小川糸のレビュー一覧
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ネタバレ大学以降の主人公のダメっぷりが際立つ。なんだか、自分の悪いとこをデフォルメされて揶揄されているような気がして(被害妄想)、こいつの行動を読むのは正直ゲンナリだった。
ヒロイン、リリーの「空とおしゃべりする少女」という設定や、愛犬海の悲劇、スバルおじさんの風来坊な生き方、主人公の姉…張られる設定や伏線が回収されきれず、あるいは完全に放置されていて、勿体ないやらもどかしいやら。
今まで読んできた小川糸の作品の中では「ダメ糸」側に属するこの作品。
それでも、菊さんの御霊を迎え送る、初盆のシーン。あのクライマックスが美しくて幻想的で、あれがあるなら、伏線ほったらかし、魅力ない主人公…その他の瑕疵も -
Posted by ブクログ
ほっこりする小川糸さんの小説が気に入ったので、エッセイも読んでみた。震災があった2011年の年始から年末までの日記形式。
丁寧なお料理を作り、現代的な便利な生活より不便とも言える生活を好み、日々を大切に生きていく感じはイメージ通りだった。意外だったのはベルリンを愛してやまないとか、不便な極寒の地にも行ってしまうアクティブさ。
震災があったので、そのときの心が押し潰されるような動揺を思い出してしまうようなエッセイもあった。
わたしが好きだなぁーと思う作家さんは、日常を丁寧に暮らしている印象が共通している。こんなふうに丁寧に暮らしたいな、と思うのだけれど、なかなか現実にはそうもならない自分がいるの -
Posted by ブクログ
内容紹介
だって、ぼくたちはつながってる――長野県穂高の小さな旅館で生まれた弱虫な少年、流星は「いとこおば」にあたる同い年の少女リリーに恋をし、かけがえのないものに出会う。料理上手のひいおばあさんや、ちょっと変わったおじさんなど、ユニークなおとなたちが見守るなか、ふたりは少しずつ大人になっていく。命のきらめきを描き出す、渾身の一作。
同い年のリリーがスペインの血が入っているクォーターなのでエキゾチック美少女。そんな美少女と幼馴染で遠い親戚、しかもお互いに惹かれ合う。なんて羨ましい状況なんでしょうか。
幼少のころから綿々と築かれてきた血のつながり。そんな中でどれだけの人と関わりながら人生を全う -
Posted by ブクログ
ネタバレ小川糸さんは【食堂かたつむり】 や【つるかめ助産院】を読んで、美味しそうな話を書く作家さんというイメージ
食欲の秋なのでそういう話を読みたくて買ったのですが
今回はそういう系ではありませんでした
後半少し美味しそうなところも出てきますが
まずね・・・舞台が安曇野の所が引き込まれるポイントになった
松本も出てくるし、登場人物の動きが何となく本物の景色で想像がつくというか・・・
そういうのって凄く入り込めますよね・・・
物語的には後半に入ると本当に小さい頃からの思い出があって今につながるっていうかアルバムをめくってる感覚になった
小川さんの作品はまだ少ししか読んだ事無いけど
登場人物が温かくて好き