柚木麻子のレビュー一覧
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ananに連載されていた柚木麻子によるドラマ評。
どうしてこんなに私はドラマ評や書評が好きなんだろうか、と思ったら、あ、そうか、単純に本当に私はドラマと本が好きなんだな、と気づいた。や、好きかなーと思ってたけど、すごい好きなんだな多分。ドラマと本。
というのも、このエッセー、その時やってる一つのドラマを起点に、過去作にも遡ってフェミニズム的に読み解いたりしていくのだが、だいたいそのドラマ全部わかる。
だってドラマ好きなんだもん。ほぼ全ドラマ見てるもん。
さて、そんなことよりこのドラマ評本。しっかりドラマを社会批評、フェミニズム批評していてとっても面白かった。
なるほど柚木麻子。 -
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2014年3月から10年に渡り「anan」に連載された「柚木麻子のドラマななめ読み!」を書籍化。
柚木麻子さんの小説は何冊か読ませていただいているし、私もドラマ大好き。
お話を作る職業にある柚木麻子さんがどのようにドラマを観ているのかと、興味がありました。
何気なく観ていた時に私がモヤモヤと感じていたもの、漠然とした感想といったものに、見事に言葉を与えてくれていた。
そして、柚木麻子さん的な名言も色々あって、目から鱗。
「歌は世につれ世は歌につれ」というフレーズがあるが、その「歌」は「ドラマ」に置き換えられる。
ドラマが時代を先取りしたり、そのまま売れ筋にあぐらをかいていたら時代と視聴者に取 -
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2014年からananで連載されていたエッセイをまとめた一冊。
最新のドラマと過去のドラマを比較しながら、女性、マイノリティ、恋愛、家族等のあり方について柚木さんの視点から語っています。
知っているドラマも知らないドラマもありましたが、10年前のドラマ内の女性の描き方が現在の視点から見ると随分古くてびっくりします。
ジェンダーギャップ指数がまだまだ低い日本ですが、10年前から比べると世の中は少しずつアップデートされてきていることが、ドラマからよく分かります。
柚木さんの社会問題に対する鋭い批評精神に、何度もハッとしたり、現実への解像度が上がった気がします。特に納得した部分を以下に引用すると…
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どんな仕事に就くかは、本当に自己分析が大事なんだなと。。
あとは、行き詰まったときに視点を変えることの大事さも。
#3時のアッコちゃん
部長のことを否定する気持ちに立っていたけど、そうか自分も別に善良な弱者ではないんだって気づけた。
#メトロのアッコちゃん
スムージー飲みたくなる。
他者に無理やり合わせようとするのではなく、自分の合う場所を選ぶ。
自分の合う場所ってどこなのかを探すのがめちゃ大変なので、全然怠慢じゃないなって思う。
#シュシュと猪
不思議な話。登場人物が猪含め全員可愛かった!
#梅田駅アンダーワールド
これもどんな仕事を選ぶかの話。
主人公が自分のやるべきことに気づくと -
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ネタバレ松任谷由実デビュー50周年記念オリジナル小集。全作書き下ろし。ユーミンの名曲タイトルから6人の女性作家が新たに奏でる小説のハーモニー。令和4年7月1日発行。
小池真理子 「あの日にかえりたい」(1975年)
桐野夏生 「DESTINY」(1979年)
江國香織 「夕涼み」(1982年)
綿矢りさ 「青春のリグレット」(1985年)
柚木麻子 「冬の終り」(1992年)
川上弘美 「春よ、来い」(1994年)
ユーミン世代ではないので、リアルに記憶にあるのは「春よ、来い」くらい。といっても、歌詞なんて気にしてなかった年頃だったので、いまいちよく分かっていない。本当は、曲を聞いて、歌詞を読んで -
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ネタバレ真実子があまりにも何をやらせてもプロ急に上手くてトントン拍子に行くのが非現実的すぎて、そこだけがうーんとなるとこだった。
栞子のやりたい放題っぷりは読んでいて面白かった。あそこまで何も努力せずに生きてきた人はそうそういないだろう。栞子の外見描写が出てくるまでてっきり黒髪ロングの美女を想像してきたから、美里目線の栞子を読んで驚いた。普通のどこか気取った女子大生なんだろう。
やっぱり女子校という場所は色々と感覚が鈍る場所なんだなと思った。自分たちだけで完結する閉鎖された空間だから、自分たちのテリトリー内でしか恋愛しないし生きられない。蓮見に恋をするのも栞子にファンがつくのも女子校だからなんだなと思