柚木麻子のレビュー一覧

  • ほろよい読書

    QM

    購入済み

    お酒にまつわる色々な小話。
    本の表紙が可愛い。
    ちょっと贅沢なおつまみを用意してお酒が飲みたくなる。
    また読み返したいな

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    2024年10月01日
  • あまからカルテット

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    女の友情っていいなと思った。足りないものをみんなで補っている感じ。食べ物がキーとなる、ほっこりミステリーだった。

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    2024年09月18日
  • 終点のあの子

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    ネタバレ

    中高生の頃の、友達やクラスメイトにどう思われているか仕方がなかった感情を鮮明に思い出した。懐かしい気持ちになる小説だった。高校生の頃は教室でのポジションが人生のすべてだったし、周りから嫌われないように必死で窮屈だったと思う。私も小説の登場人物と同じように早く大人になりたいと思っていたけど、大人になっても意外と不自由だと思った。自由に生きていきたい。

    私も朱里がいたら嫌いになる。みんなが普通でいようとしている中でわざと特別でいる様子が気に食わない。本当は自分も自由にいたいし羨ましいからだと思った。敢えて意地悪をする勇気はないが、関わりたい子ではないかも。大人になった朱里が最後、高校の頃の反省を

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    2024年09月17日
  • その手をにぎりたい

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    ネタバレ

    青子と一ノ瀬さんはとてもいい関係
    1番好きな人とは結婚出来ないし、しない方が幸せになれるってこの事か。
    1番好きな人と結婚したら不安になるし好きすぎて次分を見失うんだよね。だからちょうどいい人と結婚するし、恋愛と結婚ってやっぱり違う。

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    2024年09月03日
  • らんたん

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    シスターフッドの契り

    今の時代でも、とても新鮮に聞こえる。
    この考え方を知っていたら
    もっと違う関わりができたのではないか。

    性についても、恋愛関係についても、
    ずっと自由で多様性を認める世になってはきているけれど、そういうのとは、また異なる
    意識的な関係があるということが
    とてもステキだった。

    これからの人に読んでほしい。

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    2024年09月01日
  • 3時のアッコちゃん

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    理不尽な上司やブラック企業や就活の難しさ等……『ランチのアッコちゃん』より、やや重めの空気感かなと思うが、安定の面白さ。

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    2024年08月06日
  • 幹事のアッコちゃん

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    ネタバレ

    とにかく元気をもらいました‼️
    「時間どろぼう」と闘い、「時間には何より敬意を払い」新しいことにチャレンジしていく。だって「私は誰かのものじゃなくて、私のもの」だから。
    さあ、ランチにしよう。だって私は「どんなに忙しくてもランチをきちんととることは一見ありふれたことのように見えて、自分のコンディションや欲求から目を逸らさない強さと健気さ、そして時間を作り出す有能さ」を持っているから。「今ないものではなく、今あるものを工夫」し、「どうにもならないことがあるなら、まずどうにかなりそうなことから充実」させて。

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    2024年07月26日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

    QM

    購入済み

    おもしろい

    今までユーミンの曲をあまり聴いたことがなかったけど、物語も面白かったし次は曲を聴いてみてからまた読み返したい。

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    2024年07月25日
  • BUTTER(新潮文庫)

    QM

    購入済み

    被告人の生き様について

    前半は「あぁバター美味しそう、、、」くらいの感想しか浮かんでこなかったが、読んでいくうちに女性の世の中での立ち位置、被告人梶井の胸の内、次々と明かされていく周囲の人との関係やその人たちの考え方見方など書き連ねられていて引き込まれた。被害者たちは梶井に直接手を下されたのか、急に構ってもらえなくなって自分でそうしたのか。女性だろうが男性だろうが自分の好きにし、好きなものを食べて思うように生きていけたらいいと思う。

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    2024年07月21日
  • 幹事のアッコちゃん

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    今作も期待を裏切らず面白かった。人に教えてもらい、それを素直に受け止めて自分のものにするというのもひとつの能力なのだと感じた。私もアッコちゃんのように人生の一分一秒も無駄にしないように、人生を豊かなものにしたい。

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    2024年07月04日
  • 3時のアッコちゃん

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    一気に読むことが出来た。どのお話も好きだったが、特に「梅田駅アンダーワールド」が良かった。何をやってもダメで、周りと比べて劣等感を感じている佐江と自分が重なり親近感が湧いた。自分も周りから面白いとはよく言って貰えるので、それを強みにしていいのだと勇気を貰えた。

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    2024年06月30日
  • その手をにぎりたい

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    ネタバレ

    NHK FM 新日曜名作座で放送中で最終回直前で読み終えることが出来た。バブルの始まりから終焉の時期を描いており主人公青子が銀座「すし静」を知りそこの板前一ノ瀬を惚れてしまった事から物語は始まる、青子は「すし静」に通うため不動産業界に勤めバブル絶頂期を生き、セックスライフも奔放だ、しかしバブルは崩壊し青子も田舎に帰ることに、東京最後の日一ノ瀬にやっと思いを告げられたが。ここで物語は終わっている、しかし青子の年齢はまだ33歳だこれから人生は永遠と続く、人生の最後まで描いてくれないとだめだろう。最近東京はバブル期に似てきたが日本銀行及び財務省はまた経済政策を失敗しそうだし、地方はバブルなんて関係な

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    2024年06月20日
  • あまからカルテット

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    中学からの仲良し4人組が美味しいものをヒントに、時にはぶつかり合いながら無理難題を解決していく話。彼女達の友情に心が温まる。ほっこりミステリーが見たい人に。

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    2024年06月18日
  • 王妃の帰還

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    ディアマンクッキー食べたくなる。出てくるものがみんなキラキラしていて可愛い。オタクはちょっとちやほやされると調子に乗っちゃうの、あ〜〜わかる〜〜〜〜!

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    2024年06月06日
  • 伊藤くんA to E

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    軽いタッチの恋愛もの…と思いきや、最後は読み手の心をえぐっていく深い話でした!セックス・アンド・ザ・シティがドンピシャ世代の私には特に刺さりました!

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    2024年05月25日
  • その手をにぎりたい

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    矜持を持って、時に女を武器にして駆け抜けた青子の姿を誰も笑い飛ばすことはできない。
    登場する女性がそれぞれの幸せに向かって走る姿がたくましくて、彼女たちなら大丈夫、とある意味安心して読めました。
    好敵手との友情もすてき。

    浦和くんの
    「どんな時でもちゃんと食事をする。
    ささいなことに見えるけど、いつも自分の足場を確保し、満足するチャンスを見逃さないってことなんだろうな。」
    という言葉が印象的でした。土井善晴先生みたい。

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    2024年05月24日
  • 3時のアッコちゃん

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    アッコちゃんシリーズ、読んでたつもりがこの本だけ読み忘れてた。やっぱり面白い。他の本もまた久しぶりに読み直してみようかな。

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    2024年05月12日
  • らんたん

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    ネタバレ

    明治を生きた女性たちからみた日本史。
    道のエネルギッシュでありながら爽やかな人柄と生き様に惚れる。

    人生の全てを女子教育と平和教育に捧げた彼女と、ゆりの献身的な日々に感動。当時としては珍しい海外留学をし、リベラルを経験した彼女たちが日本に帰国した時の絶望の度合いは計り知れない。
    野口くんや有島くんや徳富くん、太宰くんが当時の頑迷な日本人男性を代表する役割に当てられているのが面白かった。
    女は、愛は奪われるもの。不幸に酔うだけで疑問を抱きもしない男たち。時代はまだまだ女に風当たりが強かった。でも、封建的なこうあるべきっていう生き方に反発して、悩んで、自分たちの殻を必死に破ろうとしている男性陣の

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    2024年05月11日
  • あいにくあんたのためじゃない 無料お試し版

    匿名

    とても共感しました。

    評価を書くと誰かを傷つけるリスクがあって、両方の気持ちがわかるから余計辛かったです。最近似たような事があり、とても共感しました。

    #切ない #深い #タメになる

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    2024年05月02日
  • マジカルグランマ

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    5章から成る長編ですが、各章ごとに主人公・正子さんの人生の目標が変わっていく。正子さん1章の時点で74歳なのに。すごいぞ。
    身近にいたら正直めんどくさそうだし、自分がこうなりたいかといったら疑問だけど、理想のおばあちゃん像をぶち壊していく正子さんの姿はまさに「痛快」のひと言。最後の結末もよき。
    もう一人の主人公ともいえる杏奈も、最初は好きになれなかったけど徐々に魅力的に見えてくる。既存のものに価値を与える仕事って、市場が飽和状態のいま今後どんどん増えていくよなあ。

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    2024年04月15日