柚木麻子のレビュー一覧
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美味しい食べ物が出てくる小説が大好きなので気になって読んでみました。
こういうアンソロジーは、今まで読んでこなかった新しい作家さんを開拓するきっかけにもなっていいですよね(^^)
7つのお話のうち、最初の2つ、柚木麻子さんの「エルゴと不倫鮨」と伊吹有喜さんの「夏も近づく」が自分的に特に好きでした。
「エルゴと不倫鮨」はおしゃれな高級寿司店が舞台で、自分では食べたことのないものややったことのない食べ合わせがたくさんでてきましたが、どれもめちゃくちゃ美味しそう♪
気取った男たちを圧倒するグルメなお母さんのキャラクターが最高で、スカッとできるお話でした。
「夏も近づく」は、田舎の美味しいものが -
Posted by ブクログ
リベンジポルノ問題を取り扱った物語
タイトルや冒頭の恋の予感を感じさせる始まりから想像するさわやかさとは反対に、気持ちが結構重くなるものが描かれている
コーヒーチェーン店会社の広告部署で働く30歳手前の菫は、自分の裸の写真がネットにアップされているサイトを偶然発見する
元彼に乞われて撮られた事はあるが、その場で消してもらったはずの写真
彼との馴れ初めは、大学の飲み会で渋谷から暗渠を辿って自宅まで同行したことから
当時の回想と今起こっている事への対応が交互に描かれる中で明らかになる二人の関係性の変遷と事件の真相
そして菫がとった行動……
主な登場人物は少ない
元彼の光晴
母の亜希子、父の -
ネタバレ 購入済み
おもしろかった
まさかまさかのお父さん
逆にリアルでそうきたかーって感じ。
主人公の二人のお互い感じているギャップ
二人の成長、大変面白かった
本当に二人ともいい子で純粋で、若くて
とっても応援したくなった
ティアラの過去をもう少し知りたかったなぁ
実家とのやり取りとか
でも私もティアラみたいに、
どんな辛い過去も、
切ない過去にも、
しんどい今にも負けないで、
いつでも明るく、娘を愛して応援できる、お母さんになりたい -
Posted by ブクログ
5年もの片想いをこじらせている敏腕おもちゃプランナーの顛末記
大手玩具メーカー「ローレライ」に勤務する富田宝子はフリーのグラフィックデザイナーの西島裕也に5年間も片想いをしていた
西島の幸せのため、自分の想いのため行動する宝子の奮闘劇
とにかく、宝子のバイタリティがすごい
片想いをこじらせすぎなためか、恋に関しては中学生のような初心さ
その想いが、おもちゃプランナーとしての才能とリンクしているのでしょうねぇ
ってか、富田宝子はタカラトミーの捩りっすかね?
そして、想い人の西島のため、探偵のように影で解決する宝子
向かいのマンションに貯水タンクが設置されて、部屋の窓からスカイツリーが -
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あなたは、『さあ、見て、と言うように、軽く手を広げ、何も身につけない身体を差し出している』というあなた自身の写真を偶然にもネット上に見つけたとしたらどう思うでしょうか?
『人気モデルの問題写真が流出』、といったニュースがネット上を駆け巡る今の世の中。かつて『ボーイフレンドや女友達と水着姿で浜辺ではしゃいでいるただのスナップ』として撮った写真が、まさかの後の世に、その人に社会的制裁を加えるかのような事態の起点となってしまうことが往々にして起こりうる現代社会。私たちが日々生きていくのも常に緊張感と隣り合わせでなければいけないと考えると、なんとも窮屈なものです。
仲の良い者どおし、何気なく撮りあ -
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Posted by ブクログ
料理をテーマにしたアンソロジー。
女性作家ばっかりかなと思ったけど、中村航さんは男性かな?色んなテイストの作品が詰まっていて、美味しくて嬉しいアンソロジーでした。
以下お気に入り作品。
柚木麻子「エルゴと不倫鮨」
不倫を嗜む男たちの隠れ家的鮨屋に、明らかに場違いなくたびれたおばさんが襲来する。そのおばさんはなぜかとても料理に詳しく、次々と美味しそうなオリジナル創作鮨をオーダーしはじめ…まさにタイトル通り注文の多い料理小説。ラストのオチも痛快でよい。
伊吹有喜「夏も近づく」
悠々自適な田舎暮らしをしている主人公が、兄から半ば押し付けられる形で甥っ子を預かることに。田舎の豊かな自然と触れ合うこ -
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購入済み
カッコいい女性たち
柚木さんの描く女性は、みんな何だかカッコいいなぁ。いろいろな生き方の女達が出てくるけど、どの生き方も憧れる。
もちろん、格好良い男性もチラホラ出てくるけど、女性たちはみんな強くて、みんな主人公みたい。