柚木麻子のレビュー一覧

  • あいにくあんたのためじゃない

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    柚木麻子の直木賞候補にもなった短編集。今は昔の出来事となったコロナ禍の雰囲気を伝えつつ、SNSをテーマにした作品も多い。Butter と比べるとかなり拙い印象で、どの作品も完成度は高くない。どこにでもある「なぜか潰れないマダムショップ」に着想を得て想像力を膨らませた「商店街マダムショップは何故潰れないのか?」が佳作。ほかは強いて言えば、場面大転換が楽しい「めんや 評論家おことわり」か。

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    2026年04月02日
  • 王妃の帰還 新装版

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    柚木先生による学園小説です。グループ抗争と個人の思いが交錯しながら話が進んでいきます。大事件が起きたりしませんが、先が気になってついつい引き込まれてしまいました。

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    2026年03月29日
  • 注文の多い料理小説集

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    「夏も近づく」がかなり好きだった。自然の中でできることだけをして暮らしていく姿が素敵。葉月がのびのび過ごせますように。
    「しっとりふわふわ」はパンが食べたくなる。人を思う気持ちの大切さ。

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    2026年03月28日
  • ほろよい読書

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     違う作者の短編集の評価はできるはずないですよ。作品によって出来が違うのですから。それでも全体を通して考えると、まあまあという感じでした。

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    2026年03月26日
  • ランチのアッコちゃん

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    一話と二話が面白かった。
    アッコさんが、いろいろと都合のよい風に
    描かれすぎていたのが気になったが、
    強引で強烈でそれでいて仕事がバリバリできる人がいたら、確かに注目せずにはいられない。

    三話、四話で主人公が変わったのは「??」だった。

    軽い内容でスラスラ読むことができ、
    夜の街で働くレイカさんの言葉
    「女子同士って時々険悪になるものね。そういう時は、皆の話の流れに合わせるんじゃなく、自分から話題を振ればいいのよ。こちらから提供できるネタが多ければ多いほど、人間関係って楽になるわよ。些細なくだらないことでも構わないから」という部分は、自分のなかに取り入れようと思った。

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    2026年03月25日
  • 早稲女、女、男

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    2026.03.22

    柚木さんらしい、痛快で、疾走感のある、女子大生がテーマの連作小説。
    地方に住んでるので正直大学にはピンとこなかったけど、ラブコメと青春小説が苦手な私でもスッと読めて読後は爽やか!
    実に久しぶりに青春!を味わったなあ。
    登場人物たちはみんな頭が良くて美人なのに私には珍しく卑屈にならずに読めた笑
    どの子も見た目の華やかさとは裏腹にズルさや弱さをさらけ出しながら自分の気持ちと人生と戦っている様が描かれていたからかもしれない。
    「私にふさわしいホテル」の有森樹李が出てきたのも楽しかった!私が知らないだけで他の作品にも出ているのかな?

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    2026年03月22日
  • らんたん(新潮文庫)

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    すごい一代記。
    教育はとても大事。特に戦争をしない国にするにはとても大事だと思う。戦争をしてる国の人々はきっと戦争についてきちんと教育を受けなかった人たちなんだろうな、と感じるから。
    世界中を飛び回り、いろいろな国の人と交流して、そのいいところを日本に持ち帰り、押し付けがましくなく少女たちに教えた人、身につけさせた人、それができた人、という印象を受けた。
    あの戦争の時代に学校で英語を教えてた?楽しいイベントをたくさんやってた?そんなことできたなんてすごい。コロナ禍のとき、家の中でもなんだか騒いだり楽しんだりしてはいけないような気になった。あれの何十倍もの見えない圧力がかかっていたはずの時期だよ

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    2026年03月20日
  • ランチのアッコちゃん

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    またまた柚木さん作品。

    アッコさんのキャラクターが好きだったので、アッコさんのエピソードをもっと読めるかと思っていた。東京ポトフが出てきたり少し繋がりはあるものの、短編集でした。
    アッコちゃんシリーズは他にもあるとか聞いたけれど、アッコさんにまた出会えるならそちらも読んでみたい。

    小説のポトフが美味しそうでたまらなく、この本を読んだ日の夕食はポトフになりました。

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    2026年03月19日
  • 早稲女、女、男

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    ネタバレ

    立石三千子
    立教大学四年。香夏子とは金沢の中高一貫私立女子校からの大親友。たまたま最初に内定したレストランチェーンのマーケティング部に内定。

    早乙女香夏子
    早稲田大学四年。教育学部国語国文学科。演劇サークル「早稲田チャリングクロス」(早稲チャリ)に所属。永和出版に内定。

    長津田啓士
    留年を繰り返す脚本家志望のダメ男。香夏子の腐れ縁の彼氏。早稲チャリの脚本・演出を担当するが、まだ一度たりとも作品を完成させてない。

    早乙女習子
    学習院大学一年。文学部フランス語圏文化学科。香夏子の妹。映画研究部。

    あっちゃん
    三歳上の三千子の元恋人。原宿のヘアサロンで働いている美容師。

    杉野雄二
    早稲田大

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    2026年03月16日
  • 私にふさわしいホテル

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    最初は加代子のキャラに中々
    感情移入し難かったが、読んでいて
    段々加代子に魅了されて行く
    自分がいた。
    ただのサクセスストーリーでは
    なく加代子がむしゃら精神は
    真似したい位だ。
    東十条とのやり取りは漫才みたいで
    面白く、加代子に振り回された人々
    は何故が最後は幸せになっているのが
    またまた興味深い。

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    2026年03月14日
  • 早稲女、女、男

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    早稲女の知人はあまり多くないのでわかるようなわからないようなだったけど、夏菜子の拗らせ具合(?)には身につまされる思いがした。

    人並みもしくは人一倍がんばってきた自負があるのに、なんとなく人生うまく回っている気がしない時って、本当に苦しい。

    周りと比べても仕方ないのだけれど、王道の人生を歩めている友人知人が雲の上の人のような気がしてきたり。

    柚木麻子さんの作品の中だと『あまからカルテット』にも近いような、シスターフッドみを感じる一冊。
    個人的には『あまから〜』の方が好みだったかもしれない。

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    2026年03月13日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    世にも奇妙な物語にありそうな短編集。
    締め方は読書に任せる感じの作風なのかもしれないが、いくつかは投げっぱなしに感じた。

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    2026年03月12日
  • 王妃の帰還 新装版

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    柚木麻子さんは、ガールズ小説の中でも「シスターフッド」の系統を代表する作家だと思っています。とはいえ、私自身がガールズ系の作品をそれほど積極的に読んできたわけではないので、これまで読んだのは代表作くらい。少々反省しております。
    今年は、シスターフッド文学の日本に源流(かな?)とも言える吉屋信子の生誕130年。横浜では企画展も予定されており、その関連講演を柚木麻子さんが行うと知って、まだ時間はあるので 少し読み積もうと思います。

    本作『王妃の帰還』は、
    雑誌「紡」連載を経て
    2013年に実業之日本社から単行本化、
    2015年に文庫化、
    そして2026年に新装版文庫が刊行です。

    『BUTTER

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    2026年03月09日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    装丁が好きじゃない

    めんや、評論家おことわりは、最低な主人公なのに、何故か同情してしまった。

    どの作品も、ひりりとする毒を含みつつも、どこか可笑しさがあって、ラストも明るいのが良かった。

    そんなバカな…と突飛な設定にくすくす笑いつつ、楽しめた。

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    2026年03月08日
  • 伊藤くんA to E

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    読み進めるたびに、この本嫌かもと思うようになってきて、でもその理由は最終章にあった。
    でもやっぱり、性的描写は妙にリアルすぎて苦手だったな笑

    伊藤くんの言葉で強く頷いた場面を抜粋。
    「テレビも映画も小説も『傷つくことを恐れるな』と言い続けているけど、それは強者主導のルールですよ。傷ついても平気な顔で生きていけるのは、恥をかいても起き上がれるのは、ごく限られた特殊な人種だけなんですよ。そのことに誰も気付かないから、不幸が起きるんです。大抵の人間が夢を叶えないまま死ぬのは、夢と引き換えにしてでも、自分を守りたいからですよ。楽しいより、充実感を得るより、金を稼ぐより、傷つけられない方が本当は重要な

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    2026年03月03日
  • 王妃の帰還 新装版

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    ネタバレ

    表紙がめちゃくちゃ可愛くて、思わず表紙買いしてしまいました。
    女子中の中で起こるグループや派閥の争い。地味な女の子の視点で書かれていますが、クラス1可愛い女の子がトップグループから外され、主人公のグループに入って…とゆう感じで始まります。
    最初はこのクラス1可愛いと言われている女の子の性格が嫌で嫌で(笑)中学生とは思えない!あたしは無理だぁってなったけど、最後にはこの子が1番成長してたし、良い方向に変わっていったなぁと思います。思春期の女の子特有の、どこかのグループに属さなきゃいけないあの環境、大人になっても窮屈に感じることもあるけど、学生の頃ほどではないな、と思います。一人でいるのと、大勢の

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    2026年03月02日
  • 注文の多い料理小説集

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    ネタバレ

     タイトルで買ってしまった。
     北信の湯田中の古本屋併設のフレンチのお店「やまブイブイ」。読書好きの女将さんの、おそらく読んだ本だろう。
     折しも、宮沢賢治の『注文の多い料理店』という短編集を読んだところだったので、目について、思わず手に取ってしまった。きれいな古本。200円はお買い得♪

     さて、誰から、どの作品から読むか?
     折しも、短編集を編むなら、作品の掲載順はどうあるべきかを読み友たちと語る機会があったので、果たして順番は大切か、それとも……、という思いを確かめる意味でも、この短編集は、今、読むべきだとも思ったのだった。

     結果、最初に読んだのは柚木麻子から。「エルゴと不倫鮨」
     

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    2026年03月03日
  • あまからカルテット

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    ⭐︎3.4
    仕事や恋愛、色んなことに忙しい女4人の友情。誰かが辛いときは他の3人が助ける。大人になってこんな風に深く関わり合える関係性は現実ではなかなか難しいと思いつつ、女性の人生ならではの葛藤など共感できる部分もあった。
    平和なものが読みたいときにはいいかも。

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    2026年02月27日
  • マジカルグランマ

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    思ってたのと違う、でも『らしいな〜』って
    笑えるようなラストでした。

    『人生、諦めるにはまだ早い』
    だってマジカルグランマはいつになっても諦めない。私も負けてられない!!

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    2026年02月23日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    日常にありそうでない、じっとり、でもヒリヒリ(たまにスカッと)する短編集。臨場感の高さが、具体的な人物を写生しているかのよう。
    ラーメン屋の話、繰り返し読んじゃった。

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    2026年02月22日