柚木麻子のレビュー一覧

  • BUTTER(新潮文庫)

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    木嶋佳苗の事件がモチーフのこの作品。
    週刊誌記者の里佳と親友伶子は容疑者カジマナに翻弄されていく…

    前半はとにかく本タイトルのようにもったり、こってりしていてなかなか読み進められなかった。
    まぁぁぁ重たい…カジマナに翻弄されていく里佳にヒヤヒヤしながらもカジマナという掴みきれない容疑者に興味が湧いてくる。

    真実はどうなのかはわからないが、カジマナはなんだかかわいそうな女だなぁと思った。
    時に女の敵は女ということもあるが、女の強固な友情や絆って特別なものがある気がする。
    それを知らなかったカジマナに同情する。

    とにかく食べ物がたくさん出てくるこのお話。読む時間によってはこってりし過ぎて辛い

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    2026年02月27日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    木嶋佳苗がモデル。
    カジマナとの対面パートと、
    記者がカジマナに影響されて奔走、覚醒する2パートの流れ。

    バターほか食やオジカツに対するカジマナの執着が見え始めると、どっと引き込まれた。

    途中、怜子の変化にも驚きつつ、
    物語の7割くらい。
    カジマナから独占インタビューを取り付ける、怜子失踪までがスリリングで面白い。
    生々しくてダークで飲み込まれそうになる

    が、最後までその勢いで駆け抜けて欲しかった〜〜というのが正直なところ。
    ほっこりエンドが日本っぽいなと思うラストだった。

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    2026年02月26日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    梶井恐るべし。序盤からミステリーを匂わせていて、痛快な解決を期待してた。そういう意味ではもやもやした終わり方だった。ただ、バターは食べたくなった、これは読者皆さん総意なのではないかな笑

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    2026年02月26日
  • ナイルパーチの女子会

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    結構悍ましい話で、まったくもって共感を得られないけれども、友情は永遠じゃなくても、その一瞬一瞬を笑い合えるならいいんじゃん?って思える。しかし狂ってるなぁ。。。、

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    2026年02月24日
  • マジカルグランマ

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    思ってたのと違う、でも『らしいな〜』って
    笑えるようなラストでした。

    『人生、諦めるにはまだ早い』
    だってマジカルグランマはいつになっても諦めない。私も負けてられない!!

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    2026年02月23日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    日常にありそうでない、じっとり、でもヒリヒリ(たまにスカッと)する短編集。臨場感の高さが、具体的な人物を写生しているかのよう。
    ラーメン屋の話、繰り返し読んじゃった。

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    2026年02月22日
  • ナイルパーチの女子会

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    ネタバレ

    オーディブルで。一人は一流総合商社に勤め、海外出張もこなす三十歳バリキャリ実家住み女子エリコ。もう一人は、アパレル系で働くも体を壊し、主婦になるも家事が嫌いで、夫の金で生活しながら書いたブログが編集者の目にも留まった主婦ブロガーショウコ。エリコはショウコのブログの熱心な読者で、勝手に友人妄想を抱いて接近、カフェで交流ができたことに、舞い上がって、のち執着する。一方ショウコは、エリコの持つ、東京出身者のきらきらした生活に憧れを抱くものの、家を突き止められ、大量のメール攻撃に恐ろしくなる。ショウコも友達がいない。

    同性の友達ができないことがコンプレックスだったエリコの、ターゲットを追い求めるあま

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    2026年02月21日
  • ランチのアッコちゃん

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    サクサク解決していく。軽い。安心感はある。
    ポトフが食べたくなる。

    社員vs派遣社員ってよくある構図みたいになってるけど、いつも違和感。
    むかし、派遣社員は数年やってたことあるけど、社員と派閥なんてなかった。それぞれ溶け込んでたけどね。
    むしろ、社員同士にやや派閥あるんだなというのは見たことあるけど、派遣社員はしょせん外部の人間で、契約満了したら会社から出ていくんだし、気楽に仕事してました。

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    2026年02月18日
  • ナイルパーチの女子会

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    まじで猛毒すぎた
    身近に潜む猛毒
    そして歯がゆい

    ナイルパーチ生で見たい
    ナイルパーチの毒々しい表紙の方が好き

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    2026年02月18日
  • 名作なんか、こわくない(PHP文芸文庫)

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    女性主人公作品が多いです。女性目線での捉え方、解説がわかりやすく、これから作品を読んでいこうという人には、参考になると思います。

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    2026年02月15日
  • ナイルパーチの女子会

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    『本屋のダイアナ』で柚木さんの作風を知ったのですが、その後BUTTERやナイルパーチを読んで女性の狂気、特に妙齢にある女性の嫉妬や監視の怖さが学生の私には理解しがたいものがありました。文字を読んで理解して想像する作業が億劫になるほど、描写が激しいところが多かったです。なるだけ神経をすり減らさないように読みました。

    口が悪く狂暴な真織や部長となんとしてでも寝ようとする栄利子。
    誰かと親しくなりたいくせに、本質は隠し続けて心を武装する点で似通っている翔子と栄利子を描写する部分は、私もそういうところがあるので、「あぁ私もこうなんだな。。。」と反省しました。

    女性同士で共感しあうことってなんでこん

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    2026年02月11日
  • 伊藤くんA to E

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    男や友達の存在ではなく、あたたかいほうじ茶を持ち歩くような習慣が自分を守ると言うフレーズとても好きだった。いつでも、自分を大切にする習慣を持てる余裕があるような大人になりたい。

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    2026年02月10日
  • ランチのアッコちゃん

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    このシリーズはとても読みやすい。メトロのアッコちゃんが好きだったかな。地下鉄に青い照明をつけてから自殺率が低下したというお話で、人の一生を伸ばすのも縮むのも、こんななくても誰も困らないような取るに足らないものなのだ、というフレーズが印象的だった。柚木麻子の作品は、日常において、ほっと自分を大切にする時間の重要性を伝える描写が多い気がする。atozでは、女上司が毎日温かいほうじ茶を持ち歩いて体を冷やさないようにしていることや、メトロの話では、栄養バランスの取れた朝食を取ることの重要性など。

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    2026年02月10日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    ネタバレ

    夫婦仲は良いのにセックスレス。
    この若さで早くもセックスレスは気の毒だけど、大抵は出産育児を経て減っていくのが一般的と私は思っている。

    この二人は仲が良い分、外で対策することもできない。
    最後には、環境を変えて道具を使ってやることに、未来を見出す。なんとなく、希望が出てくる終わり方だった。

    女性は出産のタイムリミットもあるので、男性よりもとても深刻な悩みとなる。

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    2026年02月08日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    「アッコちゃん」シリーズの印象が強くて、
    柚木麻子さんは気楽に読める作家さん、
    という認識だったけど、何故かずいぶん手こずった。

    「パティオ8」はどこかで読んだことがある。
    「覚醒するシスターフッド」が底本だと記載されていたので、そっちで読んだのかな?
    「トリアージ2020」が好き。

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    2026年02月06日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    ラーメン評論家は、こういう奴いるいる!となって、マダムのお店は確かにそういうお店あるなぁと、不思議な気持ち

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    2026年02月06日
  • らんたん(新潮文庫)

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    津田梅の一生。新渡戸稲造、野口英世からマッカーサーまで、偉人達がたくさん。とてもエネルギッシュな人でした。

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    2026年02月04日
  • 本屋さんのダイアナ

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    この本を読み見えたものの、感想が書けずにいた。
    私は母から大事な事を教わらなかったからだ。
    架空の人物と比較するのもおかしいが、ティアラさんや貴子さんが魅力的でならないのだ。

    ティアラさんに対して思う事は沢山ある。
    もしティアラさんがお母さんだったら嫌だし、かと言って貴子さんがお母さんだったら息が詰まりそう。

    ティアラは、「ティアラ」として生きる事が処世術なのかもしれないと思った。

    この本を読んで色々な事を思い出した。
    周りより少し早く初潮が来た事、私立中学を受験した友人の事、お受験させた友人のお母さんを逆恨みした事、親しい友人と別れて進学した中学で人間関係にとても苦労した事…みかげちゃ

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    2026年01月31日
  • 終点のあの子

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    オーディブルで。デビュー作『フォーゲットミー、ノットブルー』を含む四篇。私立のエスカレーター式の女子高で、その他大勢の一人だったキヨコは、高校から入ってきた一風変わった女の子、アカリの、ちょっと変わった家庭環境(父は写真家、父の彼女と同居)、言いたいことを言う自由奔放な性格に、ぐいぐい惹かれてゆき、それまで自分の属していたグループをつまらないと敬遠するようになる。アカリと特別な関係を結びたいキヨコ。が、アカリは誰とも特別にならない特別な子で、その本心を知ってしまい、自分の手に入らないことに苛立ち、クラス中で虐めにかかる。続く三編は、その女子校仲間の、それぞれの視点から。全ての話に、他人と比較し

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    2026年01月27日
  • 早稲女、女、男

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    早稲女的には読みたいような読みたくないような、複雑な気持ちだった本。学生時代には大学内の本屋で見かけても避けてましたが、『BUTTER』以来柚木さんの本に興味があり、手に取ってみました。

    柚木さんの一貫したテーマである「女同士の友情」がこの作品でもテーマになっていました。
    今どき早乙女香夏子のようにすっぴんでデニムにTシャツの早稲女は天然記念物だと思うけど、酒豪だけど根は真面目で頼れる早稲女は今も昔もたくさんいると思う。

    序盤、早稲女の描写がコテコテすぎて胸焼けしそうだったんだけど、その原因は早乙女香夏子にあるのではなくて、早稲田の女子を「早稲女」という枠に押し込めようとする周りの男たちに

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    2026年01月25日