柚木麻子のレビュー一覧

  • 伊藤くんA to E

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    伊藤くん、どこか憎めないみたいな人かと思ったら一ミリも好きなところなくて最高。女性陣も完全勝利できるわけでもないし、どっか心にトゲが残る。
    安全圏から好き勝手いう人ってやっぱり嫌われて当然なのかも。でも安全圏に居たいよね…
    文庫版の表紙の伊藤くんはとっても素敵だったので中身のクズさとのギャップがすごかった。

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    2024年10月10日
  • さらさら流る

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    裸をネットに晒された女性の話
    女が悪いて感想もあったけど、二人ならそんなこともあるだろ

    女の家庭が幸せそうで、晒した男がそうじゃなさそうで、報われない

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    2024年10月10日
  • らんたん

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    「朝ドラ」的な時代の中(広岡浅子さん、村岡花子さんの存在感も強い)。だけれど主役は河井道さん。はじめまして。大正デモクラシーを学んだ時に見たお名前がたくさん出てきてシナプスが繋がってゆくよう。
    先人たちが勝ち得てくれた「女性」の権利を手に生きてゆくことは、ほんの少し息苦しくもある。女が座る椅子が増えたとて、空いた椅子に座る人は決まっていない。社会が同じ速度で変わらねばならない。

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    2024年09月30日
  • マジカルグランマ

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    自分が楽しく生きることを追求していく主人公

    他の登場人物たちも
    自分らしく気ままに生きている人ばかりだけれど
    お互いに少しずつ影響し合って
    良い方向に進んでいく

    自分自身に素直に無理をしないのが
    よい歳の重ね方だと思わせてくれた

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    2024年09月29日
  • とりあえずお湯わかせ

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    タイトルから惹かれて手に取った柚木さんのエッセイ。コロナ禍での生活、ワンオペ育児、昔の経験…ぐいぐい引きこまれて読んでしまった。特に記者会見の得意料理の話が良かったなー。でも確かに男性に料理の話なんかしないでしょ?なんの意図がある質問だったんだろう?

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    2024年09月25日
  • けむたい後輩

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    勘違い甚だしい栞子に終始イライラしてたけどところどころ哀れにもなり。
    最後はあまりに滑稽でスカッとする反面冷めた軽蔑感もありかわいそうでもあり
    自分を持っていそうで持っていなかったんだな……

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    2024年09月17日
  • 伊藤くんA to E

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    昭和の文豪松本清張氏の『花氷』では肉食獣のようなゲス野郎が主役であるが時代は変わり本作ではイケメンで実家が金持ちなのに行動で不快感を与えるという伊藤くんを5人の女性の視点から描いた作品である。有名脚本家クズケンもなかなか屈折しており大抵の話だとこっちが主役になりそうだが伊東くんを主役にしているところに意図を感じる。
    女性側の方もB編以外は同情し難い恋愛模様であるが最終編のEで実は恋愛話ではなく根幹というかアイデンティティに関わるので意外性もある。それにしても皆様直ぐにご性交という流れになっており凡夫以下な我が身からすると羨ましい限り。

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    2024年09月07日
  • オール・ノット

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    「オール・ノット」 一粒真珠を通すたびに、しっかり固く結んで、たとえ切れたとしても真珠がバラバラにならない技法

    そんな様に登場人物達が、細い糸で結ばれて行く物語

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    2024年09月04日
  • 終点のあの子

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    プロテスタント系のお嬢様学校が舞台。この年頃特有の自己顕示欲とか、友達との微妙な関係性とか懐かしく思いつつ読んだ。恭子と保田さんの話が1番好きだった。2人の友情がずっと続けばと思ったけど、グループが違うし、ひと夏の思い出で終わるのもあるあるかもしれない。

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    2024年08月27日
  • 幹事のアッコちゃん

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    痛快!なのを期待してたけど、なんかコーチングの様子を物語にしたみたいな読後感。
    ちょっと期待外れだったなぁ。
    それとも私が変わったの?
    これで最終巻かしら?

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    2024年08月23日
  • けむたい後輩

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    星3.5
    柚木さんの本を読んだのは「奥様はクレイジーフルーツ」に次いでこれで2冊目。中々面白い。
    何とも表現しがたい女性の心の揺れ動きだったり、意地だったり、本音だったり、その他諸々が上手い表現で散りばめられていてさもありなんという雰囲気を作り上げているように感じました。
    エピローグにおける登場人物の変わり身には少しビックリした。

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    2024年08月15日
  • ねじまき片想い

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    場面が適度な早さで変わっていくので、飽きずにテンポ良く読めた。
    予想外にミステリー要素もあり、楽しく読むことができた。
    主人公が、片思いを通じて成長する物語。相手のことを気にするあまり、好きな相手の顔色をうかがって、自分を押し殺してしまう感じは、わかる気がする。
    相手がどう思ってくれるか、ではなくて、自分がどうなのか。相手のことは、どうしたってわからないから、相手本位ではなく、自分本位になったもん勝ち。そんなことを読み進めて考えさせられた。

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    2024年08月06日
  • らんたん

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    女性が羽ばたいていく 恵泉女学園創立者、河井道の半生記。
    女性の教育、権利に情熱を傾け、道を切り拓いた彼女の生き方に深く頷きながらも、未だ女性軽視のこの国を憂えてしまう。
    明治・大正の頃の著名人が出てくるので「この人達はこういう関係性があったのか」と知ることができる。

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    2025年12月18日
  • 注文の多い料理小説集

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    巻頭の柚木麻子「エルゴと不倫鮨」の勢いがいい。エルゴは抱っこ紐。食に対するスタンスは生き方に通じるものがあると思う。だから伊吹有喜「夏も近づく」のように食べることを通じて繋がり合う2人の関係性が描かれた作品もすき。

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    2024年07月31日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    思ったより官能?小説でした笑。可愛い表紙絵に惹かれてジャケ借りしてきましたが、短編ごとの扉絵も色っぽい短編タイトルに合っていたし当たりでした!美味しそうなカクテルを作ってくれる控えめなマスターが居るバー、初美さんと行ってみたくなりました。

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    2024年07月28日
  • らんたん

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    史実に基づくフィクション。いつもの柚木先生の作品よりは登場人物も多く、読みづらさはある。いつもどおり主要人物が基本的に「善人」で、悪い感情は深く描かれないというか、印象に残らない。そこが良いところだし、読み終わって嫌な気分にはならないが、ハマり込んで読む感じではない。

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    2024年07月17日
  • 3時のアッコちゃん

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    あっという間に読んでしまった。サクサク読めた割に心がチクチクした。今の世の中の矛盾行き場の無い憤り、又就活の闇?世の中一体何処に向かっているのか怖い気がする。でも人と同じで無くても良いんだよと言われている様な気がする。ちょっとしたTea timeや朝の食事で人生変わるのかなぁ。私の人生にもアッコさんが現れてくれて居たら私も変われたのかなァ...なんて気持ちになっちゃいました^o^自分も色々な場面で人生を選んで来たけどもっと頑張れば良かったと思う事は山程あるけど、あの時に戻れるとしたら私は何を選ぶんだろうか?

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    2024年07月16日
  • その手をにぎりたい

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    「本当の豊かさってなんなんだろうね」
    ミキに青子が尋ねる場面。青子はミキよりもやはりナイーブであることがわかる。
    会社員であることをやめてからが青子の人生の本番になりそうな気がするけど、若さゆえのパワーと愚かさをバブル時代にピッタリと重ねて燃やし尽くしたのは感動します。

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    2024年07月07日
  • 幹事のアッコちゃん

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    営業部員として働いている三智子の後輩男子は冷めていて、忘年会の幹事を嫌がっている。三智子に連れられて行った飲み屋でアッコさんと出会い、「今日から四日間、私の忘年会に参加なさいな」と言われ…。
    表題作の『幹事のアッコちゃん』、アッコさんに反感を持つウェブライターの『アンチ・アッコちゃん』、チームリーダーとなり悩む三智子の成長を描く『ケイコのアッコちゃん』、アッコさんの会社とM&Aを巡る『祭りとアッコちゃん』の4話を収録。
    アッコさんもすごいんだけど、なにより澤田三智子恐るべし。3巻ではとうとう正社員になり、最後の話では社内の中枢セクションにまで。

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    2024年06月26日
  • 3時のアッコちゃん

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    契約社員になった三智子はシャンパンのキャンペーン企画チームに所属しているが、会議がうまく進まず悩んでいる。そんなときアッコさんが現れて…。
    アッコさんが帰ってきた。表題作のほか、ブラック企業で働く女性にアッコさんが直撃する『メトロのアッコちゃん』、東京から神戸に転勤してきたデザイナーの女性の日々を描いた『シュシュと猪』、大阪まで面接を受けにきた就活生の奮闘を描く『梅田駅アンダーグラウンド』の4本を収録。
    個人的には『シュシュと猪』という話が好きだった。

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    2024年06月26日