柚木麻子のレビュー一覧

  • 魔法使いの心友 1

    Posted by ブクログ

    香魚子さんの新作は、原作付きの魔女っ娘もの。いちおう小中学生の女子向けの漫画を装いつつ、大きなお友達が喜びそうな倒錯した世界観が素晴らしい。美形の魔女が「よくぞご無事でプリンセス!」と跪くシーンは、もはや百合にしか見えない(BLでいうところの「主従」だね)。名門中学でのいじめ(親が元モデル)という時事的なテーマが描かれていたりして、第1巻から見どころがいろいろあって良かった。(K木瞳の娘@A山学院中等部 が週刊誌に出てきたのは、この漫画が掲載された後だと思うが…)

    0
    2012年10月07日
  • 魔法使いの心友 1

    Posted by ブクログ

    柚木麻子さん×香魚子さんとの事で、やはり女の子の内面描写が非常にリアルでぐさりと刺さる物がありました。
    どうしても人と比べてしまってその優劣に嫉妬心や劣等感を抱いてしまうもので、秤にかけずに人と付き合っていく事は中々に難しい。だから、完璧に近い魔法少女と平凡な女の子が対等に付き合っていくのはつらいものだと思う。
    それに加えて恋愛関係の縺れという王道ながらに厳しい展開も織り交ぜて、今後二人の関係がどう変化していくのかを見守っていきたい次第です。

    絵は昔よりは大分少女漫画向けになっていますが、安定して綺麗です。

    0
    2012年10月03日
  • BUTTER

    Posted by ブクログ

    女性の脳は満腹中枢と性欲中枢の位置が近いため、食べるコトと恋愛するコトが男性のソレに比べ、密接な関係にあるらしい。だから失恋するとその代償的にヤケ食いに走ったりする。本書の基本的なテーマは梶井真奈子に象徴される、そういった欲望との対峙&克服にあると言っていいだろう。海外でも評価が高いらしく、読む前はそれが単に昨今のポリコレびいきの上のモノなら嫌だなと思っていたが、実際に読めば、決してそれだけの作品ではないのは分かる。ただ終盤の某宗教関連の会食場面は全く不要とは言えないものの、さすがに少しクサイな。

    0
    2026年09月14日
  • ついでにジェントルメン

    Posted by ブクログ

    『Come Come Kan』出版社においてある菊池寛がダメ出しされる新人作家に話しかける、本当にそんな人だったのかな。この作品が一番好き。

    0
    2026年09月13日
  • 3時のアッコちゃん

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて。
    アッコ姉さんシリーズ。おせっかいする人って最近いないなぁ。小説でしかみない。昔はいっぱいいたけど。

    0
    2026年09月13日
  • ランチのアッコちゃん

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて。
    お仕事人間ドラマ。アッコさんみたいな頼れる真っ直ぐな女性には仕事では未だ出会えていない。
    ゆとりの子がビアガーデンを起業するってお話がよかった。残業は本当に効率悪い。
    わかってはいるものの…でもどうすれば提示で帰れるか改善するよう考えて行動することを心掛けている。

    0
    2026年09月12日
  • さらさら流る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    若気の至りでヌード写真を彼に撮られた(せた?)菫。それがネット上で拡散され、親友と弁護士に手伝ってもらい消去作業を行う。そして美術の先生をしている親友にヌードを描いてもらう事で過去を克服する。ネット上に流出させた人物、消去したと嘘をつく彼も悪いのは当然だけど、菫が100%被害者とも思えなかった。意地が悪いのかな。いい会社でうまく転勤させてもらえたのはラッキーだった。でもそれは会社の人事に相談する事なのか個人的に理解できなかった。そんなモヤモヤの残る本。

    0
    2026年09月12日
  • その手をにぎりたい

    Posted by ブクログ

    指から指に渡されるお鮨が色っぽくて癖になる
    店員さんの指を眺めながら、色々妄想するところに共感した
    ストーリーは、バブル期を生きるキャリアウーマンが懸命に働き、高級鮨店に通い生き返り、また、働く話

    0
    2026年09月08日
  • BUTTER

    Posted by ブクログ

    エシレバターを買って読書飯を再現するなどしてました
    1冊かけてじわじわとかじまなに洗脳されていく記者の変化が面白い。

    0
    2026年09月08日
  • ナイルパーチの女子会

    Posted by ブクログ

    主人公をずっと見ていて、かなり生きづらそうだなと思いました。ひたすら自分の見たいもの、信じたいことしか見ず、自分に都合よくしたがるところは、人間みんな多かれ少なかれあるよねと思いました。ホントの友情ってなんだろと考えさせられました。

    0
    2026年09月08日
  • BUTTER

    Posted by ブクログ

    なるほど、こういう感じか。

    帯に「サスペンススリラー」と記載されていたので、手が止まらなくなるようなドキドキ・ハラハラした展開が待ち受けているものだと勘違いしていた。

    内容そのものは興味深かったが、物語の進行はかなりゆっくりで、展開に停滞を感じる場面も多く、読み終えるまでに思った以上に時間がかかった。

    作品の大きなテーマとしては、フェミニズムやルッキズム、女性に対して社会が求める「こうあるべき」という価値観などが挙げられると思う。

    主人公には最後まで完全には共感できない部分もあったが、それぞれの登場人物が自分なりの知見や価値観を持ち、それを読者に問いかけるように語っていくところは印象に

    0
    2026年09月07日
  • BUTTER

    Posted by ブクログ

    私にとって初めてのジャンルの物語だったのではないだろうか。
    一気読みという感じにはならなかったが、料理のようにどこまでも深みがあると感じた。何度も再読することで、その旨みに気づくことができそうだ。

    0
    2026年09月05日
  • BUTTER

    Posted by ブクログ

    ダークスリラー。なのか。とにかく食べ物の描写が楽しい。その点に関しては私にとっては「食べるたびに、哀しくって…」以来のしっくり感。名作。

    0
    2026年09月04日
  • BUTTER

    Posted by ブクログ

    途中までは引き込まれるように読んだのだが,意外な人物が暴走し始めたあたりからついて行けなくなった。食べ物の描写が特徴のひとつで,そこが海外でも評価されたのかもしれないが,個人的にはその良さがよく分からない。グルメじゃないからかもしれない。
    結局のところ一貫したテーマというのが見えず(ないのかもしれないけど),何の話なのかひとことで言えない感じがする。
    これが海外で評価されるまで8年くらいかかってるみたいだから,そんなこともあるんだなと驚く。日本人女性作家というジャンルが海外で定着しつつあるのを感じる。女性のおかれた抑圧的な社会的地位というのは,どの国でも共通の要素があるのかもしれない。村上春樹

    0
    2026年09月03日
  • 幹事のアッコちゃん

    Posted by ブクログ

    アッコちゃんシリーズで最もアッコちゃんの魅力を感じられた。
    ブロッコリーのくたくたパスタ、メキシコ料理、シーフード塩焼きそば、恵方巻きなどなど、美味しそうな描写がたくさん。

    0
    2026年09月02日
  • ナイルパーチの女子会

    Posted by ブクログ

    壊れていく人間がたどる思考の過程ってこんな感じなのかと思うと興味深いけど、だいぶ読むのきつかった。なのでほぼ一気読み。

    0
    2026年08月31日
  • あまからカルテット

    Posted by ブクログ

    学生の頃からの仲良し4人組が、30歳も直近になり恋に仕事に趣味に友情にそれぞれ悩みを抱えながら協力し合い励まし合って生きていく。
    同じくらいの世代の女性が読むと共感できて面白いと思う。わたしは今、自分の人生における男性の存在意義(今のところ自認は異性愛者なので)に自問し続けている時期だったから、作中の4人組とは感覚が少しズレたところにいてドンピシャにハマれなかったように思う。作品自体はとてもよかった。

    0
    2026年08月30日
  • オール・ノット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ◾️record memo

    四葉さんがどんな場所でも浮かないし、地味だけれど、決して野暮ったくはないのは、着ているものの素材と縫製にあったことを真央はやっと知る。彼女の不思議な力を紐解いていくと、そこには必ず、明確な理由があった。

    「なんか、あの時、自分のことは自分一人でやらないと、大変なことになるんだなって気がついた感じですかね。私が本当に相手が大切でやったことでも、感謝されるだけでは生きてはいけないし、感謝される可能性がゼロってこともあるから」

    ああ、この人もか、と胸が冷えた。同級生でもバイトの仲間でも、ある段階から、自分とは線を引く。真央が余裕がない目をしているから、歯止めが利かな

    0
    2026年08月30日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

    Posted by ブクログ

    同じドラマを観ていても、観る視点がここまで違うのかと驚くばかり。
    そして柚木さんかなりマニアックに観てるなあと。
    この感じ、その手を握りたいとか私にふさわしいホテルなど、作品にも通ずるなあ。

    0
    2026年08月25日
  • オール・ノット

    Posted by ブクログ

    BUTTERが好きでこの著者の別のものも読もうと思い読みました。

    話を読んでいてどこにつながっていくのだろうか、全く先が読めず、4章あたりからこういうことかと分かりだし、なんとか最後まで読み切りました。

    タイトルのオール・ノット

    この小説につけるには、このタイトル以外にはまるものはないと思いました。

    0
    2026年08月23日