柚木麻子のレビュー一覧

  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    ananのターゲット層向けに描かれているせいか、私の観たことなないドラマが多かった。年代が違い過ぎるから仕方ないか。また私はサスペンスものが好きなのだが、ほぼ取りあげられてなくて残念だ。
    もちろん観たドラマもあるのだが著者と感想が全然違う。作家とはこう言う視点で観ているのかと勉強になった。またトレンディドラマにおける女性を「妖精」と表現するあたり大いに納得。あの時代の女性はみんな「妖精」になりたかったんだよ。
    近頃は年齢的なこともあり恋愛ものは敬遠していたが、ツッコミを入れながらも観てみようかと言う気になった。
    願わくば次回は週刊文春で描いて欲しい。

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    2025年07月18日
  • ほろよい読書

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    5人の作家さんによる、お酒に纏わる短編集。それぞれの特徴が出ていて楽しい。個人的には柚木麻子氏の、コロナ禍の時期のオンライン飲み会の話が好きだった。

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    2025年07月10日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ネタバレ

    解説にも書いてあったが、ユーミンの楽曲はそれぞれの曲に自分だけの思い出と固執したイメージが伴う中、この人にとってのこの曲はこんなイメージなのかぁと新しい側面を見れて面白かった。
    青春時代のすれ違いがリアルに描かれている「あの日にかえりたい」が一番好きだった。

    数多くのユーミン好きに、あなたならどれを選曲するか聞いてみたい。私なら「リフレインが叫んでる」で書くだろうなぁ、なんて。

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    2025年06月30日
  • さらさら流る

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    元恋人が撮ったヌード写真がネットに流出
    どんな風になっていくのかとはらはらしたが、落ち着くところに着地でよかった。
    途中、誰が主人公に悪意を持っていたのが怖かった。

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    2025年06月29日
  • オール・ノット

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    面白い…けど、主人公には最後まで共感できない。
    オールノット、全てダメに見えても、全てダメということはないはず

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    2025年06月29日
  • 終点のあの子

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    コテコテ?の女性の世界。柚木さんらしいテイストが随所に感じられた。
    朱里のような女の子ってすごく少数派だけど実際に居る(自分も似たようなタイプの女性と関わったことある)。
    本人にそんな悪気は無いんだけど、残念ながら発想や行動が理解しづらく、結果として集団から浮いてしまう。でも、気の合う人って男女関係なく必ず居て、そういう人に巡り合えるかどうかで人生が大きく変わる。そんなことを思い浮かべながら読み進めました。

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    2025年06月27日
  • 終点のあの子

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    女子の良いところと悪いところがぎゅっと詰まったような本…学生時代の世界は狭いけど本人にとっては全てなんだよね…多分…

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    2025年06月24日
  • 終点のあの子

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    あーそうそう、、女子ってこんな感じだったよなぁー。。って思う。

    さらりと読める一冊

    映像化も観たい

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    2025年06月23日
  • ランチのアッコちゃん

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    ずっと読みたかった『ランチのアッコちゃん』
    アッコ女史のバイタリティが凄すぎて、ランチ交換してから三智子が感化されていくのが面白い。
    『ゆとりのビアガーデン』は同じくゆとり世代の私に刺さりまくった。自分も玲実のような仕事の出来なさだったので、起業するという考えに至った彼女を尊敬する。
    『会社の仕事』が出来ないから、自分に出来る『起業』を彼女はやったのだ。

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    2025年06月23日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    中学生のときからユーミンが好き。
    何度かライブにも行ったけれど、
    苗場は行ったことがないんだよなあ。
    行きたいなあ。
    入り込みすぎず、淡々と読み進めて、
    静かな気持ちになった(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

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    2025年06月22日
  • 幹事のアッコちゃん

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    読みやすい作品で読書にガッツリ時間が取れない人にお勧め。
    アッコさんと三智子の関係性良いですね。
    無性に焼きそばが食べたくなりました。

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    2025年06月22日
  • ナイルパーチの女子会

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    ネタバレ

    人の心に潜む狂気を描く1冊。

    商社で働く志村栄利子と、主婦でブロガーの丸尾翔子。
    違う世界に住んでいた二人が”友達”となったことから、栄利子の暴走が始まる。

    栄利子の人との距離感のバグり具合や、理想の押し付けに辟易するが、本当に自分はそうではないと言えるのだろうか?

    誰でも心に狂気を持っていて、心理状態が追い詰められれば表面化する可能性を秘めている。
    それは、人間の手によって環境を変えられ、生態系を壊してしまったナイルパーチと同じだ。

    ただ、ナイルパーチと違うのは、人間は自分で環境を選べるという事。
    栄利子と翔子が自分の環境を変えようと動き出すラストには、ほっとした。

    個人的には、狂

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    2025年06月20日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    著者が取り上げているドラマのほとんどを観ていない。完走したのは、最近の作品では「エルピス」「日曜の夜くらいは」の二作のみ。

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    2025年06月19日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわる
    アンソロジー小説

    普段あまり読まないジャンルも
    ありつつ

    あっという間に
    感読でした

    中でもやっぱり
    柚木さんのお話しは
    うるっと来たり笑えたり。

    とりあえず
    明日
    がりがりくん買ってくる!

    哺乳瓶とっておいたら
    シェーカーに使えたな笑

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    2025年06月18日
  • 終点のあの子

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    映画化されたということで面白いのかな、と思って読んでみた。

    女子校を舞台に女子高生たちの日常を描いている。いじめや恋愛、憧れや将来に対する不安など、リアルに描いている。

    名門女子校で、他校生や男子高校生との関りはほとんどなくすごく狭い世界に生きているので、裏切りや悪口を許せなかったり、グループを作って異種だと決めつけているクラスメートとは関わらなかったり。
    大人になってから思えばそんなことに悩まなくてもよかったことに、深刻に悩んだり、本当に今思えば無駄に息苦しかった状況をよく描いているなぁと思った。

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    2025年06月15日
  • 終点のあの子

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    みんな繊細な女の子だった。傷つきやすい儚い女の子だった。外から見ると悪い子、強い子、可哀想な子にいろいろ見えるけど中身はみんな脆い。人の目を気にして生きていくことが人を不安定に不自由にさせていく。でもそういう生き方しかできない哀しさがあった。その儚さが彼女たちの魅力なのかもしれない。

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    2025年06月15日
  • その手をにぎりたい

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    一気読みしてしまった。
    正直青子みたいな女性は合わないかもなって思っていましたが、就活生の時に、まさに青子みたいなバリキャリ女子に憧れていた事を思い出しました。
    ここまで一心不乱に打ち込むっていうのはかっこいい。

    一ノ瀬さんとの関係も片想いしながらも、
    10年間振り返った時に、切磋琢磨しあえた仲で素敵だなって思いました。
    (正直初めはちょっとゾワッとした部分がありました。)

    他の作品も読んで見ようと思います。

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    2025年06月14日
  • ついでにジェントルメン

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    女性の権利を重視した話が多くあり、ユーモラスにまとまっていた。
    ただ、もっと思い切って書いてくれてもよかったな…と思う。すごく刺さるみたいな箇所がなかった。

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    2025年06月11日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    もちろん⁈ 柚木さんのポッドキャストが大好きで、この本も迷わず手に取りました。
    私がドラマをあまり見ていなかった時期の話も多く、共感しきれない部分がちょっと悔しかったです。

    途中から自分も観ていた作品が登場し、俄然おもしろく読めました。
    推しのスキャンダルや、原作者とドラマ制作の関係についてはネットでも読んだことがありましたが、紙で読むとまた違う重みがありました。

    一緒にドラマを楽しんでいるような気持ちになれて、嬉しかったです。
    これからも書き続けてほしいし、柚木さんご自身の作品が映像化されたときの話も、読んでみたいです。

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    2025年06月08日
  • 本屋さんのダイアナ

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    物語が交互に変わる
    ダブルヒロイン形式で話は進む

    一人の主人公、ダイアナ
    名前の由来は競馬の大穴から
    なんで、そんな名前にした!?
    と直ぐに物語に没入できた

    中盤までは、すっごく良かったのだけど、
    それ以降は、現実と非常を突き付けられて
    すっごく可哀想な気分になった
    とくに、もう一人の主人公の彩子パートに
    序盤から何となく匂わせる感じはしてたんだけどね

    いろんな作家の名前や
    小説のタイトルがたくさん出てきて
    そこはワクワク

    赤毛のアンについて、
    結構触れられる場面があるけど、
    読んだ事がなく、知ってる人が読むと
    また違った思いを抱くのかが気になった

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    2025年06月07日