柚木麻子のレビュー一覧

  • 伊藤くんA to E

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    もうちょいコメディよりかと思ってたら…なんだかずっと重くて嫌な面突き付けられて気持ちが沈みがちな本だった笑

    A・Bぐらいまでは明るく読み終えられたかな。

    そして唯一圧倒的な良い人、クズケン。え、え、絶対クズケンと付き合いたいんだが。イチャイチャパート最高だったのにな。

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    2023年09月27日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    松任谷由実さんの楽曲をテーマに各作家さんが書いた短編集。
    個人的には「春よ、来い」が一番好きだった。3人の視点から描かれるストーリーで、一見全く設定のない3人がどう関わってくるのか楽しかったし、ちょっとファンタジー的要素もあって(読んだ人にはわかる「あれ」)、なんだかあったかい作品で素敵だった。そして、ちゃんとユーミンのことが書かれてた。

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    2023年09月20日
  • 注文の多い料理小説集

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    2018〜2019年オール読み物に掲載された短編から登場する料理が魅力的な小説で編んだ文春文庫オリジナル・アンソロジー。あんまり読んだことのない作家ばかりが収められており、読んだことがあるのは深緑野分くらいだった。冒頭3作がイマイチでどうなることかと思ったが、コミカルなネタをうまくまとめた「味のわからない男」(中村航)、叙述トリックが嫌味でない程度のいいアクセントになっている「どっしりふわふわ」(柴田よしき)、一瞬のタイムスリップを描いた「福神漬」(深緑野分)はこの順に良い。

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    2023年09月07日
  • 踊る彼女のシルエット

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    言ってることは分からなくもないのだけれど、なんかイマイチ共感できないというか・・・主人公が必要以上にぐるぐるしてる感じが好きになれないのかも。

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    2023年08月31日
  • 幹事のアッコちゃん

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    ネタバレ

    これでアッコさんシリーズは終わりでしょうか。そんな幕引きでした。
    『ランチのアッコちゃん』からここまで、三智子は結婚もして働く女性として成長しましたね。どの話も三智子と一緒に、アッコさんから元気をもらえたなあ。
    今回はアッコさんが風邪で寝込んだり、けん玉をぶつけたりと今までとは違う一面も見れて楽しめました。
    「困った時は湯を沸かせ」のセリフは、おお!?でしたね~。

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    2023年08月30日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    この夫とはもう無理ちゃう…?
    レス夫妻、欲望のバランスが一致してれば別に良いけど奥様ばっかり必死でせつない

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    2023年08月29日
  • さらさら流る

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    主役や恋人の心理に、深く突っ込みそうであまり深く突っ込まないんだなーと。
    頼れる両親がいる菫のことがうらやましかった。

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    2023年08月24日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    【2023年82冊目】
    なんとなく本棚にありつつもタイトルで嫌厭していた一冊。厚さ的に読みやすいかなと思って手に取りました。夫との仲は良いのに、数年に渡ってセックスレスな初美は身の内を焼くような欲望と、物悲しさと、夫が理解できない思いに苛まされ浮き沈みを繰り返す日々。仕事も友達付き合いも、夫との生活も満たされているというのに、セックスレスであることが初美の心を底へと沈ませます。愛する相手から求めらる手段はセックスだけではないときっとわかっているのに、生物学的な本能も含め、どうにもままならない思いがとてもリアルでした。二人の関係が満たされすぎているからこそ、欠けている部分に寄り一層辛さを感じるん

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    2023年07月28日
  • さらさら流る

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    ネタバレ

    かつて高校生だった頃に読んだ作品。
    当時は坂咲さんの目線でしか読めませんでした。
    「こんなの撮る方が悪い」ではなく、じゃあとらせなければ良いじゃんと思ってました。
    菫と光晴の感じ方が違いすぎて苦しいですね…。
    女と男だからこうも違うんだとばかり思っていましたが、どうやらそんなことはなさそうです。
    家庭環境、考え方の違いでこんなにも違うものなのかと…。
    メインはリベンジポルノですが、酒癖の悪さも関係してると思います。結末はさらさないでほしいものが勝手に流出するのと芸術として本人の同意を得て描かれるのは全く違うよと言いたいのかなと解釈しました。

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    2023年06月17日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    あまり歌詞リンクしている感じはしなかった気がする(あまりユーミン詳しくないのもあるかもだけど)

    綿矢りささんの青春のリグレットは綿谷さんらしいぶっとんで振り切った感じの主人公で面白かったし、歌詞と相まって忘れられない恋がある人には刺さると思う。
    「尽くされるより尽くす方が好き、自分が心から愛せる相手と一緒になることん夢見ていた20代のころ」

    春よ、来い
    「合コンが苦手じゃない男や女ってあんがい少ないんだよ」合コンって結局、互いを値踏みしてアピールする競技でしょうそんなのが好きな人間ってスポ根マンガに出てくるようなタイプの人間だけだから。

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    2023年05月31日
  • 名作なんか、こわくない

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    読んだことある作品をどうまとめているか、読んだことない作品で面白そうと思えるものがあるか知りたくて手に取った。

    仏文はどうしてこうも恋愛で身持ちを崩すのかw
    あとは大体女が逞しい

    2023.5.29
    89

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    2023年05月29日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ユーミンを聴きながら読む、曲を小説に合わせて読むのは初めての体験。音からも世界の広がりが感じられて面白かった。

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    2023年04月03日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミンの名曲と作家が紡ぐ6編のストーリー。

    ○あの日にかえりたい〜小池真理子
     ちょっとした嘘で気まずくなった友、苦い思い出。
    ○DESTINY〜桐野夏生
     規則正しい生活の中に運命の人だと感じた出会い。
    ○夕涼み〜江國香織
     老女たちの沈黙の中に見えてくる感情。
    ○青春のリグレット〜綿矢りさ
     身勝手な主人公はどうするのだろう。
    ○冬の終わり〜柚木麻子
     女たちの感情のやりとりがあるある。
    ○春よ、来い〜川上弘美
     願いを叶える能力があれば、どう使うのか。
     きっと春は来る…という結末。

    ユーミンの歌は、どことなく哀愁があって心にじんわり沁みてくる。
    それに合わせて物語もありふれた日常

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    2023年03月24日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    何食わぬ顔で日常生活に戻るとか、そういうの考えただけで俄然、面倒くさいんだよね

    本当これ。
    いや浮気だけじゃなくてね。

    センシティブな問題をコミカルに
    ちょっと笑える
    側から見た初美はこんな風に悩んでるようには見えないんだろうなーって女性だと思う
    めちゃくちゃかわいい女性だわ。

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    2023年03月24日
  • 踊る彼女のシルエット

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    デートクレンジング
    この小説の元のタイトルかつ登場するアイドルグループ。

    女性だからデートしなくちゃ、恋愛しなくちゃという強迫観念は捨てよう。

    「男を凌駕しないように」ふるまったりふりをすること。「エネルギーと主張を素肌にまとって胸を張りたかった。もっと自分らしいおしゃれを研究しようと胸に決めた」

    婚活とか恋活つかれますよね。
    おつかれさまです。活動せずに落ちたいものです。

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    2023年03月20日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    毎週末スキー三昧だった20代の頃。クルマでユーミンの番組をラジオで聞きながら帰路に着くのが常だった。ラジオからはユーミンの曲とリスナーから寄せられた葉書がオーバーラップしてた。

    50周年記念のアルバムから6つのストーリーが作られている。ユーミン、全曲聴きながらストーリーを妄想したくなる。
    「あの頃に帰りたい」帰れないけど、思い出にはひとり帰ることはできる。せつない。

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    2023年03月07日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    「あの日にかえりたい」「DESTINY」「夕涼み」
    「青春のリグレット」「冬の終り」「春よ、来い」

    ユーミンの名曲に乗せて6人の女性作家が書き下ろした短編集。

    原曲に忠実にと言うよりは其々の作家さんが発想を飛ばして紡いだ物語。

    異性を挟み些細な事で仲違いをしてしまった女性を描いた小池さんの『あの日にかえりたい』は誰しもこれに近い経験がありそう。

    男性を主人公にした桐野さんの『DESTINY』には悲喜劇的なものを感じ、大学職員の彼にちょっと同情。

    川上さんが描く『春よ、来い』は辛辣さもありながら最後は温かな余韻が残る。

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    2023年02月18日
  • 私にふさわしいホテル

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    私にふさわしいホテル
    背表紙だけで選んだ本だけどとても面白く読めた。

    ホテルの話ではない、女流作家の成長記だ。
    本人の成長というより周りから認められていく過程の話。

    ドロドロとしたありえないストーリーなのに納得させられていくような丁寧な描写がよかった。

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    2023年02月18日
  • 名作なんか、こわくない

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    柚木さんの初のエッセイ集
    と言っても名作案内になっているのでエッセイ@レビュー本の風情です。

    紹介されている本は57冊
    数冊は読んだ事があったけれど、海外物に手を出した事がないので(カタカタの名前が覚えられない人_| ̄|○)
    フランス文学篇、イギリス文学篇、アメリカ文学篇は未知の世界でした。

    しかしそこは柚木さん、ご自身のエピソードを絡めながら非常に解りやすく解説されています。
    レビュー部分より導入部の柚木さん自身の生活部分、そして〆の言葉がとても印象的。

    本レビューも参考になりましたが、完全なるエッセイも読んでみたいものだ。

    赤ずきんちゃんをモチーフにした装丁やタイトル(石野真子さん

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    2023年02月11日
  • さらさら流る

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    昔の恋人に撮られた裸の写真をネットで晒され、闘う女性の話。
    ひどすぎる。あり得ない。
    菫に、何でも話せる親友と、全てを受け入れて守ってくれる家族がいてくれて、よかった。
    少しずつ自分の生活や気持ちを取り戻そうとする菫が素敵。

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    2023年02月05日