柚木麻子のレビュー一覧

  • 注文の多い料理小説集

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    料理にまつわるアンソロジー
    どのお話もひとくせ、ふたくせあって
    興味深いおはなし
    中でも、伊吹有喜さんの
    「夏も近づく」がおいしそうでたまらなかった
    塩おにぎりや、水出しかぶせ茶、ブロッコリーのオリーブオイル漬け、春キャベツのピクルス、たけのこご飯、手作りベーコン
    どれも自家製で少し地味かもしれないけど
    間違いなく美味しいってわかる
    食をきちんと考えられる人に悪い人はいないですね

    この頃はどんなに単純な料理でもいいから
    自分で家で作って食べたいと思うようになった
    なんでだろうな
    けして美味しいものを作れるわけでもないのに
    この本を読んでさらに思う
    食に対して考え直すいいキッカケになりそう

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    2025年04月07日
  • あまからカルテット

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    シスターフッドもの文芸作品。

    表紙とタイトルから分かるように食べ物と四人組が出てきます。お稲荷さんやラー油など様々な食べ物を手がかりに些細な謎解きをするというとても身近なミステリー仕立ての友情と恋と仕事と…アラサー女性達のお話です。

    私自身、食べ物や料理にそこまで関心がないので料理シーンと食レポ的シーンは読み飛ばしてしまった…。そして、シスターフッドものは嫌いではないんだけれど、ここまで熱く関わり合う関係性ってファンタジーだよなーと今回は少し引いて見てしまった。ゴメンヨ

    それとそれと、そんなに恋って必要?仕事や何やらで輝くことって大事??と思ってしまったのは私がアラサーではないからなの

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    2025年04月01日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    柚木さんのドラマ知識量に脱帽したのと、昔のドラマが面白いと言われる理由として、ステレオタイプの展開と制約が少ないからなのかなと思った。そう考えると逆に今はコンプラを気にするあまり派手なことができなくなってつまらないと言われてるのかもしれない。でも裏を返せば、その分緻密な作品が増えてるってことだと思うから、そこが今の作品の面白さなのかなと。あと、フジ黄金期作品の時代を行ってる感じを本書で出てくる作品から痛感。とりあえずアフリカの夜と水曜日の情事は見る。あと素晴らしきかな人生も気になる。とりあえずFODでドラマを漁りたい〜

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    2025年03月31日
  • 早稲女、女、男

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    東京の有名大学に通う女子が、見事に大学別にキャラ付けされてて、地方出身者からすると、なるほど早稲女ってこんな感じなんだ!とか、立教とか青学とか確かにこんなイメージかも。とか、あたかも知ったような気分で読んでしまった笑。
    東京に進学してたり、本作に出てくる大学に通ってたら、もっと共感して読めたんだろうなーと、若干の憧れも感じつつも、実際に通ってる学生からしたら、ウチの大学はこんなんじゃないって意見もあるんだろうな。

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    2025年03月29日
  • とりあえずお湯わかせ

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    柚木さんってこんな人だったんだとびっくり!
    コロナ禍の大変さはさることながら、柚木さんのパワフルさと毒舌に圧倒されて面白かった。
    食が取り上げられる作品が多いなと思ってたけど、やっぱり作るのが好きな人なんだと納得。
    そして結構攻撃的な性格には驚き。思わずどんな人か写真を検索してしまった。
    柚木作品を改めて読みたくなった。

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    2025年03月25日
  • 早稲女、女、男

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    早稲女になりたかった!東京の大学へ行きたかった!
    読み終わったあとにはそう感じた地方出身、地元の大学進学の感想。
    短編が連続していて主役が変わるけど、登場人物が関連してる大好きな本の流れでした。映画も観たいな…

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    2025年03月15日
  • あまからカルテット

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    4.3

    柚木さんの作品らしく個性がバラバラな4人の女性の友情劇とそれぞれの心情の描き方が読んでいて共感させられる。

    また、ちゃんと美味しそうな食べ物の描写も食欲をそそられます。

    映像化してほしい。

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    2025年03月14日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    松任谷由美デビュー50周年を記念して、6人の女性作家さんたちが書き下ろしたユーミン曲がテーマのオリジナル小説集。題名見るだけで惹かれるものがあり、即購入。

    収録されている話は以下、
    ・あの日にかえりたい(小池真理子)
    ・DESTINY(桐野夏生)
    ・夕涼み(江國香織)
    ・青春のリグレット(綿矢りさ)
    ・冬の終り(柚木麻子)
    ・春よこい(川上弘美)

    いずれの曲も知っていたが、あらためて思ったのは、その曲に対する偶像イメージは『人それぞれ』ということ。特にユーミンなどは僕らの年代は誰もが知っていて、その曲に対する絵が脳裏に自然と浮かぶ。
    ただ、それをいざ物語化してみたら、作家が描くストーリーが

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    2025年03月07日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理にまつわる短編のアンソロジー。
    小洒落た創作寿司屋、土鍋ご飯、金平糖、蕗の薹(ふきのとう)、パン…。
    どれも美味しそうで、お腹がすいてくる本だ
    ★5が2本
    ★4が2本
    ★3が3本
    やはり大好き作家さんのは面白かった!

    男たちの下心が渦巻く隠れ家的な高級寿司屋。
    男たちが落としたい女性にお寿司のウンチクをスマートに披露している場面に、唐突にのしのしと現れたのは…。
    乳児を抱っこ紐で抱え、母乳で汚れたカットソーにスウェットを履いた体格良い中年女性。
    ドスンとマザーズバッグを置き、ツウなお料理を野太い声で次々と注文し始める。
    お母ちゃんに支配されていく店内の様子が痛快!
    このストーリーは柚木麻

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    2025年03月02日
  • けむたい後輩

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    ネタバレ

    なんとなく同時読み。
    なんか、何とも言えないけど、引き込まれていく主人公たちにひきよせられていく。登場人物って表せないくらいの、存在感!さすが柚木さん。

    今の自分だと、ちょっとパワーを使うので、ほかの本を同時読み。

    続きが気になる♪

    読む心の余裕ができたので、読んでみる。
    いやはや。
    後半が良かったな。
    人を見る目って、経験や成長や年で養われていく部分あるよね。
    最後まで読めてよかったし、面白かった。

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    2025年07月10日
  • ついでにジェントルメン

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    さくさく読める。
    あしみじおじさんが突飛で好きだった。

    ここまで女性蔑視/軽視してる男性なんていないでしょ!と思いたいところだけど、「破けにくいストッキングを開発するぞ〜と頑張っている女性経営者に執拗に粘着する男性」という地獄のような構図を最近SNSで目にした身としては、最終話を「こんな嫌な男性いないって!」と思い切れず、厳しい気持ちにさせられた。

    菊池寛の小説を読もうと思った!
    作中の菊池寛さんのように、フットワークも心も軽くありたいな〜

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    2025年02月19日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    ananに連載されていた柚木麻子によるドラマ評。

    どうしてこんなに私はドラマ評や書評が好きなんだろうか、と思ったら、あ、そうか、単純に本当に私はドラマと本が好きなんだな、と気づいた。や、好きかなーと思ってたけど、すごい好きなんだな多分。ドラマと本。
    というのも、このエッセー、その時やってる一つのドラマを起点に、過去作にも遡ってフェミニズム的に読み解いたりしていくのだが、だいたいそのドラマ全部わかる。
    だってドラマ好きなんだもん。ほぼ全ドラマ見てるもん。


    さて、そんなことよりこのドラマ評本。しっかりドラマを社会批評、フェミニズム批評していてとっても面白かった。
    なるほど柚木麻子。

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    2025年02月16日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    日本のドラマ界、というかTV界隈が大揺れの現在色々と考えてしまう。ドラマの内容や出演者にダラダラ文句を言いながらそれでも楽しんでいた時代は遠くなってしまった。
    推しが性加害者になってしまった部分の
    『「彼」自身の言葉で、語るべきではないか』は同意見。
    『原作者が尊重され、守られるように』
    私もそう願っています。

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    2025年02月15日
  • らんたん

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    お札になった人達や歴史上の人物が次から次へと登場する流れに興奮しつつも、それだけ明治から昭和は激動の時代であったのだなと再認識しました。今や当たり前に女子も教育の機会に恵まれ、私自身も当然のように大学まで卒業させてもらいましたが、先人達の長年の闘いが勝ち取ったものだったのですね。歴史でサラッと学んだ部分を深く知ることができてとてもよかったです。それにしても道先生のパワフルさ、すごい……!

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    2025年02月09日
  • マジカルグランマ

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    ネタバレ

    マジカルグランマ期待して読んじゃったよ。
    思ってたのと違う、からの軌道修正がなかなかに難しい。笑

    最後まで正子ちゃんを好きになりきれなかったな。
    私にふさわしいホテルは主人公好きになれてたからなんだか残念。おばあちゃんへのステレオタイプというか願望というかが私にあるせいなのかな。

    正直今回は本編より宇垣さんの解説が好きだった。彼女も小説家になれそう。もう出してる?

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    2025年02月09日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    2014年3月から10年に渡り「anan」に連載された「柚木麻子のドラマななめ読み!」を書籍化。
    柚木麻子さんの小説は何冊か読ませていただいているし、私もドラマ大好き。
    お話を作る職業にある柚木麻子さんがどのようにドラマを観ているのかと、興味がありました。
    何気なく観ていた時に私がモヤモヤと感じていたもの、漠然とした感想といったものに、見事に言葉を与えてくれていた。
    そして、柚木麻子さん的な名言も色々あって、目から鱗。

    「歌は世につれ世は歌につれ」というフレーズがあるが、その「歌」は「ドラマ」に置き換えられる。
    ドラマが時代を先取りしたり、そのまま売れ筋にあぐらをかいていたら時代と視聴者に取

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    2025年02月03日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    2014年からananで連載されていたエッセイをまとめた一冊。
    最新のドラマと過去のドラマを比較しながら、女性、マイノリティ、恋愛、家族等のあり方について柚木さんの視点から語っています。
    知っているドラマも知らないドラマもありましたが、10年前のドラマ内の女性の描き方が現在の視点から見ると随分古くてびっくりします。
    ジェンダーギャップ指数がまだまだ低い日本ですが、10年前から比べると世の中は少しずつアップデートされてきていることが、ドラマからよく分かります。
    柚木さんの社会問題に対する鋭い批評精神に、何度もハッとしたり、現実への解像度が上がった気がします。特に納得した部分を以下に引用すると…

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    2025年01月29日
  • 3時のアッコちゃん

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    どんな仕事に就くかは、本当に自己分析が大事なんだなと。。
    あとは、行き詰まったときに視点を変えることの大事さも。

    #3時のアッコちゃん
    部長のことを否定する気持ちに立っていたけど、そうか自分も別に善良な弱者ではないんだって気づけた。

    #メトロのアッコちゃん
    スムージー飲みたくなる。
    他者に無理やり合わせようとするのではなく、自分の合う場所を選ぶ。
    自分の合う場所ってどこなのかを探すのがめちゃ大変なので、全然怠慢じゃないなって思う。

    #シュシュと猪
    不思議な話。登場人物が猪含め全員可愛かった!

    #梅田駅アンダーワールド
    これもどんな仕事を選ぶかの話。
    主人公が自分のやるべきことに気づくと

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    2025年01月19日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    20年単位でドラマを見続けていることがわかる、骨太な一冊。過去作と新規作との比較や考察がするする出るのはさすが柚木麻子さん。ドラマの見方も変わるほどの大作です!

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    2025年01月15日
  • らんたん

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    子どもの頃はただの義務だと感じていた学校というものに、これほどまでに色々な人たちの思いが込められていたと想像すると感慨深い。
    「光をシェアする」という考えは今後の人生でも大切にしていきたい。

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    2025年01月15日