柚木麻子のレビュー一覧

  • 嘆きの美女

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    面白かった!
    耶居子が、キラキラした美女たちと生活を共にするうちに、どんどん魅力的に変わっていく様子に、読んでいる私も前向きな気持ちになれた。
    美しい他人に嫉妬しするよりも、自分に似合うファッションを見つけて、自分の好きなことを大切にして、たくさん外に出て人と関わって、楽しく生きていく方が絶対にお得!
    外見は努力次第でいくらでも変えられるし、何より外見には内面も表れると思うので、結局見た目って自己責任だよなぁと己への戒めになりました。
    耶居子のごはん日記では、すっかり耶居子さんがリア充になっちゃって…幸せそうで何よりです(笑)

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    2023年09月03日
  • 掌の読書会 柚木麻子と読む 林芙美子

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    「放浪記」「浮雲」を読み、この本を見つけて読んでみました。とても面白かったです。
    様々な時代を駆け抜けてきた林芙美子の姿が思い浮かんでは消えていくようでした。
    詩人でもあった林芙美子の文章がとても心地よく、そして何より読みやすいし面白いです。
    柚木麻子さんの後書きにもあるように、2023年の現在、ようやく時代が林芙美子に追いついたのだろうと感じました。めっちゃ面白かったです。
    オススメなのでみんな読んでみてください✌️。

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    2023年07月31日
  • 本屋さんのダイアナ

    匿名

    購入済み

    すごく引き込まれました

    本のタイトルが気になり読んでみました。
    が、すごく良かったです!
    大穴でダイアナ!この名前から始まり、こんなにも素敵なストーリーが盛りだくさんで読んでよかったと感動しました!

    #アツい #感動する #切ない

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    2023年05月08日
  • さらさら流る

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    柚月麻子さんは心の中の言葉にした事のない感情をきちんと掬い上げて、表現することが本当に上手な作家さんだと改めて感じさせられました。

    暖かく、心理的安全性の高い家庭で育った菫と、真逆の光晴の2人のおはなし。

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    2023年05月07日
  • 名作なんか、こわくない(PHP文芸文庫)

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    古典の文学作品を柚木麻子さんがハイテンションに(いい意味)紹介してくれている本で、小説が得意じゃない私も作品を読めそうな気がしてきます。

    キャラクターや人間関係やストーリーの、きれいなだけではなくドロドロしたりごたごたした部分にこそ、作品の醍醐味を見出す柚木麻子さんの視点が素敵だなあと思いました。

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    2022年12月03日
  • さらさら流る

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    人の弱さと強さの両面を改めて感じる作品。
    自分の裸の写真が出回ってしまった主人公とその周りの人達のその後のストーリーを描く。
    周りの支えを受けて、次第に力強く立ち直っていく、変わっていく主人公。
    その姿を応援するような気持ちで読み進め、読み終えた時には、雨上がりの晴れ間のような気持ちになった。

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    2022年09月08日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    夫婦のデリケートな問題をポップに描いた作品。
    夫婦ってなんだろうなぁと、一言で言ってもいろいろな形があって難しくて面白い。

    だけど1人じゃ成り立たない、それが夫婦なんですよね。

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    2022年08月28日
  • ねじまき片想い

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    カーニバルは続くのよ。あんたが参加しようとしまいとね!
    これまでは形さえあればどうでもよかった。彼の隣に居られるのならば、どんな無理でもしようと思っていた。そのせいで、この二年間、同じ時間を過ごしても、人が心を通わせて一緒に居ることがどういうことかついにわからなかった。でも、今は形なんてどうでもいいことだった。ねじが回転してお互いの歯車がかみ合わなければ、いくら好きな相手と一緒でも、なんの意味もないのだ。大切なのは外側ではなく内側で何が起きているかだった。

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    2022年08月27日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    豪華なアンソロジー

    まずは参加している作家陣の豪華さです。そして、ユーミンの楽曲のとのコラボということで、面白くないわけがありません。個人的には綿矢りささんの「青春のリグレット」が好きでした。読んだ後で、楽曲を聞きなおしたくなるような一冊でした。

    #切ない #泣ける

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    2022年08月14日
  • さらさら流る

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    前情報なして読み始めて「お散歩ほのぼの恋愛小説かな?」と思ったのも束の間、柚月麻子先生がそのような作品を書くわけもなく…(好き)

    過去の恋人に撮られた裸の写真の流出と、周りの協力を得ながらそこから這い上がる主人公菫。リベンジポルノというかなり重い題材ではあるが、登場人物が少しずつ自分や自分の周りの人と重なるのがさすが柚月先生だなと思った。

    「今回は写真の流出という形で表に出ただけで、根っこにあるのは「女をモノ扱いする男」という問題です」というのがいろんな人の視点を通じて描かれていて、そうなんだよな〜と。それを小学生の祐の台詞として表面化させたりするのが良かった。

    光晴がコテンパンに罰を受けるシンプルな勧善懲悪ではないところが物足りないみたいな感想もあったけど、そもそも社会の問題や、家庭の問題や、いろいろな原因があっての結果なので勧善懲悪しちゃったら途端に薄っぺらくなるからこれでいいと思う。

    菫が「自分の中にもともと強い部分があったんだ」っていう結論に辿り着けるのすごくかっこよくて好きだった。百合との信頼関係も、元々あるのにさらに深まっていくのが良かった。

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    2022年08月01日
  • ねじまき片想い

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    報われない片想いを胸に秘め、大好きな彼の受難を先手先手で防いでいくスーパーガール。知恵もあり行動力もある主人公の、でも体当たり出来ない切ない恋が歯痒い。
    自分の心にねじを巻いてくれるのは自分だけ。
    自分の価値を他人の評価に委ねてはダメ。
    まだまだあった名台詞、何度もジワッときたし、何度もクスッとさせられた。
    恋愛小説?推理小説?冒険譚?成長物語?カッコいい人生の先輩たちや、一緒に足掻いてくれる仲間たちに、読後すぐまた逢いたくなる素敵な作品だった。

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    2022年07月31日
  • 名作なんか、こわくない(PHP文芸文庫)

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    フランス文学、日本文学、イギリス文学、アメリカ文学、いろんな名作と云われる本が出てきて楽しい!紹介されてる名作文学の抜粋部分を読むだけでも楽しめるし、柚木麻子さんの書評には共感フレーズが大量に出てくる。そして昔の本なのに、今の時代の自分と重ねてしまう女性主人公の作品を多数発見。読まなければと思わされるような文学がたくさん!さぁ、まずは何から読もうかな。あぁ、私の本の読み漁り時期はまだまだ終わらなさそう。

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    2022年05月04日
  • 名作なんか、こわくない(PHP文芸文庫)

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    フランス文学、日本文学、イギリス文学
    アメリカ文学、の順に分類して書かれている。
    古くは、1600年代から、1900年代に書かれた古典の名作について、クスッと笑えたり、エスプリに満ちた解説で、楽しいエッセイでした。

    かなり昔、読んだ筈の本が、こんな内容だったのか!
    と言う感じで、自分が全く理解していなかったのと、忘れてしまった事で、まるで別の本の様!

    未読の本も、読んでみようかなぁ、と思ってしまう話術?文章で、眼の前で、話しを聞いている様な楽しさ、流石ですね。

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    2022年04月28日
  • ねじまき片想い

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    ねじまき片思い
    おもちゃプランナーとしてできる女性 富田宝子
    美人で仕事ができて満点な女性
    ところが さえない男性に片思いを継続
    その男性の為 献身的に尽くす事で 色々なハプニングが発生 
    また より完璧な女性になっていく
    TVドラマ化か映画化したら面白いな

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    2022年01月23日
  • 名作なんか、こわくない

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    今まで外国文学にほとんど触れてこなかったことを恥じ、外国文学の「ザ名作」に手を出す今日この頃。
    次に読むべき作品が見つかるかしらと何気なく手に取ったこの本だが、なかなかどうして私のツボをがんがんついてきた。
    柚木氏の日常の話から作品の紹介へとつなげていくのだけど、それがまた滑らかで柚木氏の日常を垣間見ていると思いきや、いつのまにか作品の世界に入り込んでしまっている。
    そしてこの柚木氏の日常の話、いわばエッセイが面白い。軽妙洒脱な語り口の一方で、さらりと至言も残しているのがいい。文章の軽重のコントロールがお上手。個人的には確定申告のエピソードを織り混ぜた「居酒屋」の紹介が秀逸だと思ったな。
    さらには、やはりはずせないのが肝心の作品紹介。紹介されているのは女性が主人公のものが多いので、好みは分かれるところかもしれない。いずれにせよ柚木氏の視線がなすのか、筆致がなすのか、名作に出てくる一癖も二癖もある主人公たちをチャーミングに浮かび上がらせてしまうからすごい。
    柚木氏が紹介する作品の主人公はたくましく、そしてどこか生々しくて、泥臭くても生き抜くのが大事、そんなことを思わされる。
    女の一生、ナナ読んでみよう。
    ちなみに本筋ではないが、柚木氏は自身が女子校出身であることに一種のアイデンティティーの拠り所を求めているように感じられて、女子校出身の私は親近感を覚えた。柚木氏の小説はタイトルも思い出せないけれど一度読んだことがあるという程度なのだが、その時に女性どうしの距離感の描きかたに妙にリアリティーを感じたのを覚えている。その理由がわかった気がする。

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    2021年09月24日
  • ねじまき片想い

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    レビュー数も少ないのであんまりなのかな…と思いつつ読んでみたところ、これが見事にツボに。誰もが手にしたであろうおもちゃと柚木先生お得意の悩める女性の描写、面白くない訳がなかった。
    ご都合主義な展開やダメ男・重い女感は少々あるものの、恋する人のために暗躍する宝子のカッコよさが輝いていて、読んでいて楽しい。おもちゃ箱の中を見ていたあの頃と同じくらいワクワクしました。「好き」がある人間は強い。

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    2021年08月26日
  • 嘆きの美女

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    「どうなるの??」ときになって、どんどん読み進めてしまった!!
    美女を妬んで恨んでいたやいこや、美女同士の繋がりに依存していた美女たちが、どんどん変わっていく姿がとてもかっこよかった。
    (劇的ビフォーアフター的なの好きだから)

    たまたま「あまからカルテット」の次に読んだけど、この流れは我ながらナイスだったな。全然違う女の友情。でも、きっとこれからあまからカルテットのように、お互いの得意分野を生かして助け合う友達になっていくんだろうなと思った。

    ビフォーアフター的なの好きだから、やいこが変わっていくシーンや、ユリエのエイジとの再会はなんかスカッとした!!
    ノブヨさんは印象に残った。こんな風になりたいなって思った。
    最後の日記の部分は、これまでハラハラすることが多かった分、ほっこりしながら読めた^^バレンタインどうなるんだろう、キュンキュン

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    2025年06月30日
  • 本屋さんのダイアナ

    購入済み

    絶対に読んで欲しい一冊

    今まで出会った本の中でもトップクラスで好きな本。ダイアナと彩子という正反対な二人のそれぞれの視点で描かれ、どちらの気持ちも共感できた。
    作品の中に登場するたくさんの本もまだ読んだことのない本を読んでダイアナをもっと深く知りたいと思った。

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    2021年03月14日
  • 名作なんか、こわくない(PHP文芸文庫)

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    フランス、日本、イギリス、アメリカの「名作」を読み解く、書評というかエッセイ集。

    フランス文学と日本文学のチョイスが特に柚木さんっぽくてよいな〜〜と思った。

    ラクロ「危険な関係」の項がすき。そんなことで負けるあなたじゃないでしょ、メルトイユ公爵夫人。

    日本文学編は、全て昭和の女性作家作品。そういえば日本の女性作家は今まであまり読んでこなかったなと後悔。いくつかポチッた。社会に抑圧されながらもしたたかであっけらかんと生きていく日本の女性たち。柚木さんの作品のルーツを何となく感じた。
    〝女の子は誰かのものになんてならず、のびのびと感性の翼を羽ばたかせるべきなのだ。〟(「アップルパイの午後」)

    イギリス文学とアメリカ文学編はもう完全に趣味の世界。
    「1789年」は普通によかったし、「グレート・ギャツビー」は読んでいてなんだかキュンとしてしまった。
    あと「ねじの回転」。釈然としないなと思っていたんだけど、あれはそういう視覚化できない不気味さを楽しむ作品だったんだな。

    そしてダウントン・アビーが観たくなる。

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    2021年03月13日
  • 名作なんか、こわくない(PHP文芸文庫)

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    柚木さんのエッセイを含んだ本を紹介するための本。
    柚木さんの作品と同様に女性が主人公の作品ばかりです。
    紹介される作品もその時代や境遇に抗うだけの主人公ばかりではなく、様々なタイプの女性が主人公で新鮮味も失われず面白そうな作品をたくさん知ることができました。
    またさすが作家さんというべきか、作品への愛が深いのか柚木さんのエッセイもおもしろく読めます。
    海外作品をたくさん知ることができるのもよかった。
    次何を読もう、となったら開いてみるようにします。

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    2021年01月30日