柚木麻子のレビュー一覧

  • 伊藤くんA to E

    Posted by ブクログ

    女性陣よりクズケンが1番好きだった。
    全力でぶつかって走り続けるクズケン、カッコいいぜ!伊藤くんは普通にクズすぎて嫌いだけど、意外とちゃんと信念を持って冷笑して逃げ続けてるんだって思うと、なんか善悪とか良い悪いとかって本当に人によって違うし絶対はないんだなあと思った。生きるための防御のはずが、傷つかないことが生きる目的になってる、みたいな表現が印象的。
    あと、女子も、SATCが好きな女子と好きじゃない女子で二分しててリアルでよかった。わたしは好きじゃない派。笑

    0
    2026年01月15日
  • ほろよい読書

    Posted by ブクログ

    「お酒と人」という魅力的なコンセプトに惹かれて手に取りましたが、物語によってはお酒が単なる小道具に留まっており、テーマの軸が揺らいでいるように感じられました。
    お酒が物語の根幹を動かすような、必然性のある展開を期待していただけに、それなしでも成立してしまう話には少し肩透かしを食らった印象です。アンソロジーゆえの多様性と言えば聞こえは良いですが、もっと「酒と人生」が不可分に絡み合う、濃密なエピソードを読みたかったというのが本音です。

    0
    2026年01月11日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

    Posted by ブクログ

    私自身パートナーとレス状態にある。
    他人事ではないと感じ、ぐんぐんと読み進めた。

    どちらかというと私は夫側の人間なので、初美の夫に対する行動や言われた言葉の受け取り方、言い返した言葉などに聞き覚えがありドキりとさせられた。

    正直どうしようもできないという気持ちが一番にある。
    だが、初美のような精神は幼いが、強くタフで夫を愛している人間に惹かれた。
    それだけで、私は自分自身の問題を避けるのはやめようと思った。

    0
    2026年01月09日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

    Posted by ブクログ

    柚木さんのドラマエッセイ。最近のは私も見てるのが多いから分かる〜って楽しめるし、そこに合わさって出てくる昔のドラマが気になる。配信してくれやんかな。私は今も全ドラマ見るくらいドラマに明け暮れてるけど、世間はそうじゃないの寂しいなみんな見よ

    0
    2026年01月07日
  • 3時のアッコちゃん

    Posted by ブクログ

    「アッコちゃん」シリーズ第二弾。
    最近、ほんわかして良くも悪くもエネルギーを要しない作品を多く読んでいる気がする。
    「アッコちゃん」も良い意味でその印象があったけれど、なんだろう…登場人物のアッコちゃんへの反発がけっこう長めに続くので、意外と疲れてしまう。
    アッコちゃんも(愛はあるんだけど)割とぶっきらぼうな感じだし。
    自分にエネルギーがある時であれば、もう少し楽しめたのかなぁ。

    0
    2026年01月03日
  • 幹事のアッコちゃん

    Posted by ブクログ

    「アッコちゃん」シリーズ第三弾。
    最近、ほんわかして良くも悪くもエネルギーを要しない作品を多く読んでいる気がする。
    「アッコちゃん」も良い意味でその印象があったけれど、なんだろう…登場人物のアッコちゃんへの反発がけっこう長めに続くので、意外と疲れてしまう。
    アッコちゃんも(愛はあるんだけど)割とぶっきらぼうな感じだし。
    自分にエネルギーがある時であれば、もう少し楽しめたのかなぁ。
    …と「アンチ・アッコちゃん」を読んだあたりで思っていたが、第一弾からの黄金コンビであるアッコちゃん×三智子の話になったら、途端に心が温かくなった。

    【密かに気になった組み合わせ】
    チーズ×日本酒
    粗塩×テキーラ
    米1合×梅干し1粒(で炊く)

    0
    2026年01月03日
  • 伊藤くんA to E

    Posted by ブクログ

    くずけんが出て来たあたりから面白くスイスイ読めました
    それまでは女性の見た目について詳細に書きすぎだな〜という感想が先行してしまった

    0
    2026年01月02日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

    Posted by ブクログ

    女性作家たちが描く「たったひとりを求める」恋愛アンソロジーでした。
    1番好きな物語は、瀬尾まいこさんでした!

    飛鳥井千砂さん 「神様たちのいるところ」
    元彼、10年前の約束を覚えてくれているか?
    約束の地、ギリシアで待つ。
    大人の青春か?と思ったらビターな大人フレーバーでした。
    ビターよりもほっとする環境が似合う主人公でした。

    彩瀬まるさん 「かなしい食べもの」
    同棲しはじめた彼女が食べたいパンを作ってという。
    パンの謂れを知ったら、作りたくないだろうなと思った。
    けど作った彼をカッコいいと感じた。
    そして哀しさを乗り越えていく2人に幸せになって願う読後感でした。

    瀬尾まいこさん 「運命の湯」
    私の名前はジュリエット。あーロミオ、ロミオはどこ?
    瀬尾まいこさんの小説を全部読むためこの本に辿り着いた。
    やっぱり瀬尾まいこさんの文体が好き、心地よい。
    ジュリエットを見つめていたロミオに出逢って良かったね。

    西加奈子さん 「宇田川のマリア」
    あなたよりも立派な小説家になってやる!
    はちゃめちゃな短編でした(笑

    南綾子さん 「インドはむりめ」
    結婚してもお母さんになっても、絶対に絶対に友達でいようね、約束してから…もう30歳。
    日常のショートムービードラマのようでした。
    読んで流れていった、そんな感じでした。

    柚木麻子さん 「残業バケーション」
    同じ趣味を持つ同僚と盛り上がったドラマ…そして。
    主人公は男と思って読んでいたら女でした(笑
    飛び越えたくなったり、訳も分からず行動できちゃう時に、突っ走れるか、踏みとどまるかで人生は変わるのでしょうね。

    小説の中も悲喜交々でした。

    0
    2025年12月30日
  • 注文の多い料理小説集

    Posted by ブクログ



    料理に関する短編小説集。

    どの話も美味しそうで、ストーリーにも一癖あったり味がある。

    その中でも一番のお気に入りは
    伊吹有喜の「夏も近づく」。

    複雑な家庭の事情で、家を追い出された葉月という少年と、主人公の拓実。
    ぎこちなかった彼らの関係が、
    拓実の作った美味しい料理を二人で食べることで新しい人間関係が作られていく。

    夏の風景の清涼感もあり、大のお気に入りとなった。
    この作者の他の本も読んで見たくなった。
    こういう新しい世界が広がるのも、小説集の醍醐味ですね。

    0
    2025年12月30日
  • らんたん(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    河井道。

    伊勢神宮神職の父が明治維新で失職。家族で北海道に移住することに。父はキリスト教に改宗し、道もキリスト教系の学校へ進む。
    新渡戸稲造と知り合い、上京後、津田梅子の教えを受け、アメリカへ留学。
    帰国後、津田梅子が創設した女子英学塾の教師となり、生涯の友・シスターフッド・渡辺ゆりと出会う。
    アメリカでの学びをもとに、『光はシェア』することを目指し、女性教育に力を入れ、恵泉女学園を創設。
    戦時中は、その思想が危険視されることに…

    天璋院篤姫、大山巌,津田梅子、大山捨松、新渡戸稲造、野口英世、広岡浅子、平岡らいてう、村岡花子、柳原白蓮、有島武郎、ロックフェラー、マッカーサー、市川房枝、吉田茂、白洲次郎…

    歴史上の人物が次から次へと。
    大河ドラマと朝ドラを一度に観ているような。
    淡々と長い…
    河井道の華麗なる交友関係だった。

    男尊女卑のたいへんな時代だったと。
    そんな時代に戦ってきた道たちがいたからこそ今があるのだと。

    でもほんとに長かった…

    0
    2025年12月24日
  • マジカルグランマ

    Posted by ブクログ

    何を読んでいるのだろう?
    となった。
    映画にまつわる様々なハラスメントへの提言なのかな。。。
    と思いながら、著者は映画が好きな人なのかな?
    と思った。
    正子さんが
    スカーレットオハラ過ぎた。

    0
    2025年12月21日
  • 伊藤くんA to E

    Posted by ブクログ

    「ニート・童貞・イケメン(フェミニン系)・自分勝手・地主の息子」である伊藤くんと関わった、5人の女性視点で展開されるストーリー。

    伊藤はもちろん、5人の女含め全員嫌いで「おもしろイライラ」という初めての感情を抱いた。

    伊藤の、実家が太いからか世の中、周りの人に甘え続けてるくせにプライドが高い感じが受け付けなさすぎるし、そんな伊藤に惚れてる女たちもおかしいだろという感想。(読者はみんな同じ感想だと思う)

    最後の解説で、
    伊藤くんは小説の中では鏡として扱われていて、伊藤くんを通した女たちが内省し、成長していくのがこの本の本筋だというようなニュアンスのことが書かれていて、たしかになーと思った。

    クズケンだけ唯一好き。女兄弟居そうな感じ。モテそう

    0
    2025年12月17日
  • あまからカルテット

    Posted by ブクログ

    Butterに引き続き、柚木さん作品を

    とてもライトに読める。やっぱり柚木さんは、食と作品を絡めて描くのがお上手だなって思った。全部このテイストなんかな?

    Butterは、かなり売れてるだけあって、文学性も感じたけど、こっちはとにかく、軽くつまめる感じがよい。テイスト同じでも、読み心地は違うよという話。

    0
    2025年12月05日
  • らんたん(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    河合道先生の目まぐるしい人生と、女性の教育や権利の為にものすごく多くの女性たちが力を尽くしてくれた事に驚き通しの一冊でした。
    内容は、文庫本の裏表紙のあらすじに、"大河小説"とありますが、まさに大河ドラマとして一年通して見てみたいと思わせるボリュームです。
    そのせいか、読んでいて出来事や人物を追いかけているだけのような感覚になったのが、少し残念な点ではありましたが。
    河合道先生の人生を描くなら、一冊では足りないのは納得です。こんなに素敵な女性を知る事が出来て、読んでよかったと思いました。

    0
    2025年11月27日
  • らんたん

    Posted by ブクログ

    知ること、学ぶことは、誰にでも機会が与えられなければならない。
    女子教育に尽力した尊い人たちの話。

    著者の登場人物へのリスペクトは感じるが、ただただ長い。

    0
    2025年11月24日
  • 早稲女、女、男

    Posted by ブクログ

    実際にはいろいろなタイプの人がいるのだろうけど、各大学にいかにもいそうな女性のキャラクター設定がおもしろい。

    0
    2025年11月23日
  • あまからカルテット

    Posted by ブクログ

    羨ましいほどの友情関係。親友といえどもなかなかここまで踏み込むのは実際には難しい。最後は仲良くなってよかったけれど、薫子のお姑さんの行動がキツすぎた。

    0
    2025年11月11日
  • けむたい後輩

    Posted by ブクログ

    栞子と真美子、両方あんまり好きじゃなかった。真美子の周りを気にせず行動するところ、栞子のすかした感じ。(実際は男に媚びる女々しい人間)
    ゆえに面白かった! 

    0
    2025年11月10日
  • けむたい後輩

    Posted by ブクログ

    こじらせサブカル女子(もういないか…)が読んだら『ムキィィィ!』ってなるのかしら…最後はスッキリ!…

    0
    2025年10月29日
  • 注文の多い料理小説集

    Posted by ブクログ

    料理をテーマにした7人の作家さんによるアンソロジーです。

    こちらのお目当ては柚木麻子さんと伊吹有喜さん。あと未読の井上荒野さんが気になってました。装丁のデザインとタイトルがなかなか洒落てますよね。

    『エルゴと不倫鮨』柚木麻子
    最初は不倫の話かぁ…ちょっと嫌だな、と思いきや、さすがの柚木さん。吹き出しそうになるくらい痛快でおもしろかったです。

    『夏も近づく』伊吹有喜
    自然の中で食べるちゃんと手をかけた料理が本当においしそうでした。

    『好好軒の犬』井上荒野
    初めましての井上荒野さん。最初から最後まで独特で不穏な雰囲気のあるお話でしたね。

    『色にいでにけり』坂井希久子
    こちらも初めましての坂井希久子さん。時代物で和菓子が本当においしそうでした。食がテーマというよりも、色がテーマなのかな?なかなかおもしろい着眼点で続きがありそう…と思っていたら、シリーズで文庫本が4冊も出てるんですね。そちらも読んでみたいです。

    『味のわからない男』中村航
    グルメレポーターが地方ロケに行くお話で、う〜ん、実際にもこんなことあるんだろうな、と思わせるお話でした。

    『福神漬』深緑野分
    苦学生の食のお話かと思いきや、不思議な展開に…。

    『どっしりふわふわ』柴田よしき
    初めましての柴田よしきさんはパンのお話。どっしりもふわふわもどちらも大好きです。ちょっとだけ最後やられたーとなりました。『高原カフェ日誌』というシリーズのスピンオフらしいので、そちらも気になります。

    0
    2025年10月28日