小川糸のレビュー一覧
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購入済み
うーーん
前半は楽しく読んでいたのですが、後半は急に話が進みすぎていまいちついていけない感じがしました。
前半の感じで物語が進んでいけばすごく好きな本なのにと思いました。
嫌いではないのですが、なんだかモヤモヤする本でした。 -
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ネタバレ大好きな小川糸さんの2011年のエッセイ。
丁寧で優しいのに、しっかり芯のある表現がとても好感がもてる。
空いた時間にちょこっとずつ読んで、いろんな気持ちをおすそ分けしてもらえるのが嬉しい。
糸さんのエッセイはどの作品も、丁寧でシンプルな暮らしや食が豊かさに通じていて、読んでいて共感したり、憧れる部分がたくさんある。
ただ、今回は震災の年に書かれたもので、読んでいて苦しかった。
そんな中の「ベルリンに2ヶ月暮らしてみる」ということが、果たして「お金をかけず楽しく暮らす日々」なのか。ちょっと疑問。
ベルリナーのようなシンプルな生活こそが豊かで、そんな生活が大切で贅沢なものだと改めて震災で気づか -
Posted by ブクログ
ムヒカさん。ウルグアイで大統領をした人。初めて知ったけど、素晴らしい言葉の数々。ま、ストレス発散に物欲食欲まみれの私には耳の痛い言葉になるんだろうけど。
「私が思う貧しい人とは限りない欲を持ち、いくらあっても満足しない人のことだ。でも私は少しの物で満足して生きていける。質素なだけで貧しくはない。」
「物を買う時人は金で買っているように思うだろう。でも違うんだ。その金を稼ぐ為に働いた人生という時間で買っているんだよ。生きていく為には働かないといけない。でも働くだけの人生でもいけない。ちゃんと生きることが大切なんだ。たくさん買い物をした引き換えに人生の残り時間がなくなってしまっては元も子もない -
Posted by ブクログ
毎度毎度思うんだけど、日常生活の些細なこと、ほんの少しの気持ちをこんなに言葉少なに伝える技術がすごい。
ほんの一言、ほんの一文でまるで隣にいて見ているような気持ちにさせるうえに、なんだかほんわか心地よい。
淡々と送る日々の生活の小さな小さなことが、小さな気がつきが、小さな怒りが、小さな悲しみが、小さな喜びが伝わって広がるあの感じ。
小川糸のすごいところ。
読んだらたかだかのこのなのに、スッと私の中に入り込んだと思うとジワーと染み出してきて、ジワジワ幸せな気持ちにさせてくれちゃう。なんともないこと、なんともない本なのに、と、思ってしまう柔らかな一冊です。フワっと、小川糸に包まれてしまう。 -
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ネタバレ大学以降の主人公のダメっぷりが際立つ。なんだか、自分の悪いとこをデフォルメされて揶揄されているような気がして(被害妄想)、こいつの行動を読むのは正直ゲンナリだった。
ヒロイン、リリーの「空とおしゃべりする少女」という設定や、愛犬海の悲劇、スバルおじさんの風来坊な生き方、主人公の姉…張られる設定や伏線が回収されきれず、あるいは完全に放置されていて、勿体ないやらもどかしいやら。
今まで読んできた小川糸の作品の中では「ダメ糸」側に属するこの作品。
それでも、菊さんの御霊を迎え送る、初盆のシーン。あのクライマックスが美しくて幻想的で、あれがあるなら、伏線ほったらかし、魅力ない主人公…その他の瑕疵も -
Posted by ブクログ
ほっこりする小川糸さんの小説が気に入ったので、エッセイも読んでみた。震災があった2011年の年始から年末までの日記形式。
丁寧なお料理を作り、現代的な便利な生活より不便とも言える生活を好み、日々を大切に生きていく感じはイメージ通りだった。意外だったのはベルリンを愛してやまないとか、不便な極寒の地にも行ってしまうアクティブさ。
震災があったので、そのときの心が押し潰されるような動揺を思い出してしまうようなエッセイもあった。
わたしが好きだなぁーと思う作家さんは、日常を丁寧に暮らしている印象が共通している。こんなふうに丁寧に暮らしたいな、と思うのだけれど、なかなか現実にはそうもならない自分がいるの -
Posted by ブクログ
内容紹介
だって、ぼくたちはつながってる――長野県穂高の小さな旅館で生まれた弱虫な少年、流星は「いとこおば」にあたる同い年の少女リリーに恋をし、かけがえのないものに出会う。料理上手のひいおばあさんや、ちょっと変わったおじさんなど、ユニークなおとなたちが見守るなか、ふたりは少しずつ大人になっていく。命のきらめきを描き出す、渾身の一作。
同い年のリリーがスペインの血が入っているクォーターなのでエキゾチック美少女。そんな美少女と幼馴染で遠い親戚、しかもお互いに惹かれ合う。なんて羨ましい状況なんでしょうか。
幼少のころから綿々と築かれてきた血のつながり。そんな中でどれだけの人と関わりながら人生を全う