柚木麻子のレビュー一覧

  • BUTTER

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    ネタバレ

    とりあえずバターが食べたくなった。どうしても脂肪がついてしまうから敬遠してしまい、罪悪感を感じてしまう。
    ただ美味しいものを食べたときに感じる多幸感はやっぱりいいよな〜。

    カジマナとやり取りで振り回されてたけれど、自分を見つめ直し、自分の周りの人との関わり合いを深め、成長していく姿はとても良かった。
    周囲の人達の逃げ場になるような場所を作りたいという新たな価値観を得て、七面鳥を振る舞えるほどの人達に恵まれた彼女は幸せだなと思った。

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    2026年11月01日
  • ランチのアッコちゃん

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    面白かった!

    楽しく生きる方法なんて、いくらでもある!

    立ち止まる前に、美味しいご飯食べに行こう!って言われたような気持ち。

    誰でも落ち込むことはあるけど、何だか前を向いて楽しく歩くことはそう難しくないのではないかと思えてくる。

    柚木麻子さんのパワーすごい。

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    2026年10月31日
  • BUTTER

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    面白かった。女の悩み、強さ、連帯などいろんな面を書いていた。食べ物の描写がとっても美味しそうで素敵だった。カジマナが町田さんを振り回してるように思うけど町田さんの中に生があれば振り回されても死ぬことなく生きていけるのかなぁと思った。生きる目的もなく自分の食べたいものもなく友だちも居ない。とかだとカジマナに振り回された結果死んでしまうけど町田さんは自分で食べたいものを作れて頼ったり頼られたりする友だちも居て目標もあるから振り回されても再起出来るのかなと思った。
    誰かが困った時に少し休憩できるようなそんな部屋を1つ持てる大人になれたらいいな。

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    2026年10月29日
  • BUTTER

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    ネタバレ

    婚活連続殺人事件の女性容疑者・梶井真奈子。
    彼女に接見を重ねる週刊誌記者・町田里佳。
    二人の交流?のお話。

    うまく言えないけど、面白かった。
    河出文庫になったので購入。
    なんか女として、色々考えた。でもまとまらず。
    そして、お腹すいた。
    バター、、、魅惑の食べ物だよね、、、。

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    2026年10月28日
  • BUTTER

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    欧米でもすごい人気なのと、河出書房の装丁が可愛いので手に取った。おまけのシールも可愛い。どこに貼ろうか。

    掴みどころがないままゆっくりと進む。文庫でも分厚い方で、こってりバターの食事にも咀嚼に時間がかかり、「面白くなるのかな、これ最後まで読めるかな」とちょっと挫折しそうになって、他の読書を間に挟んだりした。

    半分くらいまで読んだところで、視点が主人公の里香から親友の伶子に変わった。ここで、里香の脂肪を溜め込む感じを小休止でき、最後まで読もう、という気に切り替わった。
    なんというか、文も苦手なわけじゃない、でもなにか読み進める速度が上がらないままだったけど、再度視点が里香に切り替わったところから話もペースアップ。
    あー、最後まで読んで良かった、面白かったんだ。
    登場人物のトラウマ、悩み、育ち、今、これから、とか、まるっと、最後まで読んで良かったな、と。
    あとは、味覚、視覚、触覚、嗅覚、は刺激されるかな。

    カジマナおすすめレシピは、私には重すぎだけど、読者に胃もたれさせるのは作者の作戦なのかな。
    とりあえず、カジマナが好きなバター醤油かけごはん、すぐにできるのでやってみたけど、胸焼けしてしまい、寝るまで気持ち悪くて、それも読み進める速度が落ちた原因かもしれない。ちなみにその時のバターは富澤商店で買った、よつ葉バター有塩。エシレバターではない。

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    2026年10月25日
  • らんたん

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    恵泉女学園の創始者・河井道(みち)さんと、みちさんをしたい続けたゆりさんの生涯を描いた、柚木麻子さん流のシスターフッド大河小説。

    津田梅子、大山捨松に始まり、新渡戸稲造、有島武郎、徳富蘆花、村岡花子、広岡朝子から市川房枝、マッカーサーまで、次々と歴史上の有名人が登場します。
    朝ドラ好きの私としては、いろんな朝ドラをつなぐ世界観がたまりませんでした。

    中でも河井みちさんが、ビラをまくために飛行機に忍び込んだというエピソードには度肝を抜かれました。
    女性が自分の夢を正直に語り、進みたい道に進めるように。
    先代たちのこの壮絶な苦労を、どうかこれから先の若いみなさんにも知っていただきたいですね。

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    2026年10月23日
  • 3時のアッコちゃん

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    愛すべき登場人物の数々。
    人生の波からの自分の持ち上げ方に力をもらう。
    「見せびらかさないしあわせ」について。自分が選んで分かっていること、納得していること。
    人としての暮らしについて。元気でいるためにできること。明るい気持ちになります。

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    2026年10月23日
  • BUTTER

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    刑務所に勾留された殺人犯から、独占記事が書けるような証言を聞き出そうとする、女性記者の奮闘物語………と
    思わせながら、実は主人公の周りの人間たちが、各々自己を肯定出来る様になるまでの成長の物語でもあり、所々に散りばめられた『バター』を使った美味しい料理の話しでもある、何処となく不思議な物語。
    読み終えた後は、バターの様なコク、と言うよりは、どこか爽やかに感じる、そんな物語でした。

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    2026年10月21日
  • BUTTER

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    人気なのがわかる。面白かった。止められなくて一気に読み上げた。
    連続殺人事件はほぼそのままの話であの顔がチラついたけど、逆にそれでのめり込めたのかも。話題になったけど詳しくは知らなかったからそれも面白かったことのひとつかな。

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    2026年10月20日
  • 王妃の帰還 新装版

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    女の子の世界の全てをこれでもかというぐらい描ききっていて、凄まじいことこのうえなし。そして甘酸っぱくも愛おしい。

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    2026年10月13日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    色々な「あんたのためじゃない」が描かれて面白かった。ラーメン屋と評論家、アパートに住む人々、街にあるマダムショップなど…
    関係性ってほんとそれぞれ。

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    2026年10月11日
  • ナイルパーチの女子会

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    女の解像度をひたすら上げ続けると、全く違う世界が見えてくる。終わり方も良かった。
    「女の敵は女」「女の友情は脆い」「女の嫉妬は怖い」は、果たして本当に、女という性が起因なのか?
    めちゃくちゃ面白かった!

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    2026年10月11日
  • 王妃の帰還 新装版

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    女子中学生の人間模様がフランス王朝になぞらえつつ描かれている。
    そうだった、女子ってこの頃からヒエラルキーが明確にあって、どこのグループに所属するか、ときに「悪魔のような」こともやってのけながら人間関係ができていた。この物語ほどの劇的な展開は経験していないけど、その心理描写がとてもリアルで、先を読むのが楽しかった。

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    2026年10月07日
  • とりあえずお湯わかせ

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    コロナ前の世界とコロナを経た世界
    小説家の目から見るとどう映るか
    ジェンダーや、貧困層、コロナで浮き彫りにされた弱者と世間の乖離を見てみると、不安定で理不尽な世界の上に私たちはいる。

    おうち時間の工夫と
    戦時中の物資が不足しているなかでどう豊かに過ごすか
    が、イコールの関係だということにはっとした。私たちは歴史のさなかにいたのだと。

    焦りつつ、悩みつつ、作家として、母として
    とりあえず生き抜くを目標に邁進した日々。
    何とか頑張れる気持ちになる本でした。

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    2026年10月02日
  • 本屋さんのダイアナ

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    ネタバレ

    女の子から大人の女性に変わっていく中でのリアルな心情の移り変わりが、なんと鮮やかに描かれているのか!と驚きました。女の世界ならではの憧れやいさかいの解像度がとても高かったです。正反対の境遇の2人なのに、大穴の気持ちにも彩子の気持ちにも共感出来る点が多くあって、この2人を通して自分の思春期の頃の気持ちをありありと思い出しました。本が好きという共通点を持つ2人と一緒に本の話で盛り上がりたいです。本好きの女性なら絶対引き込まれること間違いなしの作品でした。

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    2026年10月02日
  • ランチのアッコちゃん

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    やっぱりアッコさんシリーズ好き。
    自分で無意識に作りあげた制限された世界を、少し視野を広げて飛び出してみれば、新鮮で充実感と幸せに満ちた気持ちを感じられる経験が出来るかも。
    たとえ小さな一歩でも世界は変わる、そう思わせてくれる4編。
    たとえば、1.2.4話の主人公は、自分の勤めるビルの決まったフロアから上に行ったことがない。
    私もすごくわかる。
    同じビルでも未知の世界なのだ。
    ちょっと尻込みしてしまうのだ。
    この本の主人公はみんな、つまらなくてやりきれない思いを抱えながら生きていた。
    それが唐突に関わることになった人によって、半ば強制的に未知の世界へ押し出される。
    そこで感じる新鮮さ、心躍り、安らぐ懐かしさ、喜びから、今度は自らの足で新たな世界へ踏み出して行く。
    環境をガラッと変える訳でも、新たな人間関係の中へ飛び込む訳でもない。
    ただ、同じ環境、同じ人間関係の中で、自ら変わり新たな世界を作っていくのだ。
    きっかけは他人が作ってくれたかもしれない。
    それでも、そこから自分の意思で人生を進み始めた主人公や、自分を認めてまた歩き始めた主人公には尊敬しかない。
    結局、自分を救うのも自分を幸せにするのも自分。
    他人はそれを手伝うこと以上はできないんだよね。 

    そしてやっぱりアッコさんは、不思議でいてしっかり人を見ている暖かい人。

    私も新しい何かを見つけたい。
    面白いものを見過ごさないように、好奇心のアンテナを張っておきたいなと思った。
    あと、人脈の大切さに気づかせてもらった。
    アッコさんのためなら!そんな風にみんなから言われるアッコさん、やっぱりすごい。

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    2026年09月30日
  • 注文の多い料理小説集

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    食にまつわる短編集でした。それぞれ違う作者が書いており、私の好みは皮肉の効いた柚木麻子先生の「エルゴと不倫鮨」、意外なオチの柴田よしき先生の「どっしりふわふわ」でした。どれもおもしろく、食欲をそそる話が多かったです。

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    2026年09月29日
  • 本屋さんのダイアナ

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    本屋で出会った本です。

    二人の女の子
    ダイアナと彩子の心と身体の成長物語
    お互いがお互いを羨み憧れ
    大好きなのに
    少しのすれ違いで絶交してしまいます。
    後になってもお互いに憧れて
    羨んでけれど、話しかけることすらお互いできず
    遠くから見ている
    心のどこかではつながっている

    少女二人が別々の道を歩きながら
    だんだん大人になっていき
    いろいろな経験していきながら
    それに伴い
    一番近い存在の
    親に反発や反感を持って
    それをバネに頑張り続ける二人
    大人になって初めて
    親に対する見方も苦労や大きさも温かさも少しづつ気づいていく
    読みながら
    本当にこの二人が愛しくて
    可愛くて
    たまりませんでした。
    私の
    大好きな赤毛のアンシリーズの話もポイントポイントで出てきて
    まさしく私好みの本すぎて
    終わったあとも本を握りしめてました。 笑
    また大好きな本が増えました。

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    2026年09月27日
  • けむたい後輩

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    真美子。無邪気で怖いけど、こういう人が1番強い!純粋に受け止める力を私も養いたい!
    柚木さんの描く女性の解像度はいつも高すぎて、今回も共感しながら読んだ

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    2026年09月26日
  • ナイルパーチの女子会

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    ネタバレ

    英訳版『Hooked』と同じカバーの文庫を注文したつもりが届いたのは日本版。しかしリバーシブル仕様だと分かり、日本語版とは対照的な色彩を楽しめた。物語は、キャリアウーマンの栄利子と主婦ブロガーの翔子を通して、女性同士の複雑な人間関係を描く。特に翔子に執着していく栄利子の狂気は怖く、続きが気になって一気読みしてしまった。ドロドロの展開が続き、登場人物たちがどんどん追い詰められていく様子にも引き込まれた。真織の芋けんぴのくだりでは思わず爆笑。最後は静かで穏やかな余韻が残り、その締めくくりも良かった。

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    2026年09月21日