2012年の1年間を飛び飛びで記した日記エッセイ
「日記エッセイシリーズ」らしく、シリーズの途中から読んでしまった……
著者が料理をしたり、本を読んだり、人にあったり、コンサートや演劇を見たり、外国で暮らしてみたりといった生活の描写
これが世に名高い「丁寧な暮らし」なんでしょうねぇ
ダメだ、物語で読むと素敵なものに感じるのに、現実のものとして見ると自分には縁遠い存在に感じてしまう
ってか、小川さんは外国でバカンスめいた生活ができるほどの稼ぎがあるって時点で世間一般の金銭感覚とは違うのかもしれない
ベルリンを中心に、パリやモロコ旅行など、気軽に行けたらいいですよね
最初のところで「ペンギンが~~」という表記があり
ペット?猫の名前?と思いつつ読んでいたけど
食べ物の描写や妄想ではなさそうな言動が出てきて、「ペンギン」と呼称されている存在は人間で、恐らく夫と思われる立場の人だと推測できる
この辺、全く説明がないなぁ
シリーズのこれまでで言及されているのかもしれないけど、この作品からよみ始める人向けには優しくないかな
あと、長期の外国生活から帰国する際に、孫に会いに帰国という描写
一瞬「子も孫もいるの?」と思ってしまったけど
自分の作品を子供、そこから派生したドラマを孫と呼称しているようだ
何とも紛らわしい
でも、こんな書き方をするという事はお子さんはいないという事なんだろうか?
ららちゃんと銀座の資生堂パーラーに行くのがささやかな夢というのもその辺が関係してるのかな?
頑張って時間をかけても食べきる姿は微笑ましいものがあるけど
視点を変えれば、二時間も三時間も居座られたらお店の回転率としてはあまり喜ばしくないお客さんかもしれないと気になってしまうあたりが私は庶民なんでしょうねぇ
何だろう?全体的に書かれてある内容が薄い?
考え方も表面的で深みがない気がする
小川糸さんの私生活を垣間見たいという欲求のある人なら楽しく読める本って感じでしょうか