柚木麻子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
5人の作家による、「お酒」にまつわるアンソロジー。
粒揃いの楽しいアンソロジーだった。
続編「おかわり」も読みたい。
そしてもちろん、お酒も飲みたーい。
織守きょうやさん、初読。「ショコラと秘密は彼女に香る」は、リキュールボンボンと、お酒をたっぷり使ったお菓子。甘〜い。
坂井希久子さん「初恋ソーダ」は、果実酒。長く熟成されて美味しくなる。ひとつとして同じ味にならない。甘いだけじゃない。フレッシュなだけじゃない。タイトルの甘さを、気持ちよく吹っ飛ばされる。
額賀澪さん「醸造学科の宇一くん」は、日本酒。農業大学を舞台に、実家の酒蔵の酒の美味しさを初めて知る女子学生(でもまだ未成年)小春と、 -
Posted by ブクログ
ananに連載されていた柚木麻子によるドラマ評。
どうしてこんなに私はドラマ評や書評が好きなんだろうか、と思ったら、あ、そうか、単純に本当に私はドラマと本が好きなんだな、と気づいた。や、好きかなーと思ってたけど、すごい好きなんだな多分。ドラマと本。
というのも、このエッセー、その時やってる一つのドラマを起点に、過去作にも遡ってフェミニズム的に読み解いたりしていくのだが、だいたいそのドラマ全部わかる。
だってドラマ好きなんだもん。ほぼ全ドラマ見てるもん。
さて、そんなことよりこのドラマ評本。しっかりドラマを社会批評、フェミニズム批評していてとっても面白かった。
なるほど柚木麻子。 -
Posted by ブクログ
2014年3月から10年に渡り「anan」に連載された「柚木麻子のドラマななめ読み!」を書籍化。
柚木麻子さんの小説は何冊か読ませていただいているし、私もドラマ大好き。
お話を作る職業にある柚木麻子さんがどのようにドラマを観ているのかと、興味がありました。
何気なく観ていた時に私がモヤモヤと感じていたもの、漠然とした感想といったものに、見事に言葉を与えてくれていた。
そして、柚木麻子さん的な名言も色々あって、目から鱗。
「歌は世につれ世は歌につれ」というフレーズがあるが、その「歌」は「ドラマ」に置き換えられる。
ドラマが時代を先取りしたり、そのまま売れ筋にあぐらをかいていたら時代と視聴者に取 -
Posted by ブクログ
2014年からananで連載されていたエッセイをまとめた一冊。
最新のドラマと過去のドラマを比較しながら、女性、マイノリティ、恋愛、家族等のあり方について柚木さんの視点から語っています。
知っているドラマも知らないドラマもありましたが、10年前のドラマ内の女性の描き方が現在の視点から見ると随分古くてびっくりします。
ジェンダーギャップ指数がまだまだ低い日本ですが、10年前から比べると世の中は少しずつアップデートされてきていることが、ドラマからよく分かります。
柚木さんの社会問題に対する鋭い批評精神に、何度もハッとしたり、現実への解像度が上がった気がします。特に納得した部分を以下に引用すると…
-
Posted by ブクログ
ネタバレ新人作家原嶋覚子は新人賞を受賞したがその後執筆に苦戦していた。
打ち合わせで訪れた文藝春秋のサロンで突然話しかけられ、声の主を探すとそれは銅像の菊池寛だった。
不自由のない育ちゆえに「作家は苦労を経験していないといけない」という刷り込みに苦しめられていた覚子だが、彼のアドバイスを聞き、信念に触れ、考え方を変えていく。
(Come Come Kan!!)
毛利は自身が出版した不倫小説「永遠の楽園」のモデルとなった渚ホテルを三年ぶりに訪れた。
久しぶりに来てみると、「永楽」ブームはすっかり落ち着き、客層も子連れがメインに変わっていた。
かつての恋人季見子とは不倫の仲で、このホテルに彼女が宿泊中に -
Posted by ブクログ
どんな仕事に就くかは、本当に自己分析が大事なんだなと。。
あとは、行き詰まったときに視点を変えることの大事さも。
#3時のアッコちゃん
部長のことを否定する気持ちに立っていたけど、そうか自分も別に善良な弱者ではないんだって気づけた。
#メトロのアッコちゃん
スムージー飲みたくなる。
他者に無理やり合わせようとするのではなく、自分の合う場所を選ぶ。
自分の合う場所ってどこなのかを探すのがめちゃ大変なので、全然怠慢じゃないなって思う。
#シュシュと猪
不思議な話。登場人物が猪含め全員可愛かった!
#梅田駅アンダーワールド
これもどんな仕事を選ぶかの話。
主人公が自分のやるべきことに気づくと -
Posted by ブクログ
----------------------------------
美食 整形 貧乏 離婚 不倫
なにがあろうと
ロマンチックに
猪突猛進!
胸のモヤモヤを吹き飛ばす7つの物語
----------------------------------
久しぶりに柚木さん読みました!!
直木賞候補になってたり(本作ではないけど)、
朝井リョウさんのエッセイ読んでたら、
柚木さんが登場されていて、
とにかく柚木さんに会いたいな〜と思ってたので、
久しぶりの再会に歓喜でした!笑
相変わらず面白くって、
突飛な発想から、
突然スンッて落とされたり、
ひゃっほー!って叫んでみたくなったり、
それぞれ