柚木麻子のレビュー一覧

  • ねじまき片想い

    Posted by ブクログ

    「自分の心にねじを巻けるのは自分だけ」
    宝子は老舗おもちゃ会社でプランナーで働くも5年も片思いをして居る。その相手の西島は取引先のデザイナーでしかも宝子の気持ちにも気が付かないただのヘラヘラした30男。持ち前の機転とおもちゃを駆使してある時は大学生ある時は女スリとしてトラブルを解決するが西島は全く気が付かない。周りの人を巻き込んで宝子の恋はどこに向かうのか最後まで目が離せない。宝子❗️自分の心を解放する時が来たんじゃ無いの...うふふ

    0
    2026年04月21日
  • 3時のアッコちゃん

    Posted by ブクログ

    アッコちゃんちょっとしか出てこないけど面白かったー
    梅田駅行ったことないので大阪に行く機会があれば食べ歩きという名の迷子になりたくなった

    0
    2026年04月21日
  • あいにくあんたのためじゃない

    Posted by ブクログ

    長編かと思ったら短編集だった!どれも良かったけど最初のラーメンが美味しそうすぎてずっとちょっとラーメンが頭の片隅にいた笑
    その場に居合わせた人が協力して何かをする感じ楽しそうで羨ましい。前半3話の方が後半より好き
    ・めんや 評論家おことわり
    透き通った栄養満点スープが美味しそうすぎて…(涎) 客の写真とか勝手に載せて好き勝手描いちゃう系ラーメン評論家の被害にあった7人が協力して素晴らしいラーメン屋を作り、すべての元凶を懲らしめる話
    ・Bakeshop mirey's
    夢を語っている時間に満足して結局何もしない感覚、誰しもちょっと共感できそう。いつかイギリス系のカフェを開くと意気込む(

    0
    2026年04月21日
  • あいにくあんたのためじゃない

    Posted by ブクログ

    タイトルにインパクトがあるので、まったく前知識なしで読みました。長編かと思ったら短編集でどれも面白かった。また面白い作家さんを知ってよかった。溜飲を下げる、感動、一歩踏み出したくなる話たちだった。

    0
    2026年04月20日
  • その手をにぎりたい

    Posted by ブクログ

    主人公のように、自分の人生でこれがあれば大丈夫と思うものに出会いたい。

    バブル期の高揚としていて、このままでいいのかと思いつつ舞い上がる時代の変化を体験できた。

    柚月麻子さんの書く、食の描写はどこか妖艶。寿司が食べたい。

    0
    2026年04月19日
  • ほろよい読書

    Posted by ブクログ

    思い込みは勘違いの連鎖。どんなことだって言葉にしないと分からない。言わなくても伝わることなんてほぼ無い。

    0
    2026年04月18日
  • あまからカルテット

    Posted by ブクログ

    それぞれの明るい未来、カルテットだからこそそれがますます輝き出して。彼女たちのその後も読みたくなります。

    0
    2026年04月18日
  • ナイルパーチの女子会

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この話をホラーだと思える人はきっと濁ったものがない光の中で生きてきた人なんだろうな、と卑屈になって決めつけてしまう程度には私も悩んで生きてきた。
    エリコが同性に期待してしまう気持ち凄くわかる。私はこんなに大事にしてるのにどうして相手は私を同じように大切にしてくれないんだろうと何度思ったことか。エリコのサイケな性格をホラーではなく共感の目で見てしまうところが私は怖い。流石にここまで周りが見えてないとは思わないがわからないのが人間関係。
    ショウコの表向きはサバサバしていて、異性との方が付き合うの楽というのも共感出来てしまうのが我ながら残念。
    世間では自サバと馬鹿にされているが、人に好かれる性格じゃ

    0
    2026年04月18日
  • 注文の多い料理小説集

    Posted by ブクログ

    それぞれ全く違う味わいの作品ですがそれそれ大変、力作ぞろいで私はかなり好きですね

    概要

    「料理」をめぐる極上の7つの物語

    うまいものは、本気で作ってあるものだよ――
    最高級の鮨&ワイン、鮪の山かけと蕗の薹の味噌汁、カリッカリに焼いたベーコンにロシア風ピクルス……
    おやつに金平糖はいかがですか?
    物語の扉をそっと開ければ、今まで味わった事のない世界が広がります。

    小説の名手たちが「料理」をテーマに紡いだ
    とびきり美味しいアンソロジー。

    【本書登場の逸品たち】

    塩むすびと冷たい緑茶
    ハルピンのイチゴ水
    全粒粉のカンパーニュに具を挟んだ
    サンドイッチ
    きときとの富山の海の幸・ゲン

    0
    2026年04月17日
  • ナイルパーチの女子会

    Posted by ブクログ

    大手商社に勤務する英利子は、信奉している主婦ブロガーの翔子と偶然出会い、意気投合します。ところが翔子は英利子のストーカーのような行動に違和感を感じ、彼女を拒絶します。しかし翔子の浮気現場を押さえて弱みを握った英利子は、「親友になって」と翔子に強要します。なぜ英利子は「女友達」にそこまでこだわるのか?

    翔子と偶然であった喫茶店も、英利子はリサーチ済みだったように思えます。序盤の英利子はバリキャリとして描かれていましたが、早い段階で彼女の粘着質で自己中心的な素顔が明かされます。特に思い込みの激しさが際立ち、「私が〇〇してあげなければ」「〇〇すべきだ」と英利子が翔子などの他人を見下し、コントロール

    0
    2026年04月14日
  • ナイルパーチの女子会

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    心と体が追い詰められているにも関わらず、また会社に行きひとつひとつ作業をこなして行く、えりこ偉いよ。最後の母との距離感いい。どんなになっても、あなたは綺麗よ。

    0
    2026年04月11日
  • らんたん(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    らんたんとはランターン(ランプ)のことで、教育の志や灯火を次の世代へ引き継ぐという意味が込められている。本書は、アメリカ留学後に日本で女子のための英語塾を開いた津田梅子の後を継ぐ、河井道と一色ゆりの物語である(恵泉女学園を創設した二人)。明治から昭和にかけて、日本の女子による女子のための教育を切り拓いた歴史を描くと同時に、道先生とゆりさんのシスターフッドの物語でもある。文庫で700ページ近い大作で読み応えがあるが、柚木麻子による「女子の自由と自立」を描いた物語が面白くないはずはない。

    「シスターフッド」という観点にはあまり馴染みがなかったため、新鮮に感じた。キリスト教的な思想なのだろうか。光

    0
    2026年04月10日
  • 王妃の帰還 新装版

    Posted by ブクログ

    女子校のスクールカーストのお話。
    当時は皆必死ですもんね。狭い世界の中で浮かないように、ボッチにならないように。気の合う友達とグループで過ごせることの安心感。あ〜青春。
    読みやすくて面白かったです。

    0
    2026年04月05日
  • 王妃の帰還 新装版

    Posted by ブクログ

    女子校のスクールカーストをめぐる、青春の成長物語

    私は男子校出身なので、本作で描かれる「グループ」という存在は興味深かった。現実はここまで極端ではなくとも、出身者の談によれば確かにグループは存在するらしい。
    本作では、カーストトップグループの代表者が不祥事により追放されたことをきっかけにおこる、各グループの混乱や騒動を描いています。目まぐるしく動く人間関係からは目が離せず、とても面白いです。

    また、この手の作品では珍しく、親や教師といった大人が存在感を放っている点が地味な評価ポイント。みんなまだ中学生ですからね。

    なお、本作はフランス革命をモチーフにしているうえ、主人公・ノリスケがフラン

    0
    2026年04月04日
  • 本屋さんのダイアナ

    Posted by ブクログ

    小学3年生で親友になった2人がつまらないことで仲違いして別の道を歩み始める。
    あまりにも色々あり過ぎる2人の人生だが、10年後に再会し…
    最後は泣ける。2人の友情がまた始まる…

    0
    2026年03月30日
  • あまからカルテット

    Posted by ブクログ

    タイプの違う4人の友情、本当にいいなぁと思わせられる
    誰かがピンチになれば他の3人で助けに行くぞ!みたいな、おせっかいではあるけれどとても愛を感じる
    依存しあっているわけではなく個人としてしっかり立っているところも素敵
    『おせちでカルテット』はこんなにトラブル重なる⁉︎と驚きながらも、結果オーライ、みんな幸せで終わるのよかった

    0
    2026年03月30日
  • あいにくあんたのためじゃない

    Posted by ブクログ

    一番好きだったのは三篇目。人と人のつながりの美しさをこれでもかと表現されている。新たな命を世に産み出す未来に孤独で立ち向かおうとする語り手。そんな語り手を心配に思ったネットの友人が、近所に住む母を語り手の元へ送り届ける。語り手と同じく一人で娘を育てた彼女からの差し入れやそれと共に添えられたメモも相まって、語り手は感じてた孤独感が、幾つも年上の友人の手によって取り払われる。
    そんな二人の会話や、ネットの友人と新しく出来た友人の親子関係にも確かな繋がりがあり、心が浄化された気分になった。終わり方も好みで、実際の距離が離れていくことで、心の距離の近さがより強調されていたように思えた。

    初めと終わり

    0
    2026年03月30日
  • けむたい後輩

    Posted by ブクログ

    さすが柚木麻子さんだなという、女性特有の感覚が言語化された作品。世界観も人物も魅力的で一気に読んでしまった。
    天才型の真美子と、努力型の美里、そして平凡ゆえに尖っている栞子。それぞれが少しずつ自分の中にいるような気がする(真美子はほぼいないかも)。
    美里7:真美子2.5:栞子0.5くらいで生きるのが良いかも(笑)。

    0
    2026年03月29日
  • らんたん(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    柚木麻子さんの中高の母校、恵泉女学園の創立者河井道を軸に、日本の女子教育の歩みを描いた歴史小説となっています。
    ただし一人の偉人伝ではなく、女性たちの活躍が連なり、群像的な構造です。

    単行本は2021年刊行。
    第一部は文芸誌「きらら」第二部はウェブきらら、第三部は書き下ろしとなります。

    タイトル『らんたん』は、アメリカのキリスト教系学校における灯火の儀式に由来するそうです。灯りを手渡す行為は、教育や信念の継承を象徴。本作における女性たちの連帯、いわゆるシスターフッドの主題と重なります。
    読み始めすぐに NHKの連続テレビ小説でそのまま使えるわと思いましたが 著者も狙ってたみたいですね。

    0
    2026年03月29日
  • けむたい後輩

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この作者は、女性ならおそらく誰しも一度は感じたことのある独特のモヤモヤを言語化するのが上手いなぁと。

    特に真実子が自分の知らないうちに女になっていたと知った時の美里の焦燥感の描写は、自分だけじゃなかったんだって過去のわたしが勝手に救われた気持ちになった。

    栞子みたいなタイプの女にとっては、美里よりも真実子の方がよっぽどけむたい存在だよなぁ。
    栞子よりも才能があって、素直で、愛情深くて、彼女こそ作中随一のファムファタールなのだろう。

    真実子サイドの心理描写がないので、彼女から見たこの物語をもう一度はじめから読んでみたい!

    0
    2026年03月27日