柚木麻子のレビュー一覧

  • 注文の多い料理小説集

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    美味しい食べ物が出てくる小説が大好きなので気になって読んでみました。
    こういうアンソロジーは、今まで読んでこなかった新しい作家さんを開拓するきっかけにもなっていいですよね(^^)

    7つのお話のうち、最初の2つ、柚木麻子さんの「エルゴと不倫鮨」と伊吹有喜さんの「夏も近づく」が自分的に特に好きでした。

    「エルゴと不倫鮨」はおしゃれな高級寿司店が舞台で、自分では食べたことのないものややったことのない食べ合わせがたくさんでてきましたが、どれもめちゃくちゃ美味しそう♪
    気取った男たちを圧倒するグルメなお母さんのキャラクターが最高で、スカッとできるお話でした。

    「夏も近づく」は、田舎の美味しいものが

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    2022年06月11日
  • さらさら流る

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    リベンジポルノ問題を取り扱った物語

    タイトルや冒頭の恋の予感を感じさせる始まりから想像するさわやかさとは反対に、気持ちが結構重くなるものが描かれている


    コーヒーチェーン店会社の広告部署で働く30歳手前の菫は、自分の裸の写真がネットにアップされているサイトを偶然発見する
    元彼に乞われて撮られた事はあるが、その場で消してもらったはずの写真
    彼との馴れ初めは、大学の飲み会で渋谷から暗渠を辿って自宅まで同行したことから
    当時の回想と今起こっている事への対応が交互に描かれる中で明らかになる二人の関係性の変遷と事件の真相
    そして菫がとった行動……

    主な登場人物は少ない
    元彼の光晴
    母の亜希子、父の

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    2022年06月07日
  • 本屋さんのダイアナ

    ネタバレ 購入済み

    おもしろかった

    まさかまさかのお父さん
    逆にリアルでそうきたかーって感じ。

    主人公の二人のお互い感じているギャップ
    二人の成長、大変面白かった
    本当に二人ともいい子で純粋で、若くて
    とっても応援したくなった

    ティアラの過去をもう少し知りたかったなぁ
    実家とのやり取りとか

    でも私もティアラみたいに、
    どんな辛い過去も、
    切ない過去にも、
    しんどい今にも負けないで、
    いつでも明るく、娘を愛して応援できる、お母さんになりたい

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    2022年06月02日
  • ねじまき片想い

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    5年もの片想いをこじらせている敏腕おもちゃプランナーの顛末記

    大手玩具メーカー「ローレライ」に勤務する富田宝子はフリーのグラフィックデザイナーの西島裕也に5年間も片想いをしていた
    西島の幸せのため、自分の想いのため行動する宝子の奮闘劇


    とにかく、宝子のバイタリティがすごい
    片想いをこじらせすぎなためか、恋に関しては中学生のような初心さ
    その想いが、おもちゃプランナーとしての才能とリンクしているのでしょうねぇ

    ってか、富田宝子はタカラトミーの捩りっすかね?


    そして、想い人の西島のため、探偵のように影で解決する宝子
    向かいのマンションに貯水タンクが設置されて、部屋の窓からスカイツリーが

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    2022年05月23日
  • 注文の多い料理小説集

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    いろいろな作家さんの、しかも私の大好きな料理をテーマにした作品が、一冊で読めるのが嬉しい。

    お話として好きだったのは、夏も近づく。ほんもののご飯、って感じ。
    あと、どっしりふわふわも良かった。ラストにはびっくり。

    エルゴと不倫鮨は、お料理がとにかく美味しそうだった。豪華すぎて想像できないのも多かったけど、雰囲気は堪能できた。ラストも好き。

    色にいでにけりは、分からない色名がたくさん出てきたりして若干読みづらかったけど、昔の人たちの強さとか粋とか感じられて、良かったです。

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    2022年05月01日
  • 踊る彼女のシルエット

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    大人の女性の友情とは。かつて憧れだった親友の婚活に振り回される主人公。誰かを推すって楽しいことばかりじゃないけど、一度はやってみたい。

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    2022年04月28日
  • 幹事のアッコちゃん

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    アッコちゃんの素顔

    これまで完璧だと思っていたアッコちゃんの素顔が描かれていていました。スーパーヒーローではなく、かわいらしさが一層募りました。いままでバラバラに思えた登場人物達が絡み合って、それぞれに成長していてシリーズの面白さが出ていました。

    #ハッピー #笑える #癒やされる

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    2022年04月22日
  • ねじまき片想い

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    おもちゃへの関心は無縁だったけど
    こんなに熱い志しを持った人たちで造られているのならと思うと興味が湧いた
    又、宝子の行動も含めて人情あふれる粋な浅草の生活や情景が心をホワッと温かくさせてくれた

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    2022年03月04日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    性別は違いますが、セックスレスに悩む男です。非常に主人公にも旦那にも共感できた。
    心のつながりも、体のつながりも大切。

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    2022年02月24日
  • さらさら流る

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    あなたは、『さあ、見て、と言うように、軽く手を広げ、何も身につけない身体を差し出している』というあなた自身の写真を偶然にもネット上に見つけたとしたらどう思うでしょうか?

    『人気モデルの問題写真が流出』、といったニュースがネット上を駆け巡る今の世の中。かつて『ボーイフレンドや女友達と水着姿で浜辺ではしゃいでいるただのスナップ』として撮った写真が、まさかの後の世に、その人に社会的制裁を加えるかのような事態の起点となってしまうことが往々にして起こりうる現代社会。私たちが日々生きていくのも常に緊張感と隣り合わせでなければいけないと考えると、なんとも窮屈なものです。

    仲の良い者どおし、何気なく撮りあ

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    2022年02月09日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    あらすじを読んで柚木麻子さんは
    こういうテイストも書かれるのか…!と
    思いながら手に取りました。

    ある意味で想像とは違う、奥が深いお話でした。

    男女として出会って結婚して
    一緒に暮らす時間が長くなって家族になって
    表面上ではとても『平和で幸せ』だけれども
    心の中ではどこか満ち足りない…
    そんな気持ちと向き合い、戦う初美がすごい。

    小橋めぐみさんによる解説の
    最後の一文も良かった。

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    2022年02月07日
  • 踊る彼女のシルエット

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    二人の女性の友情を描くが、その一人がアイドルグループのマネージャーだった経緯から、「アイドル」「推すこと」が横軸にテーマとして突き刺さるような構造。さらに、立体的には、結婚出身や世間からの抑圧を軸として立てている。

    登場人物の誰にも共感しきれないものの、そのそれぞれの好きなところや魅力的にうつる部分があり、全体的には読後感が良かった。

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    2022年02月07日
  • 踊る彼女のシルエット

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    3.5かな
    女にはいろんなしがらみがあるけどまあそんなんは置いといて自分の好きなようにしてもいいんじゃない?って感じの話。いかにも柚木さんらしい。同意である。が、世の中では難しいんだろうなぁ。

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    2021年12月30日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    第2弾の方が面白かったから、遡ってこの第1弾も。識者による未来予測だから、概ね似た内容になるのはむべなるかなで、『とんでもないな』って思うことは無い反面、そこまでインパクトの大きい論説には出合えなかったり。ただ、そんな中でも探検家・角幡さんの投稿はかなり移植で、だからこそ際立って面白く感じられた。コロナ突入のちょうどその時期、極地単独踏破を敢行していたなんて、まさにリアル浦島太郎。そんな状況に身を置かれていたとは。色んな意味で得難い体験。面白かったス。

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    2021年12月09日
  • 名作なんか、こわくない

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     どちらかというと、名作の中でも皆がこぞって読むメジャーどころは少なめだった印象(特にフランス文学)。未読のものが多かったが、私のバイブル『若草物語』や今年1の『一九八四年』など既読本の感想に共感できたため、本書を取っ掛かりに読みたい本が増えた。いつか読みたい『風と共に去りぬ』『嵐が丘』『大いなる遺産』はもちろん、『居酒屋』『ナナ』『危険な関係』『赤と黒』『花物語』を読んでみたい。

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    2021年09月05日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理をテーマにしたアンソロジー。
    女性作家ばっかりかなと思ったけど、中村航さんは男性かな?色んなテイストの作品が詰まっていて、美味しくて嬉しいアンソロジーでした。

    以下お気に入り作品。
    柚木麻子「エルゴと不倫鮨」
    不倫を嗜む男たちの隠れ家的鮨屋に、明らかに場違いなくたびれたおばさんが襲来する。そのおばさんはなぜかとても料理に詳しく、次々と美味しそうなオリジナル創作鮨をオーダーしはじめ…まさにタイトル通り注文の多い料理小説。ラストのオチも痛快でよい。

    伊吹有喜「夏も近づく」
    悠々自適な田舎暮らしをしている主人公が、兄から半ば押し付けられる形で甥っ子を預かることに。田舎の豊かな自然と触れ合うこ

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    2025年05月20日
  • 早稲女、女、男

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    早稲田卒ではないけど、大学時代を思い出して
    エモーショナルな気持ちになった。

    服装や性格などにそれぞれの大学の個性が
    出ているのも面白い。

    そして最後のお話がどことなく切ない。
    香夏子に幸せになってほしい。

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    2021年07月14日
  • 私にふさわしいホテル

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    主人公の中島加代子の演技力や行動力、
    発想力などがおもしろすぎて、たまらんかったー笑
    ちょっとアッコちゃんに通じるものがあるかもー。

    売れない小説家の加代子がどうやったら、
    売れるか!!と試行錯誤しまくる。
    発想力がヤバすぎて、一気に読めてしまったよー。

    所々で、本物の作家さんの話も出てきたりして、
    「本当にこの作家さんはこんな感じなの?」と
    面白おかしく読めちゃったー。
    アッコちゃんと同じで、元気の出る本だなぁー。

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    2021年07月01日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ後の未来のお話が1年経った今も現在進行形の状況でもフィットする内容でした。専門分野の方達がそれぞれの違った視点で社会とパンデミックの関わり合いがとても参考になりました。今後さらに深掘りしたいですね。

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    2021年06月15日
  • 本屋さんのダイアナ

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    カッコいい女性たち

    柚木さんの描く女性は、みんな何だかカッコいいなぁ。いろいろな生き方の女達が出てくるけど、どの生き方も憧れる。
    もちろん、格好良い男性もチラホラ出てくるけど、女性たちはみんな強くて、みんな主人公みたい。

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    2021年05月12日