小川糸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小川糸さんのエッセイを順不同で読んでいるため、すっかりファミリーの一員になったゆりねが仲間入りした年の様子を知ることができて、犬という生き物の愛おしさを感じました。
犬に限らず、例えば人間だって、一人っ子からきょうだいが増えた時の嬉しさと寂しさ。複雑な感情ってあるはず。それを汲み取って先住のコロをとびきり甘やかす日を作ったり。
自分も「お姉ちゃんなんだから」と我慢してきた経験があるので、もしも今後の人生で機会があれば、人間犬猫問わず、そういうのを忘れずに接してあげたいと思います。
タイトル通り、コロ、ゆりねとの日々の描写が他のエッセイ作品より多いです。 -
Posted by ブクログ
取材で訪れたラトビアに、恋してしまいました。手作りの黒パンや採れたての苺が並ぶ素朴だけれど洗練された食卓、代々受け継がれる色鮮やかなミトン、森と湖に囲まれて暮らす人々の底抜けに明るい笑顔。キラキラ輝くラトビアという小さな国が教えてくれた、生きるために本当に大切なもの。新たな出会いと気づきの日々を綴った人気日記エッセイ。
ラトビアを舞台にした『ミ・ト・ン』の雰囲気が好きだったので、取材当時のエッセイを読めて嬉しかった。他には飼い犬のゆりねちゃんとの日々が中心の内容。動物を飼ったことがないので、家の中に犬がいる感覚がわからないのだけど、やっぱり家族のような気持ちになるんだなぁと思った。 -
Posted by ブクログ
初めて読む作家さんかも...
部屋を暖かくして、暖かい美味しい飲み物でも飲みながら...
しかも、少しゆっくり目に読み進むといいのかも...
ちょっと早足で読み始めたせいか...自分とリズムが合わなくて...
でも慣れてきたら ほっとする感じでしょうか?
普通のことを普通に...こんな風に書けるのはやっぱり作家さんですね...
小川糸さんのファンに睨まれそうなこと書いてる自分に気づいて...反省 ^^;
旅...いいですね、長期滞在...
私もやってみたいなぁ〜と思う...
で...結構具体的に書かれていて
讃岐うどんのメーカーとか、千鳥酢とは読んだ本のタイトルとか...
いいなっ!