柚木麻子のレビュー一覧

  • マジカルグランマ

    匿名

    購入済み

    すっごいおばあちゃん!
    自分の為に一生懸命に今を生きるって素晴らしいです。
    思うようにいかなくても自分が選んだ事だったら強くなれる気がします。

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    2023年08月29日
  • 3時のアッコちゃん

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    ネタバレ

    1話:
    アッコさんと三智子ちゃんの話は、いつも明るくて変な人が出てこないから楽しく読める。
    アフタヌーンティーが美味しそう過ぎた。
    ゆっくりお茶を入れてお茶の時間を持ちたくなる。

    2話:
    会社がブラック過ぎ、登場人物がネガティブ過ぎ…
    でもスムージーってめっちゃ心身に良さそう。飲みたいなと思ってしまった。

    3話:微妙?と思ったけど「いのシュシュ」には吹き出してしまった。

    4話:駅の構造を知らないせいか、ちんぷんかんぷんで、話に入り込めなかった。

    やっぱりアッコさん登場率が高いお話は面白いし、読んでてスカッとするというか、元気になれます。

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    2023年08月26日
  • 幹事のアッコちゃん

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    アッコちゃん節が相変わらずで読んでいて気持ちよかった。
    成長をとめないでどんどん進化していくアッコちゃんすごいしかっこいい。
    最後のニューヨークのくだりはニヤニヤしちゃった。

    三智子もすごく成長しててうれしい!

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    2023年08月25日
  • マジカルグランマ

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    マジカル〜は自分でも大いにそれに加担していたって気付いて恥ずかしくなった。
    斬新な意見やアイデアの中に、かったるい人間関係が織り交ぜられ、さながら人生そのものやった。好き。

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    2023年08月24日
  • けむたい後輩

    匿名

    購入済み

    真美子も栞どっちもイラッとする女性だった。
    イラッとしながらもすいすいと読み進めてしまう引き込まれる物語でした。

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    2023年08月18日
  • けむたい後輩

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    なんだこれ?と思いながら読み進めると予想外に面白い。あの頃の大学生…横浜の丘の景色、ユーミンの喫茶店、女子アナ、ミスコン、パリの左岸、まだ新しい汐留の高層ビル。懐かしい。エピローグが気持ち良かった。

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    2023年08月15日
  • 3時のアッコちゃん

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    深く考えずに楽しく読める小説です。
    上手くいかずに悩んだり、投げやりになったりと等身大の登場人物たちに共感できます。でもなんだかんだ仕事がんばろうと思えます。

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    2023年08月09日
  • 私にふさわしいホテル

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    最初は実在の作家さんが出てくるし、これはエッセイかと思いきや、はじけたコメディっぽい小説だった。「私にふさわしい○○」の○○の中に私だったら何て入れようかと呑気な気分で読み始めたら、加代子大暴れ。でも「私にふさわしい○○」と思うことは大事なこと。生きる力になる。

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    2023年08月06日
  • 掌の読書会 柚木麻子と読む 林芙美子

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    柚木麻子さんの選書ということで手に取った。
    林芙美子さんの本は初読み。
    大正~昭和の女性が主人公の短編集。
    女性のたくましさや潔さが感じられるものが多く、面白かった。
    時代が違っていても、思っていることは案外似ていたりするのかも。

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    2023年07月31日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    テンポ良くて面白い。
    夫とはセックスレスで、何度も誘惑に駆られながらも結局は夫のことが大好きってところがかわいい。

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    2023年07月26日
  • 注文の多い料理小説集

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    2023/7/21

    食事を摂る人々の短編集。

    不倫やワンナイトを狙う男たちが若い女を連れてやってくるワインと寿司の店。
    そこへ赤子を抱いた女が「卒乳祝い」にひとりやってくる。
    柚木麻子「エルゴと不倫寿司」がインパクト強かった。

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    2023年07月22日
  • 踊る彼女のシルエット

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    帯は、
    -------------------------
    結婚、妊娠、出産……
    人生のステージが
    変わるたび
    揺さぶられる
    女の友情を描く
    長編小説。

    会えなくなってしまった
    ひとがいるあなたへ。
    -------------------------
    文庫本の解説は、ジェーン・スーさん。贅沢。

    「デートクレンジング」を改題しての文庫化。
    ハードカバーで読んでて、
    すっかり忘れて文庫読んでました。苦笑
    本書では、
    デートクレンジングという
    アイドルグループが登場するんですが、
    このアイドル達の本を
    過去に読んだという私の記憶。
    怖すぎる、私の記憶。泣

    しかも、全く気づかず読み切って、
    レビ

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    2023年07月16日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    6人の女性作家のアンソロジー。飛鳥井千砂目当てで読んだけど、南綾子の「インドはむりめ」と、柚木麻子の「残業バケーション」がよかった。これから恋が始まるそわそわする感じ。

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    2023年07月01日
  • 伊藤くんA to E

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    ネタバレ

    最初は、なぜこんな男に、魅力的な女の子達が惹かれるのだろう、そして、何故こんなにもこの男は嫌な奴なんだろうと、不思議を通り越して嫌悪感を感じていた。
    しかし、最後の"E"を読んで、すべての謎が解けた。

    伊藤は、傷つくことから逃げるため、何も生み出さず、どこにも踏み出さない生き方を選んでいた。

    そして、伊藤という男を描くという目的以外に、
    全ての短編に共通するテーマがあることに気づく。
    この連作は、プライド、傷つくこと、そしてそれらから目を背けることを一貫して描いていた。

    それを表現したセリフの中でも、特に印象に残ったのは、修子の親友、マッキーの一言だ。
    「世の中なんて

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    2023年07月01日
  • 3時のアッコちゃん

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    ランチのアッコちゃんの1話ほどではないけれど、4話以外は良かった。
    3話は、新しい感じで思わず笑ってしまう要素もあり新鮮。

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    2023年06月24日
  • ねじまき片想い

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    ネタバレ

    ◾️record memo

    あんたもよくやるよね。付き合ってもいない男のためにさ。完全に自家発電だね。自分でねじまいて自分で走るゼンマイおもちゃって感じ。

    それでも、あなたは生きなきゃ駄目なの。自分の心にねじを巻いてくれるのは自分だけよ。

    自分の価値を誰かの評価にゆだねては駄目。

    いずれにしろ、他人の心に何があるかなんて、口にしてくれない限り、永遠にわからないのだ。

    こうして服装の自由な会社に就職した以上、金髪のツインテールやバミューダパンツ、原宿の古着屋で買うアメコミキャラクターのTシャツにも、誰にも文句は言わせない。

    やってみて初めてわかる。男に媚びると、自分がすり減る。作り笑

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    2023年06月11日
  • けむたい後輩

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    ネタバレ

    ◾️record memo

    女同士の人間関係は苦手、ね。‥よくそう言ってたけど、じゃあ、どんな人間関係なら得意なんですか。‥他にどんな人間関係が残ってるんですか。

    自分の手でつかみとらなかったものなんて、いずれ意味も価値も失うに決まっているのに。

    あんなに映画見たり、本読んでたくせに‥‥、何一つ血肉になってないんですね。

    自信ないってだけで、胸を張らないでください。そんなの皆、おんなじじゃないですか。生きるのが怖いのは世の中で自分だけなんて思うのは、傲慢ですよ。

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    2023年06月11日
  • オール・ノット

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    苦学生の真央と、真央のバイト先のスーパーで試食販売をしている四葉。四葉は真央と同じく余裕のない生活をしているにもかかわらず、真央のために、全財産だという宝箱をくれた。もとは横浜の裕福な家の生まれだった四葉。現在に至るまでの人生には、ミャーコという親友が深くかかわっていて……。
    シスターフッド小説だという。けど、格差問題、同性愛、性被害と、社会的なトピックの色濃さのほうが印象に残った。きっとそれは、「すべてを個人の連帯に任せてはいけない」という柚木さんの意思があるからこそなのだろう。よって、小説内でのシスターフッドは、時に切れてもしまう脆いものとしても描かれている。
    真央と四葉の物語として読めれ

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    2025年03月12日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    松任谷由実の曲を元にしたトリビュート小説集
    著名な作家さん達による、別角度からの切り口で綴られる物語

    歌詞をそのまま物語にしたものではない
    むしろ設定のリンクはそんなにないかも
    タイトルにインスパイアされた短編という表現の方が近い


    収録は6編
    あの日にかえりたい/小池真理子
    DESTINY/桐野夏生
    夕涼み/江國香織
    青春のリグレット/綿矢りさ
    冬の終り/柚木麻子
    春よ、来い/川上弘美
    解説:酒井順子



    ・あの日にかえりたい/小池真理子
    いまも私の心は学生時代を過ごしたあの場所にいる


    昭和の学生運動が盛んな頃の大学生
    男を巡る友人とのちょっとした行き違い

    大学生の頃に戻りたい

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    2023年05月30日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ユーミンの曲を女性作家さん達がトリビュートし
    創作された物語の短編集。
    小池真理子「あの日にかえりたい」
    まだ共同玄関や共同トイレが一般的だったころに
    学生時代を過ごした主人公の郷愁の物語
    既に老年に入った主人公が人生を振り返るような
    切ない物語。短編の中に人生の流れがつまっていて
    さすが小池真理子さんだなと思った。

    桐野夏生「DESTINY」
    村上春樹が愛読書の争いごとを好まない青年の物語
    変わらぬルーティーンの中ではっと目についた
    女学生に少し惑わされてしまうけれど、また
    普段の日常に戻っていく。何も劇的なことは
    ないのだけれどシニカルでとても良かった。
    村上春樹とか山田風太郎とか主人公

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    2023年05月22日