柚木麻子のレビュー一覧

  • とりあえずお湯わかせ

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    等身大かつ連載のまとめであるがゆえに、刺さる部分もあれば、あまり腑に落ちない部分や、もうその話はわかったよと思う部分もあった。自分に子どもができたらまた違った目線で読める本だと思う。

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    2024年05月10日
  • マジカルグランマ

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    不勉強ながらマジカル・ニグロって言葉を初めて知った。想定してたストーリーと少し異なったけど柚木さんぽい作品でした。

    物事は捉え方次第。前向き前向き〜

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    2024年05月10日
  • 伊藤くんA to E

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    ネタバレ

    彼氏の苗字が伊藤なので読み始めたが、伊藤くんが予想外に残念で面白かった。
    「恋愛だけ」じゃない感じがよかった。
    一番最初の子(智美さん)が好きだな。

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    2024年05月01日
  • 3時のアッコちゃん

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    前作を読んで続けて読んでみたもの
    さくっと読めて
    なんかまぁ日々それなりに頑張っていくのかな私も的な、背中押されてはないんだけど足が少しだけ前に出るような感じ

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    2024年04月20日
  • 名作なんか、こわくない

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    エッセイ風の作者のおすすめの本についてのレビュー作品。
    個人的に昔のフランスやイギリスなどの海外作品は読みにくそうだなと偏見が勝手にあったけど、このレビュー本を読むと今まで読んでなかったのがもったいないくらい、色々な名作があったんだなと思った。

     また、著者が勧める作品に出てくる女性はとてもポジティブでたくましい女性が出てくる作品が多く、見ていてこちらも励まされる作品だなと感じました。

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    2024年04月15日
  • さらさら流る

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    ネタバレ

    読み終えるのに時間がかかった。爽やかな装丁とは全く違った、重い内容でシリアスな話だった。
    たった1枚の写真で、人の人生は簡単に崩れるものなのだとわかった。私だったら、自分の写真をネットで見つけてしまっても怖くて見て見ぬふりをするだろうが、きちんと向き合った菫はとても強いと思う。
    最後まで読んでも光晴のことが許せなかった。百合の作品をコソコソ見に行ったもの気に入らないし、いつまでも菫の姿を追い求めているのが気持ち悪いと思った。

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    2024年04月14日
  • 3時のアッコちゃん

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    シリーズ2巻目。短篇4篇中、最初の2篇がアッコさんがバンバン出てくるので好き。
    読みやすいし、美味しそうだし、元気が出る。

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    2024年04月12日
  • マジカルグランマ

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    主人公がおばあちゃんってとこからまず意外な柚木作品。

    正子さんのバイタリティ、行動力そして嫉妬深さが普通じゃなくて、マジカル〜という差別じゃないふりをした差別を蹴散らしちゃうところが痛快で面白かった。

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    2024年04月07日
  • とりあえずお湯わかせ

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    元気が出るエッセイ。等身大の柚木さんの在り方は非常に参考になる。お湯わかせ、いい言葉。ジェンダーについて考える。スマホ依存、しててもしてなくても自分は自分なのだからスマホから脱してみよう…というのは良いね。

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    2024年03月15日
  • 伊藤くんA to E

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    ネタバレ

    伊藤誠二郎
    代々木の大手予備校の国語のアルバイト講師。有名なシナリオライターや作家の主催する講演会や講座やワークショップにバイト代のすべてをつぎ込む。シナリオの技術や物語の作り方にはほとんど興味はなく、お金を払ってそこそこの有名人に会い、視線を合わせることだけが目的。二十七歳。代々木の本校をクビになりそうだったのを、戸越銀座の塾長が引き受けた。千葉の大地主の一族。


    伊藤くんA
    島原智美
    伊藤とは合コンで出会い、五年が経つ。二十七歳。デパート勤務。伊藤に粗末に扱われ続ける

    三芳
    智美の後輩。大阪出身。

    うだちん
    智美の親友。洋菓子メーカーの開発室に勤務している。

    矢崎莉桜
    そこそこ名前

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    2024年03月14日
  • さらさら流る

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    悪くは無かったんだけどモヤモヤとした感情が残る読後感だった。

    長い事インターネットとは付き合ってきてるけど、そのお手軽な軽薄さはやっぱり問題も孕んでる。

    まぁ対象が広大すぎて杞憂の本人が気にするほどのこっちゃないって事もある。

    んでもやっぱり気にはなっちゃうわけで。こういう物語が成立するのだけど。

    あと筋書き上仕方ないんだけど、女性側がキレイ過ぎて男性側が汚すぎるのもモヤる原因の一つだったかも。

    もっとフラットに普通の人にも起こるんだという方が真に迫ってきたように思うんだな。すぐそこにインターネットがあるように。

    とはいえ筆者の文体結構好きなので他の作品も読んでみたくは思った次第。

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    2024年03月13日
  • けむたい後輩

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    ネタバレ

    増村栞子
    『けむり』の作者。翻訳家の増村栄一郎の一人娘。

    増村栄一郎
    フェリシモの理事。元名物教授。

    蓮見
    栞子が午後の授業の後にいちゃつく史学の教授。栞子が十四歳から付き合ってる。経済学部三年の外部生を妊娠させ、学院を去る。

    羽柴真実子
    栞子の『けむり』のファン。栞子と蓮見がいちゃついているのを目撃。過保護に育てられ、身の回りのことに無頓着。

    浅野美里
    真実子と寮の同室に住む。容姿端麗。

    久我山メアリー
    聖フェリシモ女学院大学女子寮「リリーズハイツ」の寮母。

    羽柴正治
    リリーズハイツのオーナー。真実子の父の兄。

    羽柴裕美子
    羽柴正治の一人娘。真実子の同い年のいとこ。リリーズハイ

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    2024年03月12日
  • 3時のアッコちゃん

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    うまくいかないことがあっても、
    食べることで生き返る物語。

    ▶︎読んでほしい人
    食べるのが好きな人。

    ▶︎きっかけ
    アッコちゃんシリーズのつづき。

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    2024年03月11日
  • らんたん

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    女子には高等教育が必要ないとされていた時代。今となってはちゃんちゃらおかしいのだけど、まだその時代の名残りは職場での性差として存在していると思う。評価する側が圧倒的に男性多数だから当然なのだけど。
    「らんたん」の主人公が、『なぜ女が恋愛で狂って不幸になって死ぬ物語ばかりなの?』と嘆くシーンが、最近観た「アメリカンフィクション」という映画で、黒人作家が『白人が望む黒人の物語(ドラッグギャング貧困みたいなの)にはうんざり』と嘆くシーンと酷似していて、差別の根底は同じなんだなと感慨深かった。

    女性が恋愛も結婚もせずに、明るく楽しく生きる物語を読めて良かった。
    ただ、登場人物が多すぎて終盤これはどの

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    2024年03月09日
  • とりあえずお湯わかせ

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    ネタバレ

    ミステリ小説のチェイサーにエッセイを読むことが多いんだけど、このエッセイは読んでて苦しいことも多く、息抜きにはなれなかった。。
    これはちょっと残念。

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    2024年03月08日
  • とりあえずお湯わかせ

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    コロナ禍を経て、もやもやと曖昧に感じていた怒りを言語化してくれている。
    読んでみたいと感じる料理本などもたくさん出てきて面白かった。
    三十五通りの回答には爆笑した。サッポロ一番の回答が好き!

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    2024年03月07日
  • あまからカルテット

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    話が進むにつれてどんどん引き込まれていった。特に同時進行で四人の物語が描かれる最終話は、柚木さんめちゃくちゃ凄いなぁと思ったし、女性として元気付けられる、エンパワメント小説だった!主人公四人だけじゃなくて、周りの女性たちもいい方向に向かうのが良かった。ペンギン食堂のラー油食べてみたいなぁと思ったら、成城石井で売ってたのを見つけたので今度買おうと思う!

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    2024年03月03日
  • 踊る彼女のシルエット

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    既婚と未婚の間にある揺れる友情
    アイドルに心を奪われる瞬間
    20-30代に横たわる、ぼんやりとでも常に何かにせき立てられているような焦燥感

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    2024年02月29日
  • あいにくあんたのためじゃない 無料お試し版

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    キャラがうざめ

    くらげ〇ンチでやたらコミカライズの広告が出てくるから、どんな話かと思い試しに読んでみた。
    料理の描写は、別段腹は減らない。
    そして、出てくるキャラがウザイ。
    話題の作品なのかこれ。

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    2024年02月27日
  • 奥様はクレイジーフルーツ

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    作者お得意の饒舌な妄想と描写力に何度も声出して笑った。渇望と失望が急展開し続けるパターンは、ギャグとして面白いけど、射精までいかないと賢者に戻れない男性としては生殺しに付き合いきれないとこはある。女性も意外と直接的な性欲に人生振り回されてるんだなと理解できた。

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    2024年02月25日