柚木麻子のレビュー一覧
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同じクラスのグループが違う4人の子が主人公になった物語。柚木さんの小説はとびきり美人だとか、ブスとか女の子だとけっこう避けて通れないカースト的なものを上手く事実の感覚として書いている。言葉にはしないけど、持っていた10代の感覚。
個人的には、クラス1番の美人の恭子が、地元で地味なオタクの保田と出会ったひと夏のストーリーは良かった。恭子の揺れ動く感情には共感出来たし、楽しめた。最後のストーリーで、1話目では、自由奔放だった朱里の物語も、良かった。
ドロドロして嫌とかでなく、どの子も自分プライドで精一杯生きていて可愛いなと思えて、こうやって成長してきたんだなって、胸が熱くなる作品です。
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3/4位まで各大学の擬人化キャラの話で終わってしまうのか…と思っていたら終盤で畳み掛けられた。
なぜ早稲女が生まれるのか?
著者は別大学出身なのに、本質をついた指摘をしているように思えてすごいなと感じた。
「慶應や上智の人は自虐しないのに」という文中の指摘も、確かに…となった。
ステレオタイプ的な描写には色々意見があるだろうが、性別問わず自虐好きな人が多いというのは間違いない。
個人的には各大学のイメージとこの作品で描かれているキャラは一致していたのだが、かなり狭い層しか分からない気もしており、よくこの小説を書いたなぁと…
めちゃくちゃ当たり前だが、早稲田の女子は色んな人がいて、亜依子タ -
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ネタバレめんや 評論家おことわり
ネットに勝手に上げられて生活を壊された人たちの復讐劇
今の時代色々なところで発生してそうだし、こういう傲慢な考え方のおじさんたくさんいそう。
BAKESHOP MIREY'S
口だけは達者だけど努力をしない家庭環境の悪い子と、恵まれて結果を出して来たOLとの話
んー同じ言葉でも言う人の立場によって解釈も異なるし、善意は時に迷惑にもなるし、難しい。
トリアージ2020
一人での出産を決めた孤独な中年女性と、共通の趣味で出会ったネットでの友達との繋がり。誰かがいるって大切だなぁ。
パティオ8
協力しながら子育て世帯が暮らす住宅地に、文句をつけてきた男性にみ -
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差し伸べられた手が実際の助けにならなかったとしても、手を差し伸べられた事実が心の救いになる。
気高い心を見失わない没落したお嬢様と貧しい少女の交流を描いた、柚木麻子流『小公女』。
主人公は貧しい少女であるところの、苦学生 真央。彼女の視点で小公女セーラであるところのお嬢様 四葉さんを描いている。ちなみに本作のセーラは少女ではなく歳を重ねた女性、資産を築いたのはお父様ではなくおばあちゃま、そしてラストがなんとも柚木麻子らしい。
オールノットが真珠のネックレスを指す言葉だと本作を読んで初めて知った。四葉さんのように、そして真央のように、ひとつひとつ堅実に積み重ねていくことで、けっしてほどけないオー -
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柚木麻子さん。たぶん初かなあ。BUTTERも気になるけど前々からお気に入りにいれていたこちらから。電子書籍はボリュームがわかりにくいのよね。読み始めたらけっこうな大作でびっくり。恵泉女学園を創設した河井道という一人の女性教育者の一生、実に濃いし熱いしドラマティックだから、丁寧に描けばそりゃ長くなるわね。登場人物も知っている(ドラマとか本で)人たちばかりで、イメージしやすくて読みやすかった。
男女別学がどんどん減っている昨今だけど、女子校育ちの身としては、河井道が言っていたような女子校の良さというか意義は、やっぱり今も変わらずあると思うけどな。でもあるってことはまだまだってことでもあるな。 -
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恵泉女学園創設者、河井道の物語。
恵泉女学園とは、明治以後、日本全国に作られた外国人宣教師主導のキリスト教系学校とは異なり、河井道と一色ゆりが奔走して作ったキリスト教系女学校(著者柚木麻子も同窓生)。
そのため、河井道というカリスマ性を持つ女性の理想とする個性的な教育を施していた。
例えば、園芸に非常に力を入れており、戦時中に農芸専門学校を作り、のちに園芸短期大学になっている。
歴史上の数々の有名人がところどころに出てくるが、どこまでが作者の創作なのだろうか?
平塚らいてうなど女性解放運動に携わっていた数多の著名人も出てくるのだが、それぞれ主義主張が違い、決して一筋縄ではいかなかったのもよ -
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大学時からの友人、佐和子と実花。佐和子は義母が営む喫茶店を手伝いながら妊活をしていて、実花は芸能事務所でアイドルグループのマネージャーをしている。
いつものように喫茶店で話す2人だが、実花が急に「婚活する、私には時間がない!」と焦ったように言い出した事から、2人の間の時間が動き出す。
焦って婚活をする実花に違和感を抱く佐和子。
なぜ、こんな気持ちになるの?
既婚と独身の友人関係。
既婚同士の子あり、子なし。
ワーママか主婦か。
女性は常に周りからの「見えない常識、ひ非常識」に振り回されて生きている。
本当に大切なものは何?
自分にとっての幸せって何?
2人と一緒に成長出来る一冊です。