柚木麻子のレビュー一覧

  • BUTTER(新潮文庫)

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    作者が表現したいことであろうことと、現代社会的でありエンターテイメント的(と言っては失礼なのかもしれないが)な要素が多分に盛り込まれている一方で、それが一つの物語/作品として美しく完成されていて、めちゃくちゃおもしろかった

    もしかしたらその二つは別々ではなくて、完全に溶け合ったものだったのかもしれない

    読んでよかった

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    2026年01月18日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    苦い現実すべてが正面から向い合うに値するものだとは思わない。だから主観の世界で生きていくカジマナ。たいして、苦い感情や屈辱、恐怖も味わっても助けを求める強さとしなやかさを身につけた主人公里佳。
    友情を育み頼り頼られること、それ以上に価値あることはないのかもしれないと思わせる

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    2026年01月18日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    ネタバレ

    オーディブルにて。コロナ禍での少し変わった人間関係が面白かった。ラーメン評論家への復讐の話が特に印象的だった。影響力がある人のSNSへの投稿は本当に怖いと思った。

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    2026年01月18日
  • BUTTER(新潮文庫)

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     バターは高級品とやはり思う。スーパーで見かけても、いい値段だと思うしバターを使うくらいなら使わない料理を作ろうと考えてしまう。せっかく買ったとしても賞味期限内で全て使い切ることはない。バターを常時準備出来ている家庭など日本全体で何%の割合なのでしょうか?
     女性の社会進出により働く女性が多くなり社会の成り立ちも変わってきている中で、家族という在り方、思想というのは大きく変わってないと思う。「家庭的な味」と今現在普通に使われる単語であり専業主婦がじっくりと時間をかけて作るイメージがあるが、今の社会制度とかけ離れたものだと再認識した。上記より自分がバターを使った料理を作るとなるとせっかくだからと

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    2026年01月17日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    ネタバレ

    selfcareの至らなさが他人を責める
    sisterhoodが
    料理をする
    食事
    コミュニケーション
    実力派アイドルだから推しやすいみたいな空気に気持ち悪さ感じてる
    自己責任論者
    努力の押し付け

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    2026年01月17日
  • 伊藤くんA to E

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    どうしようもない伊藤くんは脇役で、主役は5人の女性たち。
    女性の内面をかなり深くエグく描いている、怖い。麻布競馬場の女性版みたいな感じかな。
    読みたくないけど、もっと読みたくなる中毒性があるw

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    2026年01月17日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    柚木麻子さんの『バター』を読みました。
    イギリスで話題と知り、Audibleと本で楽しみました。

    印象的だったのは、レシピは生き方を広げる分身のようなものだという視点。
    基本を大切にしつつ、自分らしくアレンジするには反復が必要だとも感じました。
    そして料理は誰かのためだけでなく、自分を大切にするために自分のために作ることも大切。

    実話を土台に、社会への問いが織り込まれた一冊でした。

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    2026年01月17日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    ネタバレ

    オーディブルで 海外でも人気とあったので聞き始める

    さっき聞き終わったのですが、気持ちよく終わってくれる本は嬉しい。
    柚木麻子さんの本は初めてでしたが、最初から引き込まれて楽しく読めました。「女性心理や人間関係を繊細に描く実力派作家」とありましたが、場面場面に料理のレシピがでてきて思わず私もバターをぬりながら七面鳥は無理でもチキンをオーブンで焼いてみたいなぁとおもいました。

    「書評」を読むと殺人事件の本のようですが、女性が各女性心理と人間関係を楽しく書いていました。

    (書評より)
    男たちの財産を奪い、殺害した容疑で逮捕された梶井真奈子。若くも美しくもない彼女がなぜ──。週刊誌記者の町田里

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    2026年01月17日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    (2026/01/16 2h)

    ネット社会、コロナ禍などの時勢に焦点を当てて、いずれも楽しい短編だった。
    現代を生きるみんなにとって、どれか刺さる作品が必ずある。

    「めんや評論家おことわり」は新潮掲載時に読んだことがあり、当時衝撃だった。
    こうやって、ネットに感想を載せている自分にとって、耳の痛い自戒になる話でもあった。
    登場人物が多い割にごちゃごちゃせず、掘り下げもほどよい塩梅でそれぞれのキャラクターに感情移入できる著者の筆致がすごい。


    自分は特に「BAKESHOP MIREY'S」が刺さりすぎて、頭がグラグラ、胸から血が出るかと思った。
    未怜の姿が自分と重なり(環境因子な

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    2026年01月16日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    読み始めたその日にバターを買ってご飯にかけた
    普段移動時間しか本読まないのにこれは夢中になりすぎて家でも読んでた

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    2026年01月15日
  • 私にふさわしいホテル

    匿名

    購入済み

    破天荒の女が本物の小説家になるまでのストーリー、めちゃくちゃ楽しかったです!何の情報もなしで読み始めたので、最初はホテルに関わる話しだと思っていたら、とんでもない女性が現れて話にグングン引き込まれました。彼女みたいな破天荒な人にはなれないけれど憧れる!後、年齢関係なく何でも言い合える2人の関係もよかった!

    #カッコいい #ドキドキハラハラ #アツい

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    2026年01月14日
  • ほろよい読書

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    1/10友達に勧められ、梟書茶房 Esola池袋店のコーヒーセットで運命的に私の元に来た1冊。おもしろくてあっという間に読み終わった。苺酒飲んでみたい気持ちと、お酒に酔って失敗しないよう控えたい気持ちが相反してる。

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    2026年01月12日
  • 注文の多い料理小説集

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    「料理」にまつわる、7人の作者のアンソロジー。
    柚木麻子さん「エルゴと不倫鮨」伊吹有喜さん「夏も近づく」柴田よしきさん「どっしりふわふわ」が特に好きだった。
    読むと、どれも丁寧に料理がしたくなる!

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    2026年01月11日
  • らんたん(新潮文庫)

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    読み応えありました。700ページ越えにこれは中々読み終えるのには日数がかかりそう…と思いましたが、面白くて先に先にと読み進めてしまいました。読み終えてしまったのがもったいない。シリーズ化にして欲しかったです。もっと主人公の人生と周りにいる人達の人生を読んでみたい。
    主人公は明治〜昭和を生き、話しに出てくる人達は有名な人ばかりでそれもまた読んでいて楽しいです。
    もし子供の頃にこの本と出会えていたら、学ぶとは何か自分の国はどんな国なのかを考える事が出来ただろうな、そうしたらもう少し勉強頑張れただろうなと思ってみたり。
    長いお話ですが、子供にも読んでみてほしい本です。

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    2026年01月10日
  • けむたい後輩

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    ミーハーな気持ちで『Butter』を読んだら柚木麻子さんに完全に心を掴まれて、本書が柚木さんの執筆で2冊目。これもとってもおもしろかった!
    絶妙にいそうな女性の特徴を描くのがButterから鋭いなあと思っていたけど本書もなんといってもキャラクターがよい。特に大学生っていう絶妙な高校までの同調圧力下にいるひとたちじゃなくて、逆に社会人の個が世の中と戦う系でもない、個がそれぞれのカラーを出すけどまだ連帯がある大学の設定がいいなあと。
    エピローグの真実子にはスタンディングオベーション。長年付き合ったメンヘラな彼氏と別れてやっと自分の人生を生きてる感じ!かっこいい!
    けむたい後輩ってタイトル、けむたい

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    2026年01月07日
  • ナイルパーチの女子会

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    なかなかいないです、こんなイヤな主人公。余りに自己中心的な振る舞いに辟易。
    でもその2歩か3歩手前の心境には至った心当たりはある。行動に起こさなかっただけで。
    重松清さんの解説も興味深い。
    BUTTERをもう一度ゆっくり読んでみようかな〜と思っています。

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    2026年01月04日
  • 本屋さんのダイアナ

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    ボロ泣きした。中盤から最後にかけて泣きながら読んだ。読む前は表紙のかわいさからほっこり系「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」のような感じかと期待していて、読み始めもルビが多くふってあることからジュベナイルかな?と思ったがどんでん返し。初めて柚木さんの本を読んだけどもう新年そうそう人生で読んだ小説の中でもトップに入るレベルで素晴らしい本だった。

    彩子が大学に入って変わってしまうあたりから自分と重なる部分が多くて、他人から認められる誰かを生きれば生きるほど、誰かを見下していないと幸せを保っていられない不幸せの循環に身に覚えがありすぎて・・・。大学というシステムの中で男や酒、サークルに狂わされる生活。こ

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    2026年01月02日
  • 王妃の帰還

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     女性なら誰しもが覚えのある、女子ならではのスクールカーストの話。女子校出身でなくとも頷けるエピソードばかりだったので、女子校はもっと酷かったのではと震え上がってしまう。私の学生時代はこんなに目まぐるしく地位が変わることはなかったが、一度できたグループの垣根を越えられない閉塞感は忘れられない。今となっては何て小さな世界で生きていたんだと呆れ返る。ただの女子中学生のマウンティング合戦でなく、フランス革命になぞらえて構築されている点が秀逸。嫌われ者のわがまま王妃がどんどん本来の気高きお姫様に戻っていく様が素敵だった。

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    2026年01月02日
  • 王妃の帰還

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    ネタバレ

    一気に読んだ。人間関係が目まぐるしく変わる。そういうのあったなーと思いつつ。今の子ってこれくらい苛烈なんだろうかと思ってたら2015年の本!どうりでメールで写真が回ってくるわけだ。

    一人のお姫様を中心に、周りが狂わされていく話。集団から浮くくらいの美貌は周りを狂わせてしまう。王妃は帰還できてよかったけど、その後も友情が続いたのはあったかい気持ちになった。自分たちで枠を作ってしまうような視野の狭さ、身に覚えがある。

    ホッシーとお母さんのことがチヨコにバレたらどうしようかと思ってヒヤヒヤしてたけど、王妃だけにバレて、王妃もそのころには許すことができるくらい成長していたのは救いだった。もっと早

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    2026年01月01日
  • けむたい後輩

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    あっという間に読み終わりました。栞子は自分の幸せを他人に求めがちなのではと思いながら読んでました。同性に嫉妬したりコンプレックスを感じる割には、自分を好きでいたり受け入れる努力もあまりしていないように見えました。過去のモテていた自分にちょっと縋り過ぎかなと。私が厳しすぎなのかな、
    自分もかつて、他人が自分に幸せを運んでくると期待し過ぎていた時があったから重ね合わせながら読んでいました

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    2025年12月29日