柚木麻子のレビュー一覧
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作品紹介より
「元アイドルと同時受賞」という、史上最悪のデビューを飾った新人作家・中島加代子。さらに 「単行本出版を阻止される」「有名作家と大喧嘩する」「編集者に裏切られる」etc.絶体絶命のトラブルに次々と襲われる羽目に。しかし、あふれんばかりの野心と、奇想天外なアイデアで加代子は自分の道を切り拓いていく-。何があってもあきらめない不屈の主人公・加代子。これぞ、今こそ読みたい新世代の女子下剋上物語。
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のん主演で映画化されると知り、その前に原作を読みたくて手に取った。
自分の欲しいものを自分の手で掴んで行く主人公 中島加代子、または相田大樹 -
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豊かな想像力を武器に老舗おもちゃ会社でプランナーとして働く宝子。彼女は、取引先のデザイナーである西島に5年も片思いをしている。
気持ちを伝えられないまま西島を想う宝子だが、彼のもとには何故か次々に災難が降りかかる。
宝子は持ち前の機転と推理力、そしておもちゃを駆使し、彼のためにトラブルを解決していくが……。
浅草の老舗おもちゃ会社に勤める宝子を主人公に、想い人に降りかかる災難を人知れず解決していく恋愛×ミステリ小説です。
宝子は、ふわふわお嬢様然としているけれど、独自の世界を持つ敏腕プランナー。
対して片思い相手の西島はというと、私生活も恋愛関係もだらしない雰囲気の、傍から見てちょっとど -
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ネタバレやや偏見的でもあり苦手な人もいるかも?と思ったが、元早稲女(解説によるとOBであろうが元はつけず早稲女なようだが)としては、懐かしさと恥ずかしさでいろんなところを痛めながらも笑、あるある〜わかる〜と思いながら読んだ。
大学ごとに女子のイメージが分かれるのは、校風に惹かれる時点ですでにタイプが決まっているのか、入ってから肩書きや扱いでタイプが変わっていくのか、卵が先かひよこが先か、どっちだろう…
わたしも典型的早稲女だけど、自分がいつからこんな感じか覚えてないなー。
広末涼子のくだりが、当時はまだこんなことになると思われてないからこそ、感慨深かった…笑 -
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75歳の元女優で映画監督の妻である正子の、マジカルグランマ(理想のおばあちゃん)をぶち壊す人生の奮闘記。
正子さんがどんどん、どんどん!パワフルになっていく様がカッコよくて、気持ち良くて、スカッとする!
何歳からでも何かを始めて良いんだ!と思わせてくれる。
世間からの目なんて関係ない、自分を見つめ直して、自分のやりたい事を見つけて、突き進む!
途中までは、ステレオタイプのおばあちゃんだったのに、メルカリで家の中の物をこれでもかというくらい売って、「マジカルニグロ」という言葉に出会って、その位から明らかに目線が変わって、目の前の視界が開けて、目標ができて、人生で始めて本来の自分を見つけて、イ -
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「ランチのアッコちゃん」や「BUTTER」等の作品で有名な柚木麻子さんのエッセイ。柚木さんの作品に出てくる芯の強い女性が好きで今まで数々の作品を楽しませてもらったけど、柚木さん自身の考えに触れるのはこのエッセイが初めて。
結論から言って、子育てをするフリーランスとして世の中に持っている不満、違和感に共感することしかなく、また現状を変えたいという思いに心強さを感じた。
なんでこうも世の中は子育て女性に冷たいんだろう?と日頃から思うことが多く、それは潜在的に母親が恐怖心を抱いているからだと。未曾有の少子化が社会問題になっているというのに、妊婦にも子連れにも世の中は冷たい。このエッセイを読んで、 -
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ネタバレ柚木麻子さんの育児とコロナ禍のエッセイ。
手づくりのウォッカ入り
もはやウォッカラムレーズンアイス、
本物のもみの木のクリスマスツリー、
おうち居酒屋の話
などワクワクするようなお話あり、
コロナ禍。
外出自粛と、日々をどうにか工夫する日々。
マイナスな感情やら、悟りやら。
ジェンダー問題から、政治まで。
とにかく
毎日を楽しく暮らせるように
(でもそれを義務化するでも、うまく
いかない時もそんな時もあって当然!と
それすらパワフルに思える)
柚木さんがエッセイ連載中に
生み出された作品である「らんたん」は
必読‼︎と思った。
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期待を裏切る(失礼)面白さで、一日で読んでしまった。
『横浜にある名門お嬢さま大学に通う3人の挫折と葛藤を描いた話』と内容を簡潔に文章にすると、ちょっと違うなあと思う。
北海道から出てきた真美子は幼い頃から病弱だったが(肺がひとつしかないらしい)、自分よりひとつ年上の栞子に憧れて横浜の女子大に入学した。豪華学生寮のルームメイトである美里は、真美子の親友であると同時に彼女の体調を気遣う保護者の役目もしている。
さて、真美子が憧れている栞子なる人物は、14歳のときに『けむり』という本を出版した過去を持つ。真美子はその本が大好きで、盲目的に彼女を尊敬し、慕っている。
自分には才能がある。
人と