柚木麻子のレビュー一覧

  • ランチのアッコちゃん

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    日常の小さな悩みやジレンマをユーモラスに解決していく、元気が出る物語。悪役が登場しないほっこり系で、展開はやや単調だが、ミステリーや啓発本の合間に読む「箸休め」的な一冊として最適だった。

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    2026年05月10日
  • 早稲女、女、男

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    女子性哲学者『第二の性』ボーヴォワール曰く「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」をもじって「人はワセジョに生まれるのではないワセジョになるのだ」『第三の性』と呼ばれているらしい。
    「第三の性早稲女」初めて目にする言葉である。早稲田大学と言う特殊な環境で社会の不条理と向きあいその魂は高潔になるらしい。そんな主人公の早乙女香夏子は男に媚びない、負けず嫌い、ガサツ、世話好き、仕切りや、自意識過剰、理屈っぽい、面倒くさい、スッピン、真面目、酒豪。でもそんな彼女は早くに父を亡くし一家の男役を務め幼い妹とまだ若く美しい母親を守る為いつの間にか異性の前では必要以上にがらっぱちを演じる様になる。そんな彼

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    2026年05月10日
  • ナイルパーチの女子会

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    ネタバレ

    女性二人の描写の細かさがすごいし、切実さも昔読んだときより伝わってくる感じがあった。どっちの思考もわかる部分とわからない部分があって、むずい、つらい。
    書いてある事自体は目が滑らずに読めたし、昔読んだときよりも胸に迫るものを感じたのでよかった。
    でも読後感はいいとはいえないから星3かなあというかんじ

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    2026年05月10日
  • 3時のアッコちゃん

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    ひとつひとつが前向きな気持ちになれる。そのなかでも梅田駅アンダーワールドが好きだった。
    トラブルに見舞われながらも他の人にとってみれば大したことがないことや、自分が本当に好きなことやありたい状態に気がつける姿が素敵だった

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    2026年05月09日
  • ランチのアッコちゃん

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    ネタバレ

    表題作よりも「夜の大捜査先生」に惹かれた。羊の皮を被った狼が合コンで大人しくしてる姿、痛快じゃないか。本性は荒ぶる狼なのに野百合というベクトル真逆の清純な名前も気に入った。男としての自信を粉々に打ち砕くレクリエーション、愉快じゃないか。自分が女子高生に生まれ変わったならそのレクリエーションを存分に味わってみたい。夜食のあっこちゃんに至ってはランチの〜でお世話になった雲と木社がいきなり潰れてるし笑った。でも社長、結婚までしてるしちゃっかりし過ぎ。あっこさんのようにこの人と働きたいって思える上司に巡り逢いたい

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    2026年05月09日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    柚木麻子のドラマななめ読みを読んだ。
    ananに連載されていたのをまとめたものだ。
    基本、三話までみて書いているのが多いと言うことだ。
    作家は忙しいのに良くこんなにドラマ観ているなと関心もするが、仕事なら観る必要もあるかな。
    知らないドラマが多い。
    俳優の名前も知らない人が多いので、ググってからああこの人かと言う感じだ。
    知らないドラマが、多いので本のタイトルのようにななめ読みしてしまった。
    やはり、リアルタイムで読まないと面白みは半減してしまうように思う。
    失礼かとは思うがananがまだ刊行しているとは思わなかった。
    ananを最後に読んだのは、半世紀以上前だと思う。
    今はTVerで比較的ド

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    2026年05月08日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    柚木麻子さんがan・anの連載で書いていたコラムをまとめたもの。
    題名の通り、ドラマの感想。毎回、1つのドラマについてなのだが、そのドラマの流れを汲む昔のドラマも出してきながら、忖度なく正直な思いを書いているなと思いました。
    織田裕二好きじゃないんだな…長澤まさみ好きなんだなぁ
    マニアック過ぎてよく知らないドラマも多かったです。
    そして、ルッキズムやハラスメントが横行していた時代からの脱却を喜び、行動していこうという強い思いを感じました。

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    2026年05月07日
  • ランチのアッコちゃん

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    ランチの とタイトルにあるぐらいなので
    OLさんのランチ関係の甘辛話。

    「読むと元気になる!」と絶賛され、本屋大賞にもノミネートされたビタミン小説。
    と紹介されるように 元気なアッコちゃんが
    かっこいい先輩のかっこいい仕事と飲食の両立に
    影響されながら成長しちゃいます。

    全部が連作となっているわけでないのね。
    仕事と食事が ゆるくテーマとして繋がる短編集です。
    登場される皆さん お元気でお人柄が良くって何よりです。

    私は 血液検査で ちょっと亜鉛が足りないねって注意されてます。
    亜鉛小説って 闇系かしら。

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    2026年05月07日
  • その手をにぎりたい

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    銀座の高級鮨店に人生を捧げる青子。
    ある意味現代の推し活のような。
    この時代の色々な描写を見てると、今じゃ考えられないことがたくさんだなぁと。
    働く女性が当たり前ではない時代、生きづらいだろうけど、好きなものを全力で楽しむために踏ん張る青子の姿を応援したくなる。

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    2026年05月07日
  • 終点のあの子

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    久しぶりに柚木麻子さんの作品を読みたくて。
    書店で本書が平積みされてて手に取りました。
    映画化されるんですね。

    プロテスタント系女子高。
    そこに通える人は大抵恵まれた環境にいる。
    だけど、そのなかでヒエラルキーがあって、
    それぞれにコンプレックスと嫉妬があって。

    私が高校生の時も、
    社会人の彼氏がいる友達とかいたけど、
    今考えるとちょっと…って思います。苦笑
    でも、大人に見えたりすることもあるんですよね。

    本書ではある意味カリスマというか、
    ある意味奔放で自由な朱里が、
    嫉妬と注目を集めるのですが、
    大学になるとみんな似たようなもんになるんですよね。

    むしろ、地味だと思ってた子が活躍し

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    2026年05月06日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    ロマンチックなハッピーエンドばかりじゃなくて、恋が叶わなかったり、ダラダラと関係を続けたりとリアルな話なところがよかった。

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    2026年05月06日
  • とりあえずお湯わかせ

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    ネタバレ

    「BUTTER」の版権を引き上げたニュースが記憶に新しいですが、日頃から差別に問題意識を持っておられたんですね。
    柚木さんと言えば私の中では朝井リョウさんとのコンビで、お二人で全力で余興をするイメージが(朝井さんの手により)植え付けられていたので根は真面目な方だと初めて知りました(すみません)

    エッセイでは小さいお子さんを抱えての自粛生活や食の楽しみ方が書かれていますが、偏食のお子さんのために作る具材をたっぷり入れた混ぜご飯に驚いたー!
    私こんな工夫しなかったなあ、面倒くさくて。入れても2品がいいとこ。
    牛乳から蘇を作ったのもすごいです!
    食に丁寧に向き合っているのがよく分かります。
    タイト

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    2026年05月05日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    コロナ禍の作品もあり、なんか懐かしい感じがした。別世界の人たちの話ではなく、わりと身近な人たちの話。全部スカッとするわけではないが、どの話も最後は納得の終わり方。

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    2026年05月03日
  • 伊藤くんA to E

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    ネタバレ

    最後、矢崎と伊藤が喧嘩するシーンで伊藤の言い分が少し納得できるようなことを言っている気がしたが普通に気持ち悪いなと思い直した。30にもなって「俺は待ち続ける」宣言するのってヤバすぎる。
    クズケンと実希ちゃん、やり直して欲しいな〜

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    2026年05月03日
  • ほろよい読書

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    お酒が好きなのと読んだことのない作家さんを開拓したくて手に取りました。
    一言にお酒をテーマにと言っても、お酒の失敗や作り手の跡取り、人それぞれの楽しみ方…いろんな視点からのお話が詰まったアンソロジーです。
    初恋ソーダでは仲良くしていた山城という男性を主人公の家にあげて、手作りのお酒を振る舞う場面がありますが、短時間自分のテリトリーの中で過ごす中で価値観の違いにより主人公の女性が示す不快感がまざまざと描かれており面白かったです。自分の大切にしているものを雑に扱われるくらいなら1人の方がいいという気持ちはわかりますね。
    また、原田ひ香さんの定食屋「雑」も面白かったです。丁寧な味の料理をお酒で流し込

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    2026年05月02日
  • 伊藤くんA to E

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    伊藤くんがサイコパスすぎる
    大学生ってちょっと不思議で危険な匂いがする男がモテるよなー、と思った
    クズケン好きです!!

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    2026年04月30日
  • あまからカルテット

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    カルテッドとタイトルにあるぐらいなので
    同級生仲良し女子4人組の甘辛話。

    恋愛に仕事にと お悩みは共有され 助け合い
    その合間には 美味しい食品が出現する。

    女子中学からの仲良しアラサー。

    女子同士の安心できる関係性
    日常の悩みまで分かち合う会話
    美味しい食べ物が小説の脇を固める

    ほんとに皆さん良い人達で
    いつまでも仲良くどうぞ。

    申し訳ない、小説に罪はありません。
    もう 女子会会話等に全く興味がなくなってしまって。

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    2026年04月28日
  • 踊る彼女のシルエット

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    前半の環境による友達関係の変化が面白かったし、共感した。後半のアイドル話があまり入ってこなかったが、全体的に女性の心理が描かれていて好きだし、元気が出る。

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    2026年04月25日
  • マジカルグランマ

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    第161回直木三十五賞(2019年上半期)候補作。
    最近、村山由佳『プライズ』を読んだばかりなので、直木賞まわりが気になって調べてしまった。

    柚木麻子さんは これまでに6作品が候補に上がっている。
    数年おきに、きちんと評価される作品を発表し続けているということは確かですね。
    確かな実力の証なのだは思いますが、
    書き手としてやはり苦しいのではと想像してしまいます。
    さて、柚木麻子さん講演参加前リスペクト読書が続きます♪
    5章からなる、エンタメ小説に分類される作品だと思います。
    各章の量的バランスがよいので、何かに連載されていたのかと思ったのだけれど、どうやら書き下ろしらしい。

    などと、どちら

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    2026年04月19日
  • マジカルグランマ

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    タイトル、表紙のイメージから、想像していたものとは違って、お話の方向性が分からないまま、勢いよく読めました。
    主人公のパワフルさに押され続けられました。

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    2026年04月19日