【感想・ネタバレ】けむたい後輩のレビュー

あらすじ

ただ、認めてほしいだけ。
14歳で作家デビューした過去があり、今もなお文学少女気取りの栞子は、世間知らずな真実子の憧れの先輩。二人の関係にやたらイラついてしまう美人で頑張り屋の美里は、栞子の恋人である大学教授に一目惚れされてしまう――。名門女子大を舞台に、プライドを持て余した女性たちの嫉妬心と優越感が行き着く先を描いた、胸に突き刺さる成長小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

真美子。無邪気で怖いけど、こういう人が1番強い!純粋に受け止める力を私も養いたい!
柚木さんの描く女性の解像度はいつも高すぎて、今回も共感しながら読んだ

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2026年09月26日

Posted by ブクログ

タイトルの「けむたい後輩」!けむたいを平仮名にしているのは煙草の煙をけむたがる後輩とけむたい存在になった後輩のどちらの意味に感じるのか私達を試しているみたいな気がする。
小樽の女子校から聖フェリシモ女子大に進学した羽柴真実子はロマンチスト。真実子の親友美里は幼稚園生の頃からの親友でキー局のアナウンサー志望のアナリスト。そして何よりも真実子の憧れの人栞子はナルシスト。横浜のレトロな建築やユーミンの歌の舞台になった根岸のドルフィン渋澤龍彦の住んだ鎌倉の喫茶店などの描写ご実に楽しい。確かに街歩きが小説内でアクセントになっている。柚木麻子は「フラヌール」をそぞろ歩きから自分探しと言う言葉に置き換えている様な気がする。誰もが精神的に居場所を探して彷徨う者たち。安住の地を見つけても又永遠にループして「フラヌール」を続ける。
最後に栞子が真実子の下に行き無理な注文をするが煙の向こうで真実子は微笑みながら「煙草消してもらえませんか?」と伝えた。やっと気づいたのだ。栞子の人生に本当に確かなものがあったとするならばそれは彼女との時間なのだ。生きるのが怖いのは自分だけなんて思うのは傲慢なのです。栞子は気がつくのが遅すぎますね〜

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2026年05月06日

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プライドやマウントが、素晴らしく可笑しかった。その中の真美子という存在が相反していて、物語を進める起爆剤として重要なパーツだと感じました。

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2026年03月29日

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この本を読むのは何年ぶりだろう。
本屋に行ったら、1冊だけあったこの本に吸い寄せられた。
パラパラとめくると懐かしい記憶が蘇る。
そうだ、2人の女の子の友情、揺らめき、恋愛、絶望…
それが凝縮したような本だった。
やっぱり面白い。なぜこの本の存在を忘れていたのだろう。
ずっと手元に置いておきたい1冊だ。

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2026年03月22日

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ミーハーな気持ちで『Butter』を読んだら柚木麻子さんに完全に心を掴まれて、本書が柚木さんの執筆で2冊目。これもとってもおもしろかった!
絶妙にいそうな女性の特徴を描くのがButterから鋭いなあと思っていたけど本書もなんといってもキャラクターがよい。特に大学生っていう絶妙な高校までの同調圧力下にいるひとたちじゃなくて、逆に社会人の個が世の中と戦う系でもない、個がそれぞれのカラーを出すけどまだ連帯がある大学の設定がいいなあと。
エピローグの真実子にはスタンディングオベーション。長年付き合ったメンヘラな彼氏と別れてやっと自分の人生を生きてる感じ!かっこいい!
けむたい後輩ってタイトル、けむたいがひらがなだからいろんな意味づけがありそう。後輩って固有名詞じゃなくてしかも自分が先輩っていう立場からプライドとか優越感、承認欲求が欲しい栞子にぴったり。

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2026年01月07日

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あっという間に読み終わりました。栞子は自分の幸せを他人に求めがちなのではと思いながら読んでました。同性に嫉妬したりコンプレックスを感じる割には、自分を好きでいたり受け入れる努力もあまりしていないように見えました。過去のモテていた自分にちょっと縋り過ぎかなと。私が厳しすぎなのかな、
自分もかつて、他人が自分に幸せを運んでくると期待し過ぎていた時があったから重ね合わせながら読んでいました

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2025年12月29日

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読後に振り返ると割と重いが、コミカルな場面が多いので笑える。学校名からしてお嬢様っぽいけれど通販会社もしてそうで印象に残った。

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2025年12月03日

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面白かった〜あっという間に読み終わった!
柚木麻子さんの文章が本当に好きです。
美里というしっかりしたツッコミ役がいてくれるから、栞子らへのモヤモヤがストレスにならずに読み進めれたのかなあと。

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2025年10月23日

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柚木さんは本当に難しい年代の女の子の気持ちを書くのがうまい

自分に自信がないと、自分に憧れてくれる
自分以外を見下すことでなんとか自分を保ってる…

そして少し先にいるような先輩に憧れて、本当に大切にしなきゃいけない自分を想ってくれる人を蔑ろにしてしまう…

下に見ているつもりはないのに、ちょっと格下だと想っていた子が自分よりも進んでいた時の複雑な気持ち

自分にもある一面だなあと思ってしまったりする

最後はうまくまだ消化できていないので再読が楽しみ

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2026年10月23日

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ネタバレ

20代で読んだ時は栞子やば、うざ、、と思って
呼んでいたけどアラフォーになって読むと
真美子も怖い、、なぜそこまで、、とも思う笑
最初はひたすら美里に共感!美里の未来が幸せでよかった。
栞子は真美子に対しては極悪だけど対男となると
なんだか可哀想すぎて。。
20代で読んだ時のエピローグを覚えていてそれが見たすぎて1日で読みました。
次の日めっちゃ眠たかったです。

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2026年10月14日

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うまい。人物描写がうますぎる。だってこういう人いるもん。栞子みたいなひと。黒木みたいな男もいるもんなあ。こつこつと努力もできないくせにでも自分を大きく見せたいから気取っていて。ずっとモラトリアムやってるようなタイプ。イライラしながら読んだのも自分の知ってる誰かにイメージが重なるからでリアルだった。真実子みたいなこの強さも、純粋さのゆえに実は人を傷つけてしまうこともそして成長した時の輝きもおお!と拍手を送りたくなって。要はこの物語の世界に引き込まれました。

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2026年06月21日

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さすが柚木麻子さんだなという、女性特有の感覚が言語化された作品。世界観も人物も魅力的で一気に読んでしまった。
天才型の真美子と、努力型の美里、そして平凡ゆえに尖っている栞子。それぞれが少しずつ自分の中にいるような気がする(真美子はほぼいないかも)。
美里7:真美子2.5:栞子0.5くらいで生きるのが良いかも(笑)。

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2026年03月29日

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ネタバレ

この作者は、女性ならおそらく誰しも一度は感じたことのある独特のモヤモヤを言語化するのが上手いなぁと。

特に真実子が自分の知らないうちに女になっていたと知った時の美里の焦燥感の描写は、自分だけじゃなかったんだって過去のわたしが勝手に救われた気持ちになった。

栞子みたいなタイプの女にとっては、美里よりも真実子の方がよっぽどけむたい存在だよなぁ。
栞子よりも才能があって、素直で、愛情深くて、彼女こそ作中随一のファムファタールなのだろう。

真実子サイドの心理描写がないので、彼女から見たこの物語をもう一度はじめから読んでみたい!

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2026年03月27日

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主人公の真美子みたいな子の凄さって大学卒業間際に気づきました。純粋で真っ直ぐで、人に憧れて、でも気がついたら本人が大きな存在になってる。周りを飛び越してく。
人であれ、物であれ、良いところを見つけるのが抜群にうまい。ああいう人になりたいなぁと思ったのを思い出しました。

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2025年10月05日

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ネタバレ

読み終わって一番に「ホラーじゃん」って思っちゃった。

栞子さんは所謂「サブカルクソ女」なのだと思う。
本が発行されたのが2012年なのでサブカル全盛期だし。キュウソも「サブカル女子」って曲を出してた時代だ。この頃はサブカルチャーが流行ってた。サブとは名ばかりのメインカルチャーだった。

私もサブカルクソ女だった。
「冷たい熱帯魚」とか観たし浅野いにお好きだしベルセルク読んでたしバンド追いかけてた。
楽しかった。楽しいですよ。私は見た目こそサブカル(黒髪ボブヘア伊達メガネ)に寄れなかったけど、でもやっぱサブカルだったと思う。マイナーがかっこいいと思ってた、みたいな。
栞子さんの場合は「詩集を出版したことがある(今は活動していないけど芸術家気取りである)」「実家が極太」「男好き」ってのがあるからしゃらくせーのかな。でも別に嫌いにはなれなかった。いい奴ではないが。こういう人間は死ぬほどいますよ。

異性がいないと生きていけない人っているよね。
女でいないと気が済まない人というか。そういう人はめんどくさいな、と思う。関わるのが。彼氏と別れた時だけ連絡してくる奴いたわ。友達の家に泊まりに行ったときも彼氏を家に返さないとか。ああいうときって男も男なんだよね。お前が自分から家に帰れよ。気を遣えよ。なんでいるんだよ。帰れよって言っても流されるし。
尽くしたい女ってね、見ててしんどいね。

じゃあ真実子が好きかというと別に好きではなかった。かわいいとは思うが。
病弱で、でも病院で男とヤりまくってて、吸収力がすごくて、「私なんて」と言いながらなんでも手に入れてしまって、なのに栞子みたいなタイプにいじらしく尽くしている。
尽くしている。やっぱり尽くすのがよくないんかな。
大人になってからの真実子は怖かった。でも学生時代もあれはあれで怖かった。
人間は「私だけがこの人を」と思ったとき狂うね。狂ってんなーと思いながら読んでた。
でもFRUITS ZIPPERのまつかれを想像しながら読んでたので本当に相当かわいかった。愛しすぎるよ。かわいいわんこ。

美里が一番好き。美里〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

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2025年09月02日

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ネタバレ

なんとなく同時読み。
なんか、何とも言えないけど、引き込まれていく主人公たちにひきよせられていく。登場人物って表せないくらいの、存在感!さすが柚木さん。

今の自分だと、ちょっとパワーを使うので、ほかの本を同時読み。

続きが気になる♪

読む心の余裕ができたので、読んでみる。
いやはや。
後半が良かったな。
人を見る目って、経験や成長や年で養われていく部分あるよね。
最後まで読めてよかったし、面白かった。

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2025年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

真実子があまりにも何をやらせてもプロ急に上手くてトントン拍子に行くのが非現実的すぎて、そこだけがうーんとなるとこだった。
栞子のやりたい放題っぷりは読んでいて面白かった。あそこまで何も努力せずに生きてきた人はそうそういないだろう。栞子の外見描写が出てくるまでてっきり黒髪ロングの美女を想像してきたから、美里目線の栞子を読んで驚いた。普通のどこか気取った女子大生なんだろう。
やっぱり女子校という場所は色々と感覚が鈍る場所なんだなと思った。自分たちだけで完結する閉鎖された空間だから、自分たちのテリトリー内でしか恋愛しないし生きられない。蓮見に恋をするのも栞子にファンがつくのも女子校だからなんだなと思った。

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2024年12月05日

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栞子みたいな人いるよねー、謎に世界観あってその世界線でちやほやされてるけど中身なさそうな女…とか思いながら女子校出身なのでこういう風に早熟で彼氏もいて一通り経験してる女の子に憧れのような一目置くみたいな感情はわかるし、おとなになった私は栞子の苦しさも分かるし…みたいな。柚木さんらしい小説だなーと思いながらあっという間に毒りょ

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2024年09月23日

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期待を裏切る(失礼)面白さで、一日で読んでしまった。
『横浜にある名門お嬢さま大学に通う3人の挫折と葛藤を描いた話』と内容を簡潔に文章にすると、ちょっと違うなあと思う。


北海道から出てきた真美子は幼い頃から病弱だったが(肺がひとつしかないらしい)、自分よりひとつ年上の栞子に憧れて横浜の女子大に入学した。豪華学生寮のルームメイトである美里は、真美子の親友であると同時に彼女の体調を気遣う保護者の役目もしている。
さて、真美子が憧れている栞子なる人物は、14歳のときに『けむり』という本を出版した過去を持つ。真美子はその本が大好きで、盲目的に彼女を尊敬し、慕っている。

自分には才能がある。
人とは違う。
女と群れるのは嫌いで、男といるほうが気が楽だ。
自分の知らない世界をたくさん知っている栞子の言葉を、真美子は栄養にしてすくすく育つ。真美子にいろんなことを得意げに語る度に、栞子は気がついちゃうんだ。口から出る言葉はすべて正反対で、本当の自分は空っぽだったんだって。気がつくというより、見ないフリをしていた現実に目を向けざるを得なくなったという感じか。
話はこの2人が中心なんだけど、美里は影の主役といってもいいだろう。美里のストイックさや強さが物語のいいスパイスになっている。夢に向かって頑張るひたむきな姿や、厳しい現実に打ちのめされそうになりながらも立ち上がる様が凛として美しい。そして何より冷静で且つやさしい。

まったく違う立場、容姿、性格、才能を持つこの3人の三角関係はどのような結末を迎えるのか。

わたしは、
栞子を取り巻く下らない男たちに呆れながら、最終的には真美子に怯えた。
栞子に対して苛々していた感情は、いつの間にか憐憫の情に変わっていた。

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2024年03月11日

匿名

購入済み

真美子も栞どっちもイラッとする女性だった。
イラッとしながらもすいすいと読み進めてしまう引き込まれる物語でした。

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2023年08月18日

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自分が栞子 だったら最後の結末は辛いなと思う
真実子が「自由な生き方が栞子さんらしい」という 褒め言葉は自分を肯定してくれる言葉だったので 栞子がそれをみんなと同じでなくても自分らしく生きていいんだと受け止めることで自分の価値を生み出せるのではないかなと思う
他人が自分をよく評価してくれる時は自分自身に厳しい目を向け、電話 自分に厳しい評価をした時は自分自身に優しい目を向けるという言葉を思い出した

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2026年10月15日

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お金持ちの家に生まれ物質的に豊かであっても、絶対的に精神的に豊かになれるというわけではない。与えられた環境で、いかに精神的に成熟できるかが、人生を進めていくうえで大切なことなのだと感じた。

どの登場人物も承認欲求が強く、信奉してくれる誰か、もしくは信奉できる誰かがいなければ不安定な状態。共感できる人はいなかった。だけど、真実子が最後のほうで「どうしてプロの私が、黒木さんのために企画を考えなきゃいけないんですか?」「煙草消してもらえませんか?」と発言したのは、よくぞ言った!と拍手を送りたくなる瞬間だった。

お嬢様キャラが出てくる小説は別世界を見ているようで面白い。

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2026年04月03日

Posted by ブクログ


見た目は重要だけど、長く付き合う上で一番重要なのは中身

外見は内面の一番外側
しょせん人間なんて離せばわかるんだよ

いつ気がついてもいいけど、気がつくまでの過程が大事

無駄なプライドを抱えず、目を閉じた方が物事が良く見える事があるし、自分がどう生きるかは人の意見に流されず自分自身で考えよう。

「けむたい」人にならないように

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2026年01月20日

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栞子と真美子、両方あんまり好きじゃなかった。真美子の周りを気にせず行動するところ、栞子のすかした感じ。(実際は男に媚びる女々しい人間)
ゆえに面白かった! 

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2025年11月10日

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こじらせサブカル女子(もういないか…)が読んだら『ムキィィィ!』ってなるのかしら…最後はスッキリ!…

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2025年10月29日

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横浜のお嬢様女子大学に通う真実子は、病弱で、小中を病院で過ごしていた。それを心配する幼馴染の美里(同大学、同寮で暮らし、女子アナを目指している)と、真実子の一つ上の先輩である栞子(過去に親のコネで詩集を出している。退廃的、文学的なことへ傾倒)、二人の目線で描かれた大学生活。

誰もがうらやむ美貌を持った美里は、必死に努力するもキー局のアナにはなれず、しかし奮起して、北海道でアナウンサーになるという夢を叶える。一方、栞子は、創作への熱などとうになく、しかし、文学通であるというポーズだけは一人前で、大学教授だったり、カメラマンだったり、映画監督志望だったりする男に依存していく。自分は将来は、ブックデザイナーとかやりたいといいながら、やっていることは、男連中の飯炊き。しかし真実子は、そんな栞子を尊敬し、盲目に崇拝している。栞子は、真実子が私をおだてるから、私はなんにもない人間になったんだと、逆恨みする始末。

ピュアでなんでも吸収する真実子は、ちょっとやってみようかな、のノリで書いたシナリオで賞を獲り、売れっ子のシナリオライターとなる。そこに、栞子は、映画監督志望の男と一緒に作品をつくらない? という、上から目線の提案をしにゆき、ズタボロに言い負かされてしまう。

自分は特別な人間だと思っているサブカルまみれ、栞子の、痛々しさがわかりすぎて、辛い。美人でもなく、頭がよくもない自分が、必死にカッコつけて見出した居場所を、あっさりと美人に奪われ、自分を崇拝していた後輩に、追い抜かれる。

「年上のくせに葛藤のレベルが低くないですか? あんなに映画見たり、本読んでたくせに……。何一つ血肉になっていないんですね」

やめてあげて、真実子……。まるで自分を見ているようだった。

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2025年10月21日

Posted by ブクログ

一年前に読んだ。正直、誰にもあまり共感できず、こういう世界もあるんだなって思った。自分的に遠い感性の人たちで、自分が今まであまり交流したことない人たちなんだろうな。とにかく私には全然リアルじゃなく、違う世界の人たちの話という感じで、他人事のようにさらっと読んでしまった。。

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2025年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第三者の視点で色んな立場の登場人物をみることができ、共感したり軽蔑してしまったり、味ある人間模様が描かれていた。憧れられた者は成長せず、憧れた者は追いつこうとして結果的に凌駕し、憧れた者を見捨てるという構図を目の当たりにして考えるものがあった。今作はまた別だが恋愛でも置き換えられると思う。自分に真に自信がある人は、他人に満たされようとはしない。栞子は結局格好だけであった。注目されて一度レベルを上げてしまうと、努力し続けない限り落ちてしまうのも宿命だなと感じた。出てくる男たち本当に苦手だった。

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2025年01月14日

Posted by ブクログ

勘違い甚だしい栞子に終始イライラしてたけどところどころ哀れにもなり。
最後はあまりに滑稽でスカッとする反面冷めた軽蔑感もありかわいそうでもあり
自分を持っていそうで持っていなかったんだな……

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2024年09月17日

Posted by ブクログ

星3.5
柚木さんの本を読んだのは「奥様はクレイジーフルーツ」に次いでこれで2冊目。中々面白い。
何とも表現しがたい女性の心の揺れ動きだったり、意地だったり、本音だったり、その他諸々が上手い表現で散りばめられていてさもありなんという雰囲気を作り上げているように感じました。
エピローグにおける登場人物の変わり身には少しビックリした。

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2024年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

増村栞子
『けむり』の作者。翻訳家の増村栄一郎の一人娘。

増村栄一郎
フェリシモの理事。元名物教授。

蓮見
栞子が午後の授業の後にいちゃつく史学の教授。栞子が十四歳から付き合ってる。経済学部三年の外部生を妊娠させ、学院を去る。

羽柴真実子
栞子の『けむり』のファン。栞子と蓮見がいちゃついているのを目撃。過保護に育てられ、身の回りのことに無頓着。

浅野美里
真実子と寮の同室に住む。容姿端麗。

久我山メアリー
聖フェリシモ女学院大学女子寮「リリーズハイツ」の寮母。

羽柴正治
リリーズハイツのオーナー。真実子の父の兄。

羽柴裕美子
羽柴正治の一人娘。真実子の同い年のいとこ。リリーズハイツの裏手にある豪邸に暮らし、聖フェリシモには中等部から入学している生粋のお嬢様。手芸部部長。生徒会役員。

中村常義
史学部の長老。

手島
美里のデート相手。寮の門限に間に合わず、ラブホテルに泊まる。

四十万
裕美子とお見合いで知り合った会社経営者。点心専門店を全国チェーン展開するやり手。裕美子と婚約。

小島真由
日本文学科二年。フェリシモのミスコンで裕美子と並ぶ有力候補。

ピロートークス
売り出し中の若手お笑い芸人コンビ。小柄で神経質そうなツッコミの山田と、いい加減で人懐こい村西尊。

村西尊
真実子が高校一年生の頃、入院していた小樽の病院で二歳年上の村西と出会う。

三池伊佐夫
栞子は親同士が仲良しだから、父な顔を立てるために仕方なく付き合ってる。

三池駒夫
栞子の父の友人。有名な経済アナリスト。

アソウミユキ
フランスで通訳の仕事をしている。蓮見と結婚。

黒木隆一
無職で、ぶらぶ、写真旅行をしている。二十六歳。早稲田の大学院を出た後、横浜にある映画学校に入学し、有名監督に指導を受けていた。現在は休学し、独学で写真の勉強をしている。

岸
ウェブコンテンツ制作会社社長。三十八歳。

ニッシー
オサケン
勇君
斉藤君
多田ちゃん
栞子がアルバイトしている書店「CANAL」のアルバイト店員。すべて近所の映画専門学校の男子学生。

西村幸雄
ニッシー。

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2024年03月12日

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