柚木麻子のレビュー一覧

  • 終点のあの子

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    女子達の繊細な表現がすごくリアル。この歳になると、女子高生が主役のお話って読めないけどこれはすごく「わかる」って感じだった。こんな子いるいる~と思わされ、嫌な気持ちも蘇る。笑
    最後まで読むとタイトルの意味もわかって、腑に落ちた感がすごいお話だった!
    フォーゲットミー、ノットブルーとふたりでいるのに無言で読書が好きだった!

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    2026年03月05日
  • さらさら流る

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    リベンジポルノという非常にデリケートな問題にも関わらず終盤まで当事者意識がまるでない彼には腹が立ったが、何かを別のもののせいにする自分への無関心さには怖さを感じた。一方で人を好きになる気持ちの言語化や定義づけを無理にしない、何色でも構わないとされた一文はとても心に残った。

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    2026年03月05日
  • らんたん(新潮文庫)

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    ラノベ系いっぱい読んでからの本書だったから、読み応え抜群で、読んでも読んでも頁が減りませんでした。恵泉女学園短期大学の創設者河井道と、彼女を取り巻く女性たちの知(教育)を求める戦いが描かれます。戦前から戦後まで、現代との文化の違いはあれど、不思議とその世界観に引き込まれました。

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    2026年02月27日
  • 注文の多い料理小説集

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    よいーーーーー暖かな気持ち
    苦かったり甘かったりピリ辛だったりほんのり優しかったりして奥深い味わいでした

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    2026年02月26日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    「強炭酸エナドリ短編集」のコピーは言い得て妙!考えた人は天才だと思う!
    日々、我々は悪意のないレッテルに少しずつ傷ついていたり、違和感を感じたりしているんですね。そのことにあらためて気づかされた。
    たとえば「女性・子どもにおすすめ」とか「お嫁さんにしたいNo.1女優」とか。なんなら褒め言葉とも取れたり、分かりやすくする工夫なのかもとも取れる、そんな無自覚な言葉たちが人を傷つけている可能性をコミカルに毒々しく書いている。たしかにこれは劇薬。だって自分も無意識のうちにレッテル貼りしてる可能性が高いから...。この小説に登場するおじさんたちを他人事だと笑えないブラックさは、自分にもブーメランのように

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    2026年02月25日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    可愛いお話がたくさんで素敵だったぁ!
    最後の『残業バケーション』に持ってかれました。きゅんきゅんきゅん!

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    2026年02月24日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    ネタバレ

    読みやすくてサクサク読めた。柚木さんの食べ物の描写が大好き。「BAKESHOP MIREY'S」は切なくなる話。足踏みしてしまう気持ちも、やるだけじゃん!と背中を押したくなる気持ちも、どっちの気持ちわかるな〜と。「商店街マダムショップは何故潰れないのか?」、ヒヤッとする話だった。

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    2026年02月23日
  • あまからカルテット

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    私も女子高出身です。今は殆どの高校が共学になってしまい残念でなりません。それは楽しい3年間でした。女子だけの方が伸び伸びしていました。女の友達って年齢に合わせてその都度気が合うものでいつも有難いと思う存在です。この本のカルテット4人もそんな感じでいつまでも頼れる存在ですね。

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    2026年02月22日
  • 3時のアッコちゃん

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    第一弾に続いて面白く読めました。
    アッコさんが更に常人離れしてきてますね。
    最後の大阪の話、大阪の人間としては「そうそう、分かる」と思う部分と「そこまでやないで」と思う部分と両方ありました。いずれにしても楽しくて明るい気持ちになったので良かったです。

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    2026年02月21日
  • ナイルパーチの女子会

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    まじで猛毒すぎた
    身近に潜む猛毒
    そして歯がゆい

    ナイルパーチ生で見たい
    ナイルパーチの毒々しい表紙の方が好き

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    2026年02月18日
  • 本屋さんのダイアナ

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    何気なく出逢った本が人生において
    大事な本になることを始まりに

    自分という人間

    友情、恋愛、家族、職場の人、出逢うべくして出逢ったけどこの先なんでもない人間関係

    成熟しているようで成熟しきっていない
    ダイアナや彩子それぞれの登場人物の人間くささが読者の心をわたしの心をぐっと惹きつけるような作品

    ストーリーの核となる「 赤毛のアン 」や
    ダイアナのイメージするお母さんの像として
    「 大草原の小さな家 」や「 若草物語 」等
    色んな本がストーリーの間で出てくる楽しさや、想像力を掻き立てられて今一度赤毛のアンを読み直したいと思えた

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    2026年02月15日
  • 王妃の帰還 新装版

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    マリーアントワネットの悲劇を繰り返すな、性格難あり美少女"王妃"を更生する!彼女たちの革命物語。
    読み始めは、女子校のスクールカーストかぁ...苦手なお話かなと思ったけど、描かれる人間関係に引き込まれた。孤独を避けるための友情はとても脆くて醜いなぁと。友達ってそんな毎日コロコロ変わるもんじゃないよ〜!と言いたくなる。
    でも、最後に見せてくれた光景は最高に愛おしくて良かった。
    柚木さんが描く同性同士の煩わしさ好きです!

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    2026年02月15日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    コロナ前後に書かれたものだか
    コロナにかかわるものも多い

    短編集で特にお互いが混じることはないが
    大変面白かった

    初っ端から、あるある を感じながら
    自分が考えている以上に周りは自分を気にしていない
    そのくせ、意外とみてる ということも感じた

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    2026年02月13日
  • 注文の多い料理小説集

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    フォロワーさんの本棚から美味しそうな匂いにつられ手に取った作品。
    タイトルからガッツリした料理と美味しいご飯のグルメ小説かと思いきや人間の毒や業のスパイスがピリッと効いた人間味溢れる話だった。

    特に面白かったのは柚木麻子の『エルゴと不倫鮨』、高級料理で女性をつまみ食いしようとした男達が、ある女性の注文によって食いっぱぐれてしまうのがなんとも滑稽でスッキリした後味が爽快!

    伊吹有喜の『夏も近づく』も良かった。
    拓実の優しさと美味しいご飯のセットが、葉月の心に刺さった棘の傷を癒してくれる。
    まさに「心の栄養」を与えてくれる一編。

    『味の分からない男』が不穏な話で後味が悪かったぶん、『どっしり

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    2026年02月13日
  • ランチのアッコちゃん

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    元気をもらえる話だった。
    仕事で毎日頑張っている人に読んでほしい内容で、頑張ることの方向性を変えることで前向きに仕事をとらえられたりできる。ということを楽しく学べて楽しく読めた。

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    2026年02月07日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    世の中にはいろんな人がいるんだねぇ…と、当たり前のことを改めて思い知らされました。子どもが手を離れてからは新しい人間関係が広がることもなく、常識が揺らぐような価値観に晒されることはありませんでしたから、いろんな登場人物にザワザワさせられっぱなしでした。日常で感じるモヤモヤを、代わりに吹っ飛ばしてもらえるのかしら──と思って読んでみましたが、そうでもなくて、逆に荷物が増えちゃった気がします。ただひたすらに自分の人生に集中するのが、健全なのかもしれませんね。

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    2026年02月04日
  • その手をにぎりたい

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    読み終わった。面白かった〜。
    濃厚に感じたのは東京で青子が過ごした10年という月日を一緒に追ったからかも。
    青子と一ノ瀬さんの恋にドキドキした。好きだけど、絶対合わない相手っているよねわかる。
    わたしも転職してもともと消極的な性格から、積極的に仕事に取り組むようになったし、青子と同じ地方出身で東京で暮らしてる身として、自分と照らし合わせて読んでた。
    それにしても柚木さんはbutterといい、食事の描写がとても美味しそう。

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    2026年02月01日
  • 終点のあの子

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    映画を観た後に、原作が気になり読みました。
    なんでこんなに強くて脆いあの時期の女の子の気持ちを繊細に描けるのだろうと感心するし、涙が出ました。今まで読んだ本では描かれていなかったような、奥の奥の誰にも見透かされたくない女の子の気持ちを読みました。
    映画で感じた朱里のいやらしさを言語化してくれる第4章が特に好きでした。そんな彼女も抱えるものがあったのだよなあ、人はみんなどこかにコンプレックスを抱いていて、きっとそんな自分に嫌気を感じながら、それでも他人と生きていくしかないんだよなあ、と思うなどしました。
    とにかく柚木さんの若い女の子の解像度の高さに驚き、まだまだこのクラスの別の子の話を読みたいと

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    2026年02月01日
  • 終点のあの子

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    友達って難しいよね。
    本音だけでもダメ、考え過ぎてもダメ。
    上手くすれば一生付き合えるのだから、下手したくないよね。

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    2026年01月29日
  • ランチのアッコちゃん

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    三智子がアッコさんと関わることで、自分の可能性を広げながら成長していく姿に励まされました。アッコさんのように、周囲をいい方向へ変えていけるセンスがあったら素敵だなと思います。三智子と同じく児童文学が好きな点にも親近感が湧き、笹山さんとの出会いもとても印象的でした。

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    2026年01月29日