柚木麻子のレビュー一覧

  • 伊藤くんA to E

    Posted by ブクログ

    再読。
    イケメンで実家がお金持ち、だけどプライドが高く何者にもなれない男、伊藤くんと関わる5人の女性の短編物語で構成される作品。
    どの物語をとっても最低の人物としか思えない伊藤くんに振り回されながらも、それぞれの物語の主人公たちが自分自身と向き合い前に進む姿は読んでいて応援したくなる。

    0
    2023年04月17日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

    Posted by ブクログ

    結婚して3年ほどの三十歳の主婦、初美。夫と仲が良いものの夜の営みは間遠に。
    .
    妄想力が豊かな主婦でもなんとか最終的には持ち直しているところは良い。笑
    .

    0
    2023年04月02日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

    Posted by ブクログ

    インスタで見て初めて読んだ柚木さん。果物をはじめ描写の仕方がすごく素敵だし、主人公に対して共感しまくりだし、軽く読めて心地よい。ストーリーもラストも◎

    「もしかすると、すべては実りを待つようなものなのかもしれない。時間をかけて、手間をかけて、肌を合わせていれば、心を通わせてさえいれば。夫婦で居ることをしぶとくやめなければ。いつしか花はゆるやかに開くのかもしれない。」

    私も変わりたいな、と前向きになれた1冊。心がガサガサしてしょうがなくなった時、また読みたい。

    0
    2023年03月14日
  • 幹事のアッコちゃん

    Posted by ブクログ

    アッコちゃんシリーズ第3弾。厳しい中にも愛があるアッコさん。いつもカッコいいアッコさんだけど、脆いところもあって、こんな女性の下で働いてみたいと感じた。
    最後の章は、ちょっと切なくなってホロリとした。


    時間の使い方に対し印象的な場面があった。
    アッコさん→“FacebookもLINEもTwitterも楽しいわよ。アプリも役立つ。でも、一日30分以上もスマホとにらめっこに奪われるのは、私のライフプランには無駄だと判断して、ある時、全部やめたの。私がネットに触れるのは朝と夜のメールチェックと、仕事とプライベートの情報収集を兼ねた15分のネットサーファーのみ”

    三智子→そこまでストイックに徹す

    0
    2023年03月10日
  • 私にふさわしいホテル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドタバタコメディだと思ってたら壮大な復讐劇だったでござる。

    出てくるキャラみんな好きになれるし
    コメディも復讐も面白かった。
    幸せになって欲しいなぁ。
    たぶん一般的な幸福は無理なんだろうなぁ。

    0
    2023年02月24日
  • 幹事のアッコちゃん

    Posted by ブクログ

    仕事に行き詰まりそうになった時読み返したいシリーズ。励まされるし日々の仕事にヒントやエッセンスとなる。最後の章は泣けた。

    0
    2023年02月20日
  • ねじまき片想い

    Posted by ブクログ

    片思いの相手、西島さんに度々降りかかる事件を刑事以上の推理力で解決して行く宝子さんがかっこよくて!
    実は内に秘める想像力を全開にして、キラキラ楽しんでいて可愛かった!
    しかも、自分が勤める玩具会社のオモチャ達を武器?として駆使しているのが面白かったです。
    そして西島さんのダメンズっぷりもなかなか!
    そんな彼に夢中になってしまう宝子さんを止めたくてウズウズしてしまいました。

    舞台も浅草、スカイツリー、東京タワーていうのが素敵でした。柚木さんの食べ物の表現がやっぱり美味しそう!
    ローレライの仲間達、西島さんも宝子さんも、どの登場人物も、子供心を忘れてなくて、「好き」を大事にしているのが良いなと思

    0
    2023年02月01日
  • 注文の多い料理小説集

    Posted by ブクログ

    どれも面白かった。
    井上荒野さんの作品は本人の短編集「小説家の一日」に入っているので既読でした。
    柚木さんと伊吹さんは短編を読むのは初めてだったのだけれど、印象が違ってそれも面白かったです。

    0
    2023年01月31日
  • 私にふさわしいホテル

    Posted by ブクログ

    中堅出版社で新人賞を取ったのにそのまま鳴かず飛ばず・・・なアラサー小説家が自分の力で(というかもはや力業でw)己の欲しいものを手に入れていくドタバタ劇。
    表題の私にふさわしいホテルのみが雑誌掲載であとは書下ろしなので掲載した後に膨らませていったモノなのでしょうか。
    実在するホテル、小説家の名前も多々出てきますし現代文学読む人はそういう意味でも楽しめるのでは?と思います。
    ドタバタ劇でフィクション味は強いものの作中にはいくつもの「真実」が書き込まれていてメインストーリーの周りに散りばめられた言葉にも作者の「文学が、本が好きなんだ」という強い気持ちを感じられます。
    登場人物が決して善人じゃないとい

    0
    2022年11月22日
  • 踊る彼女のシルエット

    Posted by ブクログ

    女性はライフステージが変わるごとに昔の友達と疎遠になっちゃう。
    既婚未婚、子あり子なし。

    ステージが違っても仲良くし続けるって難しいよな。

    この作品のさっちゃんと実香もまさにそんな感じで、わかりすぎてしんどかった。

    結婚しなくちゃって焦る気持ちも分かる。
    子どももほしいとなると、女性にはリミットもあるし、尚更。

    でも固定観念に縛られているだけならば無理に結婚しなくていいと思う。
    結婚はゴールじゃなくてスタートだしな。

    この小説のラストはめちゃくちゃよかった!!

    0
    2022年11月17日
  • さらさら流る

    Posted by ブクログ

    自分自身の強さや弱さが好きになれなくても、自分自身を作り上げている性格の一部で、その部分と向き合い、「許す」という形で受け入れる登場人物は、人として強く感じられ引き寄せられる清々しさがあった。

    0
    2022年10月22日
  • 踊る彼女のシルエット

    Posted by ブクログ

    『踊る彼女のシルエット』
    柚木麻子/双葉文庫
    .
    柚木さんの作品は女同士の友情の中の暗い気持ちや前向きな気持ちが細かく表されているように感じる。そのため読んでいく中で、今まで過ごしてきた人生で味わったことのある人への嫌な感情や楽しい感情が思い出される。
    .
    主人公とその友人らがそれぞれの幸せを探せて良かった。

    0
    2022年10月22日
  • BUTTER(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    バター

    一見、男性にだらしなく危ない感じかと思われたカジマナだかそんな彼女と話すたびに魅了され変わっていく里佳。カジマナの男女や食への考え方は変わっているというかどこか達観していてなんだかはっとさせれる。カロリーを気にして絶対できないけどバターを思い切り食べたくなる。

    #深い

    0
    2022年10月27日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    セックスレスがテーマのお話。よく考えたら初めて。

    読後感はどこか爽快で、楽しかった…!

    もっとジメジメしているものを想像していたけど、
    主人公の初美がなんともさっぱりしてる性格で。

    乳がん検診で、女医相手に興奮するところは思わず笑ったなぁ。


    最後、ラブホで必死になる啓介さん相手に、どこか気の乗らない初美。でも、あの感じ、わかる。。笑

    柚木さんの作品は他にもたくさん読んだけど、柚木さんの、もう情景がありありと思い浮かぶー!って表現が今回は見事に下ネタの方面で発揮されていて。

    ぬるぬる滑る鯉、とか、子持ち昆布、とか。(笑)


    女はみんなクレイジーフルーツを持っているんだと思う。

    0
    2022年10月03日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

    Posted by ブクログ

    初美の心の変化、周りの言葉、すごく心を打って、何度も苦しくなった。でもたくさん考えるきっかけになった。ぐわーーーーっと。

    p.91 「俺、おかしい。きっと疲れてるんだ。明日の終わりっていつもこうなんだ。情緒不安定っていうか…。なんだか、人生がどんどん終わっていくみたいで。やり残したことがある気がして、焦って寂しくなるんだ」羽生ちゃんの言葉に、初美はぎくりとした。なぜなら、かつては自分もそう思っていた。8月の終わりはいつも悲しかった。どんな夏にも、満足できなかった。これといった理由もなく、美咲さんで、家族や友達を心配されたことがある。いつの頃からだろ、やり過ごす術を身に付けたのは。

    p.1

    0
    2022年10月02日
  • さらさら流る

    Posted by ブクログ

    いい本!心情が複雑なのは柚木麻子さんの本の面白いところ!すみれちゃんかっこいい。
    光晴も最後自分の思いを家族に言えてる。リベンジポルノは良くないけどみんなすごい成長してて、こうやって辛いことを乗り越えていきたい

    0
    2022年09月12日
  • ねじまき片想い

    Posted by ブクログ

    ノンケしか好きになれない美人のレズ(バーテン)というお腹いっぱいキャラが出てきて最高なのでみんな読んでほしい。
    主人公の恋路よりそっちが気になって私は…

    0
    2022年08月23日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

    Posted by ブクログ

    色々な作家さんを1冊で読めてお得な気分。
    それぞれの作風が色濃く出てて面白い。

    ほっこりもあればぶっ飛んでるものもあり、主人公の女性もいろんなタイプがいて、本当に1冊でたくさん楽しめました。

    運命の人っていうのは、白馬に乗った王子様だけではない。
    タイトルと表紙から、甘々恋愛小説だと思って読むとかなり期待はずれなので要注意。

    飛鳥井千砂
    「神様たちのいるところ」
    彩瀬まる
    「かなしい食べ物」
    瀬尾まいこ
    「運命の湯」
    西加奈子
    「宇田川のマリア」
    南綾子
    「インドはむりめ」
    柚木麻子
    「残業バケーション」

    0
    2022年08月11日
  • 私にふさわしいホテル

    Posted by ブクログ

    ホテルやワインの蘊蓄が多い内容かと期待しつつ読み進めていたのですが、そうではなく。
    デビューした作家がいわゆる売れっ子作家になるまでの道のりの物語でした。これはこれでとても興味深い!後半にいくにつれてますます面白くなります。
    途中、朝井リョウまで出てくるし!

    高畑充希ちゃんでドラマ化してもらえないかなぁ。東十条先生は松重豊さんで、島田かれんは、最近話題の松本若菜さんだったら絶対面白いと思うんだけど。

    0
    2022年08月06日
  • 踊る彼女のシルエット

    Posted by ブクログ

    「デートクレンジング」を改題して文庫化
    既婚者と独身者の女性同士の関係性についてのお話

    女性に対するあらゆる呪いへの、柚木麻子さんのガチ殴りに思える

    既婚者と独身は仲良くできない、姑と嫁はわかりあえない、男に評価されなければ無価値というありがちなものに代表される、女性同士の友情や女性に対する偏った価値観


    『デートクレンズ』の意味は「一定期間、異性とデートをしない」こと
    のべつまくなしにデートを重ねるのではなく、デートとデートの間を空けて、気持ちをリセットする行為
    アメリカ発祥の概念らしい

    ってか、内館牧子も前にこんな事を言ってたなぁ
    次から次へと恋愛をし続けると、その気持を感知するア

    0
    2022年08月03日