柚木麻子のレビュー一覧

  • あまからカルテット

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    私も女子高出身です。今は殆どの高校が共学になってしまい残念でなりません。それは楽しい3年間でした。女子だけの方が伸び伸びしていました。女の友達って年齢に合わせてその都度気が合うものでいつも有難いと思う存在です。この本のカルテット4人もそんな感じでいつまでも頼れる存在ですね。

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    2026年02月22日
  • 3時のアッコちゃん

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    第一弾に続いて面白く読めました。
    アッコさんが更に常人離れしてきてますね。
    最後の大阪の話、大阪の人間としては「そうそう、分かる」と思う部分と「そこまでやないで」と思う部分と両方ありました。いずれにしても楽しくて明るい気持ちになったので良かったです。

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    2026年02月21日
  • 本屋さんのダイアナ

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    何気なく出逢った本が人生において
    大事な本になることを始まりに

    自分という人間

    友情、恋愛、家族、職場の人、出逢うべくして出逢ったけどこの先なんでもない人間関係

    成熟しているようで成熟しきっていない
    ダイアナや彩子それぞれの登場人物の人間くささが読者の心をわたしの心をぐっと惹きつけるような作品

    ストーリーの核となる「 赤毛のアン 」や
    ダイアナのイメージするお母さんの像として
    「 大草原の小さな家 」や「 若草物語 」等
    色んな本がストーリーの間で出てくる楽しさや、想像力を掻き立てられて今一度赤毛のアンを読み直したいと思えた

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    2026年02月15日
  • 王妃の帰還 新装版

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    マリーアントワネットの悲劇を繰り返すな、性格難あり美少女"王妃"を更生する!彼女たちの革命物語。
    読み始めは、女子校のスクールカーストかぁ...苦手なお話かなと思ったけど、描かれる人間関係に引き込まれた。孤独を避けるための友情はとても脆くて醜いなぁと。友達ってそんな毎日コロコロ変わるもんじゃないよ〜!と言いたくなる。
    でも、最後に見せてくれた光景は最高に愛おしくて良かった。
    柚木さんが描く同性同士の煩わしさ好きです!

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    2026年02月15日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    コロナ前後に書かれたものだか
    コロナにかかわるものも多い

    短編集で特にお互いが混じることはないが
    大変面白かった

    初っ端から、あるある を感じながら
    自分が考えている以上に周りは自分を気にしていない
    そのくせ、意外とみてる ということも感じた

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    2026年02月13日
  • 注文の多い料理小説集

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    フォロワーさんの本棚から美味しそうな匂いにつられ手に取った作品。
    タイトルからガッツリした料理と美味しいご飯のグルメ小説かと思いきや人間の毒や業のスパイスがピリッと効いた人間味溢れる話だった。

    特に面白かったのは柚木麻子の『エルゴと不倫鮨』、高級料理で女性をつまみ食いしようとした男達が、ある女性の注文によって食いっぱぐれてしまうのがなんとも滑稽でスッキリした後味が爽快!

    伊吹有喜の『夏も近づく』も良かった。
    拓実の優しさと美味しいご飯のセットが、葉月の心に刺さった棘の傷を癒してくれる。
    まさに「心の栄養」を与えてくれる一編。

    『味の分からない男』が不穏な話で後味が悪かったぶん、『どっしり

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    2026年02月13日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    世の中にはいろんな人がいるんだねぇ…と、当たり前のことを改めて思い知らされました。子どもが手を離れてからは新しい人間関係が広がることもなく、常識が揺らぐような価値観に晒されることはありませんでしたから、いろんな登場人物にザワザワさせられっぱなしでした。日常で感じるモヤモヤを、代わりに吹っ飛ばしてもらえるのかしら──と思って読んでみましたが、そうでもなくて、逆に荷物が増えちゃった気がします。ただひたすらに自分の人生に集中するのが、健全なのかもしれませんね。

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    2026年02月04日
  • その手をにぎりたい

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    読み終わった。面白かった〜。
    濃厚に感じたのは東京で青子が過ごした10年という月日を一緒に追ったからかも。
    青子と一ノ瀬さんの恋にドキドキした。好きだけど、絶対合わない相手っているよねわかる。
    わたしも転職してもともと消極的な性格から、積極的に仕事に取り組むようになったし、青子と同じ地方出身で東京で暮らしてる身として、自分と照らし合わせて読んでた。
    それにしても柚木さんはbutterといい、食事の描写がとても美味しそう。

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    2026年02月01日
  • 終点のあの子

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    映画を観た後に、原作が気になり読みました。
    なんでこんなに強くて脆いあの時期の女の子の気持ちを繊細に描けるのだろうと感心するし、涙が出ました。今まで読んだ本では描かれていなかったような、奥の奥の誰にも見透かされたくない女の子の気持ちを読みました。
    映画で感じた朱里のいやらしさを言語化してくれる第4章が特に好きでした。そんな彼女も抱えるものがあったのだよなあ、人はみんなどこかにコンプレックスを抱いていて、きっとそんな自分に嫌気を感じながら、それでも他人と生きていくしかないんだよなあ、と思うなどしました。
    とにかく柚木さんの若い女の子の解像度の高さに驚き、まだまだこのクラスの別の子の話を読みたいと

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    2026年02月01日
  • 終点のあの子

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    友達って難しいよね。
    本音だけでもダメ、考え過ぎてもダメ。
    上手くすれば一生付き合えるのだから、下手したくないよね。

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    2026年01月29日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理が出てくる本が読みたくて借りた1冊。伊吹有喜さんの『夏も近づく』で泣いてしまった。拓実も葉月も穏やかに幸せであれ。最後の柴田よしきさんの『どっしりふわふわ』はすごーく色んなパンが食べたくなった。

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    2026年01月28日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    セックスレスの妻が色んな人に欲情するが、結局夫が大好き。性生活と夫婦生活の両立の難しさを知らせてくれる。

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    2026年01月28日
  • らんたん

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    明治期の歴史的に有名な人々が数多く出てきて、みんな知人だったんだぁ〜なんて思った。

    キリスト教に元づいた思想、理念なのだろうが、河井道は、シェアの精神、明るく前向きで強く、生涯、教育者として生きる姿勢が素敵。
    そして、戦後の新しい日本を創ることにも寄与された。

    古い日本は男性社会で、女性の立場が弱いのに、明治期に進歩的で自立した考えを持っている方たちがいることに驚いた。

    河井道の場合は、父親が働かなくなって、母親が強い人の家庭だったのも女性の自立の一因になったのだろう。

    シスターフッド、女性同士の強い絆、家族…分け隔てなくシェアする、明るく前向きな心の持ち主の道。
    そのシスターフッドに

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    2026年01月25日
  • 終点のあの子

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    ネタバレ

    あまりにも生々しい人物像、人間関係。
    感情がリアルすぎて、もはやゾッとしてしまうレベルだった。
    私のお気に入りは早智子と恭子の章。様々な形の友情が描かれている今作の中でも、特に二人の関係には強く納得させられた。「二人でいるのに無言で読書」というタイトルも良い。
    大人にも十分刺さると思うが、是非学生の内に読んでおきたい四作。
    これがデビュー作とは…

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    2026年01月20日
  • 終点のあの子

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    女の子の生々しさがよかった。
    どうしても周りの目を切り離せなかったり、自分が誰かと不釣り合いだと思ったり、毎日考えてることも文字にするとこんなに醜く見えてしまうものなのか。

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    2026年01月18日
  • 早稲女、女、男

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    早稲女はこう、慶應出身の女子はこう、っていう潔いくらいの類型論。大学で人を見るってなかなか学歴主義みたいで抵抗あるものだけど、この本はおもしろい。MBTIを見るようなわくわく感がある。
    どの大学の女子も、華々しい印象の裏にかっこ悪い部分を持ってる。愛を持ってそれをキャラクターに体現させてる感じがして、しかもそれが真に迫ってて、さすがButterの柚木麻子さんだった。

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    2026年01月16日
  • ほろよい読書

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    お酒がテーマの短編集。好きな作家さんが含まれていたから読み始めたけど、初めて読む作家さんもいて面白かった。特に最後の柚木さんの作品は、実際にカクテルを作って飲んでみたくなる。

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    2026年01月14日
  • その手をにぎりたい

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    バブル前後の話で高級寿司を食べたことをきっかけに自分の稼ぎでお寿司を食べれるようになりたいと働く女性のお話。
    お寿司を食べる描写が本当に上手くてお腹がすく…。
    主人公が時代の波と共に色んなものを失ってまた見えてくることがあって、男も取っ替え引っ替えするしどうなるだろう?と思いながらラストは解説にもあったように賛否両論あるかもしれないけど個人的にはスッキリ終わって良かったと思う!

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    2026年01月11日
  • とりあえずお湯わかせ

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    コロナ禍での社会の分断に一矢報いる痛快なママエッセイだった。
    フェミニストの友達の言葉を借りたり、自粛生活を楽しむコツを披露したり、私がただ毎日をひたすら丁寧に静かに過ごすだけで精一杯だった時期に、社会に向けてママメッセージを訴えていて、すごいパワフルだと思った。
    「とりあえずお湯わかせ」という心境に共感した。

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    2026年01月05日
  • 本屋さんのダイアナ

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    『アッコちゃん』シリーズ3作→『あまからカルテット』→『本屋さんのダイアナ』と柚木麻子さん一気読み。
    『あまから』も好みだったが、『ダイアナ』はさらにシスターフッド色が強く、また時系列も10年ほどと長い話なので、かなり感情移入した。
    『あまから』の気軽に読める感じもいいけれど、心に刺さったのは圧倒的に『ダイアナ』の方。
    良い具合にご都合主義にならず、でもドライ過ぎない…その塩梅が心地よかった。
    最後の方は普通に泣いた。笑

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    2026年01月05日