柚木麻子のレビュー一覧

  • 本屋さんのダイアナ

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    優等生のための本。かわいいし、面白いし、優等生のあり方や気持ちがよくわかる。もっと本が好きになる!昔に読んだ本を読み返したくなりました。
    ヤンキーとギャルはステレオタイプが強くて、身近にいらっしゃらなかったのかな貧困も身近になかったのかなと感じました。貧しさへのファンタジーが強く、登場人物全員が富裕層です。

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    2025年10月13日
  • 終点のあの子

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    同じクラスのグループが違う4人の子が主人公になった物語。柚木さんの小説はとびきり美人だとか、ブスとか女の子だとけっこう避けて通れないカースト的なものを上手く事実の感覚として書いている。言葉にはしないけど、持っていた10代の感覚。
    個人的には、クラス1番の美人の恭子が、地元で地味なオタクの保田と出会ったひと夏のストーリーは良かった。恭子の揺れ動く感情には共感出来たし、楽しめた。最後のストーリーで、1話目では、自由奔放だった朱里の物語も、良かった。
    ドロドロして嫌とかでなく、どの子も自分プライドで精一杯生きていて可愛いなと思えて、こうやって成長してきたんだなって、胸が熱くなる作品です。

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    2025年10月12日
  • らんたん(新潮文庫)

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    河井道さんという女性を主人公にした史実を基にした小説。
    当時の有名人いっぱい出てくる!
    女子教育から女性の地位向上を目指す。
    いまの私たち女性が自由に動き回れるのもこの時代の方々が頑張り踏ん張ってくれたおかげですね。
    当たり前に享受できていることも昔は女性だからできなかったこともある。
    未来のためにも今度は私たちが奮闘する番だと思った。
    なにかできることはないかとおもふ。

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    2025年10月10日
  • 早稲女、女、男

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    3/4位まで各大学の擬人化キャラの話で終わってしまうのか…と思っていたら終盤で畳み掛けられた。

    なぜ早稲女が生まれるのか?
    著者は別大学出身なのに、本質をついた指摘をしているように思えてすごいなと感じた。
    「慶應や上智の人は自虐しないのに」という文中の指摘も、確かに…となった。
    ステレオタイプ的な描写には色々意見があるだろうが、性別問わず自虐好きな人が多いというのは間違いない。

    個人的には各大学のイメージとこの作品で描かれているキャラは一致していたのだが、かなり狭い層しか分からない気もしており、よくこの小説を書いたなぁと…

    めちゃくちゃ当たり前だが、早稲田の女子は色んな人がいて、亜依子タ

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    2025年10月10日
  • 本屋さんのダイアナ

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    比較的、読み進めるのが
    遅い方だから
    主人公の2人の女の子と
    随分一緒にいた気分。
    最後は、話の内容とは違って
    寂しくなっちゃった
    これからまた2人で楽しい会話をするんだろうなー

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    2025年10月10日
  • オール・ノット

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    あまり読んでるわけではないけど、柚木麻子作品の中で今のところ一番好き。
    思いがけず一気読み。

    とにかく四葉さんが好き。
    ミャーコのことも不思議と嫌いになれない。
    と言うか、登場人物の誰にも感情移入できないのに、なぜか好ましく感じてしまう。

    後半明かされる山戸家に起こった全ての顛末に驚愕。
    でもとても四葉さんらしい。
    結末も好き。
    ハッピーエンドとまではいかなくても、ふわっと幸せな気持ちにさせてくれるラストが好き。

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    2025年10月09日
  • ほろよい読書

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    ネタバレ

    ほっこりするお話の短編集だった。
    それぞれ、
    お酒にまつわる話で、ついお酒を手を伸ばしたお話もあった。
    特に、柚木麻子さんの「bar きりん組」は、面白いし、まるで自分もZoom飲み会に参加してる気がして、それぞれの飲み方を(カクテル)を真似して飲みたくなってしまった。
    翌日には、ガリガリ君のサイダーとコーラ味も購入して割ってみたり…。
    (サイダー味のほうが好きで、コーラ味を何十年かぶりに買った気がする。)
    どれも食やお酒に関しての美味しいお話だった。

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    2025年10月08日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    ネタバレ

    めんや 評論家おことわり
    ネットに勝手に上げられて生活を壊された人たちの復讐劇
    今の時代色々なところで発生してそうだし、こういう傲慢な考え方のおじさんたくさんいそう。

    BAKESHOP MIREY'S
    口だけは達者だけど努力をしない家庭環境の悪い子と、恵まれて結果を出して来たOLとの話
    んー同じ言葉でも言う人の立場によって解釈も異なるし、善意は時に迷惑にもなるし、難しい。

    トリアージ2020
    一人での出産を決めた孤独な中年女性と、共通の趣味で出会ったネットでの友達との繋がり。誰かがいるって大切だなぁ。

    パティオ8
    協力しながら子育て世帯が暮らす住宅地に、文句をつけてきた男性にみ

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    2025年10月07日
  • けむたい後輩

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    主人公の真美子みたいな子の凄さって大学卒業間際に気づきました。純粋で真っ直ぐで、人に憧れて、でも気がついたら本人が大きな存在になってる。周りを飛び越してく。
    人であれ、物であれ、良いところを見つけるのが抜群にうまい。ああいう人になりたいなぁと思ったのを思い出しました。

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    2025年10月05日
  • オール・ノット

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    差し伸べられた手が実際の助けにならなかったとしても、手を差し伸べられた事実が心の救いになる。
    気高い心を見失わない没落したお嬢様と貧しい少女の交流を描いた、柚木麻子流『小公女』。
    主人公は貧しい少女であるところの、苦学生 真央。彼女の視点で小公女セーラであるところのお嬢様 四葉さんを描いている。ちなみに本作のセーラは少女ではなく歳を重ねた女性、資産を築いたのはお父様ではなくおばあちゃま、そしてラストがなんとも柚木麻子らしい。
    オールノットが真珠のネックレスを指す言葉だと本作を読んで初めて知った。四葉さんのように、そして真央のように、ひとつひとつ堅実に積み重ねていくことで、けっしてほどけないオー

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    2025年10月04日
  • 伊藤くんA to E

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    後半になるほど、伊藤くんの、モンスターっぷりが際立つ。(A to E を筆頭とする)登場人物を見ていると、男女問わず、自分を欺き、人を侮った時に、人は伊藤くん化する気がする。クズケンは、表向きのキャラとは裏腹に、伊藤くんとは逆のベクトルの人間であるが、それでも人生が下降局面であるところが、なかなかリアルに感じた。

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    2025年10月03日
  • その手をにぎりたい

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    ネタバレ

    シニカルなZ世代なのでバブルなんてと思うけど
    その時代全盛期の人なら貯蓄なんかせず浪費しまくっただろうな
    そんな世界で女性がバリバリ働く、しかもそれは寿司のため
    めっちゃ日本人ぽいなーと思った
    ご飯にめちゃくちゃこだわる人あんまり好きじゃ無いから
    ラストに青子の姉が1人で贅沢しても意味ないと言って腑に落ちた

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    2025年10月01日
  • 終点のあの子

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    映画化されるとの事で気になり購入。
    女子のこの頃のリアルな心情とか行動とかが分かりやすく書かれていて、細かい部分の情景などが文字で分かりやすく表現されてて、イメージしやすかったです。
    学生の頃の、自分には持っていないものを持っている人への強い憧れ、憧れからの嫉妬心、この変化する気持ちの動きとか、キラキラ見えていたものが突然なにをみてたんだ?ってなる瞬間。
    移り変わりゆく気持ちの中での友達関係の変化。

    嫌な学生時代のリアルを表現されてるけど、嫌だなぁって感じだけで終わらなかったです。

    わたしは恭子さんのお話が好きでした。

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    2025年09月22日
  • らんたん(新潮文庫)

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    シスターフッドという概念が共感でした。
    道とゆり
    だけでなく
    津田梅子と大山捨松
    村岡花子と白蓮
    といままでにない視点でおもしろかった。

    広岡朝子も

    朝ドラで主役だった女子達いっぱい登場

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    2025年09月20日
  • 私にふさわしいホテル

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    貪欲で負けん気の強い主人公、中島加代子の生き様に痺れる作品。自分の欲望に忠実で、自分も周囲も巻き込んで爆走、ときに暴走する姿には、憧れつつハラハラしつつ、作中の登場人物である遠藤先輩の気持ちで見守ってしまう。
    因縁の相手、東十条との丁々発止のやり取りも章を追うごとにどんどん面白くなっていく。
    心にモヤモヤを抱えたときに一気読みしたくなる一冊。
    もう一点、作中に出てくる作家さんたちの描写に笑った。

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    2025年09月18日
  • らんたん(新潮文庫)

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    柚木麻子さん。たぶん初かなあ。BUTTERも気になるけど前々からお気に入りにいれていたこちらから。電子書籍はボリュームがわかりにくいのよね。読み始めたらけっこうな大作でびっくり。恵泉女学園を創設した河井道という一人の女性教育者の一生、実に濃いし熱いしドラマティックだから、丁寧に描けばそりゃ長くなるわね。登場人物も知っている(ドラマとか本で)人たちばかりで、イメージしやすくて読みやすかった。
    男女別学がどんどん減っている昨今だけど、女子校育ちの身としては、河井道が言っていたような女子校の良さというか意義は、やっぱり今も変わらずあると思うけどな。でもあるってことはまだまだってことでもあるな。

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    2025年09月13日
  • さらさら流る

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    取り扱いにくいリベンジポルノの話
    だけど、わりと爽やかに読めた。
    「暗渠」って言葉をはじめて知った。

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    2025年09月10日
  • らんたん(新潮文庫)

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    恵泉女学園創設者、河井道の物語。

    恵泉女学園とは、明治以後、日本全国に作られた外国人宣教師主導のキリスト教系学校とは異なり、河井道と一色ゆりが奔走して作ったキリスト教系女学校(著者柚木麻子も同窓生)。
    そのため、河井道というカリスマ性を持つ女性の理想とする個性的な教育を施していた。
    例えば、園芸に非常に力を入れており、戦時中に農芸専門学校を作り、のちに園芸短期大学になっている。

    歴史上の数々の有名人がところどころに出てくるが、どこまでが作者の創作なのだろうか?
    平塚らいてうなど女性解放運動に携わっていた数多の著名人も出てくるのだが、それぞれ主義主張が違い、決して一筋縄ではいかなかったのもよ

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    2025年09月09日
  • 踊る彼女のシルエット

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    大学時からの友人、佐和子と実花。佐和子は義母が営む喫茶店を手伝いながら妊活をしていて、実花は芸能事務所でアイドルグループのマネージャーをしている。
    いつものように喫茶店で話す2人だが、実花が急に「婚活する、私には時間がない!」と焦ったように言い出した事から、2人の間の時間が動き出す。

    焦って婚活をする実花に違和感を抱く佐和子。
    なぜ、こんな気持ちになるの?

    既婚と独身の友人関係。
    既婚同士の子あり、子なし。
    ワーママか主婦か。
    女性は常に周りからの「見えない常識、ひ非常識」に振り回されて生きている。

    本当に大切なものは何?
    自分にとっての幸せって何?

    2人と一緒に成長出来る一冊です。 

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    2025年09月07日
  • ランチのアッコちゃん

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    サクっと読めて、元気をチャージできる4編。
    まさに"ビタミン小説"でした。

    アッコさんみたいな人生の先輩が身近にいるなんてうらやましい!!

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    2025年09月06日