柚木麻子のレビュー一覧
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柚木麻子さんによる名作の解説
つくずく私は名作と呼ばれるものを、ほとんど読んでないのだなぁと思い知らされる
現代の小説も、無理やりにでも系譜を辿れば昔の名作の影響を受けているのだろうし
そんな知識があって読む方が楽しめるのはわかるんだけど、なかなか手が出ないんですよねー
これを機会に気になる作品を読んでみようかとも思うけど、結局読まない気もする
柚木麻子さんのエッセイとしての側面
気になったのは、「女同士はドロドロしていて怖い」という価値観と戦うために小説を書いているらしい
確かにそんな価値観に立ち向かった作品もあるけど、すっげーどろどろした女同士の関係を描いている作品もあるけどね -
Posted by ブクログ
セックスレスのため性欲をこじらせている主婦のお話
結婚して3年の初美
夫婦関係は円満で不満ないが、唯一の悩みがセックスレス
そのため、欲求不満を拗らせて同級生といい感じになったり、義弟との妙な妄想をしたり、マンションの向かいの浪人生を誘惑したり、産婦人科の女医の触診で欲情したり、果ては家出の逃避行をしてしまう
果たして、夫婦関係はどうなるのか?
12編の連作になっているので1編は短め
1. 西瓜のわれめ
2. 密柑のしぶき
3. 苺につめあと
4. グレープフルーツをねじふせて
5. ライムで全裸
6. 林檎をこすれば
7. 柚子の火あそび
8. ピオーネで眠れない
9. 桃の種はしゃぶ -
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Posted by ブクログ
早稲田大学の女性を軸に、各大学ごとの特色を持った登場人物達の連作短編
メインのキャラは6人
早乙女香夏子:早稲田、すっぴん、ジーンズ、強気、理屈、真面目、努力家
立石三千子:立教、香奈子の友達
本田麻衣子:日本女子大、長津田が好き
早乙女習子:学習院、香奈子の妹
慶野亜依子:慶応卒、出版社勤務、営業、吉沢の元カノ
青島みなみ:青山学院、卒業旅行のメキシコ行きの便でたまたま知り合った香夏子と行動を共にする。境遇が香夏子と似ている
その他のメンバー
長津田:早稲田、7年生、香奈子と付き合っている
吉沢:早稲田卒、出版社勤務、香夏子が好きで告白している
美奈子:日本女子大、麻衣子の友達、派手系
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Posted by ブクログ
知ってる作家さんもいれば、はじめましての作家さんもいて
すごく盛り沢山な感じの本だった。
飛鳥井千砂「神様たちのいるところ」
元カレとの約束でギリシャに降り立つ。
彩瀬まる「かなしい食べ物」
同棲中の彼女から枝豆チーズパンを作るようねだられる。
瀬尾まいこ「運命の湯」
呂三男じいさんとジュリエット。
西加奈子「宇田川のマリア」
殺されたはずなのに、みんな私のことが見えるの?
南綾子「インドはむりめ」
結婚してもお母さんになっても、絶対に友達でいようね…。
柚木麻子「残業バケーション」
昔のドラマを録画したビデオを探し出す。
私、西加奈子さんの作品を初めて読んだんだけ -
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Posted by ブクログ
ネタバレフランス文学、日本文学、イギリス文学、アメリカ文学から有名な本たちを柚木さん視線で紹介。
タイトルは知ってるけど、半分以上読んでなくて、「名作」にはついつい構えてしまってたな。
柚木さんの文章にニヤニヤしたり吹き出したり。
思っても見なかった解釈や、時代背景に驚いたり。
どの本もとても楽しそうに語られるので、もう少し気軽に楽しみたくなった。
といいつつ、やはり最初は大好きな名作を再読しちゃうかなー。
罰がなんだよ、それでも私は、やりたいようにやるよ、と言いたげな彼女達の姿に勇気づけられる「赤と黒」
女性の魅力の正体や、欲しいものを手に入れた時の恍惚とむなしさについて、ここまで突き詰めて描い