柚木麻子のレビュー一覧

  • ほろよい読書

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    GWということで、読書飲み
    直前に本屋に駆け込み、購入してきました笑

    5人の作家さんによるお酒にまつわる短編集。
    お酒が進むという感じではなかったですが、タイトル通りほろよい状態で読み進め、そのまま読み終わってしまいました!

    個人的には原田ひ香さんのお話が1番好みで、『ランチ酒』や『まずはこれを食べて』も気になっていたので、夏休みの読書飲みで登場させようかなと…。
    ⁡
    普段ビールや果実酒しか飲みませんが、日本酒やカクテル、焼酎なんかも飲めるようになると大人に慣れた感じがしますよね!

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    2026年05月06日
  • 終点のあの子

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     舞台はミッション系の中高一貫女子校。

     中学から持ち上がりの希代子は高校から入学してきた奔放で雰囲気の違う朱里に魅了され、それまで仲良しだった奈津子と疎遠になっていく。しかしそのことに希代子自身は気付いていない。
     希代子の朱里に対して憧れ、羨望、渇望、失望、怒りと、心の機微が手に取るように伝わってくる。
     朱里は奔放で人を常に見下しても自分は何も悪く無いと、周りに敵を作りまくる。身近にいたらイヤなタイプだな。女子の敵だ。

     希代子に疎遠にされていた奈津子は、自分の都合よく戻ってきた希代子をパシッと拒絶する。女子の世界では有りがち。よく分かる。

     女王の恭子さんが夏休み、淋しさからオタクで小太りの早智子と心地良く寄り添い続ける。夏休みが終わり、周りの視線が夢から覚めさせる。これも分かる。仲良くしていることを知られたくない子っている。

     最後の章のみ時が進んで大学時代の朱里の話になる。性格は相変わらずだが最後の最後に少しまともになる。

     女子の関係性や心の変化がとても詳らかにされていく。正直、すごくショックと感銘を受けた。
     学生時代、特に中高を生き抜いていくのは大変だ。

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    2026年05月05日
  • とりあえずお湯わかせ

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    普段は練り上げられた精巧な文を綴る小説家が、エッセイだとナチュラルな文章で書き上げるが故、とても読みやすい。
    このエッセイは柚木麻子さんが書いたエッセイに対し、数年後のご自身が各話の最後にコメントを残していて、そこが毎回癖になる面白さである。

    とりあえず湯を沸かす。自分が今やれることをやる。
    色々やってみると、物事は広がりを見せ、
    うまくいかないことも当然あるが、事態が好転する契機となり得る。
    そんなことを、強制感なく教えてくれる優しい作品。

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    2026年05月03日
  • あまからカルテット

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    ネタバレ

    読んでいてお腹が空いた。柚木さん本はこういう女達の色々ゴタゴタを書く話が多いなと思った。
    全員がこの1年で彼氏ができて、結婚して、大出世して、振られて、新たな恋をしてと色々ありすぎだろと思ったけどストーリーはすごく面白かった。
    最後の満里子と警備会社の男が恋に落ちるのは続きが気になった。あんな状況で?と思ったが、あんな状況だからこそ恋に落ちるのか〜とも思った。

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    2026年05月02日
  • 早稲女、女、男

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    自分には縁のない都内私大のあれこれがとても新鮮で面白かった。こんなに大学ごとに特色があるものなのか〜と素直に受け取って読んだ。メキシコ旅行の章が1番好き。恋愛というより終始まっすぐな女の友情を描いた作品であるという印象だった。

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    2026年05月01日
  • 伊藤くんA to E

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    伊藤というヤバ男を通して、5人の女性が自分自身の『イタさ』や『弱さ』を突きつけられていく。読みすすめるごとに読者の自分までグサグサやられた。
    漫画みたいに読めるフワフワのラブコメ小説かと思ったら大間違いで、読後は心がヒリヒリする。

    登場人物が、みな等しくイタい。クズケンの不器用な優しさに救われるけど、その彼もまた悩み傷ついているのが切ないね。

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    2026年05月01日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    どの話も、世間のルールを寓話的に教えてくれる。やってしまいがちな言動を規律する反面教師的な道徳本みたい。
    ストーリーは荒唐無稽だけど、人の感情の機微がナチュラルに丁寧に描かれているおかげで素直に面白かったし、自分も気をつけようと思えた。夢ばかり語って実行しないとかな!

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    2026年05月01日
  • 王妃の帰還 新装版

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    暗黒なる中学生の時に読みたかった。

    スクールカーストって今思えば不思議。
    敵かと思えばコロコロと人員が入れ替わるしクラスという閉ざされた世界で今思えばなんであんなに一番下になりたくないが為に必死だったんだろうって。
    ノリスケみたいに強くありたかったな。

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    2026年04月30日
  • 伊藤くんA to E

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    伊藤くんのキモさやウザさがすっっごく伝わった
    けど、ムキになる女の子の気持ちもわかる…!好きになったら好きな人以外見えなくなるもんね…笑

    連続短編ってのもあって、読んでいて楽しかった!

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    2026年04月29日
  • 王妃の帰還 新装版

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    女子校のスクールカーストの様子を描いた作品。狭いコミュニティでの人間関係に悩んだことがある人ならわかるー!を連発すること間違いなしだと思う。柚木作品は女のドロドロした感情をすくいとるのがいつもうまいなあと。学生も社会人も楽しめる読みもの。

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    2026年04月28日
  • 終点のあの子

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    小学生、中学生の頃を思い出しました。あの頃は女子同士の付き合い、確かにめんどくさかったなぁ、私は保田さんタイプだったなぁとか。
    数人の女子視点の物語でしたが、それぞれ心情や描写が細かく書かれていて、共感したり感心したりと面白く読めました。

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    2026年04月26日
  • ついでにジェントルメン

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    『終点のあの子』や『ナイルパーチの女子会』と比較すると、「女性VS女性」の構図から「女性VS男性」への構図に変わってきているというように感じた。女性としての生きにくさは男性側に原因があるとされており(実際に、最低でクズな男たちが本作で描かれている)、それを通じて女性同士で結託して男性優位社会に切り込んでいく様子がかっこいい。今でこそ男女平等という言葉が言われるようになってきたけれど、それでも男性優位の社会は続いている。ずっとずっと続いているこの風潮を小説にして社会の在り方に問いを投げてくれている柚木さんの作品を一人でも多くの人が読んで、未来がより良くなるといいな、と思った。

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    2026年04月26日
  • ほろよい読書

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    「ショコラと秘密は彼女に香る」が特に面白くて、文字を追う目が止まらなかった!
    何度読んでも味がして甘酸っぱく、素敵なお話でした!

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    2026年04月23日
  • 名作なんか、こわくない(PHP文芸文庫)

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    フランス文学12作 日本文学21作
    イギリス文学12作 アメリカ文学12作
    計57作についての読書エッセイ

    柚木さんが何に興味があり、
    何に影響を受けたのかよく分かった
    著者が描く魅力的で強い女性の
    源泉を見た気がした

    また、ご自身の行動や仕事への携わり方も
    垣間見れた気がした

    繋がりを大切にし、
    確固たる信念に正直に生きようという姿勢は
    描く主人公達のそれに近いのかも

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    2026年04月23日
  • らんたん(新潮文庫)

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    読み応えのある一冊です。
    明治〜昭和にかけて、一人の人間として生きるための女子教育の礎を築いた河井道のお話。日本の婦人運動(今で言うフェミニズム)を切り開いた平塚らいてうや市川房枝、翻訳家の村岡花子等名だたる著名人との交流も織り込まれて楽しかった。

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    2026年04月23日
  • ねじまき片想い

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    「自分の心にねじを巻けるのは自分だけ」
    宝子は老舗おもちゃ会社でプランナーで働くも5年も片思いをして居る。その相手の西島は取引先のデザイナーでしかも宝子の気持ちにも気が付かないただのヘラヘラした30男。持ち前の機転とおもちゃを駆使してある時は大学生ある時は女スリとしてトラブルを解決するが西島は全く気が付かない。周りの人を巻き込んで宝子の恋はどこに向かうのか最後まで目が離せない。宝子❗️自分の心を解放する時が来たんじゃ無いの...うふふ

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    2026年04月21日
  • 3時のアッコちゃん

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    アッコちゃんちょっとしか出てこないけど面白かったー
    梅田駅行ったことないので大阪に行く機会があれば食べ歩きという名の迷子になりたくなった

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    2026年04月21日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    長編かと思ったら短編集だった!どれも良かったけど最初のラーメンが美味しそうすぎてずっとちょっとラーメンが頭の片隅にいた笑
    その場に居合わせた人が協力して何かをする感じ楽しそうで羨ましい。前半3話の方が後半より好き
    ・めんや 評論家おことわり
    透き通った栄養満点スープが美味しそうすぎて…(涎) 客の写真とか勝手に載せて好き勝手描いちゃう系ラーメン評論家の被害にあった7人が協力して素晴らしいラーメン屋を作り、すべての元凶を懲らしめる話
    ・Bakeshop mirey's
    夢を語っている時間に満足して結局何もしない感覚、誰しもちょっと共感できそう。いつかイギリス系のカフェを開くと意気込む(が実際は視察と称して食べ歩くくらいしかしてない)居酒屋バイトのスナックの一人娘に、客のお姉さんがオーブンを買い与える話。置物になったオーブンから、いい匂いがしてくる最後いいよね
    ・トリアージ2020
    コロナで自粛中の妊婦が、ネットで好きな番組を通じて知り合った友人と現実でも交流し、幸せになる話。友人(母)が持ってくる妊婦でも食べれる/簡単に作れる食べ物シリーズが超素敵
    ・パティオ8
    中庭で子どもを遊ばせていた団地のメンバーに、101号室のおじさんが文句を言ったのをきっかけに、皆で協力しておじさんの取引相手を奪い、中庭を取り返す話。こんな風に近所と和気あいあいと暮らしたい
    ・商店街マダムショップは何故潰れないのか?
    何故潰れないのかは謎だけど、実はマダムのおかげでまちの秩序が守られていたのかも?的な話。あるよね、何故か潰れない高い骨董品の店
    ・スター誕生
    店で配信していた、しがないユーチューバーが、無断で撮ってるのではと文句を言ってきたワンオペママに文句を言われたのをネットにあげたら彼女のラップ調が大バズリ。主人公の任期低迷俳優やユーチューバーは、なんとかこのバズリの恩恵を受けられないかと彼女を探すも、結局自分の力でダサくても必死にやるしかないよねって話

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    2026年04月21日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    タイトルにインパクトがあるので、まったく前知識なしで読みました。長編かと思ったら短編集でどれも面白かった。また面白い作家さんを知ってよかった。溜飲を下げる、感動、一歩踏み出したくなる話たちだった。

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    2026年04月20日
  • ほろよい読書

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    思い込みは勘違いの連鎖。どんなことだって言葉にしないと分からない。言わなくても伝わることなんてほぼ無い。

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    2026年04月18日