小川糸のレビュー一覧

  • 泣きたい午後のご褒美

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    切ないながらもちょっと前を向けるアンソロジーが詰まっていました。
    特に痛い人生計画と彼女の秘密は印象的だった。
    学生時代に時に戻ったかのように無茶苦茶な夢を語る二人の会話が、ああ…こうゆうたらればな話よくしたなと過去を振り返ってしまった。
    秘密を聞く人にも秘密は当然ある。喫茶店の名前がなんの因果か…
    少年の青春からディープな大人の世界にガラッと変わったお話だった。

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    2025年12月09日
  • 今夜はジビエ

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    初めての小川糸さんのエッセイ。
    比較的新しいものだったみたいで、予備知識が0の私には小川さんの交友関係など分からない部分も多々あった。

    けれど、エッセイを読んでよかったと思う。

    これから10年、20年経ていろんな世界を見たあとに、自分だけの住処を作って、若い時にした経験や思い出、沢山の世界に触れて育った自分らしさに素直に従う。そんな自然的な生活がしたいな…とあたたかい気持ちになれました。

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    2025年12月09日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    終始静かな文章だった。モルヒネの摂取量がどんどん強くなっていくけれど、主人公や周りの気持ちやかける言葉はポジティブで明るい。正直にいうと怖さを感じたが、それは自分が健康であるが故の感情なんだと思う。
    夢か現実かの境目がなくなっていく中、死ぬ直前にご馳走様でした、と呟いたのがとてもよかった。周りにいたスタッフも自分のやっていることは間違っていないと思えたと思う。

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    2025年12月09日
  • サーカスの夜に(新潮文庫)

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    自分の居場所を探す少年のサーカスを通しての成長の物語。
    小川さんワールド。

    両親の離婚でひとりぼっちになった少年は祖母とおじさんに見守られて暮らしています。
    クスリの副作用で少年の身長は10歳から伸びない。
    13歳の時に、サーカスの世界に飛び込みます。

    そこで出会った人たちとの生活の中で、少年が自分の居場所を見つけていくという展開。

    この物語の設定は日本じゃないのね。
    祖母をグランマと呼んでいるので、海外なのかなと思っていましたが、そうした記述があちこちに!

    子供を連れて見に行ったサーカスを思い出します。
    今は、さらに、大道芸でもいろいろ見れますね。

    そんな世界にたった一人で入って、

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    2025年12月07日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    6人の作家の短編集。
    大人気青山美智子さんはおもろいけどええ話すぎる印象やって、今回は思いっきりポエミー。
    そういうとこやぞ!と言いたくなった。いや、ええねんけどね。
    期待薄…と思いつつ次、『痛い人生設計を作る、ルノアールで』これは面白かった、人生まだまだこれから新しいこともできるんやな!と励まされた。
    著者は朱野帰子さんという方で同い年。同い年やからわかることてあるよね。

    そこから更に3連チャン喫茶店。喫茶店オムニバスやったっけ?とタイトルを見たけど、テーマは午後のご褒美のはず。
    作家てサテンしか行くとこないんかいと思った。どれも面白かったけどね。

    最後、これまた人気作家の小川糸さん。好

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    2025年12月05日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    短編集で薄いので一晩ですぐ読めた。
    文章自体読みやすいし場面も掴めやすいけど、他の人の感想のような感動したり、心に沁みるような感覚はなかった。

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    2025年12月05日
  • 小鳥とリムジン

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    小鳥に早く幸せな出来事が起こってほしいと願いながら読んだ
    幼少期の話は想像できないくらい辛く、絶対にあってはならないことで
    読んでいて感情移入してしまい、怖かった

    個人的にご飯の描写がすごく好きだから、もっとそういうところを読みたかったなぁ
    将来誰かにお弁当を作るってなったら、蓋を開けた時に嬉しくなるお弁当が作りたいと思った
    きっと大変だろうけど、日常が彩れたらいいな

    所々飛ばして読みたくなる部分が多かった

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    2025年12月04日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    4点代には乗らなかったけど、3点代後半って感じ。

    エリさんが一番好きな?おすすめの?小説。

    小川糸さんの、この人の書く人生が好きって言ってた。
    とても温かくて死について考えさせられる一冊。

    もっと死について直接くらうなら1Lの涙とかのほうが心にダイレクトに届くし、そこまで来ないちょっと表面的な感じで終わってしまった気がしたかも。

    瀬戸内に行ってみたくなった。

    ーーー

    「でもなんとなく温もりがあり」
    「なんとなく温もりがあり、その場所に立つとほんの少し大人になったような」
    ライオンのおやつp6

    空気には、ほんのりと、柑橘系の香りが紛れている。25

    ライオンのおやつみたいな、人が亡

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    2025年12月04日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    6人の作家さんのアンソロジー♪
    喫茶店でのひととき、交錯する人間ドラマ。さらっと読めるのでコーヒー片手にオススメ!
    美味しそうなのはホットケーキ!ブラッドオレンジのホイップクリームが添えられてるの~。それからナポリタン!もちもちパスタと甘いケチャップソース~。

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    2025年12月01日
  • 小鳥とリムジン

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    子供の頃の数々のトラウマから、人を心から信頼できなくなっていた小鳥。でもおおらかで優しいリムジンと出会って、「愛」を知っていく物語。
    本当に辛かったね、頑張ったね、もう一人じゃないよ、って小鳥をギュッと抱きしめてあげたい。その代わりにリムジンが沢山小鳥を愛してあげて欲しい。
    自分だけが大変な目に合っていると思っていたら、周りも結構大変だった。でも私だって辛い。その辛い気持ちに優劣なんてないし、みんな幸せになって欲しいなと思う。
    あとお弁当おいしそうすぎる。

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    2025年12月01日
  • 今夜はジビエ

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    丁寧な山小屋暮らし。挑戦する気持ちと優しい気持ちが心地よい日記。冬の森の時間をイメージすると羨ましい気持ち。自分もそういうのに憧れがあるのかもしれないと思わせてくれた。

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    2025年11月30日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    ネタバレ

    青山美智子の本かと思ったら違った。しかし新しい作家との出会いがあった。
    ■青山美智子「サロンエプロン」★★
    短い。この本における客寄せパンダ。
    ■朱野帰子「痛い人生設計を作る、ルノアールで」★★★★
    おもしろい!大谷翔平の人生設計を「痛い」という視点が最高。言われてみればそのとおり。いまだからなるほどすごいと思うが、これを普通の高校生が書いていたらたしかに痛い。学歴至上主義の編集者も痛い。これは作者の実話だろうか。こんな編集者ほんとにいそう。
    ■斎藤千輪「究極のホットケーキと紅茶占い」★★★
    ちょっとした日常系ミステリーの感じ。
    自力で解答にたどり着けなかった。悔しい。
    ■竹岡葉月「不純喫茶ま

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    2025年11月30日
  • 小鳥とリムジン

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    ネタバレ

    苦しい過去をもった小鳥。前半読んでて心が苦しくなった分、後半はコジマさんの暖かさややリムジンとの出逢いでひたすら心が温まる…

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    2025年11月29日
  • 食堂かたつむり

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    同棲していたインド人にすべてを持ち去られた倫子。ショックで声も失い、失意で山あいの故郷に戻る。おりあいのよくない母親から借金をし、食堂を始める。
    『食堂かたつむり』。1日1組限定、メニューのない食堂。

    料理は本当に美味しそうで、一度食べてみたくなるほど。
    いろんなひとたちが、うさぎが倫子の料理に癒されていく。
    でも豚のエルメスを食べてしまうとは…
    そこまでしなくても…

    なんとなく、料理で終わってしまったような。
    倫子の声も最後まで戻らないまま。
    母・ルリコもあっさり亡くなり、本当の親子関係も見れないまま。
    何か物足りなさを感じる。




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    2025年11月29日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    物語が途中まで残酷というか、読み進めるに耐えないくらい救いようがない話で辛かった。。

    だけど、「小川糸さんの感動長編」ということで、頑張って読みました。

    どん底を抜けてからは、普通に読める内容になりました。小川さんの言葉や視点は、どんな状況でもそれを率直に表現する力があるなと思いました。

    生きる意味についての一つの見解が見て取れました。

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    2025年11月28日
  • ライオンのおやつ

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    終末期、ホスピスというテーマとしては重いけど、読みやすい作品だった。
    雫さんが現実と夢の狭間でいろんな人とたくさんの話してしているシーンがとても好きだった。

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    2025年11月26日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    昔ながらな喫茶店に行きたくなるようなお話が多かった。不純喫茶まぁぶるが特に印象的。本屋さんで眠れぬ夜のご褒美とセットで展開されており、一緒に購入しました。

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    2025年11月26日
  • 小鳥とリムジン

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    ネタバレ

    前半は良かったんだけど、後半のリムジンの語り(スピリチュアル寄りなところとか、おしゃべりなところとか)と、小鳥がすぐに警戒を解いてしまって、リムジンに溺れていってるところがなんかもう、え?って感じで、大丈夫なのかと心配だった。
    小鳥がようやく甘えられる場所を見つけられたのは良かったのだけど、小鳥の甘ったれたセリフがあまり好きではなかった。依存してない?大丈夫なの?

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    2025年11月24日
  • つるかめ助産院

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    小野寺君の謎は残るけど、
    命に対する考え方が深まった。
    母の偉大さも感じた。
    そしてつるかめ助産院の先生のような人に出会ってみたいなあ

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    2025年11月23日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    どんなときに喫茶店で過ごしたくなるだろうかと考えてみた。
    それは、たんにモーニングをしに…だったり、ランチの時間が過ぎてしまって、どうしようかと迷ったときだったり、ひとりになりたいときだったりで…そう考えるとやっぱり少しの休息をとりたいときなんだろう。
    それは癒しの時間を必要としているからかもしれない。
    泣きたい午後とは、そんないろいろな想いの詰まった短編集である。


    「サロンエプロン」〜青山美智子
    憧れのカフェでのアルバイトは恋してる気分。

    「痛い人生設計を作る、ルノアールで」〜矢野帰子
    高校時代の親友と貸し会議室で語る。

    「空極のホットケーキと紅茶占い」〜斉藤千輪
    まさか中国出身とは

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    2025年11月22日