柚木麻子のレビュー一覧

  • けむたい後輩

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    ネタバレ

    お嬢様大学が舞台の物語
    自分も女子大出身なので手に取ってみました


    いろんなタイプの女性たちが描かれていて
    誰かには共感できそうです


    ・真実子
    昔から病弱で世間知らずのお嬢様
    好きな人には一直線で周りが見えなくなる
    一貫して一途な姿は
    痛々しくもあり、羨ましくもある

    どんなことにも良さを見つけるのって
    素晴らしい才能だと思います


    ・栞子
    誰とも違う自分でいたいという気持ちは
    若い頃の自分を思い出した
    自分が何者でもないことに気づいていく様子は
    私も見ないようにしてきたことを
    改めて突きつけられるようで読んでいて辛い


    ・里美
    容姿端麗、成績優秀、面倒見のいい性格で
    誰からも羨ましがられる存在なのに
    男性経験はなく、
    女友達にコンプレックスを感じたりする

    なんでも持ってるはずなのに
    人間って不思議
    里美からみた真実子が好きです


    女子校っていう独特の空間と
    ちょっとした一言で変わっていく女性の気持ちが
    とても上手に描かれているなと思いました


    このままモヤモヤ終わったら
    どうしようかと思ったけど
    ラストはスカッとしてよかったです(^^)

    0
    2023年12月07日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミンの曲をモチーフにした短編集。

    どれもほろ苦い、大人の作品集かな。
    綿矢りささんのは、ちょっと怖かった。多くは読んでいないのだけど、ちょっと危うい女性を描くのが得意な作家さんなのかなと感じた。
    川上弘美さんの作品は、辛い描写もありつつ、それでも希望を持たせる終わり方でよかった。女の子がしあわせであるようにと、私も願った。

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    2023年12月05日
  • 伊藤くんA to E

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    いろんな伊藤くんの話かと思いきや、1人の伊藤くんを周りの色んな女性の視点で描いたお話でした。どの話からもクズで無気力でどうしようもない人物だと分かるのが面白い。柚木先生の小説はゆるく読めて好きです。

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    2023年11月26日
  • 私にふさわしいホテル

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    痛快!と思いながら読んでいたけど、それだけじゃなかった。
    主人公が自分の人生を取り戻すまでのお話。
    そこに大御所東十条さんと担当編集者の遠藤先輩の視点と3つの視点で物語が進んでいく。
    絡み合ってもつれ合って良いコンビになって解散して…いやいや面白い!としか言いようがない。

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    2023年10月26日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    妻や夫をもう家族としてしか見れない。
    だからセックスをするという考えにはならない。
    “セックスをする関係“ってなんだろう。
    恋人、夫婦、セフレ、友人
    どれもシチュエーションは違えどもありえるけど、
    家族としてしかみれないってどういう意味なんだろう。
    恋人、夫婦→家族この壁にはなにがあるんだろう。
    家族だし夫婦だし、セックスできる仲
    そういうものではないのかな・・・・
    と理論上言ってみるけど、家族になると
    セックスをするに至らないのは分かる気がする。
    でもそれって悲しい事だよね。

    人間の三大欲求の一つでもあるから
    まったくしたくなくなるというのは
    違うと思うんだけど
    他の人だったらしてしまうんだろうか

    と、考えたら止まらない題材だったと思う。
    結局解決したんだろうか?という終わり方。

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    2023年10月25日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    初めは官能小説かと思って少し戸惑いましたが、少しずつ主人公の気持ちに感情移入してしまいました笑
    卑猥なことを考えてしまう主人公を憎めず、なんだか可愛いなと思いながら読み進めました。
    最後まで、旦那さんとどう言う関係になって終わるんだろうと気になりながら読み進めることができました

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    2023年10月23日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ後の世界というのはわたし自身にとっても明確にいろいろな意味でそれまでと変わりました。
    わたし自身は50代半ばですがワクチン接種は拒否しています。
    コロナウイルス自体に関しましては、日本人にとってはもともと大騒ぎをするほど大して問題ではなかったのですが、健康な人達までもがコロナワクチン注射を受けてしまうことによって、ワクチン注射を打った人たちの体内で悪いウイルス・菌が増殖をしてしまい、その悪いウイルス・菌を周り・周囲や日本中にばらまいてしまうことになるという説を信じています。

    そしてコロナ以前にはわたし自身では、「何とかコツコツと学び続けてさえいけば、生きていく道はあるのではないのかな」「学び続けてさえいくことが出来たならば、道は開けるのではないのかな」とぼんやりと考えていて、毎日平均6〜8時間くらいはなにかしらの学習をし続けていたのですが、今は自分なんかがいくら何かやっていっても格差、階級とかがどんどんと開いていって固定化していき、何も希望ややる気がでないような心境です。

    鎌田實
    人と人との関係であれば、フィジカルディスタンシング、ソーシャルコネクティング(物理的に距離を取り、社会的につながること)が大切になってくる。どうすれば、「離れてつながる」ことが実現できるのかを考えていかなくてはなりません

    まえがき
    第1章 人間とは生命とは
    養老孟司
    福岡伸一
    角幡唯介
    五味太郎
    第2章 歴史と国家

    ユヴァル・ノア・ハラリ
    情報を得て自発的に動くことのできる人間は、警察の取り締まりを受けて動く無知な人間にくらべて危機にうまく対処できます。

    ジャレド・ダイアモンド
    イアン・ブレマー
    大澤真幸

    藤原辰史
    長期戦に備えよ―歴史が伝えること

    中島岳志
    藻谷浩介
    山本太郎
    伊藤隆敏
    第3章 社会を問う
    ブレイディみかこ
    斎藤環
    東畑開人
    磯野真穂
    荻上チキ

    鎌田實
    人と人との関係であれば、フィジカルディスタンシング、ソーシャルコネクティング(物理的に距離を取り、社会的につながること)が大切になってくる。どうすれば、「離れてつながる」ことが実現できるのかを考えていかなくてはなりません

    第4章 暮らしと文化という希望
    横尾忠則
    坂本龍一
    柚月麻子
    あとがき

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    2023年10月23日
  • 踊る彼女のシルエット

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    婚活、妊活、惜し活。
    かつて婚活中に半婚活派の友達と噛み合わなくなり疎遠になってしまった経験を苦く思い出した。
    女である以上、実花が感じたプレッシャーとは無縁でいられる方が少ないと思う。

    異性しか推したことがないけど同性を推すってこんな感じか…

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    2023年10月21日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    2019年刊。結婚して互いに幸せだが、性欲の強さ・タイミングも合わず、様々な方向に悶々とし試行錯誤。錯乱したり平穏に悟った気持ちになったり、はたまた熱く激したり。世間に幾らでも有りそうなパターンの一つを小説という形にしたような。
    有りそうで、実は希少じゃないか?と思われる設定の中、展開されるアレヤコレ。読んでいる此方がムズムズして切なくなって来る。う~ん、何だろう……
    結局、読んだ時間だけ無駄をしたような、そうでもないような… つまらなかった訳でも無いのだが。

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    2023年10月11日
  • 伊藤くんA to E

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    もうちょいコメディよりかと思ってたら…なんだかずっと重くて嫌な面突き付けられて気持ちが沈みがちな本だった笑

    A・Bぐらいまでは明るく読み終えられたかな。

    そして唯一圧倒的な良い人、クズケン。え、え、絶対クズケンと付き合いたいんだが。イチャイチャパート最高だったのにな。

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    2023年09月27日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    松任谷由実さんの楽曲をテーマに各作家さんが書いた短編集。
    個人的には「春よ、来い」が一番好きだった。3人の視点から描かれるストーリーで、一見全く設定のない3人がどう関わってくるのか楽しかったし、ちょっとファンタジー的要素もあって(読んだ人にはわかる「あれ」)、なんだかあったかい作品で素敵だった。そして、ちゃんとユーミンのことが書かれてた。

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    2023年09月20日
  • 踊る彼女のシルエット

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    言ってることは分からなくもないのだけれど、なんかイマイチ共感できないというか・・・主人公が必要以上にぐるぐるしてる感じが好きになれないのかも。

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    2023年08月31日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    この夫とはもう無理ちゃう…?
    レス夫妻、欲望のバランスが一致してれば別に良いけど奥様ばっかり必死でせつない

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    2023年08月29日
  • さらさら流る

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    主役や恋人の心理に、深く突っ込みそうであまり深く突っ込まないんだなーと。
    頼れる両親がいる菫のことがうらやましかった。

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    2023年08月24日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    【2023年82冊目】
    なんとなく本棚にありつつもタイトルで嫌厭していた一冊。厚さ的に読みやすいかなと思って手に取りました。夫との仲は良いのに、数年に渡ってセックスレスな初美は身の内を焼くような欲望と、物悲しさと、夫が理解できない思いに苛まされ浮き沈みを繰り返す日々。仕事も友達付き合いも、夫との生活も満たされているというのに、セックスレスであることが初美の心を底へと沈ませます。愛する相手から求めらる手段はセックスだけではないときっとわかっているのに、生物学的な本能も含め、どうにもままならない思いがとてもリアルでした。二人の関係が満たされすぎているからこそ、欠けている部分に寄り一層辛さを感じるんだろうなぁ。

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    2023年07月28日
  • さらさら流る

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    ネタバレ

    かつて高校生だった頃に読んだ作品。
    当時は坂咲さんの目線でしか読めませんでした。
    「こんなの撮る方が悪い」ではなく、じゃあとらせなければ良いじゃんと思ってました。
    菫と光晴の感じ方が違いすぎて苦しいですね…。
    女と男だからこうも違うんだとばかり思っていましたが、どうやらそんなことはなさそうです。
    家庭環境、考え方の違いでこんなにも違うものなのかと…。
    メインはリベンジポルノですが、酒癖の悪さも関係してると思います。結末はさらさないでほしいものが勝手に流出するのと芸術として本人の同意を得て描かれるのは全く違うよと言いたいのかなと解釈しました。

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    2023年06月17日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    あまり歌詞リンクしている感じはしなかった気がする(あまりユーミン詳しくないのもあるかもだけど)

    綿矢りささんの青春のリグレットは綿谷さんらしいぶっとんで振り切った感じの主人公で面白かったし、歌詞と相まって忘れられない恋がある人には刺さると思う。
    「尽くされるより尽くす方が好き、自分が心から愛せる相手と一緒になることん夢見ていた20代のころ」

    春よ、来い
    「合コンが苦手じゃない男や女ってあんがい少ないんだよ」合コンって結局、互いを値踏みしてアピールする競技でしょうそんなのが好きな人間ってスポ根マンガに出てくるようなタイプの人間だけだから。

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    2023年05月31日
  • 名作なんか、こわくない

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    読んだことある作品をどうまとめているか、読んだことない作品で面白そうと思えるものがあるか知りたくて手に取った。

    仏文はどうしてこうも恋愛で身持ちを崩すのかw
    あとは大体女が逞しい

    2023.5.29
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    2023年05月29日
  • 嘆きの美女

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    柚木麻子さんのたべものや料理の描写がだいすき。今回はジャンキーなものの登場も多かったけど、シンプルにとてもおいしそう。
    書き下ろしのおまけ?の日記には、ほかの著書の"あの人"も登場して、ふふっとなんだかうれしくなった。
    とにかく読み始めからさいごまで、映像化されそうだなあというのが一番の感想。すごくドラマや映画にしやすそう。

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    2023年05月12日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ユーミンを聴きながら読む、曲を小説に合わせて読むのは初めての体験。音からも世界の広がりが感じられて面白かった。

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    2023年04月03日