柚木麻子のレビュー一覧

  • 注文の多い料理小説集

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    料理をテーマにしたアンソロジー。
    女性作家ばっかりかなと思ったけど、中村航さんは男性かな?色んなテイストの作品が詰まっていて、美味しくて嬉しいアンソロジーでした。

    以下お気に入り作品。
    柚木麻子「エルゴと不倫鮨」
    不倫を嗜む男たちの隠れ家的鮨屋に、明らかに場違いなくたびれたおばさんが襲来する。そのおばさんはなぜかとても料理に詳しく、次々と美味しそうなオリジナル創作鮨をオーダーしはじめ…まさにタイトル通り注文の多い料理小説。ラストのオチも痛快でよい。

    伊吹有喜「夏も近づく」
    悠々自適な田舎暮らしをしている主人公が、兄から半ば押し付けられる形で甥っ子を預かることに。田舎の豊かな自然と触れ合うことにより2人が打ち解けていく様子が微笑ましい。伊吹有喜さんらしい、爽やかで優しいお話。

    坂井希久子「色にいでにけり」
    はじめましての作家さん。時代物で、美しい色彩と和菓子の融合。短編なのにキャラが立ってて、シリーズもので読みたいと思った。

    中村航「味のわからない男」
    岩上が脳内で原田○二に変換されて笑った。

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    2025年05月20日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ後の未来のお話が1年経った今も現在進行形の状況でもフィットする内容でした。専門分野の方達がそれぞれの違った視点で社会とパンデミックの関わり合いがとても参考になりました。今後さらに深掘りしたいですね。

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    2021年06月15日
  • 本屋さんのダイアナ

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    カッコいい女性たち

    柚木さんの描く女性は、みんな何だかカッコいいなぁ。いろいろな生き方の女達が出てくるけど、どの生き方も憧れる。
    もちろん、格好良い男性もチラホラ出てくるけど、女性たちはみんな強くて、みんな主人公みたい。

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    2021年05月12日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    ネタバレ

    6人の女性作家が書いた短編集。普段読まないタイプの本だけど、先週のZoom飲み会で友人が紹介してくれたので読んでみました。

    正直、西加奈子さんの話はイマイチだったけど、それ以外はそれぞれが全然違うテイストですごく面白かった!そこまで恋愛要素強めでも無いし、恋愛モノに興味無い人も楽しめる作品だと思います♪

    柚木麻子さんのは、段々相手の事を好きになっていくドキドキ感が伝わってすごく面白かった。この話を一番最後に持っていくところに編集者のセンスも感じました♪1話目の飛鳥井千砂さんの「あれ?こういうテイスト??」もなかなかスパイスが効いてて面白かったし(笑)、一番本のタイトルに近い彩瀬まるさんのはめっちゃほっこりしたし、瀬尾まいこさんのは単純に文章が面白くて、かつ微笑ましい感じで嫌されました☆

    南綾子さんのも、割とめんどくさい事が嫌いでは無く、興味のある事に対してはいつも全力投球の僕とは違ったタイプの女の子が主人公で、何でもすぐめんどくさがる人の気持ちがちょっと理解出来て面白かった♪

    絶対に自ら進んで手に取るタイプの本では無いけど、たまには普段読まないタイプの本を読んでみるのも良いものです☆

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    2021年03月11日
  • 名作なんか、こわくない

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    あなたに寄り添い力を与える名作の主人公たち.柚木さんの体験も挟みながらの巧みなストーリー紹介とここぞという描写や決め台詞の抜粋.読んだ本はもちろん読んでない本も友達になれるような本案内,お見事です.また柚木さんのエッセーとしてもとても面白かった.

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    2021年02月23日
  • 名作なんか、こわくない

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    古典文学、教科書で名前を聞く名作。いつか読んでみたいと思いつつ、タイトルしか知らないからどれから手を出せばいいのかわからない。どれも大作なので、中身もよく知らずに手を出すのがためらわれる。
    私はそんな風に思うことが多いが、勇気を出して名作を読んでみると面白さに目からウロコ、ということもまた多い。
    たまに自分にもあわない本もあるけれど、だからと言って名作に手を出さずにいるのはもったいない。
    本書では、小説家の筆者がいきいきとした筆致で、フランス・日本・イギリス・アメリカの古典的名作を紹介するエッセイであり、私のように「どの本を読もうかな?」と悩む方にとっては頼りになる指針になるだろう。
    私はこの本を読んで、5、6冊の名作を、次に読みたい本リストに追加した。

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    2021年02月02日
  • ねじまき片想い

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    さらっと読める
    いろんな片思いがある
    宝子ちゃんの水上バス通勤すげ!と思ったけど、直後に重たっ!!と思った

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    2020年12月14日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    誰もが気になっているだろうし、自分も気になっているコロナ後の社会。それを考えるヒントになりそうだと思って読んでみた。

    読んでみて、やはりコロナ後の世界は誰にもわからないのだという、当たり前だけれどちょっとホッとする自分なりの結論。でも、少なくともコロナ以前に戻ることはないし、新しい社会を作り上げる(あるいは、遠い未来に実現するはずだった社会を、少し近い未来に実現する)ことになるのだろうという予測はたった。

    その時に、どんな未来が待っているのか、自分はその未来でどのように立ち振る舞うのかを、いま考えなければならないという感覚を持った。

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    2020年11月14日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    某所読書会課題図書.養老さんとブレイディみかこさんに出てきたブルシット・ジョブとキーワーカーの対比、世界レベルのアイデンティティの創造(p71)、政府とIT企業の連携で見えてくる世界(p77)、国家を超える連帯の必要性(p87)、リベラル層が強権発動を言い募る危うさ(p99)、ケア階級の再認識(p133)、人と会うことの暴力性(p142)、指定感染症への指定とその後の対応(p173)などなど、考えさせられる視点が多かった.

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    2020年10月24日
  • ランチのアッコちゃん

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    いま、オススメ♫

    読んでるうちに、美味しいランチに行きたくなりました。
    登場するお店がホントにあったら!
    最後のおはなしは、自分にも何か新しいことができるんじゃないかと、元気付けてくれるような…栄養ドリンクのような作品です。

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    2020年03月27日
  • 3時のアッコちゃん

    ネタバレ

    2番目の話がよかったです。「目的地は一つでも、ルートは一つじゃない」という言葉が耳に残りました。明海の会社に乗り込んでいって、ウザい高橋っておっさんに堂々と名乗るアッコさんはカッコいいなと思いました。最後の話はちょっとゴチャゴチャしてて、あまりよく意味が分かりませんでした。

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    2019年11月20日
  • ランチのアッコちゃん

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    ランチのアッコちゃん

    元気が出る!仕事やる気になれる!
    和田アキ子さんを思い浮かべながら(笑)読みました。楽しくて一気に読みました!

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    2019年04月03日
  • 名作なんか、こわくない

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    この作家さん、朝井リョウさんのエッセイの中で名前を知っていて初読。名作と言っても、女性とくに文学少女向けです。

    紹介文に挿しこまれる日記めいた部分がかなり笑えたり、同意できなかったり、頷けたりもします。基本、女性作家はファムファタルや悪女大好きなんだよなあ。女性作家の小説が苦手な理由がなんとなくわかりました。

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    2018年11月08日
  • 名作なんか、こわくない

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    ​​​日常に忙しいといいつつも、暇を見つけては読書してしまうのが本好きのサガ
    5~6月と荷物を片付けつつ9冊・・・

    「信兵衛」さんの「読書手帖」に「面白いなあ、おもしろいなあ」との感想から
    「そうなんだ~~」と興味を持って柚木麻子作品を3冊ほど、そのひとっ

    『名作なんかこわくない』
    本好きは名作といわれている本たちがずらりと並ぶと、とても喜ぶのは間違いない
    「あ、これ読んだ」「名作かな?これ!」「うむうむ、まだ読んでないのがあったぞ」
    なんてね、チェック入れたりして楽しむ

    「キラキラもギラギラも、すべて名作に詰まっている。」
    なるほどね、しかつめらしく名作を解説していない、文章が若いし翔んでいる感
    でもって、なにかほのぼのしているおもしろさがある

    「へ!こんな読み方あるの」本好きわたしも別の読みどころを教えられたような気分

    例えば
    『ボヴァリー夫人』のところ、いきなりこうおっしゃる
    「あー、ファム・ファタルになって遊んで暮らしたいなぁ」

    「ファム・ファタル」・・・男性の運命を変える女性(ふうん、知らなかった)

    で、ボヴァリー夫人「エンマ」がそうだという
    夫や付き合ってる男性をわがままいっぱい、破滅させるひと
    でも憎めないひと、バカでミーハーなだけなんだ
    だって平穏な暮らしは退屈なばかり、心からの充実はないからね、と

    作者がそうなのか、今どきの女性ってこうなのか(偏見です)
    世界は自分中心に回っている感が強いかな、それでいいんだけどね

    と、ちょっと趣の違う50何編かの世界文学、フランス・日本・イギリス・アメリカの名作案内
    あ、ドイツ文学がない

    ふむふむ、あれはロマンと哲学に分け入ってるのが多いからなぁ、愉しくならないし
    やっぱり柚木麻子流文学案内だったので・・・

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    2018年10月13日
  • 名作なんか、こわくない

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    柚木麻子さんといえば、「ランチのアッコちゃん」で見事「みそ屋大賞」の第1回大賞受賞だし、そのあとも「本屋さんのダイアナ」でも受賞。ってことで、米五とは切っても切れない作家さんですが、昨年期待した「Buttrer」はちょっと苦手でした。

    今回は古今東西の名作を紹介したエッセイです。これが結構面白いって言うには、そこに書いての日常があるから。名作の紹介なんだけど、日常の生活の中でこの作品の立ち位置をとらえているような。このエッセイを読むと名作を読みたくなるのは、現代の社会に照らし合わせた世界があってのことって気分になります。

    この57冊の紹介の中で読んだ本は2冊くらいですけど(笑)、「女の勲章」と「お菓子とビール」は読んでみようかなって気分。あと「悪女について」は、「読んでない人は人生の半分は損している」ってまで言われたら、死ぬまでには読ぞって気分になりました。

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    2018年08月14日
  • 名作なんか、こわくない

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    面白かった。語り口が軽いのでサクサク読める。
    紹介された本、全部読みたくなってしまった。

    柚木さんは女の生き様や女の関係に強い興味のある人。
    本のチョイスから、彼女が女性に対して思うままにのびのびと生きて欲しいという考えが感じられて良いです。

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    2018年06月14日
  • 名作なんか、こわくない

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    ネタバレ

    柚木さんの読書エッセイ。
    オススメ本と共に柚木さんの人となりが分かって面白かった。
    柚木さんは中学・高校が女子高出身と聴き、どうりで…と納得していたら、後で、周囲の人からよく納得されるとありまたまた大納得。

    そんな柚木さんのオススメ本は女性が主人公の作品が多い。
    しかも世間の常識に囚われない個性的な女性が多いように思った。
    妙に自信満々で世間に対して果敢に挑む「強い」女性達。
    「意地悪、怖いと言われる女性のどこかに私はいつもユーモアや人間味を感じてしまう」と書いておられるように、一般的には避ける人も多い女性同士のドロドロした関係も柚木さんは楽しんでおられる。
    王子様から魔法をかけて貰うのではなく、逆に王子様に魔法をかけてしまう天晴れな女性達。
    私も好きなタイプの女性達で、柚木さんのように爽快感を味わいたくなった。

    所謂古典的な作品なのに、主人公の女性達の悩みやコンプレックスは現代と何ら変わりがないことにも驚いた。
    柚木さんのお陰で今まで手にしていなかった古典文学に興味がわいた。
    正しく表題通り「名作」と怖がっていてはいけない。

    読んでいない人は人生の半分くらい損をしている、とあった柚木さんオススメの有吉佐和子『悪女について』は是非読みたい。

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    2018年06月11日
  • 名作なんか、こわくない

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    ネタバレ

    柚木麻子さんの世界の名作紹介とエッセイ。

    読んだことがない本ばかりだけれど、そして外国の小説は苦手なんだけど
    (人の名前や地名が覚えられなくて)
    読んでみたくなる本がたくさんありました。

    柚木さんの小説に出てくる主人公は結構キャラが強いんだけれど…
    その中に柚木さんの一部が入っているのかなと勝手に思っていたけれど…
    豊富は読書量や読み方捉え方から成り立ってるのかなと思いました

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    2018年04月04日
  • 魔法使いの心友 2

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    【あらすじ】
    魔美坂リサの魔界のプリンセス探しを手伝うことになった楠そよ。何でもできて美しいリサに憧れや、複雑な気持ちを抱きながらも仲良くなっていく。憧れだった涼平先輩と急接近したそよ。しかしリサが目的だったと知り落ち込む。リサへの黒い感情から、そよは抜けだし友情を復活させられるの…? 一方、リサは変化した涼平に惹かれていく。魔女が人間に恋することは禁じられて…。そして魔界のプリンセス候補は意外なところに…!?

    【感想】

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    2018年04月03日
  • 魔法使いの心友 1

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    【あらすじ】
    楠そよは、目立たないが自他共にみとめる「いい子」としてすごす中学2年生。生徒会長で人気者の涼平先輩に憧れを抱いている。しかし、万能だけど空気が読めない美少女・魔美坂リサが転校してきてから、そよの生活は一変する。実はリサは魔界から、ある目的のためにやってきた魔女だった! リサの手助けをすることになったそよは、初めて知る自分の感情に直面していく。そして、そよは魔女の親友になれるの…?

    【感想】

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    2018年04月03日