小川糸のレビュー一覧

  • リボン

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    オカメインコを飼っていた身としては、飛び立ってしまう描写がどうしても受け入れられない(><)
    鳥の孵化や成長はとても丁寧に書かれていて、心通わせる感じも悪くはないのだけど…。最後のお話もちょっと強引かな?章によってテンションが違う感じがしました。
    鳥飼いでなければもう少し素直に読めたかも…。
    表紙のステッチオカメインコがめちゃくちゃ可愛いので、それだけで星3つ。読んでみても星3つでした。

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    2022年11月05日
  • 卵を買いに

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    読みやすい日記エッセイ。
    でも日々の物語という感じで、普段どんな風に過ごしどんな物にインスピレーションを受けているのか感じ取れた。
    この本を通してラトビアについて私も調べてみようと思ったし、結果的にまた新たな世界に私も辿り着くのでした。

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    2022年10月24日
  • 真夜中の栗

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    ネタバレ

    大好きな小川糸さんのエッセイ。
    「ライオンのおやつ」を書きあげて、あとがきや書店周りをされている頃らしい。
    前半はベルリンで暮らし、美しい町とゆっくりとした時間のなかで、丁寧な暮らしをしている。
    ベルリンで作る味噌のほうが美味しいってどういうことー?!笑

    どの作品からもあふれてくる優しさや丁寧さが、まさに糸さんそのものなんだと読んでいるだけで心が洗われるような気持ちになった。

    真夜中に栗をたべる。秋の夜長、月を愛ながら。滋味。

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    2024年01月08日
  • リボン

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    ネタバレ

    ちょっと情報量が多すぎて頭の中で整理が必要…

    すみれちゃんとひばりさんが大切に孵した一羽のインコがあるとき飛んで行ってしまって、その後いろいろな人達のもとへ… そしてまたすみれちゃんとひばりさんの話しにもどり、ひばりさんは今まで知らなかったすみれちゃんの過去を知り、最後にはリボンと再会し生きる希望を取り戻す。
    良いことばかり続くわけでないいろんな人達の人生を、一羽の小鳥を通してみる長い長い年月の温かいストーリー。

    わたしもいつか孫ができたらこんなふうに2人で何かしたりたくさん話しをしてリボンをつなげたいなぁ〜

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    2022年10月17日
  • リボン

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    すみれちゃんとひばりさんがリボンをずっと育てて行くと思っていたので、短編作品が苦手な私には少し感情移入しにくかった。
    好きだったのは、リボンとスエヒロのお話。
    最後再会できたシーンはグッときた。
    それにしてもリボンってば飼育されてはその度ずっと脱走し続けていたの?

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    2022年10月12日
  • 真夜中の栗

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    素敵な本を書く小川糸さんの日常を綴った日記エッセイ。
    グリーンピースの秘密を読んでから、真夜中の栗を読もうと思っていたのに順番を間違えて、先に真夜中の栗を読んでしまった。これからグリーンピースの秘密も読もうと思う。
    日々の生活を大切にし、色んな事を経験をしているこらこそ素敵な本が書けるのだと感じた。

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    2022年10月10日
  • 真夜中の栗

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    小川糸さんのエッセイを読むのは、たぶんはじめて。糸さんが作る桃のロールケーキ食べたいと思った。他にも美味しそうな食べ物がたくさん。 もっと糸さんを知りたいと思った。あと、ペンギンさんも!

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    2022年09月20日
  • ファミリーツリー

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    人と繋がる、好きになる、ということをストレートに描いた作品。
    悪い人は誰もいない、ちょうどよく読める作品

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    2022年09月11日
  • ぷかぷか天国

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    満月の夜だけ開店するレストランで、焚き火を囲んでお月見をしたり、急遽思い立って、三崎港へのひとり大人遠足を計画したり。ベルリンでは、語学学校に通って予習と宿題に追われ、束の間の休みは、ご近所さんとホットワイン片手にクリスマスマーケットを梯子する。2017年の日記エッセイ。

    今回は日本(鎌倉)、ベルリンの滞在中のお話。ラトビア旅行の話も少し。
    お母様を亡くしたことが書かれていて、幼い頃よりも大人になってからの方が上手く付き合えているという内容に、そんなこともあるのかと思った。親との関係があまりよくなかったおかげで、お話を書くことがライフワークになり、家族以外の人たちとの関係に恵まれた、とも。家

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    2022年09月09日
  • グリーンピースの秘密

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    小川糸さんのエッセイシリーズを、刊行の古い順から読んでいって、本作は2018年のエッセイ。だんだんコロナに近づいていると思うと、なんだかそわそわしてしまう。
    この頃書かれたエッセイは、ベルリンやフランス、韓国、日本国内のあちこちを旅されていて、本当に羨ましい。各地の空気を楽しみながら生活されているのが、身軽でいいなぁと思う。

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    2022年08月28日
  • 真夜中の栗

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    糸さんの日常を垣間見させてもらうようなエッセイ。
    何冊かエッセイを読んでいるうちに、お知り合いのような気分になる。

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    2022年08月23日
  • ペンギンと暮らす

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    小川糸さんのエッセイはたくさん読んでいます。
    ペンギンとはパートナーのことですが、愛犬がまだ仲間入りしていない頃のお話で、なんだか新鮮。
    食べ物の描写が素敵な作家さんですが、今回ベストオブおいしそうだったのはアスパラガスの天ぷら。小川さん、海外行った時もホワイトアスパラを食べまくっていたので、ふふふとなりました。
    取り上げられていたLittle DJ は観たい映画リストに追加します。

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    2022年08月21日
  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

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    必要最低限の、丈夫で長持ちするものを厳選して持つ。自分の好きなものをとことん追求する。
    年を重ねるごとに、自分にとって大事なものや生き方が定まってくると思うけれど、小川さんの「身の回りのものを心地よく」という考え方は、ぜひ真似をしたい。

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    2022年08月18日
  • ぷかぷか天国

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    2017年の日記エッセイ。
    血縁との確執、でもその分友人に恵まれ、書くことを仕事にできた、人生トントン。そうだったんだなぁ。
    母親が死んだときに初めて生まれてからずっとあった透明な臍の緒が切れるのではないか、という話が面白かった。
    今回はベルリン暮らしが一年の半分以上とかなり長くて、色々な季節のベルリンを本を通して体験させてもらえた。

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    2022年08月09日
  • 真夜中の栗

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    眠れない夜には、茹でただけの栗を食べながら窓辺で夜空を見上げ、年末には林檎ケーキを焼きながら年越しの準備をする-。誰かの笑顔のため、自分を慈しむために、台所に立つ日々を綴った日記エッセイ。

    真似できない、ひたすら丁寧な暮らし。

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    2022年08月09日
  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

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    小川糸さんの暮らしぶりがわかる本。 

    印象に残ったのは、後書きのこの言葉↓
    「日本にいるとどうしても、何かを買う、つまりお金を使うことで幸せが手に入るように錯覚してしまいがちです。だから、お金を稼ぐために仕事をしてしまいます。だけど、お金がなくても幸せになれる方法は、工夫次第でいくらでもあると思うのです。
    (中略)
    こうでなければならない、という先入観から解放されると、いかに自分が自由であるかを思い知りました。
    人からどう思われようが関係ないのです。大切なのは自分がどう生きたいかということ。自分だけの幸せのモノサシを持つことです。」

    著者は自分の確固たる芯を持った強い方だなと思った。
    携帯

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    2022年07月20日
  • 犬とペンギンと私

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    エッセイシリーズの中では厚い方の今作。
    タイトルにもある通り、犬の話がメインなのだけれど私は旅パートが一番好き。
    ヨーロッパ陸路の旅、行ってみたいなぁ。

    犬のパートでは少し、ん?と思う部分も。
    犬を人間の都合であっちにやったりこっちにやったりするのは良くないという思いもあり、ゆりねを飼い始めたと思ったのだけれど、そのゆりねも姪っ子の家に行かせたり、将来的には貸し出しもできるように躾をしたりと、あら???と思ってしまった。。
    でも、犬との暮らしの楽しさは伝わってきて、将来自分が子供を授かれなかったら犬を飼おうかなと思った。

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    2022年07月20日
  • 真夜中の栗

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    小川糸さんのエッセイを初めて読んだ。ドイツは好きな国なので、そこでの生活を垣間見ることができたのが良かった。料理について書かれているところも好き。

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    2022年07月20日
  • 洋食 小川

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    2016年分の日記エッセイ。

    「時間にも、空間にも、人間関係にも、すき間を作ることで、気持ちにゆとりができる。
    普通に暮らしていたら物は増える一方だから、意識して、減らす努力を。
    そして、それよりも前に、要らない物は、手にしない、家に入れない、人生に加えない、そういう意識が必要なのかもしれない。」

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    2022年07月15日
  • 今日の空の色

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    鎌倉暮らしや海外へのフットワークの軽さなど、真似できないけれど羨ましい。
    電化製品も携帯電話も大好きな私にはこんなに徹底した静かな暮らしはできないけれど、好きです。こんな暮らし。

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    2022年07月11日