柚木麻子のレビュー一覧

  • 注文の多い料理小説集

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    料理にまつわるアンソロジー。
    柚木麻子さん、伊吹有喜さん目当てだったけど、柚木さんは既読だった。
    好きだったのは伊吹さんの「夏も近づく」。
    お料理小説の中でも、こういう温かい感じがする家庭料理のものが好みみたい。
    葉月のその後を描いた物語も読んでみたいと思った。

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    2025年07月27日
  • 嘆きの美女

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    軽〜い月9ドラマの脚本を読んでいる感じ!高尚な文学性などは皆無だけど暇潰しにはgood
    読んでてフツーに楽しかった。何にも脳や人間性の栄養にはならなさそうなジャンキーなお菓子みたいな小説だけど(笑)でもそれの何が悪い?
    栄養価の高いオーガニックな純文だけじゃ疲れちゃうじゃん
    たまにはエンゼルパイも食べたいよ

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    2025年07月27日
  • ついでにジェントルメン

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    登場する女性たちが颯爽としてるのが 気持ちよくて スカッとしちゃう!やらかした時に読むと 元気が出る!「エルゴと不倫鮨」が個人的に好き!解説が菊池寛!ありがたし〜(笑)

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    2025年07月24日
  • とりあえずお湯わかせ

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    あの頃の2018から2022までのコロナ禍のエッセイ。思えば大変な毎日だった。それを思い出させてくれた。とにかく必死に生きていた事を思い出した。このエッセイも軽快さもあるが、それが伝わってくるような話ばかりで納得しながら読んだ。

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    2025年07月22日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    ananのターゲット層向けに描かれているせいか、私の観たことなないドラマが多かった。年代が違い過ぎるから仕方ないか。また私はサスペンスものが好きなのだが、ほぼ取りあげられてなくて残念だ。
    もちろん観たドラマもあるのだが著者と感想が全然違う。作家とはこう言う視点で観ているのかと勉強になった。またトレンディドラマにおける女性を「妖精」と表現するあたり大いに納得。あの時代の女性はみんな「妖精」になりたかったんだよ。
    近頃は年齢的なこともあり恋愛ものは敬遠していたが、ツッコミを入れながらも観てみようかと言う気になった。
    願わくば次回は週刊文春で描いて欲しい。

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    2025年07月18日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ネタバレ

    解説にも書いてあったが、ユーミンの楽曲はそれぞれの曲に自分だけの思い出と固執したイメージが伴う中、この人にとってのこの曲はこんなイメージなのかぁと新しい側面を見れて面白かった。
    青春時代のすれ違いがリアルに描かれている「あの日にかえりたい」が一番好きだった。

    数多くのユーミン好きに、あなたならどれを選曲するか聞いてみたい。私なら「リフレインが叫んでる」で書くだろうなぁ、なんて。

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    2025年06月30日
  • さらさら流る

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    元恋人が撮ったヌード写真がネットに流出
    どんな風になっていくのかとはらはらしたが、落ち着くところに着地でよかった。
    途中、誰が主人公に悪意を持っていたのが怖かった。

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    2025年06月29日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    中学生のときからユーミンが好き。
    何度かライブにも行ったけれど、
    苗場は行ったことがないんだよなあ。
    行きたいなあ。
    入り込みすぎず、淡々と読み進めて、
    静かな気持ちになった(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

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    2025年06月22日
  • 幹事のアッコちゃん

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    読みやすい作品で読書にガッツリ時間が取れない人にお勧め。
    アッコさんと三智子の関係性良いですね。
    無性に焼きそばが食べたくなりました。

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    2025年06月22日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    著者が取り上げているドラマのほとんどを観ていない。完走したのは、最近の作品では「エルピス」「日曜の夜くらいは」の二作のみ。

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    2025年06月19日
  • ついでにジェントルメン

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    女性の権利を重視した話が多くあり、ユーモラスにまとまっていた。
    ただ、もっと思い切って書いてくれてもよかったな…と思う。すごく刺さるみたいな箇所がなかった。

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    2025年06月11日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    もちろん⁈ 柚木さんのポッドキャストが大好きで、この本も迷わず手に取りました。
    私がドラマをあまり見ていなかった時期の話も多く、共感しきれない部分がちょっと悔しかったです。

    途中から自分も観ていた作品が登場し、俄然おもしろく読めました。
    推しのスキャンダルや、原作者とドラマ制作の関係についてはネットでも読んだことがありましたが、紙で読むとまた違う重みがありました。

    一緒にドラマを楽しんでいるような気持ちになれて、嬉しかったです。
    これからも書き続けてほしいし、柚木さんご自身の作品が映像化されたときの話も、読んでみたいです。

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    2025年06月08日
  • ついでにジェントルメン

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    柚木麻子女史は前作の『 BUTTER 』でも強い女性を描かれていたが、今回登場する若い女性たちも、一見ひ弱そうで実は逞しかった。
    昭和初期から現在まで、苦労を抱えて生きる女性たちが7編の短編に綴られている。
    様々な立場の女性たちが、ユーモアを含めながら自らの道を切り開く痛快物語だ。
    全編に駄目な男に対峙する女性が綴られている。
    「女性が社会で仕事をするのはつらいだろうけど、男だって大変なんだよ」と思っている男性こそ、この一冊で女性の現状を知るべきだ。
    登場する女性たちは、懸命に真剣に生きている。
    子育て真っ盛りのシングルマザーは、一杯のワイン、一貫の握りを心ゆくまで味わうことは難しい。
    女性が一人で真にリラックスして珈琲一杯を飲める場所は意外と少ない。
    何気ない姑・舅の嫁への圧力等々、ジェンダーが語られる今の世の中でも女性が背負う荷は決して軽くないのだ。
    そんな女性たちが、もどかしさを堂々と飛び越えて、新たな局面を自らのチカラで引き寄せる物語だ。

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    2025年05月30日
  • マジカルグランマ

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    ーだって、年寄りは次にちやほやされるのはいつかわからないんだもの。ひょっとしたら、そんな機会がないまま死んじゃうかもしれないんだもの。

    正子の言葉を読んで、心にひんやりとした風が吹いた。そうか、歳を重ねていくごとに、褒められたり心配されたりすることは減っていくのか。怒られることが減るとはよく聞くが、もはや関心を持たれること自体減ってしまうとは。
    そして今までやってきてもらったように、今度は自分が若者に関心を向ける番になっていくのか。

    切ない。しかし言われてみれば、若者のあいだで何が流行っているかは世間で話題になるが、お年寄りのあいだで何が流行っているかは話題に上がりもしない。お年寄りに関心が向いたとしても、嘲笑が含まれていることも多い。

    ならば、ちやほやされていた時に満たされていた自己顕示欲はどこへ向くのか、年とともにそんな欲自体、減っていくのか……と想像していたが、正子を見ていると、全員が全員そうでもないらしい。
    自分に向けられるはずの注目が他人に向くと正子は嫉妬し、自分が注目されるととても生き生きして、それだけで表情がぐんと若返る。
    まるで少女のような人だ。たくさんの人生経験を積んで大変な思いも数知れずしてきただろうが、根底にあるパワーはとてつもなく強くて、まぶしい光を放っている。


    正子は壮太郎が亡くなってから、次々と驚くような行動を起こす。鎖が解き放たれたかのように、湿っぽさもなくアクセル全開で突き進むそのさまは、なんとも痛快だ。
    しかし本来はそんな風な彼女を、壮太郎の何がせき止めていたのだろうか。恋に落ちて結婚しても、いつしか関係性が変わり、自分をがんじがらめに縛ってしまう元凶になるものか。正子も気づかぬうちに泥に足を取られ、毎日大人しく家で家事をこなしていくうちにそこから抜け出す方法も分からなくなってしまったのかもしれない。

    一方、アクセル全開で突き進む正子は、マジカルグランマを脱した姿ではあるのだが、若い頃から時が止まっているかのように、自分の体力を過信した行動が多い。また自分の思いを叶えるために周りに迷惑をかけることも厭わないため、そばにいる杏奈や明美と同じように心配や苛立ちを覚えて、読んでいて辛い部分があった。
    老人ホームで働いていたとき、似たようなお年寄りがたくさんいた。人が身近にいる人の言葉にさえ耳を貸さなくなったり、周りの目を全く気にしなくなったりしてしまうと、厄介な側面も大いにある。

    単なるおばあちゃんの愉快痛快ストーリーで終始しないところに、柚木さんらしさを感じた。
    どのページも文字で埋め尽くされていて、すさまじい文字数だが、正子がどんどん新たな行動を起こしていくため、中弛みすることなく最後まで読むことができた。

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    2025年05月29日
  • 嘆きの美女

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    美人でもそうでなくても、結局魅力溢れる人間になれるかどうかは自分次第って思えた。
    ごはんの描写が毎度のことながら美味しそうすぎる。

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    2025年05月15日
  • マジカルグランマ

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    The British Book Awards 2025を受賞した『BUTTER』(第157回直木賞候補作品)を著した柚木麻子は、最近毒を軽やかなタッチで描き出している。本作は第161回直木賞候補作品。
    主人公正子は元映画女優、映画監督との結婚を機に家庭に入ったが、今では家庭内別居が続き一人で生きていくために俳優業の再開を目論む。スマートフォンのCMのおばあちゃん役を射止め順調にいくと思えたが、夫の死をきっかけに転落して行く。マスコミから叩かれ、芸能事務所との契約を解除された。夫の知り合いと名乗る若い娘杏奈との同居生活、残された家屋の売却、息子との確執を通じて、何故か生きがいを感じるようになる。
    早く家を手放し都心のマンションに引っ越したい正子は、家にあるあらゆる物を杏奈の勧めでメルカリに出し、義理の父母の残した物にも手を付ける。杏奈はスマホで短篇映画を制作し、正子は新たに役者になるためにオーディションを受ける。
    マジカルグランマとはステレオタイプのおばあちゃん像。『風と共に去りぬ』のマミーがマジカルニグロと知る正子。自分が目指す役者とは?
    良いおばあちゃんなんて、この世には居ない。杏奈と初めて行ったディズニーランドのホーンテッドマンションを参考に、自宅をお化け屋敷にして自らが驚かせるおばけ役になる計画を立てる。奇想天外なアイディアを実行する正子ばあちゃんは、ヒラヒラと自由に生きる。

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    2025年05月04日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    ネタバレ

    面白く興味深い内容だがこの手のものはタイムリーな時期に読まないと熱が伝わらない
    その時期によみたかった

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    2025年05月02日
  • ついでにジェントルメン

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    やはりストーリーテリングのスピード、テンポ感はとても速く、グイグイ進む感じがあり、それが筆者らしいのかなと思う。
    扱うテーマもジェンダーの問題を身近な登場人物のエピソードと絡めてエンタメ的に味付けして、という感じ。提示される価値観は自分のフェミニスト的なところと合っていて割と好き。
    読み口がどの話も似ていて、ちょっと飽きやすいかな・・・という感じはしなくもない。

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    2025年04月30日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    柚木麻子氏の2014〜2024年の間に放送されたドラマに関するエッセイ。
    ananで連載しているコラムをまとめたものだそうです。

    柚木さんといえば、海外ドラマが好きなイメージが強かったので意外でした。
    ともさかりえと香川照之がたくさん登場しました。
    1本1本のドラマ評論かと思いきや、過去に見たほかのドラマの話に飛ぶことが多くて(取り上げる放送中のドラマは3話まで見て語るという形式なので致し方ない)、同世代がより楽しめる本だろうなと思いました。
    そして、自分はドラマあんまり見てないなと実感しました(国内外問わず)。

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    2025年04月27日
  • さらさら流る

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    ネタバレ

    純粋で優しい心の女の子がネットに裸を晒されてしまう。自分の娘がそんな経験をしないかとても心配になった。彼氏の弱さや暗さがイラッとさせる。

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    2025年04月26日