小川糸のレビュー一覧

  • こんな夜は

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    夜のお供に

    さらさらのお水みたいに浸透するような言葉。もっと、もっと、浴びていたいな。
    読んでみたい本とも出会えてとっても満たされた。またいつか、会う人。

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    2021年05月03日
  • ファミリーツリー

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    映像や匂いや温度を運ぶ作者の文章は、本当に好きです。文章で読み手を浄化してくれる作者だと思います。
    本作は、主人公を中心とした人達の泥臭さが、ちょっと上手く合って無い気がした読後感でした。
    でも、主人公や大人達を含め、誰もが格好のつかない、情けない、泥臭い人達で出来上がっているのが私達だ、というメッセージは読んでてとても伝わりました。

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    2021年05月02日
  • グリーンピースの秘密

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    日記みたいなエッセイ。海外での暮らしってどんな感じなんだろう、と思い読んでみました。
    良い所も悪い所も書かれていたけれど、その国(場所)が好きだという前提がないと、生活するのは難しそうだなぁ。私だったらすぐにホームシックになるわ・・・。

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    2021年04月26日
  • 私の夢は

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    2010年分の日記エッセイ。
    読んだら、バンクーバーにとっても行ってみたくなった。魅力的な街だというのが、文章の隅々から伝わってくる。
    海外に頻繁に行かれているようだけど、このご時世では行けなくなってしまっただろうな。今はどうされてるんだろう。早く最近のエッセイに追いつきたい。

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    2021年04月26日
  • 今日の空の色

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    今日も糸さんのエッセイ。

    東京の自宅を改装している間の、鎌倉での暮らし。小さなお友達、ららちゃんとの親子のようなほっこりする交流。読書の皆さんとのお茶会。不妊治療のお話…など、沢山の人に感謝して、沢山の友人たちのことを大切に想い、日々丁寧に暮らしを送る糸さんの生活の描写が心地良い。

    ららちゃんのお泊まりのお話が好きかな。こんな歳の離れたお友達、素敵だね。

    文中にも何度も登場する「食堂かたつむり」も今度読んでみなきゃ。

    糸さんが、自分の作品を確認する時、完全に読者のような気持ちで読み、感動する、と語っていた部分が印象的だった。自分の作品を、まるで我が子のように思う気持ちが伝わって来た。

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    2021年04月25日
  • こんな夜は

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    今日もエッセイ。

    小川糸さんのエッセイを読むのは初。

    ベルリンが好きで、長く滞在していた頃の話や、「ペンギン」と呼ぶ小川さんのご主人との日々の暮らしが綴られている。(小川さんの本には、ペンギンが付くタイトルのものが多いようだ。調べたら、ご主人は水谷公生さんという作曲家の方のようですね)

    ちょうど東日本大震災の頃に書かれた章も多い。ご自身も山形県出身で、東北を想う気持ちが伝わって来た。

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    2021年04月25日
  • グリーンピースの秘密

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    2018年の日記。
    こんなにあらゆるところを旅して暮らしてる小川糸さんは、コロナ禍な今どのように過ごしてらっしゃるのかすごく気になった

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    2021年04月22日
  • グリーンピースの秘密

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    何だか自分自身が旅をしている気持ちになりました。四季を通じてドイツの食材を紹介してくれたり、外国に住むとなかなか日本食の入手が難しい中、工夫をして調味料を手作りされていたり、と。食事風景の描写がステキでした。グリンピースの茹で方のコツが知れたので、私も今後は実践しようと思いました。

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    2021年04月21日
  • グリーンピースの秘密

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    エッセイなので、ゆるりと毎日2~3話ずつ拝読しました。外国と日本の文化の違いが面白い。糸さんが色々な事にチャレンジして新たな出会いを見つける。素敵な人生の過ごし方です。

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    2021年04月13日
  • 犬とペンギンと私

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    毎回、犬が登場し本当にわんちゃんが好きなんだろうなと思う。コロ、新しく家族になった愛犬、ペンギン、旅。美味しそうな食事、パン、ご飯、ジャム…困難な出来事もエッセイになると何故かご機嫌な日々に。素敵な日記エッセイです。

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    2021年03月24日
  • ペンギンと青空スキップ

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    ブログ「糸通信」をもとにした、2009年分の日記エッセイ。

    環境のために、車を無くす社会に持っていった方がいい、飛行機や電車にも出来れば乗りたくないとの考え。私も月に2、3回程度しか乗り物に乗らないけど、特に考えがあってのことではない。何も考えずに今ある利便性に乗っかっていると、地球はもう保たなくなってしまうんだな。

    あと日本人は美味しさを追求しすぎかも?という話。それで自然でない添加物などを加えたりして、素朴な素材本来の味を美味しいと感じられなくなっているのではと。なるほどな。

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    2021年03月16日
  • ファミリーツリー

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    自分の先祖や家族に感謝したくなる物語。
    家族や恋や舞台となる穂高(安曇野)などについて。
    暫く会えていないおじいちゃんおばあちゃんに会いたくなった。
    火事の中から海を助け出せなかったシーンでは胸が痛んだ。

    「人って、一人じゃ生きていけないんだね
    人が、一人の人間からは生まれないのと一緒かもしれない」

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    2021年03月13日
  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

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    丁寧な暮らしとかミニマリストとか
    考え方は嫌いではないけれど
    それを勧めている人達(全員では無いですが)が必死過ぎる感じがして苦手だなと思っていたのですが、
    好きなこと、心地よいことを意識した結果そうなったのなら幸せな生き方だなと思いました。

    物が多かろうが少なかろうが
    仕事中心だろうがプライベート重視だろうが
    その人が、その人の人生を充実して過ごせればそれでいい。

    決して万人が真似できる生き方ではないけれど
    読んでほんわかした気分になれました。
    真似できるところはしてみようかな!

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    2021年02月20日
  • ペンギンの台所

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    日記エッセイの2冊目。2008年分のブログをもとにしたもの。
    「食堂かたつむり」刊行前後の、作家として羽ばたいていく様子が綴られている。読んだ本の紹介や感想なども。
    辺銀食堂、きになるな〜

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    2021年02月19日
  • 私の夢は

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    さらりとしたものが読みたくなったので小川糸さんのエッセイを手に取りました。
    今作はモンゴル、カナダ、ローマなど、旅ものが多かったですね。仕事絡みとはいえ、あちこち行けるのは羨ましいです。
    新型コロナ禍真っ只中で気軽に旅行自体に行けないご時世ですが、叶うならばいずれ他国の気候風土や文化の違いに触れてみたいものです。

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    2021年02月04日
  • ペンギンと暮らす

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    最近のエッセイを読んだら、小川糸さんのことをもっと知りたくなったため、一番最初のエッセイから読んでみることにした。
    ペンギンさんはやはり旦那さんだった。
    調べたら著名な音楽家さんだったんだ。知らなかった。

    食堂かたつむりなど、彼女が書かれる物語どおりの人だなぁという印象を受けた。
    優しく丁寧で自然体。

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    2021年02月04日
  • こんな夜は

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    ネタバレ

    小川糸さんのエッセイ。
    ほんわかした日常をのぞかせていただいている気持ちになる。構えずにふんわりと読める本。

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    2021年01月28日
  • サーカスの夜に(新潮文庫)

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    2020年最後の読書は、温かい雰囲気の小川糸さんの小説で締めました。(レビューだけ年を跨ぎました)

    両親を離婚がきっかけでグランマと2人貧しい暮らしをしていた13歳の少年。幼い頃にした病気の治療の影響で成長が止まり、10歳ほどの容姿にしか見えない彼は、ある日これまでの暮らしに決別し憧れのサーカス団・レインボーサーカスに飛び込んだ。
    個性豊かな団員たちに囲まれて、体の小さな少年は自分の居場所を見つけていく。

    10歳で体の成長が止まり、将来の苦難が見えた少年の「サーカス団に入って自分の道を見つける」という切ない決意から始まる物語。
    いわゆる移動式のサーカスを私も昔何度か観に行ったことがあるけれ

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    2024年05月17日
  • ぷかぷか天国

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    シンプルだけど素材の味が活かされた美味しそうな食事の数々。
    ドイツでの暮らしの風景。
    「洗濯機が壊れたから貸してー」と気軽に助け合えるご近所さんとの関係も、それが普通のことだと感じられる社会も良い。

    「キラキラ共和国」「ミトン」についての記述もあり、どちらもすごく良かったので当時の糸さんの気持ちに触れられて嬉しくなりました。

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    2020年12月17日
  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

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    個人的には、心地いいクラシックのためには「不便」「不快」に敏感になるという章が印象に残りました。
    小川糸さんの丁寧な暮らし方が伝わってくる一冊です。

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    2020年11月06日