柚木麻子のレビュー一覧

  • 魔法使いの心友 2

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    【あらすじ】
    魔美坂リサの魔界のプリンセス探しを手伝うことになった楠そよ。何でもできて美しいリサに憧れや、複雑な気持ちを抱きながらも仲良くなっていく。憧れだった涼平先輩と急接近したそよ。しかしリサが目的だったと知り落ち込む。リサへの黒い感情から、そよは抜けだし友情を復活させられるの…? 一方、リサは変化した涼平に惹かれていく。魔女が人間に恋することは禁じられて…。そして魔界のプリンセス候補は意外なところに…!?

    【感想】

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    2018年04月03日
  • 魔法使いの心友 1

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    【あらすじ】
    楠そよは、目立たないが自他共にみとめる「いい子」としてすごす中学2年生。生徒会長で人気者の涼平先輩に憧れを抱いている。しかし、万能だけど空気が読めない美少女・魔美坂リサが転校してきてから、そよの生活は一変する。実はリサは魔界から、ある目的のためにやってきた魔女だった! リサの手助けをすることになったそよは、初めて知る自分の感情に直面していく。そして、そよは魔女の親友になれるの…?

    【感想】

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    2018年04月03日
  • 名作なんか、こわくない

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    世界名作全集に載るような本にはどうしても苦手意識があってつい避けてしまいがちだったけれど、このエッセイを読んでとても興味が湧いた。今更だけど読んでみようかな。

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    2018年03月10日
  • 名作なんか、こわくない

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    これまでおよそ読んでこなかったフランス文学をはじめとする、名作揃いの世界文学。時代ごとに女性の描き方は違えども、女性は女性。その辺りを柚木さんは見事に捉えていらっしゃる。上流階級の女性、貧しさと差別の中で生きる女性、女同士の確執などなど。正直取り上げられたフランス文学やイギリス文学にはあまり惹かれなかったけれど(翻訳の文体に馴染めなかった覚えがあります。)大人になったローラ・インガルス・ワイルダーについては、私も愛読したので面白かった。これは翻訳でも読めたんだよね。

    ここにある日本の小説はまあまあ読んでいたのですが。
    感性が光ることばにもハッとさせられます。
    「人間の本質をえぐるのではなくサ

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    2018年03月08日
  • 名作なんか、こわくない

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    あ~面白かった!
    20代の頃は岩波文庫を読み漁っていたなと懐かしむ。
    そっかフランス文学が私は好きだったのか、と。
    本棚に静かに眠っているその子たちを、また取り出してみようかと思う。

    読んでない日本文学もチェックしつつ、新訳版の「風と共に去りぬ」も読みたいかも。

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    2018年02月26日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    ネタバレ

    お気に入りの作家、飛鳥井さんと柚木さんの作品が読みたくて購入。目当ての二人の作品は安心の面白さ。彩瀬さんと瀬尾さんのもよかった。運命の人、ていうとつい恋愛関係かと思っちゃうけど、それだけじゃないですよね。

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    2016年08月31日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    飛鳥井千砂と柚木麻子目当てで購入。飛鳥井千砂は何かを期待したくなる女ごころが切なくてイタイ。彩瀬まるは初読み。可もなく不可もなく印象が少し薄い。瀬尾まいこは切り口が少し違い、こういう運命の人もいいな、とほっこり。西加奈子は個人的にはあんまり。南綾子も初読み。なかなかいいと思ったので他の作品も読んでみたい。柚木麻子は短いながらもうまい具合に小道具をちりばめて彼女らしく起承転結のある話を結んでいると感じた。一番は飛鳥井千砂かな。2013/171

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    2015年06月19日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    神様たちのいるところ ★★★
    良い意味で裏切られて嬉しかった。

    かなしい食べもの ★★★★★
    一段落が長く感じて少し読みにくかった。
    けど、お話的にはすごくすき。

    運命の湯 ★★
    銭湯に行きたくなりました。

    宇田川のマリア ★★
    西さんの作品は、「サラバ!」しか読んでないからわからないけど、西さん作品に出てくる女の人は面白いなぁ。

    インドはむりめ ★
    うーん、って感じ。全部中途半端に終わった。
    タイトルが弱い気がする。

    残業バケーション ★★★★★
    よかった〜。心がほっこりしたし、
    ラストに近づくたびにきゅんきゅんした。

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    2015年02月07日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    神様たちのいるところ、は江國香織と辻仁成の冷静と情熱のあいだを思い出す部分が。
    運命の湯は面白かった。

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    2014年11月18日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    自分の求めるたった一人の人はこの世のどこかにいるはず!
    をテーマにした女性作家6人のアンソロジー。
    やっぱり 心にゆっくり染みわたる優しい 瀬尾まいこさんの作品が よかったです。

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    2014年07月10日
  • 魔法使いの心友 1

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    自分の持っていないものを持っている人に対するコンプレックス。そよはごく普通の女の子だと思う。どこにでもいる普通の中学2年生の女の子。でもだからこそ、ある種の気高ささえあるリサの立ち振る舞いや性格を受け入れろというのはなかなか可哀想な話だと思う。「周りを気にしない生き方」をできる人というのは滅多にいない。だいたいの人は自分に言い訳しつつも、周りとなんとかして折り合いをつけて生きている。でもそれは別に悪いことではないと思う。生き方、幸せはその人それぞれ。でも何よりも自分の意志に従って生きる生き方というのは、やっぱり誰しも憧れてしまうものなんだよね

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    2013年09月03日
  • 終点のあの子

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    柚木麻子は屈折した女子学生の気持ちを描かせたら
    天下一品なんじゃないか!
    女子の仲間意識と帰属本能をうまーいことすくいあげて
    そうだそうだ!女子ってこういうのだったって
    懐かしい昔のことを思い出させてくれます。
    それでもあーやっぱり女子って良いなぁとも
    思わせてくれる柚木麻子はスゴイ。

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    2013年03月05日
  • 魔法使いの心友 1

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    原作柚木さんだし、前々から好きな絵柄だな、と思っていた香魚子さんの作画だし、ということで買い。

    埋没を旨とする楠そよのクラスに、ある日超絶美少女転入生がやってくる。美人なだけでなく勉強も運動もできる彼女は、しかしかなりの変人であった。そう、転入生は魔女だったのです。

    さすが柚木さんの原作ですね。ファンタジー設定でも女子がリアルです。
    主人公がよくも悪くもふつうで少々イラッとしますが、それはある意味では自己嫌悪かもしれません。

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    2012年12月15日
  • 魔法使いの心友 1

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    前から気になっていたので購入。
    表紙から想像していたお話と全然違って、良い意味で裏切られたと思いました。
    リサのキャラがツボすぎて好き!

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    2012年10月17日
  • 魔法使いの心友 1

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    香魚子さんの新作は、原作付きの魔女っ娘もの。いちおう小中学生の女子向けの漫画を装いつつ、大きなお友達が喜びそうな倒錯した世界観が素晴らしい。美形の魔女が「よくぞご無事でプリンセス!」と跪くシーンは、もはや百合にしか見えない(BLでいうところの「主従」だね)。名門中学でのいじめ(親が元モデル)という時事的なテーマが描かれていたりして、第1巻から見どころがいろいろあって良かった。(K木瞳の娘@A山学院中等部 が週刊誌に出てきたのは、この漫画が掲載された後だと思うが…)

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    2012年10月07日
  • 魔法使いの心友 1

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    柚木麻子さん×香魚子さんとの事で、やはり女の子の内面描写が非常にリアルでぐさりと刺さる物がありました。
    どうしても人と比べてしまってその優劣に嫉妬心や劣等感を抱いてしまうもので、秤にかけずに人と付き合っていく事は中々に難しい。だから、完璧に近い魔法少女と平凡な女の子が対等に付き合っていくのはつらいものだと思う。
    それに加えて恋愛関係の縺れという王道ながらに厳しい展開も織り交ぜて、今後二人の関係がどう変化していくのかを見守っていきたい次第です。

    絵は昔よりは大分少女漫画向けになっていますが、安定して綺麗です。

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    2012年10月03日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    サラサラ読めますが長かったです。
    文庫の裏面のざっくり解説で読みたくなったのですが、カジマナは本当に殺人者だったのか。よりも雑誌記者の里佳さんとその周りの人たちの私生活が、刻々と変化していく状況がうまく構成され面白かったです。

    殺人疑いで東京拘置所にいるカジマナに何度も取材面会を続けていく里佳さん。
    真実を明らかにするために話しを聞くのだが、ご飯の上にバターと醤油、バターのせラーメン、バターのたくさんの料理が美味しそうで、わたしも含めてカジマナワールドにハマり、お腹空きます。

    しかし登場人物のあまりにも考えられない行動が過剰過ぎて、なかなかそんなキャラいないかなと、ちょっと非現実的にも感じ

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    2025年12月13日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    面白かったけれど、どこがどうとは言えないがなんだか気持ちがモヤモヤっとする話もあったり…
    『トリアージ2020』『パティオ8』はとても好き
    協力して悩みを解決してスッキリ終わりがくるからかな
    『スター誕生』は知り合うきっかけ(動機)にはダメおじさんたちじゃない…と思うものの、最後はかっこ悪いのもとても素敵に見えた

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    2025年12月12日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    人気作品という事で気になって手に取りました。
    日本とイギリスでカバーのデザインが全然違います笑
    個人的には読むのが難しかったかも...
    カジマナの悪魔的な魅力に引き込まれる主人公の心が徐々に崩れていく描写が何かゾワっとさせる感覚があって面白かったです

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    2025年12月11日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    自分はあまり周りの価値観や固定観念に縛られるタイプではないし、仲間といえる人がいるわけでもないからか、うまく消化できなかった。どちらのことも、そんな人たちが、いるのか、そうだよな、と思ってしまった。

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    2025年12月11日