柚木麻子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「柚木麻子と読む」とあるので、一作ごとに解説が入るのかと思ったら、そういう形式ではなかった。
柚木麻子・編の林芙美子の短編集である。
こういう作品集は、編者が原作者のどういった部分を好んでいるかで、色合いが変わってくることもある。
やはり「柚木麻子と読む」で良いのだろう。
「はじめに」で、林芙美子本人があまり気に入っていなさそうな作品をあえてチョイスした、と書かれている。
女友達に、ニヤニヤしながらちょっと意地悪をしてみる感じで微笑ましい。
「おわりに」では、林芙美子の作品では、男女の機微を描いたものより、シスターフットが感じられるものの方が好き、と書かれていて、この好みが『ついでにジェント -
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Posted by ブクログ
ネタバレ1話:
アッコさんと三智子ちゃんの話は、いつも明るくて変な人が出てこないから楽しく読める。
アフタヌーンティーが美味しそう過ぎた。
ゆっくりお茶を入れてお茶の時間を持ちたくなる。
2話:
会社がブラック過ぎ、登場人物がネガティブ過ぎ…
でもスムージーってめっちゃ心身に良さそう。飲みたいなと思ってしまった。
3話:微妙?と思ったけど「いのシュシュ」には吹き出してしまった。
4話:駅の構造を知らないせいか、ちんぷんかんぷんで、話に入り込めなかった。
やっぱりアッコさん登場率が高いお話は面白いし、読んでてスカッとするというか、元気になれます。
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Posted by ブクログ
帯は、
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結婚、妊娠、出産……
人生のステージが
変わるたび
揺さぶられる
女の友情を描く
長編小説。
会えなくなってしまった
ひとがいるあなたへ。
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文庫本の解説は、ジェーン・スーさん。贅沢。
「デートクレンジング」を改題しての文庫化。
ハードカバーで読んでて、
すっかり忘れて文庫読んでました。苦笑
本書では、
デートクレンジングという
アイドルグループが登場するんですが、
このアイドル達の本を
過去に読んだという私の記憶。
怖すぎる、私の記憶。泣
しかも、全く気づかず読み切って、
レビ -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初は、なぜこんな男に、魅力的な女の子達が惹かれるのだろう、そして、何故こんなにもこの男は嫌な奴なんだろうと、不思議を通り越して嫌悪感を感じていた。
しかし、最後の"E"を読んで、すべての謎が解けた。
伊藤は、傷つくことから逃げるため、何も生み出さず、どこにも踏み出さない生き方を選んでいた。
そして、伊藤という男を描くという目的以外に、
全ての短編に共通するテーマがあることに気づく。
この連作は、プライド、傷つくこと、そしてそれらから目を背けることを一貫して描いていた。
それを表現したセリフの中でも、特に印象に残ったのは、修子の親友、マッキーの一言だ。
「世の中なんて