柚木麻子のレビュー一覧

  • 3時のアッコちゃん

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    ネタバレ

    ランチのアッコちゃんの続編。
    ブラック企業に勤めているんじゃないかと
    思っている人には「メトロのアッコちゃん」を
    是非読んでほしい。ちゃんと食事や睡眠を
    取っていないとこうなっちゃうっていう
    いい例でした。当事者って案外気づかない
    ものでこういう時に神出鬼没で豪快で剛腕な
    アッコさんに出会えれば人生を見つめなおす
    いいきっかけを作ってくれるだろうなと
    思いました。わたし自身が関西に住んで
    いるので後半の〇〇のアッコちゃんが
    タイトルにつかない2編は関西編だったのが
    すごく面白かった。岡本駅周辺の描写や
    出没するベティなんかもあぁ~あるあると
    思いながら読めたし、梅田の地下街も今はない
    泉の広場なんかも出てきて懐かしさや
    地下のラビリンス具合もうんうんと頷きながら
    読めました。そしてその2編にもがっつり
    登場しないながらもアッコさんの存在が
    見え隠れするところも面白かったです。

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    2024年10月31日
  • とりあえずお湯わかせ

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    コロナ禍で出産、育児をする女性たちは本当にしんどいだろう。家事育児に仕事、それもほぼワンオペで肺の疾患があるため家から一歩も出られず旦那さんとも生活を分ける日々…辛すぎる。女性は笑って男性を許せとか掌で転がせとか、家庭が上手くいくコツは女性側の努力を求めるけど夫婦とはお互いが歩み寄り話し合い協力し合うものだと思う。政策への物申しなども読んでて胸がすく。子供と全力でダラダラしたり遊んだり今しかできない時間を楽しむことは大切。もっと人に優しく平和な世がきたらいいな。料理や仕事の話も楽しい。「らんたん」読もう。

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    2024年10月29日
  • 伊藤くんA to E

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    伊藤くん、どこか憎めないみたいな人かと思ったら一ミリも好きなところなくて最高。女性陣も完全勝利できるわけでもないし、どっか心にトゲが残る。
    安全圏から好き勝手いう人ってやっぱり嫌われて当然なのかも。でも安全圏に居たいよね…
    文庫版の表紙の伊藤くんはとっても素敵だったので中身のクズさとのギャップがすごかった。

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    2024年10月10日
  • さらさら流る

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    裸をネットに晒された女性の話
    女が悪いて感想もあったけど、二人ならそんなこともあるだろ

    女の家庭が幸せそうで、晒した男がそうじゃなさそうで、報われない

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    2024年10月10日
  • マジカルグランマ

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    自分が楽しく生きることを追求していく主人公

    他の登場人物たちも
    自分らしく気ままに生きている人ばかりだけれど
    お互いに少しずつ影響し合って
    良い方向に進んでいく

    自分自身に素直に無理をしないのが
    よい歳の重ね方だと思わせてくれた

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    2024年09月29日
  • けむたい後輩

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    勘違い甚だしい栞子に終始イライラしてたけどところどころ哀れにもなり。
    最後はあまりに滑稽でスカッとする反面冷めた軽蔑感もありかわいそうでもあり
    自分を持っていそうで持っていなかったんだな……

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    2024年09月17日
  • 伊藤くんA to E

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    昭和の文豪松本清張氏の『花氷』では肉食獣のようなゲス野郎が主役であるが時代は変わり本作ではイケメンで実家が金持ちなのに行動で不快感を与えるという伊藤くんを5人の女性の視点から描いた作品である。有名脚本家クズケンもなかなか屈折しており大抵の話だとこっちが主役になりそうだが伊東くんを主役にしているところに意図を感じる。
    女性側の方もB編以外は同情し難い恋愛模様であるが最終編のEで実は恋愛話ではなく根幹というかアイデンティティに関わるので意外性もある。それにしても皆様直ぐにご性交という流れになっており凡夫以下な我が身からすると羨ましい限り。

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    2024年09月07日
  • 幹事のアッコちゃん

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    痛快!なのを期待してたけど、なんかコーチングの様子を物語にしたみたいな読後感。
    ちょっと期待外れだったなぁ。
    それとも私が変わったの?
    これで最終巻かしら?

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    2024年08月23日
  • けむたい後輩

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    星3.5
    柚木さんの本を読んだのは「奥様はクレイジーフルーツ」に次いでこれで2冊目。中々面白い。
    何とも表現しがたい女性の心の揺れ動きだったり、意地だったり、本音だったり、その他諸々が上手い表現で散りばめられていてさもありなんという雰囲気を作り上げているように感じました。
    エピローグにおける登場人物の変わり身には少しビックリした。

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    2024年08月15日
  • ねじまき片想い

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    場面が適度な早さで変わっていくので、飽きずにテンポ良く読めた。
    予想外にミステリー要素もあり、楽しく読むことができた。
    主人公が、片思いを通じて成長する物語。相手のことを気にするあまり、好きな相手の顔色をうかがって、自分を押し殺してしまう感じは、わかる気がする。
    相手がどう思ってくれるか、ではなくて、自分がどうなのか。相手のことは、どうしたってわからないから、相手本位ではなく、自分本位になったもん勝ち。そんなことを読み進めて考えさせられた。

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    2024年08月06日
  • 嘆きの美女

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    自分の弱さを認めてそれを他人にも伝えられる人はやはり強い。外見が美しいだろうがブスだろうが、他人へ思いやりをもって接せられる人は総じて美人である。

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    2024年08月06日
  • らんたん

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    女性が羽ばたいていく 恵泉女学園創立者、河井道の半生記。
    女性の教育、権利に情熱を傾け、道を切り拓いた彼女の生き方に深く頷きながらも、未だ女性軽視のこの国を憂えてしまう。
    明治・大正の頃の著名人が出てくるので「この人達はこういう関係性があったのか」と知ることができる。

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    2025年12月18日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    思ったより官能?小説でした笑。可愛い表紙絵に惹かれてジャケ借りしてきましたが、短編ごとの扉絵も色っぽい短編タイトルに合っていたし当たりでした!美味しそうなカクテルを作ってくれる控えめなマスターが居るバー、初美さんと行ってみたくなりました。

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    2024年07月28日
  • 3時のアッコちゃん

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    あっという間に読んでしまった。サクサク読めた割に心がチクチクした。今の世の中の矛盾行き場の無い憤り、又就活の闇?世の中一体何処に向かっているのか怖い気がする。でも人と同じで無くても良いんだよと言われている様な気がする。ちょっとしたTea timeや朝の食事で人生変わるのかなぁ。私の人生にもアッコさんが現れてくれて居たら私も変われたのかなァ...なんて気持ちになっちゃいました^o^自分も色々な場面で人生を選んで来たけどもっと頑張れば良かったと思う事は山程あるけど、あの時に戻れるとしたら私は何を選ぶんだろうか?

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    2024年07月16日
  • 幹事のアッコちゃん

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    営業部員として働いている三智子の後輩男子は冷めていて、忘年会の幹事を嫌がっている。三智子に連れられて行った飲み屋でアッコさんと出会い、「今日から四日間、私の忘年会に参加なさいな」と言われ…。
    表題作の『幹事のアッコちゃん』、アッコさんに反感を持つウェブライターの『アンチ・アッコちゃん』、チームリーダーとなり悩む三智子の成長を描く『ケイコのアッコちゃん』、アッコさんの会社とM&Aを巡る『祭りとアッコちゃん』の4話を収録。
    アッコさんもすごいんだけど、なにより澤田三智子恐るべし。3巻ではとうとう正社員になり、最後の話では社内の中枢セクションにまで。

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    2024年06月26日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    コメディのようなストーリーだと感じた。でもシリアスな悩み、問題も所々散りばめられておりあまり無い趣向の本だなと感じた。
    多かれ少なかれ、特に既婚女性は初美さんのような感情を持ってるのではないでしょうか?ただ、初美さんはちょっと行き過ぎてる感じもしたけど笑
    要は人間「無いものをねだる」ということかなと。
    それを性欲にフォーカスするとこの本のような話になるんじゃないかなと思った。面白い本だと思います。

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    2024年06月21日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    ネタバレ

    レスに悩む割に自分のだらしなさを改善しようとはせず、ただ旦那のせいにする初美にイライラしたり、すぐに妄想に走るところに嫌悪感すらあったけど、後半にかけて本気でダイエットしたり前向きに頑張る姿に応援したくなった。それでも旦那さんは初美のことをちゃんと見てくれなくて、切なくなったり。。。モヒートがすごく美味しそうで、この夏はモヒートを飲もうと思った。

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    2024年06月20日
  • 名作なんか、こわくない(PHP文芸文庫)

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    柚木麻子さんのエッセイは初めてでしたが、エッセイでも圧倒的文才だなあと思いました。
    各名作を紹介する前の導入がどれも華麗で…!自然なフックで名作に繋がり、締めもオチがついてる感じがして、読後感がとても良い…。
    柚木さんほどの感受性で読める気がしないのだが、紹介されている作品のいくつかを順番に読んでいきたいと思う。

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    2024年06月20日
  • マジカルグランマ

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    自分の祖母のようなおばあちゃんだった。
    夢はいつまでも大きくて、強か、美意識が高い。
    いつまでもパワフルで、生命力が高い。
    沢山の可能性を感じされる人は、魅力的。

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    2024年06月06日
  • 嘆きの美女

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    監督蜷川実花でネトフリドラマとして実写化したら跳ねそうな内容
    テーマは好きなんだけど全体的にさむかった
    スピンオフは絶対に蛇足( ; ; )

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    2024年06月03日