柚木麻子のレビュー一覧

  • 踊る彼女のシルエット

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    アイドルの敏腕マネージャーの実花と、義母と喫茶店を営む佐知子。
    女の子たちの複雑な気持ち、私は何がしたいんだろうという葛藤、面倒くささが描かれたストーリー。

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    2026年06月01日
  • オール・ノット

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    ネタバレ

    途中までは真央と四葉の話だが、そこから四葉過去の話でお金持ちがなぜ試食販売の人になったのかや、親友?のみゃーこの話やらどんどん飽きてきて、缶のモデルになった舞のターンあたりで完全に読むスピードが落ちた。被害者なのは分かるが、四葉たちの家で入り浸りになるのは不信感だったし四葉がことごとく騙されたり、搾取されていって、、。ただ最後めっちゃやり手の鑑定士になっててまきかえしすごいなってなって終わった

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    2026年06月01日
  • その手をにぎりたい

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    ネタバレ

    タイトルから恋愛小説を想像していたが、「握る手」とは鮨職人の手のことだった。その意外性が、逆に引き込まれるきっかけになった。

    舞台は1980年代。実家へ帰る予定だった青子が、送別会で足を踏み入れた銀座の高級鮨屋。職人の手から直接渡される握りたての鮨、その一瞬が彼女の10年を変えた。

    また通いたい。あの鮨を食べたい。それだけを原動力に、青子は東京に残ることを決める。バブル全盛から崩壊へ、時代の波に翻弄されながらも、芯のピュアさを失わずにたくましく生きていく姿が、胸に刺さった。

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    2026年05月30日
  • ナイルパーチの女子会

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    ネタバレ

    正直途中でギクリと思うことがたくさんあった。
    この本を読もうと思ったきっかけは自分の人間関係について思うことがあったからだ。
    栄利子と翔子は真逆のように描かれていたが、どちらにも共感できた。1番苦しかったのは、栄利子の母が友達と家族は違うのよ、と言ったところだった。深いつながりを求めて、必死に完璧な関係に仕上げようとする。相手を思ってといいつつ自分のエゴを相手に押し付けてしまう栄利子が本当に辛かった....
    相手の気持ちが分からないと正そうとするところも辛いシーンだった

    あと翔子が栄利子にされて嫌だったことをそっくりそのまま相手にしていたところ。私もよくこの現象が起きる。

    人間の不完全、矛

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    2026年05月24日
  • あまからカルテット

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    薫子は編集者、満里子は美容部員、咲子はピアノ教師、由香子は専業主婦。女子校時代からの仲良し4人組が30歳を目前にして、恋に迷い仕事に悩みながらも友情の絆で乗り越えていく連作集。
    咲子が花火大会で一目惚れした時、由香子がネット・バッシングでへこんだ時、満里子に恋敵が現れた時、薫子が仕事をなげそうになった時、いつも美味しい食べ物が解決の鍵になる――
    女友達っていいよなぁと思わせてくれる物語でした。

    いなり寿司、甘食、ハイボール、ラー油に最後はおせち。美味しいものを手がかりに4人が協力していく。楽しかった(^^)

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    2026年05月24日
  • オール・ノット

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    真央と四葉の関係や真央のこれまでや置かれた状況は読み応えもあり、なんともいえない気分になったが、過去の物語にはまれず読むのに時間がかかった。四葉にしてもらったことを真央がさらに下の世代へして、真央はこれからの人生を自分で切り拓いていく良いラストでした。

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    2026年05月24日
  • ついでにジェントルメン

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    「Come Come Kan!!」
    「渚ホテルで会いましょう」
    「勇者タケルと魔法の国のプリンセス」
    「エルゴと不倫鮨」
    「立っている者は舅でも使え」
    「あしみじおじさん」
    「アパート一階はカフェー」

    「Come Come Kan!!」と「エルゴと不倫鮨」が面白かった!
    菊池寛、こんな人だったのかなあ。
    文藝春秋の創業者ですが私が持ってるのは新潮文庫の『藤十郎の恋・恩讐の彼方に』でした。この短編集も好き。

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    2026年05月23日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    柚木麻子のあいにくあんたのためじゃないを読んだ
    話は6話で6はなしよあいにくあんたのためじゃないあいにくあんたのためあいにくあんたのあいにく
    めんや評論家おことわり
    BAKESHOP MIREYS
    トリアージ2020
    パティオ8
    商店街マダムショップは何故潰れないのか?
    スター誕生
    で構成されている。
    三話までのトリアージ2020まで読んだが、今まで読んだ柚木麻子の小説とは違って、私には面白いと感じられず挫折。

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    2026年05月23日
  • 終点のあの子

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    ネタバレ

    4つの短編。読んでてずっと痛かった。
    どれもなんか、わちゃ~っていう感じになってしまう。
    複雑すぎるわ、この子たち。怪物みたいなんばっかり。

    映画化される(された)と聞いて読んでみようと思って、ようやく読めた。
    でも、映画見るかなあ、しんどそうやなあ、どうしようかなあってなってる。

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    2026年05月23日
  • 終点のあの子

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    学生の時をどう過ごしていたかは十人十色、ほんとに人それぞれなはずなのに、きっと多くの人がこの本の誰かに反応したり、空気感を思い出したりするんだろうなと思った。
    私も読みながら、あぁ、と思った。こういう感じあったな。嫉妬、優越感、劣等感。何がきっかけで矛先が向き、爆発するか分からないから、同調し、労り、空気を読む。いつもじゃない、たまにそういう時がやってくる。
    友達も契約なんてないから、ある日突然切られることもあるよなぁ、と大人になると客観的に見られるけど、子供の頃はそれが全てで、訳もわからず風向きが変わる事に不安になる。
    まぁでも、歳をとった今だからそう思っただけで、子どもの頃にこんな風に考え

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    2026年05月22日
  • 終点のあの子

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    女子校ってこういう人間関係ほんとある
    朱里と希代子みたいに顕在化することはなくても、大なり小なりあるのよ〜!!

    森ちゃんみたいに、男の子と接点なさそうな子が実は彼氏がいたり(森ちゃんはちょっと違うけど)、美人な子が「さん」付けで呼ばれる感じ、懐かしい…
    恭子さんと保田の関係ももどかしいね…ふとしたときに交わって「この子と話すの面白いな」となる瞬間があっても、結局普段一緒に過ごしてるグループの子と過ごす方に流れてしまう。意図的なこともあるし、意図的ではないこともある。
    でもそういうちょっと意外な関わりで楽しかったこと、面白かったことが、大人になっても小さなきらめきの粒として、自分の心に残ってい

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    2026年05月18日
  • ナイルパーチの女子会

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    ナイルパーチに例えて現環境、自分自身を壊してしまう女性の「友達」という関係を描いた物語。現在もSNSでのキラキラな他人の投稿を見ては自分は劣っているのかも?とメンタルをすり減らす若者が増えつつあるし、定年後の孤独に弱い男もいるしで、女性に限らず全ての人に当てはまるんじゃないか?と感想を抱いた。物語の内容としては、現実ではありえないだろ!?という内容。
    こういう周りを巻き込んで破壊をしてしまう人は自分を客観視する視点が足りないとつくづく思う。
    もしかしたら自分も気付かぬうちに他人にも自分にも噛み付いてるのかもしれない。

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    2026年05月15日
  • ランチのアッコちゃん

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    日常の小さな悩みやジレンマをユーモラスに解決していく、元気が出る物語。悪役が登場しないほっこり系で、展開はやや単調だが、ミステリーや啓発本の合間に読む「箸休め」的な一冊として最適だった。

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    2026年05月10日
  • 早稲女、女、男

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    女子性哲学者『第二の性』ボーヴォワール曰く「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」をもじって「人はワセジョに生まれるのではないワセジョになるのだ」『第三の性』と呼ばれているらしい。
    「第三の性早稲女」初めて目にする言葉である。早稲田大学と言う特殊な環境で社会の不条理と向きあいその魂は高潔になるらしい。そんな主人公の早乙女香夏子は男に媚びない、負けず嫌い、ガサツ、世話好き、仕切りや、自意識過剰、理屈っぽい、面倒くさい、スッピン、真面目、酒豪。でもそんな彼女は早くに父を亡くし一家の男役を務め幼い妹とまだ若く美しい母親を守る為いつの間にか異性の前では必要以上にがらっぱちを演じる様になる。そんな彼

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    2026年05月10日
  • ナイルパーチの女子会

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    ネタバレ

    女性二人の描写の細かさがすごいし、切実さも昔読んだときより伝わってくる感じがあった。どっちの思考もわかる部分とわからない部分があって、むずい、つらい。
    書いてある事自体は目が滑らずに読めたし、昔読んだときよりも胸に迫るものを感じたのでよかった。
    でも読後感はいいとはいえないから星3かなあというかんじ

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    2026年05月10日
  • 3時のアッコちゃん

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    ひとつひとつが前向きな気持ちになれる。そのなかでも梅田駅アンダーワールドが好きだった。
    トラブルに見舞われながらも他の人にとってみれば大したことがないことや、自分が本当に好きなことやありたい状態に気がつける姿が素敵だった

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    2026年05月09日
  • ランチのアッコちゃん

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    ネタバレ

    表題作よりも「夜の大捜査先生」に惹かれた。羊の皮を被った狼が合コンで大人しくしてる姿、痛快じゃないか。本性は荒ぶる狼なのに野百合というベクトル真逆の清純な名前も気に入った。男としての自信を粉々に打ち砕くレクリエーション、愉快じゃないか。自分が女子高生に生まれ変わったならそのレクリエーションを存分に味わってみたい。夜食のあっこちゃんに至ってはランチの〜でお世話になった雲と木社がいきなり潰れてるし笑った。でも社長、結婚までしてるしちゃっかりし過ぎ。あっこさんのようにこの人と働きたいって思える上司に巡り逢いたい

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    2026年05月09日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    柚木麻子のドラマななめ読みを読んだ。
    ananに連載されていたのをまとめたものだ。
    基本、三話までみて書いているのが多いと言うことだ。
    作家は忙しいのに良くこんなにドラマ観ているなと関心もするが、仕事なら観る必要もあるかな。
    知らないドラマが多い。
    俳優の名前も知らない人が多いので、ググってからああこの人かと言う感じだ。
    知らないドラマが、多いので本のタイトルのようにななめ読みしてしまった。
    やはり、リアルタイムで読まないと面白みは半減してしまうように思う。
    失礼かとは思うがananがまだ刊行しているとは思わなかった。
    ananを最後に読んだのは、半世紀以上前だと思う。
    今はTVerで比較的ド

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    2026年05月08日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    柚木麻子さんがan・anの連載で書いていたコラムをまとめたもの。
    題名の通り、ドラマの感想。毎回、1つのドラマについてなのだが、そのドラマの流れを汲む昔のドラマも出してきながら、忖度なく正直な思いを書いているなと思いました。
    織田裕二好きじゃないんだな…長澤まさみ好きなんだなぁ
    マニアック過ぎてよく知らないドラマも多かったです。
    そして、ルッキズムやハラスメントが横行していた時代からの脱却を喜び、行動していこうという強い思いを感じました。

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    2026年05月07日
  • ランチのアッコちゃん

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    ランチの とタイトルにあるぐらいなので
    OLさんのランチ関係の甘辛話。

    「読むと元気になる!」と絶賛され、本屋大賞にもノミネートされたビタミン小説。
    と紹介されるように 元気なアッコちゃんが
    かっこいい先輩のかっこいい仕事と飲食の両立に
    影響されながら成長しちゃいます。

    全部が連作となっているわけでないのね。
    仕事と食事が ゆるくテーマとして繋がる短編集です。
    登場される皆さん お元気でお人柄が良くって何よりです。

    私は 血液検査で ちょっと亜鉛が足りないねって注意されてます。
    亜鉛小説って 闇系かしら。

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    2026年05月07日