柚木麻子のレビュー一覧

  • さらさら流る

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    とにかく光晴の性格がつらかった。不安定で、菫に対する態度に苛つく部分が多かった。



    菫の家族や友達はみんな素敵で、こんな人たちと過ごせる菫はうらやましい。

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    2022年01月21日
  • 踊る彼女のシルエット

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    ん?なんか読んだあると思ったらデートクレンジングの改題とのこと。前回はかなりずしんと来たが、今回はそういう環境にないからか、さらっと読めた。

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    2021年12月26日
  • ほろよい読書

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    「お酒」を題材にしたアンソロジー5作。

    ・織守きょうや「ショコラと秘密は彼女に香る」
    チョコレートボンボンに思い入れがありげな伯母を探る姪っ子は、その人物に会いに行く。

    ・坂井希久子「初恋ソーダ」
    果実酒作りが好きなキャリアウーマンの話

    ・額賀澪「醸造学科の宇一くん」
    実家を継ぐのが既定路線の酒造の一人娘は自分の将来に悩んでいて…

    ・原田ひ香「定食屋「雑」」
    夫の好きな食事が許せない妻は離婚を切り出される。

    ・柚木麻子「bar きりんぐみ」
    コロナ禍で昔の同級生からオンライン飲み会を依頼されたバーテンダー。

    お酒がスパイス的に、過去だったり、これからだったりを見つめ直すきっかけにな

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    2025年06月27日
  • 踊る彼女のシルエット

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    読んでいて楽しくなかった。

    佐和子や実花、ガツガツ婚活する芝田など、自分らしさ、自分がどう生きるのが幸せなのかよりも、
    世間が求める(と思っている)女性としての生き方を求めてしまう(求めざるを得ないと自分で縛っている)苦しさがしんどかった。

    独身で婚歴がないと変わり者、出産こそ女性の幸せ。母親になったら自分より子供を優先という世間の価値観。

    自分らしさがそれと一致すれば何の問題もないが、反するものだったら今の日本で生きるのは苦しい。

    最後に出てきた、結婚に向かないと気づいた大人達のシェアハウス。そこに近所の喫茶店から週何回かのデリバリーサービス。

    これはいい!
    経済的にも精神的にも自

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    2021年10月23日
  • さらさら流る

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    自由な家族の中で、幸せに囲まれて育った菫は人を疑うことを知らなかった。家庭環境が恵まれてない光晴にとって、憧れの存在であると同時に、羨む存在でもあり嫉妬の対象でもあり、不平等への不満が湧いてくる相手だったんだろう。

    一緒の時間を過ごせば過ごすほど、光晴は幸せな環境にいる菫の無自覚さに腹が立っていたのかも。それがヌード写真を軽く扱ってしまったことにつながってしまったんだと思う。

    ヌードモデルになることで、自分の裸が再定義される。菫が自分を拾い集める気持ちになるのはなんかわかる気がする。

    東京の街を思い浮かべながら読めます。

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    2022年07月06日
  • 私にふさわしいホテル

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    すごかった。主人公の、なんとしても自分の夢をかなえようとする姿、手段を択ばぬやり方。作家という職業は不安定だと思うが、自分を鼓舞し続ける原動力は相当なパワーがいるだろう。

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    2021年09月21日
  • 私にふさわしいホテル

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    文学新人賞を受賞したものの、同時受賞は元アイドルだったため注目をさらわれ不遇な道を辿る加代子。それから加代子の激闘ぶりがはじまる。この強烈なキャラは本性なのか。夢を叶えるにはこれくらい打たれ強く、執念深くってことか。
    コメディと捉えればいいのだろうが、やりすぎ感が否めず笑えないところもあった。そして、復讐に燃える加代子は好きではない。
    なのになんでだろうラストの場面はとても美しく感じた。最後なんとかきれいにまとまってゆくでもない、これからも何が起こるか分からない加代子の作家人生の荒波の幕開けのようでもあり。
    最初は宿敵だった東十条。妨害し合った東十条の心まで澄みわたらせ、かけがえのない友人にな

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    2021年09月19日
  • 踊る彼女のシルエット

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    結婚や妊娠を機に変わっていく女性の人間関係については共感できた。表紙が可愛くてワクワクして読み始めたが、内容は明るくはなく楽しく読める感じではなかった。

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    2021年08月30日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    2020年夏に刊行された本。コロナ後の社会の変化について。 人間、生命、歴史、国家、くらしと文化をテーマに21人の知性が語る。
    インタビューと寄稿された文で構成されている。コロナが蔓延し拡大していた頃の見解なので、現在の視点で読むとやや違和感がある意見もあるけれど、総じてコロナをきっかけに、今後社会が大きく変化すること、先が見通せない不安がつきまとうことで一致している。コロナ発生から1年が経って、ワクチン接種が進んでいるが、なかなか終息しないのが心配。 経済活動は悪化しているが、でもマクロレベルでの指標と実態の乖離は、それほど危機的ではないように思う。 影響が出てくるとすれば社会構造の変化、人

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    2021年08月21日
  • 名作なんか、こわくない(PHP文芸文庫)

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    100年経っても変わらない愛、恋、友情、野心、本音。

    フランス文学、日本文学、イギリス文学、アメリカ文学の4章に分けて、いわゆる古典名作が紹介されている。読んだことのある話も、あらすじだけ知っている話も、著者の語りと共に「そうそう!」「なるほど!」と思わず声が出そうになる。

    「ダウントン・アビー」やケイト・ブランシェットへのファン活動、作家のレシピ研究など、著者自身の日常も楽しそう。

    三島由紀夫『女神』の中で、娘を完璧なマドンナに育て上げようとする紳士が娘に与えた『クレーヴの奥方』は三島由紀夫的「モテ教科書」説、『風と共に去りぬ』のスカーレットと『若草物語』のジョー(そして作者のルイーザ

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    2021年08月20日
  • 踊る彼女のシルエット

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    元アイドルグループのマネージャーと喫茶店を手伝う主婦の友情と押しとオタクの物語。周りを巻き込んでのあれやこれやの婚活などそれなりに頑張ってたけれど、最後のシェアハウスの到着点が一番納得のいく、理想のあり方だと思った。

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    2021年08月16日
  • 私にふさわしいホテル

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    濃密な関係性だなぁ、作家と編集者って。いや、全てではないだろうけど。東十条氏がだんだんキュートになってて笑う。

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    2021年07月14日
  • ねじまき片想い

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    おもちゃ会社の腕利きのプランナーである宝子が、片思いする西島のために全力を尽くす話。社内で頼りにされている宝子だが、彼女が恋する西島は言っちゃ悪いけどイマイチな男で…

    富田宝子………タカラトミーやん!?
    そりゃおもちゃ作るの向いてる名前だわ

    現実的な物語じゃないけど、それが面白い。

    自分の心にねじを巻けるのは自分だけ。
    自分が良いと思うもの、魅力を感じるものを大事にしたい。



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    2021年07月07日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    ラジオ「荻上チキセッション」が夕方に移ってから聞くようになり、荻上チキさんとはどういう人かと探していて行きあたった本。読みたいと思った人の章のみ読みました。

    養老孟司:「不要不急とは」という、今回もまた若干ずれた感のある内容なのだが、この用語への同氏の違和感は、医者でありながら現場ではなく解剖をやっている自分、また現在の老人で公職にもない自分の存在は不要不急なのではという根本から生まれている。そこからさらに、人間自体不要不急なのではという話。この辺りは、前回読んだ氏のインタビューで、老人はコロナ禍を乗り切ったところで生き甲斐はあるのかという疑問と相反するようで通じるところがあり、面白いなあと

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    2021年05月15日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    読みたいところだけ、読みました。
    このような中だから、考えること、豊かさについて色々考えました。

    一年たって、また著者の皆さんのご意見を聞いてみたいです。


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    2021年05月09日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    期待した内容ではなかった、、、
    タイトル負け な感じかな。。。
    各コラムが書かれてから1年経ってしまったので、答え合わせ(経済も壊れてないし、コロナも欧米に比べて日本では大したことなかった)ができてしまうからかな。。

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    2021年05月01日
  • ねじまき片想い

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    さらっと読める

    んー…出てくる人みんな個性強すぎかな笑
    現実味はあまりないけど、ファンタジーって思って楽しく読めた

    表紙が可愛い

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    2021年03月28日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    新型コロナウイルスは瞬く間に地球上に広まり、多くの生命と日常を奪った。この危機にどう向き合えばよいのか。各界で活躍する精鋭たちの知見を提示し、アフターコロナの新たな世界を問う。『朝日新聞デジタル』連載を書籍化。

    もう少し突っ込んだ話を読みたい。

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    2021年02月05日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    あくまでも途中経過、もしくは現在進行形の新型コロナの世を語っている。見通しが立たない中で共通するのは、コロナ後の世は前と決してイコールにはならないこと。世界はこれを繰り返してきたということ、だろうか。スピード感を持ってひとまずまとめられた評論を読めたのはよかったと思う。

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    2020年12月02日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    自分の求める「たったひとり」を探す主人公たち。

    個人的によかったのは、飛鳥井千砂さんの『神様たちのいるところ』と柚木麻子さんの『残業バケーション』かな。

    昔の何気ない約束を忘れられない気持ち、わかります。
    相手が覚えているかもわからないのに、忘れているだろうなと思いつつも、じっとしてられない感覚。
    何かを変えたくて、何かしなきゃともがいて。
    約束って、お互い覚えていたら美談ですけど、片方だけ覚えてるのは切ないですよね。

    同僚なのに存在感がなくて、趣味が同じとわかってから急接近!というのが、とてもときめく感覚が伝わってきて好きでした。
    親近感わいて、急激に距離が縮まっていくのが自分でもわか

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    2020年11月25日