柚木麻子のレビュー一覧

  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    小池真理子さんのが1番よかった。
    小池真理子さんのあの日にかえりたい は、なんか後をひく寂寥感があったなぁ。人生で自分と狭い周りのことだけ考えていればいい、無責任でキラキラした時限的な日々。
    私も学生時代によく遊んだ場所(いまは、100年に一度の大開発で全く変わってしまったけど)を時々思い出す。今も私の中の一種 パラレルワールドであのまま存在すると信じて。その当時の友達とは、全国バラバラでずっと会っていないけれど、やはり あの時のままパラレルワールドで一緒に遊んでいる。
    でも、思い出すと楽しいけれど、なんか寂しくなる。

    そんな気持ち。

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    2025年10月26日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    面白く読めた。世代が近いということが大きい気もする。女性感は共感できたが、男性感はついていけないところもあった。

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    2025年10月24日
  • けむたい後輩

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    横浜のお嬢様女子大学に通う真実子は、病弱で、小中を病院で過ごしていた。それを心配する幼馴染の美里(同大学、同寮で暮らし、女子アナを目指している)と、真実子の一つ上の先輩である栞子(過去に親のコネで詩集を出している。退廃的、文学的なことへ傾倒)、二人の目線で描かれた大学生活。

    誰もがうらやむ美貌を持った美里は、必死に努力するもキー局のアナにはなれず、しかし奮起して、北海道でアナウンサーになるという夢を叶える。一方、栞子は、創作への熱などとうになく、しかし、文学通であるというポーズだけは一人前で、大学教授だったり、カメラマンだったり、映画監督志望だったりする男に依存していく。自分は将来は、ブックデザイナーとかやりたいといいながら、やっていることは、男連中の飯炊き。しかし真実子は、そんな栞子を尊敬し、盲目に崇拝している。栞子は、真実子が私をおだてるから、私はなんにもない人間になったんだと、逆恨みする始末。

    ピュアでなんでも吸収する真実子は、ちょっとやってみようかな、のノリで書いたシナリオで賞を獲り、売れっ子のシナリオライターとなる。そこに、栞子は、映画監督志望の男と一緒に作品をつくらない? という、上から目線の提案をしにゆき、ズタボロに言い負かされてしまう。

    自分は特別な人間だと思っているサブカルまみれ、栞子の、痛々しさがわかりすぎて、辛い。美人でもなく、頭がよくもない自分が、必死にカッコつけて見出した居場所を、あっさりと美人に奪われ、自分を崇拝していた後輩に、追い抜かれる。

    「年上のくせに葛藤のレベルが低くないですか? あんなに映画見たり、本読んでたくせに……。何一つ血肉になっていないんですね」

    やめてあげて、真実子……。まるで自分を見ているようだった。

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    2025年10月21日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミン、中学生の時、同級生女子からアルバム借りたな。思春期だな、嫁がファンじゃ無いから疎遠になったけど、ホントはこんな世界観が自分にはあってたかもね。

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    2025年10月11日
  • あまからカルテット

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    ネタバレ

    最初の1話は、お稲荷さん(を作った人)を探せという話。少年探偵団が妙齢のお姉さんになったような話で割と好きな話だった。後半は、立場が色々あるから、ちょっと言えないこととかもあるよね…という話も出てきてた。人に頼るのも悪いことではないとなって、力が抜けるのは良かったなと思う。
    私はおせち作らないし、作れと言われたら買う人間だからきっとこの4人の仲には入れなさそう…。

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    2025年10月02日
  • ついでにジェントルメン

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    初めて読む作者の短編集。面白いと思えるものと、苦手だと思うものが共存していた。
    菊池寛ってどんな人だったのか興味が湧いた。著作は読んだことがない。でも魅力的な人だったのだろう。
    全体的に、女性の権利や女性の自立というテーマの作品ばかり。まぁだからこのタイトルなのだけど。

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    2025年09月26日
  • 嘆きの美女

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    柚木麻子さん2冊目。
    読みやすく、キャラクターもしっかりしていて振り返ることなく読み進められました。
    私の持論「弱い女はいない」を再確認できた1冊でした。

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    2025年09月16日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    柚木麻子が『anan』で連載しているドラマ評をまとめたもの。私は柚木麻子と同世代なので懐かしく読んだが、『anan』の読者はいくつくらいなのだろうか。
    取り上げているドラマは2014〜なので既に懐かしく感じる作品が多いのだが(その後色々あって今表舞台に出ていない役者さんの話題も多く、しかも、複雑な気持ちにも……)さらに過去作品と絡めて語られていて、とても読みやすいが読み応えがあった。
    昔のドラマはモラハラ、セクハラだらけ。でも面白かったなー。「水曜日の情事」、観てみたい!

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    2025年09月15日
  • 早稲女、女、男

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    この本、今年読み終わって感想も書いて保存した記憶あるのになぜか感想消えて読みたいに入ってた…??
    各大学のイメージで勝手にキャラ付けされてて、それが解像度低すぎる描写となっていてあまり面白くなかった…

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    2025年09月14日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    個人的に好きな女性作家ばかりのアンソロジー。
    ユーミンの曲を主軸に描かれる物語は、柔らかい表現だが女の「業」というものを彷彿させる。

    私が好きだったのは『あの日にかえりたい』貧乏暮らし学生の青春謳歌がきれいだった。
    壊れた後の関係値も儚くてうつくしい。

    空想と現実が入り交じるのがユーミンに沿っていてる人選だった。

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    2025年09月14日
  • ついでにジェントルメン

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    柚木麻子さんは初読みでした。
    短編集で文藝春秋創設者の菊池寛の銅像が菊池寛という設定で声を掛けて新人作家を助けたり、大正期の本物の菊池寛や谷崎潤一郎が登場したり、はたまたドラクエみたいな話もあり、バラエティに飛んだ短編集でした。

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    2025年09月08日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    シンガーソングライターというのは物語を音に乗せて紡ぐ人なのだなと思った。
    ユーミンの曲にちなんだ短編のすべてよりユーミンの曲の方が何かを伝える熱量がある。

    これを読んでからあらためてこの6曲をSpotifyのプレイリストにして聴いてみた。
    その後もう一度読んでみたけど、やっぱり同じ気持ちだった。

    ユーミンが歌う情景は現実よりくっきりしている。

    本を読んだのに何故かユーミンの凄さを再認識した不思議な体験。

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    2025年09月07日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミンの歌が好きで買ったけど本はのめり込むほど刺さらなかった。歌詞と小説でまた違うんだなあ。違いを楽しめるようになったらまた読みたい。

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    2025年08月30日
  • あまからカルテット

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    謎解きやお料理や様々な要素を盛り込んだシスターフッドもの特有の恋愛とか仕事とかのドタバタストーリーでした。
    なんだか暑苦しいのとご都合主義な部分があまり合わず、読みやすくて面白いんだけどなんとなく結局シラケてしまいました。

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    2025年08月21日
  • 伊藤くんA to E

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    きっとみんな伊藤くんだ。
    自分とも、伊藤くんとも
    適切な距離を保ち
    楽しく暮らしていけばいいのかも。

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    2025年08月14日
  • とりあえずお湯わかせ

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    できることが限られている中、仕事と育児に追われる中、アイデアを出して毎日をこなしていく姿が書かれたエッセイ。

    コロナ、いい意味でも苦しい意味でも思い出たくさん。

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    2025年08月12日
  • マジカルグランマ

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    2025.08.09

    ミステリとは違う、どんでん返しの連続。成功したんだかしてないんだかなんなんだかドタバタで終わってしまった。
    あまりにもザ・小説なストーリーでリアリティが全くないのがちょっとがっかり。
    面白くなかったわけではないけど、お屋敷でホラーハウスをやるくだりからご都合主義な展開に醒めてしまった。最後に至るまでに長すぎ、そしていろいろ詰め込みすぎだったんだと思う。
    ホラーハウスが成功してそれで終わり、正子は高齢者の希望の星となった!で終わってよかったかな。
    最後は全部陽子にかっさらわれた感じ。
    そういえば最初の方から紀子か陽子だったけど、あんなに慕ってた紀子ではなく最後は陽子なんだね?と思った。

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    2025年08月10日
  • あまからカルテット

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    女性の友情と謎解き
    子供の頃からの仲良し4人組
    こんな友達っていいなって思った
    でも、
    彼女たちがそれぞれ結婚し、子供が生まれて
    その家族の生活ができれば
    今のままではいられなくなると思う

    楽しく読みました

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    2025年08月06日
  • マジカルグランマ

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    正子の後ろを向かない生き方が最高にかっこよかったな。
    自分の思う生き方を探しながら本当に「生きてる」って感じがした。
    うらやましい。
    正子のこの先の人生が幸せになりますように。

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    2025年08月03日
  • 3時のアッコちゃん

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    収められている4作中2作にしかアッコさんは直接的にててこないけれど、どの作品にも働く人だったらうなずくことや納得、経験したことがあり、しかも今の自分の仕事に役立てられそうな何かがつまっていて、読んで楽しい&ためになった。

    紅茶、スムージー、猪、梅田駅地下街の情報が興味深かった。

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    2025年07月28日