じて読み進めるのが少し辛い部分もあった。でも倫子がそれだけ『生きる』ことを諦めていないということ、そして、何事も綺麗事だけでは済まされないのだという泥臭さを感じて、この物語全体に力強さと太い軸が加わっていたと思う。

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    2026年09月27日
  • ライオンのおやつ

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    死をテーマにした話は結構苦手だけど、日曜日のおやつや雫の周りの人たちが温かくて、なんだかほっとするような物語でした。弱っている雫に会いに来る、先に亡くなった人達との会話がとても面白かったです。

    マドンナと話していた、死ぬ時ってどんな感じなのか?死んだらどうなるか?の話、私も何度か考えたことはあるけど、初めての見解で、私も気になるなーと思いました。
    何より、おやつやライオンの家で出てくる食事(特にお粥)が美味しそうだった、、。

    最後の方は特に涙なしには読めなかったけど、やっぱり死ぬ話、病気の話は苦手なので星3にします。

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    2026年09月26日
  • 今夜はジビエ

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    エッセイはあんまり読まないが、お勧めされて読んでみた。海から山へ。鹿の脚からジビエを思い浮かべられるようにならないと山暮らしは難しいらしい。

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    2026年09月19日
  • なんちゃってホットサンド

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    小川糸さんの日記のようなエッセイ。
    時は2020年コロナ禍。東京オリンピックの動向とか、ベルリンから帰国して日本でステイホームをする中で小川さんが感じ取ってきた日々の記憶。
    オーガニックの石鹸や食べ物は今やネットで豊富に安く簡単に手に入るけれど、
    自分でいちから作って楽しむこと、発見すること、味わうこと、感謝することを大切にしている。
    梅干しを作るなんて私は考えもしなかった。

    『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『椿ノ恋文』3部作ファンとしては、鎌倉のパラダイスアレイのニコニコパンが出てきて沸いた。あれ、杏が入っていて美味しいんだよなぁ。

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    2026年09月18日
  • ライオンのおやつ

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    正確には★3.5
    号泣、はしなかった
    けど、自分の最期の時についてたくさん考える機会を与えてくれたことに感謝したい

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    2026年09月16日
  • ライオンのおやつ

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    自分自身の死は経験したことがないため
    身近な人の死と照らし合わせて読んだ。
    実体験から身近な人の死は大きな喪失感をもたらすものだと感じているし実際そういう部分も大きい。
    このライオンのおやつでは逝く側からみた死が描かれている。人が死に向かう時間にある人のつながりや、美味しい時間、誰かを思う気持ちがちゃんと存在していて、そのあたたかさや描写ご心地よい一冊。

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    2026年09月14日
  • 森のバカンス

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    小川糸さんのエッセイ。
    『いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具』を読んでから、山小屋での自然中心の暮らしがいいな、と思って読んでいる。
    糸さんの感受性の豊かさに触れて、自分の時間も豊かになったように感じる。

    北インドに行き、ヒマラヤ合宿の様子が良かったので、以前の海外暮らしのエッセイも読んでみたくなった。

    ただ、糸さんの考えに肯定出来ない所もあり、少しモヤモヤも。でも色んな考え方を見れて良いかな、とも思う。

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    2026年09月13日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    疲れきった心に染み渡る。何年ぶりかに小川糸を読む。優しい物語だけど、優しすぎないというか現実のよそよそしさや冷たさもいい塩梅に練り込まれてる物語を書く方だなぁ。
    「お父さん」の呼ぶ「しーちゃん」に込められた愛情が伝わってきて胸がじんわりとする。
    自分が余命を告げられる病を患ったらどんな最期を選び迎えるだろうか。「ごちそうさま」なんて言えたら本当にいい人生だろうな。

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    2026年09月13日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    母親から丁寧に伝えられたおみそ汁、離れて行く恋人と食べる松茸料理、何も食べられなくなったお祖母ちゃんに食べてもらえた思い出の一品……。ある時、ふいに訪れる、奇跡のような食卓。大好きな人と一緒に食べる歓び、幸福な食事の情景を巧みにくみこんで、ありきたりでない深い感動を誘う、七つのあたたかな短篇小説。(紹介文より)
    ーーーーーーー
    紹介文のとおり。
    短編で読みやすく、心が軽く、暖かくなる物語たち。
    日常のすき間でちょっと読むのにちょうど良い。
    ただ、小川糸さんは、長編のが好き。

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    2026年09月06日
  • 今夜はジビエ

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    日記調で綴られた短編集のような作品。
    景色の描写がとても具体的に描かれており、その時々の風景や様子がよく分かってこちらも心がホッとするような気持ちになった。

    平和な毎日に感謝をしつつも、現実問題が重なっていることから目を背けないことも大事にしていかなければならないと感じた一冊だった。

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    2026年08月31日
  • ライオンのおやつ

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    死を受け入れることとまだ死にたくないと思うことが同じ座標にあるというのは、悲しくて正しいなぁと思った。自分の思い出のおやつとそのエピソードをアウトプットすると、不思議とその人の人生の大筋や人となりが伝わってくる。自分にとっての最後のおやつは、はてなんだろう?
    自分の最期も、あらゆるしがらみを恐れないライオンになっておやつをたくさん思い出して、灯りが消える瞬間まで自分の身体を生ききった!と思えるものでありますよう。

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    2026年08月28日
  • なんちゃってホットサンド

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    著者さんのエッセイはこれで2冊目だった。
    毎日が充実していて羨ましい。
    自分ももっと身軽に時間を大切に過ごせたら
    っと改めて思う。

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    2026年08月27日
  • ライオンのおやつ

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    できすぎてる、とも思うが安心してやわらかい気持ちで最後まで読めるのが良さだと思った。
    寝る前に読み、この本の影響か家族と笑っている日常の夢をみた。
    つらい、しんどいと最近よく思っている。
    生きるってすごいことで嬉しいことなんだな。
    レモン島は大三島がモデルだとか。暑さが和らいだら訪れたい。

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    2026年08月24日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    前半部分は読むのが辛くて、何度も途中で読むのをやめてしまいたくなった。ただ後半になるにつれて一転してサクサクと読めた作品でした。

    十和子ちゃんが、数少ない支えてくれる友人や盲導犬のジョイと出会い、新たな道を切り拓いていく姿には心に沁みました。
    その後の十和子ちゃんもどうか幸せに暮らせてますように…。

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    2026年08月23日
  • ライオンのおやつ

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    「ところどころにいきなり差し込まれる下ネタにちょっと冷めてしまうが、話の内容は面白かった。とても泣けた

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    2026年08月23日
  • つるかめ助産院

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    妊娠中になんとなく惹かれて読んだ。
    島の自然と、そこに住んでいる人達の暖かさにほっこりした。
    最初は自分がこの世で1番不幸だと思ってる内気な主人公が、周りの人と関わっていく中で、人の痛みを知ったり、自分にできることを増やして自信を付けていったりする姿に勇気をもらった。

    *お気に入り*
    自分にも、誰か他の人に対してできることがあるという自信を得られるようになったことは、生きるための「杖」を手に入れたようなものだった。

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    2026年08月23日
  • ライオンのおやつ

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    平和なお話。生きることの大切さを教えてくれる。ホスピスの利用者たちがリクエストしたおかしが毎週日曜日のおやつの時間に提供されるのは素敵。それぞれの思い出が詰まっている。雫は、義理の父親が再婚する時に、一緒に住まず、一人暮らしを選択したのは雫の優しさなんだと感じた。
    六花が懐いているのは、雫のやさしさに気づいているからこそだと感じる。
    心は温まるが、インパクトに欠ける気がする。

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    2026年08月20日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    死に際のお話なので、この表現が正しいのか分からないけど、いい終わり方でした。

    星や海やワインレッドの夕焼けや、おやつ。一つ一つに夢のような描写がふわふわとしていて、六花(わんちゃん)の犬種も具体的には描かれておらず、ぼんやりと白いふわふわな犬を想像しながら読んでいて、そんな感じが常に夢のなかにいるような、表現が素敵すぎてドラマチック過ぎて、私は入り込めない部分もあるかなと思いました。

    まぁ、そんなところも可愛らしい主人公なんだなと思います。

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    2026年08月19日