柚木麻子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
柚木さんの作品もお話もドラマも大好きな私にとってもう、これ以上ないときめき!な本著を楽しく読みました。懐かしいドラマの数々に「わかるー!」と叫びたくなったし、ところどころ吹き出してしまうしで、家で読んでよかったです笑
鋭い柚木さんの指摘に頷く一方で、過去の柚木さん同様、宮藤官九郎作品を堪能しその才能に惚れ込んできたひとりとして、そんなに過去に楽しんでいた事実に反省をしなくても..と思いました。
いま現在の宮藤官九郎作品に思うところがあるのは同意できますが、過去もその片鱗は顔を出していた。また、例えば『木更津キャッツアイ』に代表されるような「男らしさを見つめ直す」作品が日本でフェミニズムがより -
Posted by ブクログ
2026/5/31
1983年。退職し、田舎に帰る決意をした青子。
最後に上司に連れて行かれた高級寿司屋で、寿司の美味しさと、それを握る青年に魅了される。
高級寿司を食べるために東京で働くことを決意した青子の、およそ10年の物語。
20代から30代の女性の10年って、今後の人生を決める、すごく重い期間。
私もその時期は、本当にいろんな葛藤を抱えながら働いていた気がする。
その期間を、寿司屋に通うために働くって、なかなか見たことのない設定で面白かった。
バブル期真っ只中の東京でお寿司のためにがむしゃらに働く青子。
これがあるから頑張れる、っていう気持ちって、働くためのかなりのモチベーションに -
Posted by ブクログ
ネタバレ正直途中でギクリと思うことがたくさんあった。
この本を読もうと思ったきっかけは自分の人間関係について思うことがあったからだ。
栄利子と翔子は真逆のように描かれていたが、どちらにも共感できた。1番苦しかったのは、栄利子の母が友達と家族は違うのよ、と言ったところだった。深いつながりを求めて、必死に完璧な関係に仕上げようとする。相手を思ってといいつつ自分のエゴを相手に押し付けてしまう栄利子が本当に辛かった....
相手の気持ちが分からないと正そうとするところも辛いシーンだった
あと翔子が栄利子にされて嫌だったことをそっくりそのまま相手にしていたところ。私もよくこの現象が起きる。
人間の不完全、矛 -
Posted by ブクログ
学生の時をどう過ごしていたかは十人十色、ほんとに人それぞれなはずなのに、きっと多くの人がこの本の誰かに反応したり、空気感を思い出したりするんだろうなと思った。
私も読みながら、あぁ、と思った。こういう感じあったな。嫉妬、優越感、劣等感。何がきっかけで矛先が向き、爆発するか分からないから、同調し、労り、空気を読む。いつもじゃない、たまにそういう時がやってくる。
友達も契約なんてないから、ある日突然切られることもあるよなぁ、と大人になると客観的に見られるけど、子供の頃はそれが全てで、訳もわからず風向きが変わる事に不安になる。
まぁでも、歳をとった今だからそう思っただけで、子どもの頃にこんな風に考え -
Posted by ブクログ
女子校ってこういう人間関係ほんとある
朱里と希代子みたいに顕在化することはなくても、大なり小なりあるのよ〜!!
森ちゃんみたいに、男の子と接点なさそうな子が実は彼氏がいたり(森ちゃんはちょっと違うけど)、美人な子が「さん」付けで呼ばれる感じ、懐かしい…
恭子さんと保田の関係ももどかしいね…ふとしたときに交わって「この子と話すの面白いな」となる瞬間があっても、結局普段一緒に過ごしてるグループの子と過ごす方に流れてしまう。意図的なこともあるし、意図的ではないこともある。
でもそういうちょっと意外な関わりで楽しかったこと、面白かったことが、大人になっても小さなきらめきの粒として、自分の心に残ってい