柚木麻子のレビュー一覧

  • BUTTER(新潮文庫)

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    私の中で一つの忘れられない作品となった。

    女、食、適量
    私はこの3つがテーマだと感じた。

    "フェミニズム""ルッキズム"に関して主人公の里佳は常に振り回されていた。
    女子校で育ち王子様のようにかっこよくいて、女性を武器にして仕事を手に入れる人に嫌悪感を抱きながらも、太らないように気をつけて過ごしていた。
    しかし、食に目覚め、体重が増え、彼氏をはじめとした様々な人から批判を受ける。

    また、この話のキーマンである梶井真奈子は女性は男性を支えるべきであり、豊満な方がモテるというような事を終始述べている。

    そして、里佳の親友の怜子に関するトピックで&qu

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    2026年01月04日
  • ついでにジェントルメン

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    これはおもしろい!
    他の方の感想読んでると、けっこう好き嫌い分かれそうな感じだが、自分には合っていた。
    7作品載っている短編集。
    1作目から、なかなか突飛な発想ながらもスラスラ読めた。そうめんの話も普通に気になる。
    ちょっとファンタジーな要素もあり、クスッと出来て、でもそこまでスカッとはしないかも。
    どの主人公も、逆境にも負けず、ガムシャラに努力して…!みたいなタイプではなく、あるがままを受け入れつつ、ちょっとだけ努力して、みたいなところが良い。
    この小説の菊池寛ほど自由奔放にはなれないが、楽して生きることに罪悪感を感じなくてもいいんだなと思える作品。

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    2025年04月24日
  • ほろよい読書

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    お酒を主としたそれぞれ異なる角度からの話で、とても満足感のある一冊だった。
    夜にゆったり呑んだり、食べ物と一緒に呑んだり、自分で作ったものを呑んだり、、、
    そんな様々な登場人物の姿を見て、真似したい!呑みたい!ってなった。なっている。

    それぞれの話の登場人物も結構魅力的で、特に『醸造学科の宇一くん』や『定食屋「雑」』は続きが読みたくなった。

    大満足!!!

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    2025年04月24日
  • 名作なんか、こわくない

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    これまで読んでいた本、読みたかった本、知らなかった本まで。柚木さんの読書遍歴を垣間見れて自分の妄想の中の積読棚がまた増えました。折に触れこの本を開こうと思います。

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    2025年04月23日
  • 早稲女、女、男

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    ネタバレ

    いや、面白かった!!

    各大学ごとに、確かにこういうイメージあるぅ、っていう女の子が出てきてた。
    私は、同志社卒なので、関西弁も是非出してほしい。笑
    同志社全体では、青学に1番近い印象だけど、私は理系キャンパスだったので、早稲田っぽいかなー?
    隣に同志社女子大があったので、これは日本女子大みたいな感じ笑
    私も、インカレで、同志社男子は同志社女子大(略して同女)と付き合っていた印象。笑

    本の感想も書きます。

    まず、早稲田の早乙女香夏子さん、
    1番私に似ている。笑
    男性と仲良くなるのが苦手で、拗らせていて、負けず嫌い、世話好きで仕切りや、理屈っぽい
    たぶん、美人でなんでもできて妬まれるはずなの

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    2025年04月20日
  • 名作なんか、こわくない(PHP文芸文庫)

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    私たちも「わかる〜!」と思えるような、柚木先生ご自身の日常の様々な場面に絡めて紹介してくれるのがお見事です!
    あらすじだけ知っても少し堅苦しそうで、正直なかなか読む気にならなかった名作たちが、
    とっても魅力的で親近感のある作品に思えました。ぜひ少しずつ読んでみます。

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    2025年04月13日
  • 本屋さんのダイアナ

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    読みながらずっとドキドキした。
    境遇の違う少女たちのキラキラした友情、離れ離れになってもずっと消えない憧れ、長い年月をかけて自分自身で立ち上がる彼女たち。
    現実的で読んでて辛い部分もあるけど、赤毛のアンも少女文学も読まずに育った私が大切にしたい本に出会えた気がする。

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    2025年04月06日
  • オール・ノット

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    本の帯によれば、試食販売で出会ったなんでも売れる嘘つきのおばさんが出てくる話とあったので、もっとコミカルな話を想像していたのに、意外と深刻な現代の問題を内包していた。

    冒頭の軽いタッチの書き味から徐々に社会問題に移行していくので、重苦しく無く深い話に突入していくので、本の世界に引き込まれて1日であっという間に読んでしまった。

    宝石の通販番組の伏線が回収されて、そうなるのかーー!って面白く読み終われたのも楽しかった。

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    2025年04月03日
  • ついでにジェントルメン

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    お、おもしろい…!!
    短編に、それぞれの時間と時代があって、はっきりと分かれているのかなと思ったけれど、最後に繋がりが見えてきて読み応えがあった。
    登場人物たちの価値観、正義、苦悩…
    わかる部分もあるし、この人はこんな考えなんだって人の思いの広さを感じた。
    短編は長すぎず、短すぎず、楽しんで読めた。

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    2025年03月27日
  • 3時のアッコちゃん

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    『ランチのアッコちゃん』の続き。
    関西が舞台になっている短編もあり、場所のイメージが湧くのが楽しかった。泉の広場、懐かしや。

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    2025年03月24日
  • 本屋さんのダイアナ

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    文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい ◯
    その他◯

    「こうあるべき」と言う「呪い」をかけられてしまった女の子たちの物語。
    「ドキュンネーム」をつけられてしまった女の子、「ダイアナ」の葛藤がまずわかりやすいけれど、ダイアナだけでなく、ごく普通に見えるような女の子も、それぞれ何かに縛られ苦しんでいる。
    成長するとは、自立するとは、ただ親元を離れることではなくて、それぞれが抱える「呪い」をうちやぶることなのだろうか。
    そんな呪いから解放されている人って、多いんだろうか少ないんだろうか。

    多くの文学作品が取り上げあれらている中で、『赤毛のアン』も登

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    2025年03月17日
  • 注文の多い料理小説集

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    話題の作家さんたちによる短編小説集。
    テーマが食べ物であるが、時代は江戸や現代など様々。
    あーそんな風に思えるのか…というものや、このシチュエーションでそれきたら〜となるものまで、食べるという事を含めてちょっと考えさせられました。

    短編小説ではあるがなかなか濃い一冊です。

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    2025年03月16日
  • とりあえずお湯わかせ

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    ちょっと面白過ぎるな…15歳以上年上の人なのに友達の日記を読んでいる感覚になる これをおうち時間をしなやかにエンジョイする爆笑ままエッセイと言ってきそうな人にはお湯をぶっかけよう!!!!!!!(←最高)

    バズを狙って生み出せるのすごい
    私はスマホ現在進行形中毒者だけど、スマホ中毒を抜け出せても生活がかわらないという情報は救いですね、、、スマホを遠ざけたところで大して仕事は進まない(金言) 私が中毒なのは仕方ないのかもと諦めたい!
    4年前の自分にコメントするスタイルもいいなあ

    おびえる母親を見る→自分が悪者になった気持ちになる→自分の特権性が詳らかになり罪悪感が湧く→それを打ち消すため、自分

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    2025年03月15日
  • 本屋さんのダイアナ

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    終始読みやすい文章で、小学生〜社会人までの女の子の心情に共感しながら読んだ。読む時期によって感じ方は違うかも。
    小学生の頃は一生の友達!と思っていても、置かれる環境が変わって人間関係も変わりやがて疎遠になってしまう、という経験は誰でも一度はしたことがあるのでは。そこから十数年経て改めて関係が再構築できた二人、こういう二人を親友と呼ぶのかな。

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    2025年03月03日
  • 本屋さんのダイアナ

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    読後がスッキリ!
    意外とリアルはドラマティックだけど毎日がガラリと変わるわけではなくて…という話。(雑)

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    2025年02月26日
  • 踊る彼女のシルエット

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    ネタバレ

    ◾️record memo

    「うん。とびっきり可愛い女の子たちがさ、ライトを浴びて身一つで戦っている姿を見てると、時計の針が止まって、世界中で動いているのが彼女たちと私だけになったような気分になるんだよね。焦りも不安もなにもかも消えるの。元気が出るの」

    実花はしきりにあの子が素敵、この子のこんなところがいいと、佐知子のまったく知らない女の子たちの名を出して、褒め称えていた。同性をまったくライバル視しない姿勢は新鮮だった。こんなに可愛いのに、それを上手く利用して楽に生きようという小賢しさがまったくない彼女に、佐知子は軽いカルチャーショックを覚えた。自分の目の高さよりももっともっと上、手が届か

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    2025年02月26日
  • 終点のあの子

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    高校生のころに1度読み、社会人になった今読み返してみました。高校生の私が「読み返したい」と思った箇所につけた付箋のページが、今の私にはピンと来なかったり、逆に違うページに付箋を貼りたくなったりして面白かった。
    個人的には恭子の話の続きを読みたいです。

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    2025年02月25日
  • らんたん

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    明治〜大正〜昭和 近代史上の著名人たちの生の声が聞こえてきそうな そして女性に産まれてきたことを改めて誇りに思える事ができた本でした。
    特に心に残ったのは「赤ちゃんの声が決してしない、させてはいけない場所というのは、立派に見えても不自然で排他的」という道先生のお言葉です。これから、何かにつけて思い出します。職場などで。
    年を経てまた何事かにぶつかったときこの本に著してある様々な気持ちや祈り、またページを開くことになるかと思います。

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    2025年02月21日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    ananに10年以上連載が続くドラマ批評。過去に脚本家を目指し現在は作家。ドラマを観る視点は独特で的確。
    ドラマ批評はブログなどで雨後の筍のようにたくさんあるが、この方の批評はピカイチ。サブスクの普及もあり、未見のドラマも見やすくなっている昨今、本書は何から見るか迷う際の手引にもなるだろう。
    ドラマを通じたジェンダーについてなど、もっと深く掘り下げたら面白い内容が多い。
    本書は後日譚もあるが、基本連載当時のままであるのが実に良い。現代の視点で過去のドラマを見てしまうとモラハラだったりセクハラだったり、ふてほどのようになってしまうので。

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    2025年02月20日
  • 早稲女、女、男

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    ネタバレ

    私は早稲田理工を3留して同い年の元早稲女と付き合っている、長津田みたいなしょーもない男です。
    あまりにも長津田が自分の境遇と重なりすぎて序盤数ページで深刻なダメージを喰らうも、なんとか読み進め始めたら面白すぎてもう止まらなくなってしまいました。

    それぞれの女子大生は歳の割には「しょーもない」自我やプライドに囚われて「しょーもない」恋愛物語を繰り広げるのですが、そのありきたりでくだらないシナリオこそがミソだと思うのです。
    つまらないものに拘る自分など脱ぎ捨てて、負けても惨めでもいいから生きるべき道筋を進め、そんなメッセージが伝わってくるようでした。
    世界が向けてくる眼差しに怯えていた長津田が不

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    2025年02月17日