とりあえずお湯わかせ

とりあえずお湯わかせ

小説・文芸
1,650円 (税込)

8pt

このエッセイもまた、公開の日記帳だ。前向きで後ろ向きで、頑張り屋で怠け者で、かしこく浅はか、独特な人物の日々の記録だ(前書きより)――はじめての育児に奮闘し、新しい食べ物に出会い、友人を招いたり、出かけたり――。そんな日々はコロナによって一転、自粛生活に。閉じこもる中で徐々に気が付く、世の中の理不尽や分断。それぞれの立場でNOを言っていくことの大切さ、声を上げることで確実に変わっていく、世の中の空気。食と料理を通して、2018年から2022年の4年間を記録した、人気作家・柚木麻子のエッセイ集。各章終わりには書下ろしエッセイも収載。

1.うちにおいでよ 2018年1月~12月
2.うちの味、外の味 2019年1月~12月
3.そしてコロナがやってきた 2020年1月~12月
4.もう、黙らない 2021年4月~2022年3月

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    NHK出版
  • タイトル
    :
    とりあえずお湯わかせ
  • タイトルID
    :
    1239738
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年10月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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とりあえずお湯わかせ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    コロナ前の世界とコロナを経た世界
    小説家の目から見るとどう映るか
    ジェンダーや、貧困層、コロナで浮き彫りにされた弱者と世間の乖離を見てみると、不安定で理不尽な世界の上に私たちはいる。

    おうち時間の工夫と
    戦時中の物資が不足しているなかでどう豊かに過ごすか
    が、イコールの関係だということにはっとした。私たちは歴史のさなかにいたのだと。

    焦りつつ、悩みつつ、作家として、母として
    とりあえず生き抜くを目標に邁進した日々。
    何とか頑張れる気持ちになる本でした。

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    声を出して笑ったり本当にそう!と政府や社会に一緒に怒ったりしながら読んだ。
    あとがきの最後の一言が最高。

    0
    2026年07月20日

    Posted by ブクログ

    2019-2022年の4年間にわたる柚木麻子さんのエッセイ
    コロナ前〜コロナ禍中の期間であり、柚木さんが乳幼児育児にあたられてるまさにその期間であるため、公私ともにあらゆる制限が課され、その閉塞感に擦り切れるような日々が痛いほど感じられた
    自粛期間のなかでもどうしてもやりたいことは工夫を凝らして実現しつつ、ままならないことや押し付けられていることに素直に怒ったりNOを掲げることもできるのだと目から鱗。
    疲れたとき状態それ自体も肯定し、とりあえずお湯を沸かすように自分ができることからやってみようと思えた

    0
    2026年04月01日

    Posted by ブクログ

    ちょっと面白過ぎるな…15歳以上年上の人なのに友達の日記を読んでいる感覚になる これをおうち時間をしなやかにエンジョイする爆笑ままエッセイと言ってきそうな人にはお湯をぶっかけよう!!!!!!!(←最高)

    バズを狙って生み出せるのすごい
    私はスマホ現在進行形中毒者だけど、スマホ中毒を抜け出せても生活がかわらないという情報は救いですね、、、スマホを遠ざけたところで大して仕事は進まない(金言) 私が中毒なのは仕方ないのかもと諦めたい!
    4年前の自分にコメントするスタイルもいいなあ

    おびえる母親を見る→自分が悪者になった気持ちになる→自分の特権性が詳らかになり罪悪感が湧く→それを打ち消すため、自分は悪くない!と母親を攻撃
    というのもなるほど、、、、、

    嘘モテスクラップ 面白い
    私は今付き合いの長い友人と悉く断絶してしまったのでA子ちゃんとの関係性が羨ましい 私も出産した親友におすすめグッズと動画を送りつけたかったな
    公園を研究したり
    ネットで買い物しないのも大事!
    ハンドミキサー変な匂いするのわかるなあ
    横山版三国志 読みたい

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    柚木さんの『らんたん』という作品が大好きな私にとっては、最高のエッセイだった。日常の体験ひとつひとつが、小説の力強さにつながっていると感じた。これから柚木さんの小説を読むのがより楽しみになった。

    0
    2026年10月07日

    Posted by ブクログ

    手が届かないような作家さんでも日常を生きているのだと親近感をたっぷりと味わうことができた。ジェンダーについての話が多め。

    0
    2026年08月26日

    Posted by ブクログ

    アメリカンダイナー
    レギュラーオープンハウス
    え?何それ楽しそう!で始まったエッセイだったが、コロナ禍に突入。

    持病のために完全在宅、乳幼児をほぼワンオペでお世話、取材や執筆という柚木さんの超ハードなコロナ禍自粛生活。

    そんな中でも、おうち居酒屋やお祭りといったイベント、凝った料理や子供に栄養のある食事にチャレンジしつづけた柚木さんは立派だと思う!

    頑張りすぎてくじけても、やる気がなくなって自己嫌悪しても、全部自分のせいじゃなくない?って分析できるのはさすが。

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    いろいろ忘れていたけど、コロナ禍の頃ってこうだった。
    柚木さんは小さいお子さんがいて、ご自身も肺疾患を抱えているとの事、よくぞ生き抜いてきてくれました。
    オープンハウスの話(最近チェルミコのレイチェルさんがコロナ前に柚木さんのオープンハウスに行って楽しかったと言っていたのを読んで、補完された)、実演販売の話、最終章の若い母親に向けたエール、すべてが良かった。
    柚木さんの本は初めてだが、シスターフッドの文脈で語られる事が多い源流が少しわかったような。
    各章の文末に、後日譚があるのも楽しかった。

    0
    2026年06月30日

    Posted by ブクログ

    私たちには柚木麻子がいる、という気持ちにさせてくれる。あと、彼女が料理する描写にエネルギーを感じて前向きな気持ちになる。

    0
    2026年06月07日

    Posted by ブクログ

    普段は練り上げられた精巧な文を綴る小説家が、エッセイだとナチュラルな文章で書き上げるが故、とても読みやすい。
    このエッセイは柚木麻子さんが書いたエッセイに対し、数年後のご自身が各話の最後にコメントを残していて、そこが毎回癖になる面白さである。

    とりあえず湯を沸かす。自分が今やれることをやる。
    色々やってみると、物事は広がりを見せ、
    うまくいかないことも当然あるが、事態が好転する契機となり得る。
    そんなことを、強制感なく教えてくれる優しい作品。

    0
    2026年05月03日

とりあえずお湯わかせ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    NHK出版
  • タイトル
    :
    とりあえずお湯わかせ
  • タイトルID
    :
    1239738
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年10月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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