らんたん

らんたん

小説・文芸
1,782円 (税込)

8pt

「BUTTER」著者渾身の女子大河小説。

大正最後の年。かの天璋院篤姫が名付け親だという一色乕児は、渡辺ゆりにプロポーズした。
彼女からの受諾の条件は、シスターフッドの契りを結ぶ河井道と3人で暮らす、という前代未聞のものだった――。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    歴史・時代 / 歴史・時代小説
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    らんたん
  • タイトルID
    :
    1028686
  • ページ数
    :
    506ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年10月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    涙が止まらない うう、しょっぱい。

    幸せでうっとりするような温かい涙と、悔し涙。女が女として生きる人生は、こんなにも戦いに満ちている。

    フィクションなんだけど、これは一つの現実だ、と思うシーンがたくさんあった。
    岩倉使節団のシーンは本当に読んでいて悔しかった。けれど、そういう、行間に、歴史の流れの中に取りこぼされてしまった失われてしまった(あったかもしれないし、なかったかもしれないけれど、きっと、あったのだとおもう)
    声を、涙を、ひとつひとつ見つけて息を吹き込んで、物語として紡ぎあげていて、本当に本当に、すばらしかった。

    灯を灯しつないできてくれた、誰一人欠くことのできないすばらしい女性たちに感謝を、私自身も火を絶やさず、この先をずっと照らし続けていけるように。

    1
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    私もいつか暗闇にいる誰かを照らせる人間になれるだろうか、なりたい、生きねば。まだ照らしてもらってばかりだ。

    0
    2026年06月15日

    Posted by ブクログ

    河井道さんの生涯を描くノンフィクション。とても面白く、夢中になって読みました。さまざまな出会いや困難を乗り越えながら夢を実現していく姿は、朝ドラを見ているようでした。
    女子が自由に学ぶことが難しかった時代に女子教育のために奮闘してくれて、今は性別に関係なく教育を受けらることに感謝。
    また、新渡戸稲造や津田梅子、大山捨松、野口英世、徳冨蘆花、有島武郎、平塚らいてう、村岡花子など、歴史上の人物とのつながりが描かれているのも面白かったです。一人ひとりの人物描写も魅力的で、偉人なんだけど血の通った人間として想像できました。みなさんつながって影響を与え合っていたことに驚きました。

    0
    2026年06月06日

    Posted by ブクログ

    最近『翠雨の人』という女性偉人伝ものを読んだばかりだったので、つい比較してしまうが、同じように史実をベースにしながらも、こちらはぜいたくに津田梅子や新渡戸稲造などを中心に、明治の文化史を彩るスーパースターを山ほどぶちこんで、面白いエピソードがふんだんに出てくるので、単純に好奇心をかきたてられる。またそれ以上に河合道さんのキャラクターがとっても魅力的だった。戦前のああした雰囲気の中で、アメリカでの生活で身につけた自由主義と女性の権利拡大という理想を掲げながら、表面的には相手を立てつつも、実質的な実を取る良い意味での「ずぶとさ」が小気味良い。対立する相手をも魅了し、協力者に変えてしまう姿には、「格の違い」を納得させられた。作者の女性としての理想像が反映されているのだと思うが、単なる絵空事ではないリアリティを感じさせられた。
    彼女が創設した恵泉女学園の大学は昨年募集停止になったそうだが、女性の高等教育進学率は男子を越えて、ある意味その歴史的役割を終えたのだと思うと感慨深いものがある。

    0
    2025年12月21日

    Posted by ブクログ

    今、日本で女性が社会で活躍できているのは、このような方達の努力やがあったからこそだと、感謝できる大河小説。今の自分は、そのような方々のおかげ。
    津田梅子先生を知りたくて読んだが、河合道先生の方が親しみを覚える。
    勉強があまり得意でなくても、明るさと思いの強さ、シェアする思いやりで、成し遂げられる気がする。
    私も、生まれ変わったら、恵泉女学園で中学、高校生活を過ごしたい。
    明るく楽しい事をして、学び続けていきたいと思った。

    0
    2025年11月04日

    Posted by ブクログ

    一色乕児が主人公と思いきや、奥さんといつまでも一緒にいると約束し、姉妹の誓いをした、河井道という人が主人公。

    明治、大正、昭和という、まだ女性が軽んじられていた時代に、女性の地位向上に向けて、一生懸命動いていた人。

    そして、色々な有名な人ともちょこちょこと関係があり、読んでいて、えっ、この人は!となることも多かったです。

    思っていたとおり、戦争という辛い時も何とか女性が軽んじられないように。自分が作った学校を守れるように。と動いていて。

    こういう人もいたから、今の私たちもいる。そう思える本でした。

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    河井道の生涯をもとに、女子教育の変遷とその実現を支えたシスターフッドの物語 女性活動家だけでなく、各時代の著名人が大勢登場し、さながら大河ドラマのような重厚な読み応え。 朗らかで実直、時に苦悩しながら信念を曲げずに突き進む道と、彼女を慕いともに理想の学園を築いたゆりの二人三脚の道のりに勇気づけられる。

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

     てっきり一色乕児(いっしきとらじ)という珍しい名前の男性が主人公だと思っていたら、彼の奥さまのゆりさんと深い絆で結ばれた河井道さんのお話だった。

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    大河小説で、この厚さ・・・
    通勤鞄の中で、一番の重量と存在感を占めていて、どうしようかと困惑したのも束の間。

    すごくすごく面白かった!

    たくさんの女性が、女性として生きるために、時に果敢に、時にしなやかに闘った記録。

    そういうと、なんかすごい大河ーー!!って感じがしてしまって重かったり堅かったりしそうと警戒しそうだけど、そんな心配はいらない。

    主人公がとても人間的で、血が通って生きていた人なんだ、ということがよくわかって、ひとりの人間の人生を追っている感じがして、すぐに愛着が湧く。

    それから、出てくる人たちがみんな有名人で、
    えーこれどこまでが本当!?
    って、ドキドキしてしまうのも見どころ 笑

    ホントに、あの人があの人に・・・?!みたいないろいろがいろいろあるのです(語彙力・・・


    そうして、最後まで読み終えて、巻末についている、おびただしい数の参考文献に、著者のこの作品への情熱を感じる。

    さて!たくさん登場人物出てきたし、もう一回読もうかな!

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    大河小説のらんたん
    凄く読み応えがありました。明治時代に渡米した日本人女性の河井道さん この小説を読むまで知りませんでした。奇しくも、キリスト教の学校を2校で学んでたのに…女子教育をグローバルな視点から推し進めた偉大な方がいたのですね。
     是非朝ドラで見てみたいです。

    0
    2025年08月16日

らんたん の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    歴史・時代 / 歴史・時代小説
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    らんたん
  • タイトルID
    :
    1028686
  • ページ数
    :
    506ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年10月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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