柚木麻子のレビュー一覧
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3/4位まで各大学の擬人化キャラの話で終わってしまうのか…と思っていたら終盤で畳み掛けられた。
なぜ早稲女が生まれるのか?
著者は別大学出身なのに、本質をついた指摘をしているように思えてすごいなと感じた。
「慶應や上智の人は自虐しないのに」という文中の指摘も、確かに…となった。
ステレオタイプ的な描写には色々意見があるだろうが、性別問わず自虐好きな人が多いというのは間違いない。
個人的には各大学のイメージとこの作品で描かれているキャラは一致していたのだが、かなり狭い層しか分からない気もしており、よくこの小説を書いたなぁと…
めちゃくちゃ当たり前だが、早稲田の女子は色んな人がいて、亜依子タ -
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大学時からの友人、佐和子と実花。佐和子は義母が営む喫茶店を手伝いながら妊活をしていて、実花は芸能事務所でアイドルグループのマネージャーをしている。
いつものように喫茶店で話す2人だが、実花が急に「婚活する、私には時間がない!」と焦ったように言い出した事から、2人の間の時間が動き出す。
焦って婚活をする実花に違和感を抱く佐和子。
なぜ、こんな気持ちになるの?
既婚と独身の友人関係。
既婚同士の子あり、子なし。
ワーママか主婦か。
女性は常に周りからの「見えない常識、ひ非常識」に振り回されて生きている。
本当に大切なものは何?
自分にとっての幸せって何?
2人と一緒に成長出来る一冊です。 -
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コロナ禍で子育て仕事する小説家のエッセイ
私も同じ時期に同じ年頃の子供を育て、仕事をしていたので、共感できる事柄が多かった。
コロナ禍になんか負けずに子供と家の中で思い出を作ろうとアイデアを振り絞って楽しもうとする姿に既視感。
今はどこにでも出かけられるのに、猛暑ってだけで、ユルい日を過ごした日はあの情熱はどこにいったんだろうと思う。
後半、フェミニズムが表現されているのだけれど、気持ちはとてもよくわかる。
私自身結婚前はそんなこと考えもしなかったけど、子供を産んでから特になんでこちらばっかり!と思うことが多く、そういう思考になりやすいと感じる。私も新幹線の中で子供を泣かせまいと必死であ -
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ネタバレ読み終わって一番に「ホラーじゃん」って思っちゃった。
栞子さんは所謂「サブカルクソ女」なのだと思う。
本が発行されたのが2012年なのでサブカル全盛期だし。キュウソも「サブカル女子」って曲を出してた時代だ。この頃はサブカルチャーが流行ってた。サブとは名ばかりのメインカルチャーだった。
私もサブカルクソ女だった。
「冷たい熱帯魚」とか観たし浅野いにお好きだしベルセルク読んでたしバンド追いかけてた。
楽しかった。楽しいですよ。私は見た目こそサブカル(黒髪ボブヘア伊達メガネ)に寄れなかったけど、でもやっぱサブカルだったと思う。マイナーがかっこいいと思ってた、みたいな。
栞子さんの場合は「詩集を出 -
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女性たちが立ち上がったり、寄り添ったり。見ていてエンパワーされるような物語たちだった。
女性たちが言いたいことを言っている描写はただそれだけで気持ちがよく、だからこそ抑圧を感じていることが当たり前になっていることに気付かされたりもした。
柚木さんの本は「ナイルパーチの女子会」だけ読んだことがあり、あまりに強烈な内容だったため(好きな作品ではある)、「ついでにジェントルメン」はまた全く雰囲気の異なる、明るく元気が出る小説集で驚きもあった。
シスターフッド的なお話が好きなのでとても楽しかったし、
勘違いおじさん、みたいな男性もたびたび登場するものの、出てくる男性の全てが女性の敵として描かれてい