柚木麻子のレビュー一覧

  • 名作なんか、こわくない

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    これまでおよそ読んでこなかったフランス文学をはじめとする、名作揃いの世界文学。時代ごとに女性の描き方は違えども、女性は女性。その辺りを柚木さんは見事に捉えていらっしゃる。上流階級の女性、貧しさと差別の中で生きる女性、女同士の確執などなど。正直取り上げられたフランス文学やイギリス文学にはあまり惹かれなかったけれど(翻訳の文体に馴染めなかった覚えがあります。)大人になったローラ・インガルス・ワイルダーについては、私も愛読したので面白かった。これは翻訳でも読めたんだよね。

    ここにある日本の小説はまあまあ読んでいたのですが。
    感性が光ることばにもハッとさせられます。
    「人間の本質をえぐるのではなくサ

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    2018年03月08日
  • 名作なんか、こわくない

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    あ~面白かった!
    20代の頃は岩波文庫を読み漁っていたなと懐かしむ。
    そっかフランス文学が私は好きだったのか、と。
    本棚に静かに眠っているその子たちを、また取り出してみようかと思う。

    読んでない日本文学もチェックしつつ、新訳版の「風と共に去りぬ」も読みたいかも。

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    2018年02月26日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    ネタバレ

    お気に入りの作家、飛鳥井さんと柚木さんの作品が読みたくて購入。目当ての二人の作品は安心の面白さ。彩瀬さんと瀬尾さんのもよかった。運命の人、ていうとつい恋愛関係かと思っちゃうけど、それだけじゃないですよね。

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    2016年08月31日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    飛鳥井千砂と柚木麻子目当てで購入。飛鳥井千砂は何かを期待したくなる女ごころが切なくてイタイ。彩瀬まるは初読み。可もなく不可もなく印象が少し薄い。瀬尾まいこは切り口が少し違い、こういう運命の人もいいな、とほっこり。西加奈子は個人的にはあんまり。南綾子も初読み。なかなかいいと思ったので他の作品も読んでみたい。柚木麻子は短いながらもうまい具合に小道具をちりばめて彼女らしく起承転結のある話を結んでいると感じた。一番は飛鳥井千砂かな。2013/171

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    2015年06月19日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    神様たちのいるところ ★★★
    良い意味で裏切られて嬉しかった。

    かなしい食べもの ★★★★★
    一段落が長く感じて少し読みにくかった。
    けど、お話的にはすごくすき。

    運命の湯 ★★
    銭湯に行きたくなりました。

    宇田川のマリア ★★
    西さんの作品は、「サラバ!」しか読んでないからわからないけど、西さん作品に出てくる女の人は面白いなぁ。

    インドはむりめ ★
    うーん、って感じ。全部中途半端に終わった。
    タイトルが弱い気がする。

    残業バケーション ★★★★★
    よかった〜。心がほっこりしたし、
    ラストに近づくたびにきゅんきゅんした。

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    2015年02月07日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    神様たちのいるところ、は江國香織と辻仁成の冷静と情熱のあいだを思い出す部分が。
    運命の湯は面白かった。

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    2014年11月18日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    自分の求めるたった一人の人はこの世のどこかにいるはず!
    をテーマにした女性作家6人のアンソロジー。
    やっぱり 心にゆっくり染みわたる優しい 瀬尾まいこさんの作品が よかったです。

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    2014年07月10日
  • 魔法使いの心友 1

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    自分の持っていないものを持っている人に対するコンプレックス。そよはごく普通の女の子だと思う。どこにでもいる普通の中学2年生の女の子。でもだからこそ、ある種の気高ささえあるリサの立ち振る舞いや性格を受け入れろというのはなかなか可哀想な話だと思う。「周りを気にしない生き方」をできる人というのは滅多にいない。だいたいの人は自分に言い訳しつつも、周りとなんとかして折り合いをつけて生きている。でもそれは別に悪いことではないと思う。生き方、幸せはその人それぞれ。でも何よりも自分の意志に従って生きる生き方というのは、やっぱり誰しも憧れてしまうものなんだよね

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    2013年09月03日
  • 終点のあの子

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    柚木麻子は屈折した女子学生の気持ちを描かせたら
    天下一品なんじゃないか!
    女子の仲間意識と帰属本能をうまーいことすくいあげて
    そうだそうだ!女子ってこういうのだったって
    懐かしい昔のことを思い出させてくれます。
    それでもあーやっぱり女子って良いなぁとも
    思わせてくれる柚木麻子はスゴイ。

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    2013年03月05日
  • 魔法使いの心友 1

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    原作柚木さんだし、前々から好きな絵柄だな、と思っていた香魚子さんの作画だし、ということで買い。

    埋没を旨とする楠そよのクラスに、ある日超絶美少女転入生がやってくる。美人なだけでなく勉強も運動もできる彼女は、しかしかなりの変人であった。そう、転入生は魔女だったのです。

    さすが柚木さんの原作ですね。ファンタジー設定でも女子がリアルです。
    主人公がよくも悪くもふつうで少々イラッとしますが、それはある意味では自己嫌悪かもしれません。

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    2012年12月15日
  • 魔法使いの心友 1

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    前から気になっていたので購入。
    表紙から想像していたお話と全然違って、良い意味で裏切られたと思いました。
    リサのキャラがツボすぎて好き!

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    2012年10月17日
  • 魔法使いの心友 1

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    香魚子さんの新作は、原作付きの魔女っ娘もの。いちおう小中学生の女子向けの漫画を装いつつ、大きなお友達が喜びそうな倒錯した世界観が素晴らしい。美形の魔女が「よくぞご無事でプリンセス!」と跪くシーンは、もはや百合にしか見えない(BLでいうところの「主従」だね)。名門中学でのいじめ(親が元モデル)という時事的なテーマが描かれていたりして、第1巻から見どころがいろいろあって良かった。(K木瞳の娘@A山学院中等部 が週刊誌に出てきたのは、この漫画が掲載された後だと思うが…)

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    2012年10月07日
  • 魔法使いの心友 1

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    柚木麻子さん×香魚子さんとの事で、やはり女の子の内面描写が非常にリアルでぐさりと刺さる物がありました。
    どうしても人と比べてしまってその優劣に嫉妬心や劣等感を抱いてしまうもので、秤にかけずに人と付き合っていく事は中々に難しい。だから、完璧に近い魔法少女と平凡な女の子が対等に付き合っていくのはつらいものだと思う。
    それに加えて恋愛関係の縺れという王道ながらに厳しい展開も織り交ぜて、今後二人の関係がどう変化していくのかを見守っていきたい次第です。

    絵は昔よりは大分少女漫画向けになっていますが、安定して綺麗です。

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    2012年10月03日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    ネタバレ

    梶井真理子との面会シーンは、とにかく緊迫感がすごくて一気に読んでしまいました。彼女の言葉に里佳がどんどん毒されていく感じがスリリングで、質の高いサスペンスを読んでいるようなワクワク感がありました。
    でも、後半から少し「あれ?」という気持ちに。あんなに強烈だった真理子とのやり取りが減って、里佳の自分探しや友情の話がメインになると、急に勢いが落ちた気がします。それに、出てくる男性たちが揃いも揃って「いかにも」なダメ男ばかりなのも、男性目線だとステレオタイプすぎてリアリティを感じず、ちょっと冷めてしまいました。
    私は元の事件(木嶋佳苗の事件)をよく知らずに読んだのですが、結局、事件の真相がよくわから

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    2026年01月04日
  • 3時のアッコちゃん

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    ネタバレ

    「アッコちゃん」シリーズ第二弾。
    最近、ほんわかして良くも悪くもエネルギーを要しない作品を多く読んでいる気がする。
    「アッコちゃん」も良い意味でその印象があったけれど、なんだろう…登場人物のアッコちゃんへの反発がけっこう長めに続くので、意外と疲れてしまう。
    アッコちゃんも(愛はあるんだけど)割とぶっきらぼうな感じだし。
    自分にエネルギーがある時であれば、もう少し楽しめたのかなぁ。

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    2026年01月03日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    この本を読み進められたのは、ゴシップが気になる感覚に似ている
    本当に被告人が犯人なのか、被告人のどんなところに被疑者は惹かれたのか、過去に何があったのか

    ただ、読み終わった後、自分の中に何が残ったのか…
    気づきはあったのか、思い返す箇所がない

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    2026年01月03日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    あまり刺さらなかった。

    「食べること」「女であること」「欲望を持つこと」が社会の中でどのように縛られ、歪められているのかを描いた作品。

    二人の対話や関係性を通して浮かび上がるのは、「女性はこうあるべき」「欲望を持つ女は危険だ」「自己管理できないのは怠慢だ」といった、社会に深く染み込んだ価値観。

    欲望そのものが悪なのではなく、欲望を持つことを恥じさせる社会の構造こそが人を歪める、ということ。食べたい、太りたくない、美しくありたい、愛されたい――それらは誰もが持つ自然な感情であるにもかかわらず、特に女性に対しては厳しい自己抑制が求められる。その結果、人は自分の本音を切り離し、空虚さや息苦しさ

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    2026年01月03日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    実際にあった有名な時効直前に捕まった事件を題材にした話、とはいえ、ちょっと料理の描写が多くて、もっといえばおしゃれで、確かにフランスでウケる要素は多々ありますなぁ、という感じ。
    でも読み終えると腑に落ちない要素も多くて、結局何が言いたいのかよくわからなかった、という話でした。
    誰か、説明して欲しい。

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    2026年01月02日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    面白いは面白いのですが、似たような葛藤や気づきが繰り返されることもあり、ちょっと長すぎる印象を受けました。
    他人との関係性と自分らしく生きていくこと、のバランス感に対する表現についてはややフィクション味が強く、なかなかそう上手くはいかないのかな、という感想に寄ってしまいます。
    後半、篠井さん宅が同僚諸々が集まるコミュニティスペースとなるシーンで、主人公が手間暇かけてつくった栄養・滋養のある料理よりも、片手間で食べられるジャンクでインスタントな中食が好まれた描写が印象的でした。その努力が自分のためだけになっていないかどうか、客観的に判断出来るようになるか、人と関わる上でとても大事だけど難しいこと

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    2026年01月02日
  • 幹事のアッコちゃん

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    ネタバレ

    「アッコちゃん」シリーズ第三弾。
    最近、ほんわかして良くも悪くもエネルギーを要しない作品を多く読んでいる気がする。
    「アッコちゃん」も良い意味でその印象があったけれど、なんだろう…登場人物のアッコちゃんへの反発がけっこう長めに続くので、意外と疲れてしまう。
    アッコちゃんも(愛はあるんだけど)割とぶっきらぼうな感じだし。
    自分にエネルギーがある時であれば、もう少し楽しめたのかなぁ。
    …と「アンチ・アッコちゃん」を読んだあたりで思っていたが、第一弾からの黄金コンビであるアッコちゃん×三智子の話になったら、途端に心が温かくなった。

    【密かに気になった組み合わせ】
    チーズ×日本酒
    粗塩×テキーラ

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    2026年01月03日