柚木麻子のレビュー一覧

  • けむたい後輩

    匿名

    購入済み

    真美子も栞どっちもイラッとする女性だった。
    イラッとしながらもすいすいと読み進めてしまう引き込まれる物語でした。

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    2023年08月18日
  • 私にふさわしいホテル

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    最初は実在の作家さんが出てくるし、これはエッセイかと思いきや、はじけたコメディっぽい小説だった。「私にふさわしい○○」の○○の中に私だったら何て入れようかと呑気な気分で読み始めたら、加代子大暴れ。でも「私にふさわしい○○」と思うことは大事なこと。生きる力になる。

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    2023年08月06日
  • 掌の読書会 柚木麻子と読む 林芙美子

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    柚木麻子さんの選書ということで手に取った。
    林芙美子さんの本は初読み。
    大正~昭和の女性が主人公の短編集。
    女性のたくましさや潔さが感じられるものが多く、面白かった。
    時代が違っていても、思っていることは案外似ていたりするのかも。

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    2023年07月31日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    テンポ良くて面白い。
    夫とはセックスレスで、何度も誘惑に駆られながらも結局は夫のことが大好きってところがかわいい。

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    2023年07月26日
  • 注文の多い料理小説集

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    2023/7/21

    食事を摂る人々の短編集。

    不倫やワンナイトを狙う男たちが若い女を連れてやってくるワインと寿司の店。
    そこへ赤子を抱いた女が「卒乳祝い」にひとりやってくる。
    柚木麻子「エルゴと不倫寿司」がインパクト強かった。

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    2023年07月22日
  • 踊る彼女のシルエット

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    帯は、
    -------------------------
    結婚、妊娠、出産……
    人生のステージが
    変わるたび
    揺さぶられる
    女の友情を描く
    長編小説。

    会えなくなってしまった
    ひとがいるあなたへ。
    -------------------------
    文庫本の解説は、ジェーン・スーさん。贅沢。

    「デートクレンジング」を改題しての文庫化。
    ハードカバーで読んでて、
    すっかり忘れて文庫読んでました。苦笑
    本書では、
    デートクレンジングという
    アイドルグループが登場するんですが、
    このアイドル達の本を
    過去に読んだという私の記憶。
    怖すぎる、私の記憶。泣

    しかも、全く気づかず読み切って、
    レビ

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    2023年07月16日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    6人の女性作家のアンソロジー。飛鳥井千砂目当てで読んだけど、南綾子の「インドはむりめ」と、柚木麻子の「残業バケーション」がよかった。これから恋が始まるそわそわする感じ。

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    2023年07月01日
  • ねじまき片想い

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    ネタバレ

    ◾️record memo

    あんたもよくやるよね。付き合ってもいない男のためにさ。完全に自家発電だね。自分でねじまいて自分で走るゼンマイおもちゃって感じ。

    それでも、あなたは生きなきゃ駄目なの。自分の心にねじを巻いてくれるのは自分だけよ。

    自分の価値を誰かの評価にゆだねては駄目。

    いずれにしろ、他人の心に何があるかなんて、口にしてくれない限り、永遠にわからないのだ。

    こうして服装の自由な会社に就職した以上、金髪のツインテールやバミューダパンツ、原宿の古着屋で買うアメコミキャラクターのTシャツにも、誰にも文句は言わせない。

    やってみて初めてわかる。男に媚びると、自分がすり減る。作り笑

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    2023年06月11日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    松任谷由実の曲を元にしたトリビュート小説集
    著名な作家さん達による、別角度からの切り口で綴られる物語

    歌詞をそのまま物語にしたものではない
    むしろ設定のリンクはそんなにないかも
    タイトルにインスパイアされた短編という表現の方が近い


    収録は6編
    あの日にかえりたい/小池真理子
    DESTINY/桐野夏生
    夕涼み/江國香織
    青春のリグレット/綿矢りさ
    冬の終り/柚木麻子
    春よ、来い/川上弘美
    解説:酒井順子



    ・あの日にかえりたい/小池真理子
    いまも私の心は学生時代を過ごしたあの場所にいる


    昭和の学生運動が盛んな頃の大学生
    男を巡る友人とのちょっとした行き違い

    大学生の頃に戻りたい

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    2023年05月30日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ユーミンの曲を女性作家さん達がトリビュートし
    創作された物語の短編集。
    小池真理子「あの日にかえりたい」
    まだ共同玄関や共同トイレが一般的だったころに
    学生時代を過ごした主人公の郷愁の物語
    既に老年に入った主人公が人生を振り返るような
    切ない物語。短編の中に人生の流れがつまっていて
    さすが小池真理子さんだなと思った。

    桐野夏生「DESTINY」
    村上春樹が愛読書の争いごとを好まない青年の物語
    変わらぬルーティーンの中ではっと目についた
    女学生に少し惑わされてしまうけれど、また
    普段の日常に戻っていく。何も劇的なことは
    ないのだけれどシニカルでとても良かった。
    村上春樹とか山田風太郎とか主人公

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    2023年05月22日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    現在2023年4月末。先日、まもなく新型コロナが5類になることが正式決定されたとニュースで流れた。
    この本に掲載されているインタビューや手記は2020年。コロナ禍がいよいよ始まり、おそらく世界中の誰もが、今まで非日常と思ってきたことを日常的なものとしなくてはならないという不安に覆われはじめてきた、そんな時期の発言だ。そのような意味では、更に数年後、コロナ禍を振り返るための格好の史料となりうると思った。
    この本の中で多くの識者たちが言及していたと思うが、人間にとって一番厄介なのは、人間の心の中に生じる差別、偏見、批判なのだ。どのような状況下にあっても生じるこの心の動きに、私たちはどのように打ち勝

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    2023年04月28日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    印象に残ったところ
    ・小池真理子 『あの日にかえりたい』
    学生時代のほろ苦い仲違い。どこでボタンをかけちがったのかなーと思うことは、人生であるけれど、そのどうにもできない思い残りを微妙なタッチで描いた作品だった。ズシンと澱が残るような、そんな読後感。
    ・綿矢りさ 『青春のリグレット』
    菓子の思い出に共感。
    その当時は、その後にそんなに大きな存在になることなどないと思った存在が、ふといちいち思い出す存在になっていたと感じることはある。それが確かに青春という時期特有のものなのかもしれないなーと気付かされる。

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    2023年04月25日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    結婚して3年ほどの三十歳の主婦、初美。夫と仲が良いものの夜の営みは間遠に。
    .
    妄想力が豊かな主婦でもなんとか最終的には持ち直しているところは良い。笑
    .

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    2023年04月02日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    インスタで見て初めて読んだ柚木さん。果物をはじめ描写の仕方がすごく素敵だし、主人公に対して共感しまくりだし、軽く読めて心地よい。ストーリーもラストも◎

    「もしかすると、すべては実りを待つようなものなのかもしれない。時間をかけて、手間をかけて、肌を合わせていれば、心を通わせてさえいれば。夫婦で居ることをしぶとくやめなければ。いつしか花はゆるやかに開くのかもしれない。」

    私も変わりたいな、と前向きになれた1冊。心がガサガサしてしょうがなくなった時、また読みたい。

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    2023年03月14日
  • 私にふさわしいホテル

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    ネタバレ

    ドタバタコメディだと思ってたら壮大な復讐劇だったでござる。

    出てくるキャラみんな好きになれるし
    コメディも復讐も面白かった。
    幸せになって欲しいなぁ。
    たぶん一般的な幸福は無理なんだろうなぁ。

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    2023年02月24日
  • ねじまき片想い

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    片思いの相手、西島さんに度々降りかかる事件を刑事以上の推理力で解決して行く宝子さんがかっこよくて!
    実は内に秘める想像力を全開にして、キラキラ楽しんでいて可愛かった!
    しかも、自分が勤める玩具会社のオモチャ達を武器?として駆使しているのが面白かったです。
    そして西島さんのダメンズっぷりもなかなか!
    そんな彼に夢中になってしまう宝子さんを止めたくてウズウズしてしまいました。

    舞台も浅草、スカイツリー、東京タワーていうのが素敵でした。柚木さんの食べ物の表現がやっぱり美味しそう!
    ローレライの仲間達、西島さんも宝子さんも、どの登場人物も、子供心を忘れてなくて、「好き」を大事にしているのが良いなと思

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    2023年02月01日
  • 私にふさわしいホテル

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    中堅出版社で新人賞を取ったのにそのまま鳴かず飛ばず・・・なアラサー小説家が自分の力で(というかもはや力業でw)己の欲しいものを手に入れていくドタバタ劇。
    表題の私にふさわしいホテルのみが雑誌掲載であとは書下ろしなので掲載した後に膨らませていったモノなのでしょうか。
    実在するホテル、小説家の名前も多々出てきますし現代文学読む人はそういう意味でも楽しめるのでは?と思います。
    ドタバタ劇でフィクション味は強いものの作中にはいくつもの「真実」が書き込まれていてメインストーリーの周りに散りばめられた言葉にも作者の「文学が、本が好きなんだ」という強い気持ちを感じられます。
    登場人物が決して善人じゃないとい

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    2022年11月22日
  • 踊る彼女のシルエット

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    女性はライフステージが変わるごとに昔の友達と疎遠になっちゃう。
    既婚未婚、子あり子なし。

    ステージが違っても仲良くし続けるって難しいよな。

    この作品のさっちゃんと実香もまさにそんな感じで、わかりすぎてしんどかった。

    結婚しなくちゃって焦る気持ちも分かる。
    子どももほしいとなると、女性にはリミットもあるし、尚更。

    でも固定観念に縛られているだけならば無理に結婚しなくていいと思う。
    結婚はゴールじゃなくてスタートだしな。

    この小説のラストはめちゃくちゃよかった!!

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    2022年11月17日
  • さらさら流る

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    自分自身の強さや弱さが好きになれなくても、自分自身を作り上げている性格の一部で、その部分と向き合い、「許す」という形で受け入れる登場人物は、人として強く感じられ引き寄せられる清々しさがあった。

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    2022年10月22日
  • 踊る彼女のシルエット

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    『踊る彼女のシルエット』
    柚木麻子/双葉文庫
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    柚木さんの作品は女同士の友情の中の暗い気持ちや前向きな気持ちが細かく表されているように感じる。そのため読んでいく中で、今まで過ごしてきた人生で味わったことのある人への嫌な感情や楽しい感情が思い出される。
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    主人公とその友人らがそれぞれの幸せを探せて良かった。

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    2022年10月22日